コンビニでクレジットカードを使うための完全ガイド、サインは不要?公共料金の支払いは?

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コンビニエンスストア

ここのところ数年で、コンビニ各社で一斉にクレジットカード決済ができるようになった。
コンビニでカードを便利に利用するため、メリットやデメリット、さらに使い方や気をつけたい点を詳しく紹介していきたいと思う。

コンビニでのクレジットカードの使い方

コンビニでクレジットカードを使う場合は、「カードで」と言い、クレジットカードを店員に差し出せばよい。基本的に1回払いのみの受付になるので、支払い回数を聞かれることはない。

店員がクレジットカードをスキャンして、カードを返却すれば、支払いは完了になる。

実際にコンビニでカードを使ってみて、かなりスムーズに支払いが終わるので、混雑した店内であっても周りの目を気にせずに使用することが出来る。

クレジットカードの支払いでサインや暗証番号は必要?

いずれのコンビニも、1万円未満の支払いの場合は、サインも暗証番号も必要ない。1万円を超えると、レシートにサインが必要になる。

コンビニで使えるクレジットカードの国際ブランドは?

はじめに使用できる国際ブランドを見ていこう。ご覧の通り、5大国際ブランドと呼ばれる国際ブランドはすべて使える。中国発の国際るbなど銀聯はコンビニによって使用可能な状況が分かれている。

セブンイレブン

JCB、Visa、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ

ローソン

JCB、Visa、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、UnionPay(中国銀聯)、Discover

ファミリーマート

JCB、Visa、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、UnionPay(中国銀聯)

サークルK・サンクス

JCB、Visa、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、Discover

コンビニでApplePayは使える?支払い方法は?

結論から言うと、すべてのコンビニで対応している。

ApplePayが使えるかどうかは、「Suica」と「iD/QUICPay」に対応しているかどうかに依存しており、これらはすべてのコンビニで支払いに対応している。(ただし、海外のApplePay端末は利用不可とされている)

実際に使ってみた人から感想を聞くと、セブンイレブン、ファミリーマート、サークルK・サンクスでの利用方法は同じで簡単、カード型の電子マネーと同様に、端末にタッチするだけで利用できて便利とのことである。ただし、ローソンでだけは認証操作が必要で要注意とのこと。

その操作方法をご紹介しよう。 (ただし、今後決済端末は順次変わっていく予定だそうで、そうなるとこの指紋認証操作は必要なくなるらしい。)

1. iPhoneのWalletアプリでカードを設定する。
2. コンビニ店頭の決済端末にの中心にiPhoneの先端をかざし、Touch ID(指紋認証)で認証する。
3. 「Suica」や「iD」のボタンが表示されるので、押す。
4. 再度端末にiPhoneの先端をかざしてTouch IDで認証する。決済音が鳴ったら決済完了。

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クレジットカードで支払いできるもの、できないもの

支払いできる

クレジットカードで支払うことができるものとして以下が挙げられる。

映画やテーマパークの入場券、コンサートチケット、高速バスのチケット、航空券など。

インターネットで予約してコンビニ備え付けのチケット発行端末で受け取り手続きするチケット類は、クレジットカードで支払うことができる。

特に航空券や高速バスチケットなどは金額が高めであるため、クレジットカードで支払えばポイントも早く貯まることになる。

支払いできない

各コンビニとも、クレジットカード払いが利用できないものがある。
各コンビニ独自のものも多少はあるのだが、すべてのコンビニに共通してクレジットカード払いができないものを以下にまとめてみた。

  • 電気料金、水道料金、ガス料金などの公共料金
  • 収納代行票と呼ばれる払込用紙を使って支払い手続きするもの
  • 切手、ハガキ、年賀状、収入印紙類
  • クオカード、テレホンカード、アイチューンズカードなどのプリペイドカード類
  • バスカード・各種乗車券・回数券等
  • 各種ギフトカード、ビール券、ゴミ処理券等の金券類
  • 各自治体指定のごみ袋
  • Suica、ICOCAなどの交通系、またEdy、nanacoなどの電子マネーへのチャージ
  • 宅配便の送料
  • コピー・FAXの利用料金

※収納代行票のうち「インターネット代金収納」で、特定の通販サイトの利用代金にはクレジットカード払いOKの場合もある。
※払込用紙での支払いのクレジットカード払いは、以前はファミリーマートの「ファミマTカード」で可能であったが、2012年9月末をもって対応終了となっている。

宅配便の送料については、コンビニによって対応がバラバラ

調べてみたところ、「できる/できない」をひとくくりにはできなかったため、項目を分けて説明する。ついでに利用可能な運送会社の情報も提供しよう。

ローソン

ゆうパック: クレジットカード払いOKだが、「オークションゆうパック」だけは現金でなければならない。

セブンイレブンとサークルK・サンクス

ヤマト運輸: クレジットカード払いOK

ファミリーマート

ヤマト運輸: 普通のクレジットカード払いはNGだが、ファミマTカードでの支払いはOK

はこBOON(運送業務はヤマト運輸が行っている): ネットで利用申込するときに、送料の支払方法を選択できる。ここでクレジットカード決済することが可能。

nanacoを経由して間接的にクレジットカードで公共料金を支払う方法

nanaco

通常であれば、料金収納代行サービスとなる公共料金の支払いにはクレジットカードNGとなっているが、セブンイレブンでnanacoを使うことでなら支払可能な方法がある。

方法としては、クレジットカードで電子マネーのnanacoに一旦チャージし、チャージしたnanacoで公共料金を支払うことができるのだ。

これにより、クレジットカードで支払う分カードのポイント還元率を得ることができる。

全てのクレジットカードでnanacoチャージでポイント還元が得られるというわけではない。
nanacoにチャージが出来て、かつポイント還元が得られるクレジットカードを選ぶようにしたい。

nanacoチャージでポイント還元を得るためには後述するが、セブンカードプラスなど、チャージでもポイントがたまるクレジットカードを
選択しよう。上手に選べば1%程度のポイント還元も可能である。

なお、公共料金の支払いだけでなく、国民年金や住民税、自動車税、固定資産税などの支払いにもこの方法を利用することができるので、ぜひ覚えておこう。

nanacoにクレジットカードからチャージする方法

クレジットカードチャージはインターネットからのみチャージ可能となっている。現金によるチャージは店頭でも可能だ。

nanacoチャージの制限

nanacoにはチャージ金額の上限や、チャージ回数の上限など制限がある。

チャージ金額の上限

nanaco1枚のチャージ上限は5万円である。
さらにネットでの1回のチャージ金額は5000円~29000円との制限があるため、5万円用意したい場合は最低2回にわけてチャージ操作する必要がある。

チャージ回数の上限

1日あたりの操作回数は3回まで、1か月15回までとの制限もある。

同時に利用できるnanacoの枚数

1回で5枚までのnanacoを同時に使うことができる。
ちなみにnanacoにチャージするクレジットカードは事前に登録しておく必要があるのだが、1枚のクレジットカードを複数のnanacoのチャージ用カードとして登録することはできない。

ただし、「nanacoモバイル」は例外で、nanacoカード1枚に登録したのと同じクレジットカードを登録することができる。

併用することで、10万円分までは1枚のクレジットカードからnanacoへのチャージが可能ということになる。

コンビニでクレジットカード払いするメリット・デメリットはあるのか?

改めてコンビニでクレジットカードを使うメリット、デメリットを整理してみたいと思う。

メリットその1: ポイントが貯まる

コンビニでクレジットカードを使えば、コンビニ独自のポイントなど独自のポイントが貯まるのが大きな特徴だろう。

一般的なクレジットカードでも利用に応じてポイントを貯めることが出来るが、コンビニごとで以下のポイントが貯まるクレジットカードを選べば効率的にポイントを貯めることが出来る。

セブンイレブン:nanacoポイント
ミニストップ:WAONポイント
ファミリーマート:Tポイント
ローソン:pontaポイント
サークルK・サンクス:楽天スーパーポイント

ポイント還元サービスは多種多様ではあるが、サービス同士の提携が進み、他社のポイントと相互交換も比較的簡単にできるようになっている。このため、使い方が限定されて困ることはほとんどなくなった。

結果的に、コンビニでクレジットカードで支払うと、後日、利用金額の数パーセントの金額相当分が還元されることになるのだ。

メリットその2: 支払い手続きがスムーズ。

レジで財布から小銭を探す手間と時間がかからない。

数百円分の買い物に1万円札を出して、時間をかけておつりをもらう人を見かけるが、クレジットカードをさっと出せば、こういった時間もかからない。さっと会計を終えられるほうが、見た目もスマートであると思う。

デメリット:少額の支払いにクレジットカードを出すのは恥ずかしい?

クレジットカード利用自体にデメリットが少ない中、「コンビニ利用」に限定して深く調べてみると、ちょっとした事ではあるがデメリットの情報がでてきた。

それは「恥ずかしい」というメンタル面での話である。

コンビニはその利用目的から、1回あたりの支払金額が少ない傾向がある。店内で目的の商品が見つけやすい、店内滞在時間は短め、買う品数も少ないためである。

この「支払金額が少ない」ということで、わざわざカード払いするのは恥ずかしいと思っている人が多いようだ。

「カード払いは恥ずかしい」の理由を考えてみると

おにぎり1個、ジュース1本買うのにもクレジットカード払いをしたがる人物像は、少し前までは「マイルを貯めている人」であった。

マイルを貯めるということは、海外旅行をする余裕があるということ。クレジットカード払いする理由が「お金がないからではなく、海外旅行をするため」と明確であったため、少額利用でも「恥ずかしい」とは全く考えずに、堂々とカード払いができていたように思う。

近年急激に、航空会社のサービスが低下して「マイル」を貯めるメリットが減り、同時にクレジットカードの「ポイント還元サービス」が多様化した。

必死に貯めても、使えるようになるまでのハードルが高い「マイル」とは異なり、少ないポイント数でも確実に「還元の恩恵」を受けられる「ポイント」に、利用者がシフトしていったことは言うまでもない。

このことで、クレジットカード払いをしてポイントを貯める理由は、海外旅行のような「贅沢」のためではなく、「普段の生活の節約」の意味合いが強くなってしまったように思う。

節約のために1ポイントでも多く得ようとする行動を、「恥ずかしい」と思ってしまう人は多いのかもしれない。

「恥ずかしくない」ためには、高額の支払いをすればいい?

これまで「恥ずかしい」と思い込んでいた人の考え方を急に変えるのはなかなか難しいことである。段階的な案として、高額利用したついでにコンビニの商品も買って、クレジットカード払いをするというのはいかがだろうか。

高額利用にカードを出すのなら、「恥ずかしい」と思わなくてもよいだろう。

次の項目では、コンビニの店頭に並んでいる商品のほかに、クレジットカードで支払い可能なものを挙げてみたいと思う。

コンビニ別のおすすめのクレジットカード

ポイント還元率の点と、ポイントをコンビニで利用できるかの点を考慮して、おすすめカードを考えてみた。

セブンイレブン

セブンイレブンでもっともおすすめできるクレジットカードセブンイレブンが発行している「セブンカードプラス」カード。

nanacoチャージでのポイント付与にも対応しているので、実質的に公共料金の支払いでもポイント還元を得ることが出来る。

セブンイレブンを始め、イトーヨーカドー、デニーズなどセブン&アイグループの店舗では還元率1.5%を得ることが出来る。

セブンカード・プラス

セブンカード・プラスnanaco一体型

セブンイレブン、イトーヨーカドーで還元率1.5%!

セブンイレブンではnanaco限定の商品をお得に購入できる。貯まったポイントはnanacoとしてすぐに利用可能。

年会費 初年度無料
※翌年以降500円(税抜)
※年間5万円以上利用で翌年無料
還元率 0.5%~1.5%
電子マネー nanaco
koushiki-200-40
shousai-95-40

ローソン

ローソンで利用できるポイントには「Ponta」と「dポイント」があり、どちらも1ポイント=1円で利用可能である。
おすすめカード:「dカード」
ドコモ発行のdカードは、毎月のドコモ携帯電話料金・ドコモ光の利用料金1%のdポイントが貯まるカード。年会費は初年度無料、翌年以降も1回以上ショッピングに利用すれば無料、と実質無料になる。

このカードをローソンで支払いに利用すると、一部の対象外の商品以外はいつでも全品3%割引になる。さらに100円利用で1ポイント貯まり、ローソンではdカードを提示することでさらに1%貯まる。

これで5%の還元率。最近では、ボーナスキャンペーンでも併用しなければめったに見られなくなった高還元率である。

dカード

dカード

クレジットカード、ポイントカード、電子マネーの3つの機能を搭載

ローソンで請求時に3%のポイント還元がつくなど、日常生活で使いやすい一枚。利用金額に応じてステージがアップ、ドコモユーザー以外が持つならこれ。

年会費 初年度年会費無料
年一回の利用がなければ、翌年1250円(税抜)
還元率
還元率 1.0%~5%
ポイント dポイント
koushiki-200-40
shousai-95-40

dポイントはドコモのポイントであるが、ローソンでもそのまま使うことができる。

ファミリーマート

ファミリーマートで利用できるポイントは「Tポイント」。200円利用につき「Tポイント」が1ポイント貯まり、1ポイント=1円で利用可能である。

おすすめカード: 「ファミマTカード」
ファミリーマート発行の「ファミマTカード」は、年会費無料のカードである。

ファミマでのカード利用200円につき「Tポイント」がクレジットポイントとして1ポイント貯まり、カード提示で「ショッピングポイント」200円につき1ポイントと、還元率は1%になるカードである。火曜日と土曜日に利用すれば200円につき5ポイント貯まる。

このカードでも公共料金の支払いは可能であるが、クレジットポイントしかつかないため還元率は0.5%。還元率のことを考えると、セブンイレブンのnanacoの方が倍お得のため、公共料金支払いのための利用はあまりお勧めできないことになってしまう。

ただし、ファミリーマートでよく買い物をする人には、ファミリーマートでの1か月の買い物の合計金額に応じて翌月のTポイント付与率が増える「ファミマランク」のサービスはお得かもしれない。当月1日から月末までの利用合計が5000円以上15000円未満の場合は、翌月は200円につき2ポイントが付与されるようになる。15000円以上の場合は200円につき3ポイントとなる。

ただしこのカード、「リボ払い専用カード」であるため、利用代金の支払い管理には十分注意が必要であることも覚えておこう。

ファミマTカード

ファミマTカード

ファミリーマートで割引価格で買える、Tポイントが貯まる

クレジットカードはTポイントとして還元されるので、ポイントの集約が可能になる。

年会費 無料
還元率 0.5%~2.5%
電子マネー iD
koushiki-200-40
shousai-95-40

サークルK・サンクス

サークルK・サンクスは今後、経営統合によりファミリーマートに統一されることになっているが、サークルK・サンクスとしてであれば、「楽天カード」が最もおすすめ。

店頭で申し込める年会費無料の会員サービス「+K(プラスケイ)」に登録することで、「楽天スーパーポイント」を貯められるようになる。100円利用につき「楽天スーパーポイント」が1ポイント貯まり、1ポイント=1円で利用できる。

このカードのポイント還元率は、通常は1%であるが、ネットショッピングサイト「楽天市場」の利用時、キャンペーンをうまく活用することで10倍にもなることは有名である。

なお、楽天スーパーポイントは、サークルK・サンクスでの支払いに直接利用することもできるが、ポイントは電子マネーとして「楽天Edy」に交換してから使うようにすると、「楽天Edy」の「Edyでポイント」につくポイントがさらに貯まるため、おすすめである。

楽天カード

楽天カード(マスターカード)

楽天カードマンでおなじみ。ポイントアップのキャンペーンの多さも魅力である。

当サイトでも圧倒的な人気を誇る楽天カード。ポイント3倍の店舗など提携店舗が多いのも魅力。海外保険もついているのがうれしい。

年会費 無料
還元率 1.0%
旅行保険 海外2000万円(利用付帯)
koushiki-200-40
shousai-95-40

まとめ

コンビニエンスストアは、商品価格自体の割引はほとんどないため、長い目で見ると節約にはならないのだが、普段必然的に利用する機会が多い方には、できるだけお得に使いたいと思うものだろう。

今回ご紹介した、クレジットカードを利用することでお得にできる使い方をぜひ覚えて、ぜひ活用していただきたいと思う。

なお「できる/できない」については、短期間で変更になる可能性も高い。常に最新の情報をチェックし、店頭で「えっ、ネットにできるって書いてあったのに、できないの?」とはぜひならないようにしよう。

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