クレジットカードの「ポイント還元」の仕組みに迫る!なぜポイントがもらえるのか?還元率の計算などを徹底紹介!

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クレジットカードの支払い

 今回はクレジットカードの最大の魅力の一つである「ポイント還元システム」について紹介していく。

そもそも、ポイント還元システムとは、クレジットカードの利用額に応じて1%〜10%程度がポイントとして戻ってくるシステムで、様々な景品やポイント、マイレージなどに交換できる。

普段なんとなくポイントを貯めて、商品と交換したりポイントで買い物をしているが、そもそもポイント還元がどのような仕組みなのか分からないという人も多いだろう。

ポイント還元システムは使い方によって非常にお得なシステムのため、基本的な仕組みを知ることで、今以上にお得なクレジットカードライフを送るための参考にしてほしい。

何故クレジットカードを使うとポイントがつくのか?

カード発行会社がポイント還元を行っている

何故クレジットカードを使うとポイントがつくのか?という疑問への答えは、カード発行会社が加盟店手数料による収益の一部を、ポイントという形でユーザーに還元しているからだといえる。

加盟店手数料についての詳細は以下の記事を参考にしてほしい。
(クレジットカード会社の収益構造〜加盟店手数料編〜)

同じ店舗、同じ商品、同じ金額でも、現金払いの場合ポイントがつかず、クレジットカード払いにするとポイントがつく。

現在我々にとってこのことは当たり前になっているが、よくよく考えれば、その場で現金を支払っていないのに、その上ポイントまで付いてくるというのは非常にお得な話だといえるだろう。

カード発行会社としては、カードが利用されればされるほど加盟店手数料による収益が増える。

つまり、収益の一部をポイントとして還元しても、それ以上にカードの利用者や回数が増えれば、結果的にカード発行会社の収益増加につながるのだ。

ポイント還元システムで得をしているのは誰?

ここで、ポイント還元システムは、結局誰が得をするシステムなのか?ということを考えていこう。

結論からいうと、全ての関係者が得をするシステムであり、経済をうまく回すことに繋がっているといえる。

上記で紹介したポイント還元システムでは、

・カード利用者:ポイントがついてお得
・カード発行会社:加盟店手数料による収益増加

といったように、利用者とカード発行会社のみが得をしているように思うかもしれない。

しかし、クレジットカードで買い物ができるという仕組みは、顧客が手持ち以上の金額の買い物をしたい場合に、店舗がビジネスチャンスを逃さず売り上げを向上させることに繋がっているのだ。

つまり、ポイント還元システムはカード利用者、カード発行会社、店舗のそれぞれにメリットがあり、好循環を生み出す仕組みだといえる。

ポイント還元率でお得かどうかを判断する

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ここまでポイント還元システムの仕組みを紹介してきたが、最後に「ポイント還元率」という考え方を紹介する。

「100円の利用ごとに1ポイントたまる」という宣伝をしていても、1ポイントがどの程度の価値なのかがわからなければ、そのクレジットカードがお得かどうかは判断できない。

その判断に利用する考え方がポイント還元率なのだ。

ちなみに、ポイント還元率は以下のような計算で求めることができる。

ポイント還元率(%)= 還元されるポイントの価値 ÷ カード利用金額 × 100

例えば、以下のような2種類のクレジットカードがあった場合、それぞれのポイント還元率はどのようになるだろうか?

クレジットカードA
100円の利用ごとに1ポイントたまる
1ポイント=1円として利用できる
→ポイント還元率1%
(=1 ÷ 100 × 100)

クレジットカードB
100円の利用ごとに1ポイントたまる
2000ポイントで1000円分の商品券と交換できる
→ポイント還元率0.5%
(=0.5 ÷ 100 ×100)

上記のように、いくらごとに何ポイントたまるかだけでなく、ポイントがいくら分の価値を持っているかを計算することで、クレジットカードのポイント還元率を知ることができる。

当サイトをはじめ、大体のwebサイトや雑誌で紹介されているクレジットカードは、ポイント還元率が表記されており、お得なクレジットカードが一目でわかるようになっている。

交換レートやポイント還元率を参考に、自分にあったお得なクレジットカードを利用してほしい。

ポイントの使い道と有効期限

交換レートを意識する

まずポイントを使う上で知っておきたいのが、交換(移行)レートだ。

交換レートとは、対象の商品やポイントに交換または移行するために何ポイント必要なのかということだ。

あらかじめ知っておいてほしいのが、商品によって交換レートが異っており、交換する商品によっては損をしてしまう可能性があるということだ。

例えば以下のような場合だ。

所持ポイント:10000pt
交換先①:Aギフト券3000円分(5000pt)
交換先②:B商品券5000円分(6000pt)

この場合、交換に必要なポイントだけを見れば、①の方が少ないポイントで交換できるためお得に見えるかもしれない。

しかし、交換するためのポイントが何ポイント必要かではなく、「いくら相当のものを何ポイントで交換するか」ということが重要なのだ。

上記の場合だと、①は3000円相当のものを5000ptで手に入れ、②は5000円相当のものを6000ptで手に入れることになる。

となると、交換レートは以下のようになる。

①5000pt → 3000円相当
 交換レート:1ptあたり=0.6円

②6000pt → 5000円相当
 交換レート:1ptあたり=0.8円

本当に自分が欲しいと思う商品があれば構わないが、そうでない場合はできる限り交換レートが良い商品に使うのがお得だといえる。

ポイントと交換できる代表的なもの

カードによって交換できる対象は異なるが、以下が主な交換先だ。

・景品と交換
・チケットと交換
・商品券やギフトカードと交換
・マイレージに移行
・電子マネーや別のポイントに移行
・年会費の支払いにあてる

一昔前までは期間限定商品や日用品などの景品と交換する人も多かったようだが、最近では利用する人が少なくなっているという。

最近の主流は商品券やギフトカードへの交換、電子マネーや別ポイントへの移行だろう。

Tポイントをはじめ、楽天、WAON、NANACOといったポイントに交換ができることが多い。

また、マイレージへの移行は以前から根強い人気があり、マイレージへの移行レートがカード選びの基準になっているという人も少なくない。

上記で紹介した交換レートの考え方をあてはめ、効率的にポイントを使っていくのがおすすめだ。

ポイントには有効期限がある

目的の交換先がない場合や、ポイント交換自体を忘れているという場合もあるだろう。

ここで注意したいのが、ポイントには多くの場合有効期限が設定されており、有効期限を過ぎると折角貯めたポイントが失効してしまうということだ。

ポイントの有効期限は主に以下のように分類される。

・有効期限1年〜2年
・有効期限なし(永久不滅ポイント)
・最終利用日から1年

最も注意が必要なのは有効期限1〜2年のカードだろう。

中には特別な手続きをしたり、利用額に応じて有効期限が延長されることもあるが、長くとも5年程度だと考えていい。

有効期限なしのいわゆる「永久不滅ポイント」型のカードであれば、ゆっくりポイントを貯めることができ、ポイントの有効期限に合わせて無理に交換する必要もないので安心できる。

そして、少し特殊なシステムなのが「最終利用日から1年」のカードだ。

このシステムの場合、カードを使い続ければ有効期限が自動で延長されるため、公共料金の支払いや家賃の支払いなど、毎月の支払いに使うカードならば有効期限はあまり気にならない。

しかし、特定の場合のみに使うカードがこのシステムだと損をしてしまう可能性が高いので注意が必要だ。

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執筆・編集:大人のクレジットカード編集部

大人のクレジットカード編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカードの情報をチェックし、記事を更新し続けています。

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