キャバクラ、ホスト、風俗のクレジットカード払い手数料の実態!不正利用対策は?

Pocket
LINEで送る

キャバクラ

日常的の買い物を始め、旅行や高級なブランド品の購入にまで重宝するクレジットカード。

最近では税金の支払いにもクレジットカードが使えるなど、利便性の高さからあらゆるシーンで活用が進んでいる。

その一方、クレジットカードの利用が進まない分野がある。

それが、キャバクラやホスト、性風俗といった夜の遊びに関する分野だ。

本記事では、その理由と背景について解説する。

まず、大きな理由が、通常のクレジットカード利用に比べて高額な手数料を取られてしまうことだ。

特に風俗店では10%〜20%といった高額の手数料を取られてしまうこともある。

この背景として、夜の遊びに関する店舗では、現金での給与支払いが主流で、しかも日払い週払いなどが珍しくないことがある。

そのため、実際の振り込みが一カ月前後先になってしまうクレジットカード決済は推奨しにくい。

また、風俗店は直接加盟店契約を結ぶことができないため、決済代行会社が間に入っていることも大きい。

これにより、店舗が直接加盟店と契約を結ぶケースより高額な手数料となってしまう。

高額な手数料の他に、キャバクラ、ホスト、風俗店でのクレジットカード決済が進まない理由として、利用履歴が残ることや不正利用への不安がある。

しかし、間に決済代行会社が入っている限りは、この2点はほとんど心配ない

注意すべき点としては、電話などで店のスタッフに直接カード情報を伝えるケースだ。これは不正利用の原因となりやすいので避けたほうが良い。

本記事ではそういった注意点についても解説していく。

クレカ決済は主流ではない

キャバクラやホストに代表される夜の遊びは基本的に高額だ。1回の利用で数万円~数十万円かかってしまうことも珍しくない。

普通に考えれば、そんな大金を現金で用意しておくのは不用心な話であるため、クレジットカードが役立ちそうな場面だ。しかし、実際はそうではない。

一般的に、夜の遊びでのカード利用は全体の5%未満と言われている。

クレジットカードの普及率から考えれば、利用者はカードを持っているがあえて使っていないことが推測される。

つまり、ほとんどの人がカードを持っているが、現金で支払いをしているということである。

その大きな理由に、高額な手数料を取られてしまうからということがある。

しかし、そもそも手数料を顧客に請求するのは加盟店規約違反であるため、本来はあり得ないことなのだ。

だが、現実にはカード払いをしたことによって、高額な手数料を取られてしまったという事例が多発している。

なぜそんなことが起こるだろうか。

高額な手数料を取る背景

キャバクラやホスト、風俗店のクレジットカード決済で高額な手数料を取られることが多いのには、次のような背景がある。

スタッフへの給与支払方法

キャバクラやホスト、風俗店では、スタッフへの給与支払いを現金で行うことが多い。

また、通常の会社の給与のように月給ではなく、日払い週払いという形も珍しくない。

特に性風俗系の店ではそれが顕著だ。

これらの店では、こういった給与の支払い方法が採用面での強みとなっている。

しかし、この支払方法では、会社は毎日、毎週、相当な額の現金を用意しなければならなくなる。

そんなときに、客側のカード払いが続くとどうなるだろうか。

カード払いの場合、現金として振り込まれるのは一ヶ月以上先だ。

たとえ100万円分の利用があったとしても、当月手元に入る現金は0円である。

売上の変動があった際には給与分の現金を用意することが難しくなる事態も考えられる。

スタッフを養い、事業を回していくためにも、風俗店側はカード利用を推奨したくない状況があるというわけだ。

そして、クレジットカード決済に対応するとしても、相応のメリット(手数料)を獲得したいという考えに至っているのではないだろうか。

決済代行会社が間に入る

風俗店はクレジットカード決済の加盟店になれない決まりがある。

そのため、風俗店でクレジットカードに対応する場合は、決済代行会社が間に入っている。

その場合、風俗店でクレジットカード決済をする際、利用者は風俗店ではなく決済代行会社に対して決済を行っていることになる。

ここにも手数料が上積みされる要因がある。

決済代行会社はカード決済にかかる手数料が主な収入源になるので、少しでも高い金額を提示したい。

そこで風俗店と協力し、本来の金額よりも多く請求し、余計に貰った分を自分たちの懐に入れようと画策するわけだ。

結果的に10%、20%といった高額の手数料を取られてしまうことになるのである。

現金が必要な風俗店と、間に入っている決済代行会社。この組み合わせが、手数料増という事態を引き起こしているのだ。

カード利用に対する誤解

風俗店でカードを利用した場合の「手数料が高い」ことのからくりはここまで解説した通りだ。

また、手数料以外にも、キャバクラやホスト、風俗店でのカード利用をためらう理由はある。

その理由の2位、3位を争っているのが、「利用履歴が残る」「不正利用される」という不安だろう。

しかしこれらの不安は、多くの場合誤解であると言えるかもしれない。

利用履歴は残らない

前述の通り、利用者がお金を支払う相手は風俗店ではなく決済代行会社である。

そのため、例えクレジット払いをしたとしても、その風俗店の名前が載った明細が出ることはまずありえない。

決済代行会社もその辺りは配慮しているので、「ネット決済」「銀行決済」などの項目で発行してくれるはずだ。

カードを利用したという記録も風俗店には残らず、あくまでも決済代行会社に残るのみである。

不正利用される可能性は高くない

この点も決済代行会社が入っているので、不正利用の可能性はほとんどないと言えるだろう。

利用者のデータはすべて決済代行会社に集まっているため、もしも不正利用があった場合犯人は決済代行会社以外にありえなくなってしまう。

わざわざ自分が犯人とバレる状況下で、あえて不正利用をするものはいないだろう。

手数料を取られるというデメリットがある反面、犯罪の抑止にもなっているという、いささか不条理な状況が生まれている。

風俗店のカード決済の種類

キャバクラ、ホスト、風俗店で行われるカード決済の種類は主に下記の3つである。

一般的なクレジットカード決済と同じ方法もあるが、通常はあまりない独特な方法もある。

1.店頭・カードリーダー決済

いわゆる一般的にイメージするカード決済と同じ方法だ。

専用の端末でカードを読み取り、そこで決済を完了してくれる。

カードに内蔵されたICチップなどで本人照会が出来るためトラブルが少なく、また入力している情報も風俗店に漏れることはない。

2.ネット決済

amazonや楽天市場のように、Web上でカード情報を入力する方法。

入力情報は原則顧客しか見ることができないため、不正使用される可能性は低い

3.電話口頭型決済

電話口頭で自分のクレジット情報を伝え、風俗店のスタッフに入力を任せる方法。

暗証番号が聞かれることはなく、クレジット決済時の購入項目も風俗利用とはわからないようにしてくれる。

電話口頭型の決済に注意!
上に紹介した3つの方法の中で、特に気を付けなければいけないのが電話口頭型の決済方法だ。

不正利用に関する部分で、間に決済代行会社が入っているので比較的危険は少ないと書いた。

しかし、電話口頭型の場合、さらにその間に風俗店のスタッフを挟むことになるため、ここで不正利用が発生する可能性がある。

実際に起きた事件

ある男性が風俗点を利用した際、電話口頭型の決済を利用。一度きりの利用だったにも関わらず、翌月の請求額は数十回分に匹敵するであろう金額だった。

原因は風俗店スタッフの不正利用。電話口頭で得たクレジット情報を使って、クレジットカードを不正に利用したのだ。

事件発覚までさんざん遊んだ挙句、逃亡してしまったというわけだ。

このように直接的に人にカード番号や名義などを伝えると、不正利用のリスクは増えるということを覚えておこう。

もしものときの対処法

こうした風俗店でのトラブルに限らず、財布の紛失や盗難、スキミングなどによりクレジットカードを悪用される可能性は誰にでもある。

もしも不正利用などの被害にあったとき、その負担を全額自分でしなければならないとなったら、クレジットカードの利用は進まないだろう。

そのため、ほとんどのクレジットカードには盗難保険などの補償がついている。

これらの補償では、カードが不正使用された場合、カード会社に届け出た60日前にさかのぼって補償してもらえる。

補償があるからと過信はできないが、通常のクレジットカード利用であればそれほど心配することはない。

保険が適用されないケース

盗難保険などの補償は、適用外となるケースがいくつかある。

代表的なものが「暗証番号漏洩」「盗難保険申請遅れ」「身内による犯行」の3つ。

それぞれ解説していこう。

暗証番号漏洩

クレジット決済でも利用する4ケタの暗証番号が漏洩し、不正利用されている場合は保険適用にならないケースがある。

スキミングなどでカード情報を盗まれたとしても、暗証番号は本人しか知り得ない情報のはずであるため、保険適用外になってしまう場合があるのだ。

盗難保険申請遅れ

正しく期間内に申請をしないと保証を受け取ることはできない。

発行元となるカード会社によってその期間はさまざまだが、大体は2ヶ月以内で設定されているところが多い。

くれぐれも、対応を後回しにしないことが大切だ。

身内による犯行

両親や兄弟、実子といった2親等以内の身内が不正利用した場合、保険適用外になる可能性が高い。

というのも、例えば親と子が結託し、保険金を違法に引き出そうとしている可能性を疑われてしまうからだ。

Aという一族があったとして、息子が親のカードを不正利用して車を買ったとしよう。それを保険適用として認めてしまうと、結局のところAの一族は一銭も支払うことなく、車を手に入れることができてしまうというわけだ。

夜の遊びは現金払いが無難

風俗店のカード利用で高額の手数料を取られる理由は2つ。店側の現金の必要性と、決済代行会社の存在だ。

ある意味風俗店特有の悪しき慣習になってしまっているため、利用者側として対策を講じることは正直難しいだろう。

また、多くの人が心配するような、利用履歴や不正利用といった危険性はあまり高くはない

機械を通して決済を行えば、どうしてもそこから足がついてしまうため、わざわざ危ない橋を渡ろうとする業者も少ないのだろう。

しかし、個々人の考え方や動きにまで制限をかけることはできない。

電話口頭でクレジット情報を伝えて決済をする場合、応対したスタッフがその情報を悪用して逃走するという事件が実際に起こっている。

そう考えると、金額面でのデメリットだけでなく、安全面のデメリットもあると言える。最終的には現金払いが無難であるという結論に至っても仕方がないだろう。

クレジットカードには不正利用に対する保険制度もつけられているのだが、適用範囲も限られてしまっているため、過信することはできない。

便利だからこそ、しっかりと節度を保ち、正しく利用していくことが求められるのである。相手が風俗店であるならばなおさらだ。

Pocket
LINEで送る

執筆・編集:大人のクレジットカード編集部

大人のクレジットカード編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

また、クレジットカードに関する情報収集のため、クレジットカード発行会社への取材・インタビューなども積極的に行い、生きた情報をお届けしています。

大人のクレジットカード編集部について詳しく見る