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【よくわかる】Kyash(キャッシュ)の使い方、還元率、チャージまとめ!Google Payにも対応のスマホ決済アプリ!

Kyash

便利かつお得に電子決済アプリを使いたい人に紹介したいのが「Kyash(キャッシュ)」。

2019年10月より「Kyashポイント」導入でキャッシュバック制度がなくなり、還元率も2%から最大1%と半減したが、それでも、電子決済アプリのなかではお得なサービスだ。

本記事では、Kyashの概要やオトク度について深掘りしていく。

Kyashはどんなサービス?

kyashの機能をざっくりとまとめると、以下の通り。

  • VISA加盟店で使えるプリペイド式カード
  • オンライン専用バーチャルカードとオンライン/実店舗対応のリアルカードがある
  • Google Pay/Apple Payに登録可能で実店舗でのスマホ決済ができる
  • 利用金額に応じて最大1.0%のポイント還元あり
  • 個人間送金が可能(本人確認アカウント)

3種類のカードを比較

Kyashには、オンライン専用バーチャルカード(Kyash Card Virtual)と、オンライン/実店舗双方で使えるリアルカード(Kyash Card/Kyash Card Lite)の3種類がある。

当初はバーチャルカードと、Kyash Card Liteにあたるリアルカードのみだったが、2020年2月25日からKyash Cardの申込受付が開始された。これらのカードには下表のような違いがある。

Kyash CardKyash Card LiteKyash Card Virtual
利用できる場所国内/国外のオンライン/実店舗国内のオンライン/実店舗
海外のオンライン
国内/海外のオンライン
発行手数料900円300円無料
還元率1%0.5%0.5%
利用限度額30万円/回、100万円/月5万円/回・24時間、12万円/月3万円/回・24時間、12万円/月
※本人認証なし:5千円、2万円
その他Visaタッチ決済に対応

いずれにしてもプリペイド式カードなので審査不要で簡単に発行でき(Kyash Cardは本人確認が必要)、VISA加盟店でクレジットカードの一回払いと同じように利用できるのが便利な点だ。

Goole Pay/Apple Payに登録できるので、カードを持ち歩かずともスマホひとつで決済が可能なのも便利だ。

また、Kyashを利用するには事前チャージが必要だが、このチャージをクレジットカードで行うことでポイントの二重取りも可能になる。

外貨の決済も可能

Kyashは、国内通貨のほかに、海外通貨(主に海外で買い物をした場合)での決済も可能。

なお、海外通貨で決済した場合は「Visaで設定されたレートの金額(レートの金額は公には発表されない)+海外サービス手数料」で決済額は決まる。

チャージ方法

Kyashは次の方法でチャージが可能。

  • クレジットカード/デビットカード
  • 銀行口座(ペイジー)
  • セブン銀行ATM

クレジットカード/デビットカードの情報をKyashに登録するとオートチャージ機能も利用できるようになる。

ポイント還元率とその仕組み

Kyashにはもともと、利用金額の2%がキャッシュバックされる仕組みがあった。

しかし2019年10月よりこのキャッシュバック制度が廃止され、利用金額の0.5%~1.0%のKyashポイント還元に変更された。

Kyashポイントは1ポイント=1円としてKyash残高にチャージ可能。ポイントの月間付与上限は1,200ポイントで(Kyash Card Virtualは600ポイント)、月12万円の利用分までがポイント付与の対象となる。

カードの種類によって還元率が異なる

Kyashは、カードの種類によって次のように還元率が異なる。

バーチャルカード(Kyash Card Virtual):0.5%
リアルカード(Kyash Card):1.0%
リアルカード(Kyash Card Lite):0.5%

Kyash Card Liteの還元率は当初1.0%だったが、2020年5月1日から0.5%に変更となった。

なお、月あたりの還元対象決済上限はいずれのカードも12万円となっている。

還元対象外となる取引

以下のKyash利用にについては、Kyashポイント還元の対象外となるので注意しよう。

  • 売上未確定のままの取引
  • 交通機関への支払い(定期券、乗車券、切符、回数券、特急券などの料金)
  • 鉄道、バス、モノレール、ケーブルカーなど
  • モバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
  • Apple Pay/Google Pay経由によるモバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
  • 税金の支払い
  • ふるさと納税、税金各種
  • 公共料金の支払い
  • 寄付金の支払い
  • 金券、商品券や有価証券等の現金同等物の購入
  • また金券、商品券や有価証券等の現金同等物を販売しているサイトでの購入
  • 郵便局での支払い(実店舗・オンライン)
  • 造幣局の販売サイトでの支払い
  • 代金未回収が発生している取引
  • 本人または第三者による不正利用と弊社が判断した取引

対象外の取引についても「獲得予定」として通知および表示がされるが、ポイントは獲得されない。

メリット・デメリット

Kyashを使う上で、どんなメリット・デメリットがあるか見てみよう。

メリット

クレジットカードと同じように使えて簡単に発行可能

Kyash Card発行には本人確認書類の提出が必要になるが、Kyashのカードにはいずれもクレジットカードのように審査はない。

また、年齢制限もないので(未成年の場合、親権者など法定代理人の同意を得る必要あり)、誰でも気軽に申込・発行ができるのだ。

それでいて、VISA加盟店でクレジットカードと同じように使え、ポイント還元もあるので、非常に便利でお得な決済方法といえる。

クレジットカードチャージでポイント二重取り

クレジットカードからKyashにチャージをすると、チャージ時にそのカードのポイントが付き、決済時にKyashポイントが付くので、ポイントの2重取りができる。

たえば還元率1%のカードを利用すると、10,000円のチャージで1%の100円相当のカードのポイントが付与され、さらにKyash Cardでその10,000円を使用すると、また1%の100円相当のKyashポイントが付与される。

これで合計200円分のポイントが付与され、10,000円に対して還元率2%になる。

この二重取りがあるので、クレジットカードを持っている人でも、そのカードがKyashチャージでポイント還元の対象になるのであれば、Kyashを経由して支払いをすることをおすすめする。

Apple Pay/Google Payが利用可能でポイント付与対象

KyashはApple Pay/Google Payに登録が可能で、全国のQUICPay加盟店(コンビニなど)でお店の端末にタッチするだけで利用できる。

これもKyashポイント付与対象となるので、便利な上にお得だ。

個人間送金でもポイントを貯められる

kyashは、個人間での送金が可能となっている。送金はリンクをシェアするだけで、非常に簡単だ。

個人間送金もKyashポイントの還元対象となるため、たとえば、友達と割り勘をしたり立て替えたお金を払うときに、Kyashで送金できれば得ができる。

なお、2020年9月7日のアップデート以降、Kyashで送金を行うためには以下の条件を満たす必要がある。

  • 本人確認アカウントに移行している
  • 銀行口座/セブン銀行ATM/コンビニ/銀行ATM(ペイジー)いずれかで入金した残高

カードの使用をロックできる

Kyashのアプリをダウンロードしておけば、アプリ内からカードの利用をロックでき、カード会社へ電話する必要がない。

kyash一時ロック
(引用:公式サイト)

不正使用被害をすぐさま防ぎたい時に便利な機能だ。

カードの使用状況を管理できる

Kyashに登録されたカード情報の利用額をアプリで逐一確認できるのもメリット。

カード会社によっては、支払い請求が確定していない期間のカード使用状況を確認できないケースもある。

しかし、Kyashを使えばアプリ内で瞬時に確認可能なのだ。

デメリット

登録可能なクレジットカードの枚数・国際ブランドが少ない

Kyashに登録できるクレジットカード・デビットカードは、VisaかMastercardブランドのみ。

JCB、アメックス、ダイナースクラブは登録不可なので、これらのカードを使いたい人にとっては残念な点だ。

また、最大登録数は5種類まで。多くのカードを持っている場合、なるべく還元率の高いカードを登録することでお得度が上がる。

Kyash Card Lite/Kyash Card Virtualは限度額が低い

Kyash Card LiteとKyash Card Virtualに関しては、以下のように利用限度額が低いため、利用金額や頻度によっては使えないということもあるかもしれない。

Kyash Card Lite:5万円/回・24時間、12万円/月
Kyash Card Virtual:3万円/回・24時間、12万円/月 ※本人認証なし:5千円/回・24時間、2万円/月

この利用限度額では不十分という場合は、Kyash Cardを利用しよう。

Kyash Cardは1回あたりの利用限度額が30万円、1ヶ月あたりの利用限度額が100万円なので、よほど高額の利用をしない限りは十分だろう。

決済プラットフォームとして成長途上

Kyashは便利なサービスではあるが、まだまだメジャーな決済手段といはいえず、ほかのキャッシュレス決済サービスに比べると利用者の数がそこまで多くない。

もし、チャージはしたもののアプリを使わなくなってしまうということがあると、損をする可能性もある。

一方、KyashはVISA加盟店、Google Pay/Apple Pay対応店舗で使えるため、使える場所は非常に多い。

カードを発行したら意識してKyashを使うようにしよう。

申込・設定方法

Kyashを利用したい場合、バーチャルカードでもリアルカードでも、まずKyashアプリで新規登録をする必要がある。その手順は下記の通り。

  1. Kyashのアプリをダウンロード
  2. メールアドレス・電話番号などを入力
  3. アプリ上でKyash Visaカードが発行される
  4. (オートチャージを利用する場合は)クレジットカードの情報を登録する

Kyashのバーチャルカードのみを使いたい場合は、これだけで手続きは完了だ。

リアルカードを使いたい場合は、「リアルカード申込フォーム」から申込を行う。

このフォームで名前や住所などの必要事項をを入力すると申込完了だ。Kyash Cardの場合は本人確認書類の提出も必要となる。

支払い方法

Kyashを利用してオンライン決済をする場合は、通常のクレジットカード払いと同様にカード番号・名義人・有効期限などを入力する(図2参照)。

実店舗で支払う場合は、リアルカードをカード決済専用の端末に通すと決済できる仕組みになっている。

「クレジットカードの情報とKyashの紐づけ」と「リアルカードの発行」を行えば、紐づけしたクレジットカードからKyashの残高に自動チャージされる。

他社サービスと比較

電子決済利用者によっては、Kyashではない電子決済サービスの方が役立つケースもある。Kyash以外にも、電子決済サービスはたくさんある。

各個人の生活スタイルによってお得度が違うため、必ずしもKyashが最適な電子決済アプリとは言い切れない。

そこで最後に、Kyash以外で利用者の多い電子決済サービスを紹介する。

楽天ペイ

クレカや電子マネーのカード情報を1つにまとめたい人におすすめしたい。

理由は、VisaやJCBなどのクレカ情報だけではなくsuicaやWaonの電子マネー情報も登録できるからだ。

たとえば、JCBのクレカ・suicaとWaonの情報を楽天ペイ内に登録すると、3つについては楽天ペイを使えるということだ。

さらに、運営会社の知名度が高いのも大きな武器だ。

一方Kyashの場合は楽天に比べると知名度は低いし、登録できるクレカや電子マネーの種類は少ない。

しかし、ポイントの還元率は高い。

キャッシュバック目的で使う場合は、Kyashが良いといえるだろう。

LINE Pay

LINE Payも電子決済サービスで有名だ。使用時の会員登録手続きがないため、すぐに利用したい人にピッタリ。

さらにLINEユーザー同士であれば割り勘した額をLINE Payで支払えるため、複数人で食事をすることが多い人には使いやすいかもしれない。

LINE Payでは以前は前月の利用額に応じてポイント還元率が変動するマイカラー制度があったが、2020年5月1日に終了。

新たにLINEポイントクラブというサービスが始まり、Visa LINE Payクレジットカードでの支払い以外はポイントが付与されなくなった。

また、ポイント付与時の還元率は、過去6カ月のポイント獲得数に応じて変動する。

条件を満たせば高還元率もあり得るが、条件を気にするのが面倒という人はKyashのほうが簡単にポイントを貯められる。

PayPay

PayPayの画面に出てくるQRコードorバーコードで支払う形式で、Yahooマネーを使う人は使い勝手が良いと感じるだろう。

ただし2019年10月1日から、ヤフーカード以外のクレジットカードはポイント還元の対象外となったため、多くのカードではKyashのほうがオトクになる。

バンドルカード

バンドルカードもKyashと似たアプリだが、バンドルカードの場合はビットコインでのチャージができる。

しかし、バンドルカードでは時々キャッシュバックキャンペーンが行われているものの、決済金額に対するキャッシュバックが随時行われる制度はない。

電子決済での買い物額が多くビットコインをチャージすることがない人は、Kyashの利用をおすすめする。

各電子決済システムのメリット・デメリットをまとめた表を載せておく。

電子決済アプリサービス名メリットデメリット
KyashVISA加盟店で使える。
Kyash Cardなら常時1%還元。
Visa・mastercardブランドのクレジットカードしか登録できない。
楽天ペイ登録可能なカード・電子マネーの種類数が多い。
知名度が高い。
キャンペーン時でないとポイント還元がない。
セルフペイの支払いで間違った時の修正対応が面倒。
LINE Pay会員登録をせずに利用できる。決済状況によってポイント還元率が異なる。
PayPayヤフー関連サービスと相性が良い。
ソフトバンクとYahooが株主となっており、安心感がある。
ヤフーカード以外のクレジットカードはポイント還元対象外。
バンドルカードビットコインでチャージできる。ポイント還元がない。
海外で決済を行った場合、事務手数料が「4.5%」と高い。

おすすめのクレジットカード

電子決済アプリでは、登録するクレカの種類でポイント還元率が大きく変わる。

PayPayやLINE Payのように、特定のクレジットカード以外はポイント還元の対象とならない場合もあるので注意しよう。

登録するクレジットカードのしばりがない場合は、なるべく高還元率のクレジットカードを登録するとお得になる。

最終章では、そういった場合におすすめのカードを3つ紹介する。ポイントの二重取りもできるので要チェックだ。

楽天カード(VISA、マスターカードのみ)

楽天カードは、最低でも決済額の1%のポイントが加算される。

年会費も永年無料なので、費用を節約したい人におすすめしたい。

楽天系統のサービス(楽天トラベル・楽天市場など)を使う人は楽天ポイントが貯まるため、使い勝手の良さを感じるだろう。

楽天カード 公式サイト

リクルートカード(VISA、マスターカードのみ)

リクルートが発行しているクレジットカードだ。

ポイント還元率1.2%と、クレカのなかでも還元率は高い。

さらに、じゃらんやホットビューティー、ポンパレモールで決済すると、最大で支払額の4.2%のポイントが貯まる。

貯まったポイントは「1P=1円分」として利用できる。

Pontaポイントにも交換すると、ローソンやケンタッキー・ゲオでも使えるため覚えておこう。

リクルートカード 公式サイト

三井住友カード

三井住友カード(マスターカード)

VISAブランドのプロパーカード的存在といえる信頼性のあるカード。

通常のポイント還元率は0.5%と高還元率ではないが、ポイントプログラムや保険・補償、追加カードなど機能のバランスが良い。

オンライン入会で初年度年会費無料で、翌年度以降も年会費割引の方法あり。

※2020年2月3日より、券面と名称がリニューアルされた【旧名称:三井住友VISAカード】

三井住友カード 公式サイト

Orico Card THE POINT

年会費無料でつねにポイント還元率1.0%と高還元率のカード。

入会から6カ月以内の支払においては、ポイント還元率が2.0%になるのも魅力的だ(ポイント還元率が2.0%換算されるのは、最大5,000ポイントまで)。

オリコカード・ザ・ポイント 公式サイト

まとめ

電子決済を使った支払いサービスは、今後もますます増えることが予想される。

どの電子決済サービス・クレカを使うかで、ポイント(キャッシュバック)還元率は大きく変わる。

少しでもお得な気分を味わいたい人は、電子決済サービスやクレカを上手く活用して、ポイント(キャッシュバック)の高還元を狙ってみよう。

支出を減らしたい人は、ぜひいろいろな電子決済アプリ・クレカを組み合わせて節約法を見つけてみてはどうだろうか?

※本記事の内容は2020年5月時点の情報です。


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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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