送金可能なスマホ決済アプリ比較!PayPay/楽天ペイ/LINE Pay/Pring/Kyash

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送金
スマホひとつで決済ができるスマホ決済アプリが増えている。

スマホ決済アプリの機能として、加盟店での決済だけでなく、個人間で送金と受け取りができる機能がある。この機能は、飲み会や食事会、複数人でプレゼントを買うときなどに、とても便利だ。

スマホ決済アプリの送金機能を利用すれば、小銭が増えたり、お釣りが足りなかったりすることなくなり、払い忘れも起きにくい。

アプリによっては、ただ送金するだけでなく、送金を依頼できたり、合計から簡単に割り勘ができたりする機能もある。

本記事では、以下の5つのスマホ決済アプリについて、送金機能にフォーカスしつつ、機能や特徴の比較と解説を行う。

  • PayPay
  • 楽天ペイ
  • LINE Pay
  • Pring
  • Kyash

アプリによって、送金の際の支払い方法や、送金された金額を出金できるのか、送金依頼や割り勘もできるのかなど、違いがある。

また、加盟店でスマホ決済を行う場合、普及率やポイントなども気になる点だ。利用者によって最適なアプリは異なるので、この記事を参考にしてほしい。

送金可能なスマホ決済アプリ比較表

送金可能なスマホ決済アプリについて、送金に関係する点に注目して下表にまとめた(2019年5月時点)。


 送金時の支払い方法出金加盟店での決済その他の機能
PayPayPayPay残高(PayPayマネーライト/PayPayマネー※2019/9/30以降)
※2019/9/30以降対応予定
わりかん
楽天ペイ楽天キャッシュ(クレジットカード/ポイントによるチャージ)
※2019年3月以降停止、再開の可能性あり
LINE Payクレジットカード
LINE残高(銀行口座/コンビニ/レジチャージ)
LINE Payボーナス

※手数料200円(税別)/回
※LINE残高のみ
割り勘
LINE Payカード
Pring銀行口座チャージ
※1日2回目~手数料200円(税別)/回
送金依頼
Kyashクレジットカード/デビットカード
コンビニ/セブンATM/銀行ATMチャージ


※VISA加盟店で利用可能
送金依頼

以下に、それぞれのスマホ決済アプリについて、詳しく解説していく。

PayPay

PayPay
ヤフー株式会社とソフトバンク株式会社の合弁会社であるPayPay株式会社が提供しているQRコード・バーコード決済サービス

アプリをダウンロードして必要な設定を行うことで利用できる。加盟店での決済、個人間送金、わりかん機能も利用可能。

支払い方法はPayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードのいずれか。

Yahoo!関連サービスとの連携することでより使いやすく、お得に使うことができる。

送金の方法

PayPayを使った個人間送金では、送り手・受け手ともにアプリのダウンロードが必要。送金方法は以下の3通り。

送金できるのは、銀行口座やヤフオク!の売上からチャージしたPayPayマネー(2019/9/30以降)、PayPayマネーライトで、特典やキャンペーンなどで付与されるPayPayボーナス、PayPayボーナスライトの送金はできない。

QRコード(マイコード)を読み取る

受け取り側のQRコードを読み取る。アプリ上で受け取り。

携帯電話番号、PayPay IDを指定する

受け取り側の携帯電話番号PayPay IDを指定する。アプリ上で受け取り。

受け取りリンクを作成する

「受け取りリンク」を作成し、メールやSNSなどで送る。リンクからアプリを起動して受け取り。

「受け取りリンク」を利用すれば、受け取り側のRQコードやIDを知らなくても送信ができ、便利だ。

PayPay残高は現在は出金に対応していないが(2019年5月時点)、2019年9月30日以降、PayPayマネーを出金できるようになる予定。

チャージ利用はYahoo!Japan ID連携が必要

PayPay残高にチャージする場合、Yahoo!ウォレットの預金払い用口座に登録されている金融機関口座からのチャージとなるため、Yahoo! Japan ID との連携が必要。

クレジットカードによるチャージは、Yahoo! Japanカードのみ可能。

クレジットカードを登録するとクレジットカードによる支払いも可能になり、チャージの必要がなくなる。登録できるクレジットカードは VISA・ MasterCard ・ JCB(Yahoo! Japanカードのみ)だ。

クレジットカードで支払う場合は、3Dセキュア認証を行おう。認証のあるなしで上限金額が以下のように異なる。

認証前:過去30日間5,000円
認証後:過去30日間50,000円、24時間20,000円

常時最大3%還元、期間限定キャンペーンでさらにお得

PayPayを加盟店の実店舗で利用し、PayPay残高もしくはYahoo!マネー、Yahoo!Japanカードで支払いをした場合、3%の還元を受けられる(2019年5月時点)。

ただし、Yahoo!Japanカード以外のクレジットカードでの支払いは0.5%還元。また還元の上限は、1回あたり15,000円相当、1カ月あたり30,000円相当。

通常の還元の他に、期間限定のお得なキャンペーンも頻繁に開催されているので、利用前にチェックしておこう。

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楽天ペイ


楽天ペイメント株式会社が運営しているサービス。楽天IDの取得およびアプリのダウンロードと設定により利用できる。

実店舗ではアプリを使ってQRコードの読み取りにより決済を行う。ネットショップでは、楽天IDにひもづくクレジットカードで決済を行うことができる。

加盟店での決済、送金が可能。

支払い方法はクレジットカード。楽天スーパーポイント、楽天キャッシュによる支払いも可能。

送金の方法

楽天ペイアプリで送金を行う場合、電子マネー楽天キャッシュへのチャージが必要だ。

チャージは、楽天ペイアプリ上でクレジットカード払いにより行う。フリマアプリ「ラクマ」でのチャージも可能。

チャージを行ったら、連絡帳の同期もしくはリンクの送信により送金を行うことができる。

受け取り側は、楽天ペイアプリもしくは楽天キャッシュのWebサイトに楽天IDでログインした上で受け取りを行う。

以前は楽天キャッシュをプレミアム型に移行することで楽天銀行への出金が可能だったが、2019年3月18日以降、プレミアム型への移行が停止されており、再開の予定は未定となっている(2019年5月時点)。

楽天IDにひもづく便利なサービス

楽天ペイの利用には、楽天IDの取得が必要。すでに楽天IDのある楽天ユーザーは、アプリをダウンロードして既存のIDで利用できる。

実店舗でのQRコード決済だけでなく、さまざまなネットショップにおいて楽天IDで支払いができる点が特徴的だ。

支払い方法は、クレジットカードで、VISA/MasterCardが利用できる。以前は翌月1回払いのみに対応していたが、現在はカードによって3~24回、分割払いなどにも対応しており、さらに便利になった。

また、楽天ペイは楽天IDにひもづくサービスであるため、端末の変更時にも特別な手続きを必要とせず、同じIDで利用を継続できる。スマートフォンの紛失・盗難時など万が一の場合は、楽天IDのパスワード変更で不正利用を防止できる。

楽天スーパーポイントが貯まる!使える!

楽天ペイの支払いには楽天スーパーポイントも使うことができ、楽天ユーザーにとって便利なサービスだ。楽天ペイの加盟店は多いので使い勝手が良く、期間限定ポイントも消化できる。

また、楽天ペイ利用時には還元率0.5%で楽天スーパーポイントが貯まる。クレジットカードの支払いにより、ポイントの二重取りも可能だ。

楽天ペイ利用時、対象の店舗で大幅なポイントアップが適用される期間限定のキャンペーンもよく開催されているので、利用前にチェックしておこう。

なお、1回の買い物で使用可能なポイントは5,000ポイントと決まっているので、この点は注意しよう。

LINE Pay

LINE Pay
LINE株式会社が提供する決済サービス。LINEアプリ上で利用できる。加盟店での決済、送金、送金依頼、割り勘の機能がある。

加盟店での決済は、コード決済だけでなく、プリペイド式のLINE Payカード、オンライン決済にも対応している。

LINE Pay利用金額の支払いは、クレジットカード払いもしくは事前チャージ。チャージは銀行口座を登録する他、コンビニや対応レジでも可能。

送金方法

LINEで送金する場合、送金側も受け取り側ともにLINEアプリのダウンロードとLINE Payへの加入、互いに友だちになっている必要がある。また、送金者の本人確認が必要。

友だちがLINE Pay未加入の場合は加入後に送金完了となるが、送金サービスの申込後7日後までに完了しなかった送金は自動キャンセルとなる。

送金は以下の手順で行う。「ウォレット」とは、LINEアプリにある機能で、アプリを開いたときに画面の左下にアイコンが表示される。

  1. ウォレットから送金を選択する
  2. 送りたい友達を選択する
  3. 送金したい金額を指定する

割り勘の場合は、対象となるメンバーを選択し、割り勘のボタンをタップすると金額が分割される。

また、 LINEPayではLINEPay残高を現金化できる。ただし出金手数料200円(税別)がかかる。

使い勝手の良いサービス

LINE Payでは、クレジットカード払いの他、以下の方法でチャージが可能だ。銀行口座の登録ではオートチャージ設定も可能。

  • 登録した銀行口座からチャージ
  • コンビニからチャージ
  • 対応レジのある店頭でLINE Payカードによるチャージ

クレジットカード払いの場合も、JCB/MasterCard/Visa/American Express/Diners Clubと対応範囲が広い。

また、LINE Payではプリペイドカード「LINE Payカード」を発行することができ、オンラインショップを含む国内外のJCB加盟店でクレジットカードと同様に利用できる

LINE Payに対応していない店でも、JCB加盟店であればLINE Payカードが利用できるので、クレジットカードを持っていない人は利用すると良いのではないだろうか。

LINEボーナス、ポイントが貯まる

LINE Payでは、LINE Payボーナスという、キャンペーンなどでプレゼントされるLINE Pay専用のポイントがある。

LINEボーナスはLINE残高やLINEポイントと併用でき、LINE Payの支払いや送金時に利用可能。

また、LINE Payには「マイカラー」プログラムというサービスがあり、LINE Pay利用額に応じて0.5%~2.0%のポイント還元が行われる。

その他、期間限定のお得なキャンペーンが開催されることがあるので、こまめにチェックしておこう

Pring(プリン)

pring
株式会社pringが提供している送金アプリ。もともとは個人間の送金アプリとしてスタートしたが、加盟店でのQRコード決済にも対応している。

送金、送金依頼が手数料無料で可能。送金はアプリ上もしくはQRコードにより行うことができる。

支払い方法は、銀行口座からの直接チャージ。登録した銀行口座に出金も可能だ。銀行口座以外に、セブンATMでの出金も可能

主要な都市銀行とネット銀行は対応しており、地方銀行も順次対応が進んでいる。

出金は1日1回まで無料、2回以上は1回につき手数料200円(税別)がかかる。出金上限は1日100,000円

他のアプリに比べると、加盟店の数が少なく、送金機能がメインという印象だが、徐々に加盟店も増えている。

Kyash(キャッシュ)


株式会社kyashが提供する決済サービス。VISA加盟店で利用できるプリペイド式「Kyash Visaカード」を発行する他、個人間の送金、送金依頼が可能。

「Kyash Visaカード」は、アプリ上で使えるバーチャルカードと、リアルカードの発行も可能。

利用にはKyash残高へのチャージが必要で、チャージ方法はクレジットカード・デビットカードの他、コンビニチャージ・セブン銀行ATMチャージ・銀行ATM(ペイジー)も可能。

クレジットカードはVISA/Mastercardに対応している。、1日に利用できる金額は50,000円まで。

送金、送金依頼は、アプリ上の他、リンクの送付もしくはQRコードでも可能。

残高の出金はできないが、KyashはVISA加盟店で利用できるため、出金せずともそのまま日常の買い物に利用できる。

利用金額に対して常時2%のキャッシュバックがあり、お得度は高い。

10月より2%キャッシュバック終了
2019年10月1日より、ポイントプログラム「Kyashポイント」がスタート。それにともない、還元率も2%から0.5~1%に変更となる。また翌月にKyash残高として付与されていた還元額は、kyashポイントとして即時付与される。
  • 還元率の変更点:2%→0.5~1%に変更(リアルカードでの決済1%還元、バーチャルカードのみの発行の場合は0.5%還元)
  • 還元方法の変更点:翌月Kyash残高に付与→Kyashポイントとして即時付与
※QUICPayによる決済、その他一部の取引ではポイント付与対象外。

スマホ決済アプリを選ぶポイント

送金可能なスマホ決済アプリを選ぶ際、以下のような点を押さえておくと良いだろう。

  • 送金・支払いの方法がわかりやすいか
  • 出金可能か
  • 支払い方法
  • 送金以外の機能(加盟店での決済、割り勘など)と利便性
  • 日頃よく使う店で使えるか
  • ポイントを活用できるか

送金だけに使うのであれば、送金・支払いの方法がわかりやすく、出金可能で、支払い方法の選択肢が広いものを選ぶと良いだろう。その際、送金者、受け取り側、双方の負担が少ないものがベストだ。

一方、加盟店での決済にも積極的に使いたいのであれば、加盟店が多いか、よく使う店で使えるかなどが重要になる。ポイントが貯まる場合は、還元率だけでなく、そのポイントをうまく活用できるかも考えたほうが良い。

また、利用者の多いアプリであれば、ダウンロードしている人が多く、操作に慣れている人も多いので、送金と受け取りがスムースに進むはずだ。決め手に欠けるときは、関係者が多く使っているアプリを選ぶのもひとつの手だ。

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執筆・編集:大人のクレジットカード編集部

大人のクレジットカード編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

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