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はじめてのクレジットカードの作り方!申し込みから審査完了までの流れと注意点

はじめてのクレジットカードの作り方

今回はクレジットカードを利用するための最初のステップである「クレジットカードの作り方」を徹底紹介していく。

カードを作る手順だけでなく、必要になる「条件」「情報」「モノ」「注意点」も合わせて紹介していくので、これからクレジットカードを作ろうと考えている人は是非参考にしてほしい。

作るのに必要な「条件」「情報」「モノ」

作るのに必要な条件、情報、モノ

作るのに必要な条件

クレジットカードを作るには一般的に以下の条件を満たしている必要がある。

  • 満18歳以上(高校生を除く)
  • 安定した収入がある

カードの種類によっては条件が追加されたり、厳しくなることもあるが、はじめてクレジットカードを作る場合は上記を覚えておけば問題ないだろう。

注意点

上記の条件は「申し込み」をするための条件であり、条件を満たしていても必ずクレジットカードが作れるとは限らない。

クレジットカードを作るには、カード発行会社の「審査」を受ける必要があるからだ。

審査というと厳しいイメージがあるかもしれないが、過去にお金の支払いで延滞などがなければ、それほど警戒する必要はない。

作るのに必要な情報

クレジットカードを作るには一般的に以下の情報を申告する必要がある。

  • 名前
  • 性別
  • 生年月日
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号(携帯番号可)
  • メールアドレス
  • 世帯主か否か
  • 配偶者の有無
  • 勤務先に関連する情報
  •  (会社名、住所、電話番号、資本金、従業員規模、所属部署、役職、勤続年数)
  • 持ち家か賃貸か
  • 住宅ローンの有無
  • 居住年数

この他にも情報の申告を求められる場合もあるが、大体の場合が上記の情報で十分なはずだ。

それほど特殊な情報があるわけではないが、もしすぐに確認できない情報がある場合は、事前に確認をしておくのも手だろう。

作るのに必要なモノ

クレジットカードを作るには大体の場合以下のモノが必要になる。

◇必ず必要なモノ

  • 本人確認書類
  • 利用代金の引き落とし口座

◇特定の場合に必要なモノ

  • 保護者の承諾書(未成年の場合)
  • 収入証明書(キャッシング枠の設定金額が高額な場合など)

必ず必要なモノについて詳しく紹介していこう。

本人確認書類

カード発行会社によって異なるが、本人確認書類として有効なのは主に以下である。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード
  • 国民年金手帳

また、上記以外にも住民票の写し、印鑑登録証明書、公共料金の領収書なども有効だが、これらの場合は「発行が直近3ヶ月以内」という条件がついたり「2つ以上で有効」ということが多いので注意が必要だ。

クレジットカードを作る場合に限らず、本人確認書類として最も便利なのは運転免許証である。

利用代金の引き落とし口座

クレジットカードの利用代金はカード毎に所定の引き落とし日に、口座から自動で引き落としが行われる。

そのため、クレジットカードを作るには、銀行または郵便局の口座を最低でも1つは持っている必要がある。

会社員の人は給料振込み用の口座を持っている場合がほとんどなので問題ないが、未成年で口座を持っていない場合などは注意が必要だろう。

また、カード毎に引き落とし口座として設定できる銀行や郵便局に制限が設けられている場合がある。

もし、クレジットカードの引き落とし口座として利用する口座をこれから開設する場合は、いわゆる都市銀行と呼ばれる以下の銀行にしておけば安心だ。

  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行

大まかな流れ

大まかな流れ

クレジットカードの申し込み〜利用までの大まかな流れは以下のようになっている。

1. カードを申し込む(ネット、店頭、郵送など)
2. 審査を受ける
3. (審査合格後)カードを受け取る
4. 引き落とし口座情報の提出
5. 利用スタート!

それぞれのステップについて詳しく紹介していこう。

カードを申し込む

クレジットカードの申し込みには大きく分けて以下の3パターンがある。

  • ネット申し込み
  • 店頭申し込み
  • 郵送申し込み

結論からいうと、申し込み方法で最もおすすめなのはネット申し込みだ。

ネット申し込みをおすすめする主な理由は以下の通りだ。

  • ネット申し込み限定のキャンペーンを打ち出しているカード発行会社が多い
    →ネットで申し込むと、主にポイントやマイルがついてくる
  • カード到着までの時間が短い
    →ネット申し込みはその他の方法と比較してカードの到着が1週間程度早い
  • 書類返送などの手間がない
    →上記で紹介した本人確認書類や、後ほど紹介する引き落とし口座情報の提出がネット申し込みの場合はネットで完結する
  • カードの比較、検討がゆっくりとできる
    →誰にも邪魔されずに好きなだけ比較と検討ができるのはネットならではだ
  • そもそもネット申し込み限定のカードがある
    →ポイント還元率が高いカードなどはネット申し込み限定の場合がある

 
カードによって例外はあるものの、ネット申し込みがお得だということをおわかりいただけたと思う。

逆に、ネット申し込みのデメリットは、その場で口頭で誰かに相談することができないということだろう。

しかし、そんな人のために、当サイトをはじめとしてあらゆる情報がネットで手に入るようになっているのだ。

審査を受ける

審査に関しては別の機会に詳しく紹介をするが、審査に合格しないとクレジットカードを持つことはできないと覚えておこう。

なお、審査では以下の項目を見られるとされている。
(どのカード発行会社も審査基準や審査内容は公表していないため、あくまで推測となる)

  • 料金の支払いに延滞などのマイナス情報がないか
  • 安定した収入があるか
  • 勤続年数、居住年数が1年以上か

ここで特に注意してほしいのが、料金の支払いに延滞などがないかということだ。

延滞などしたことない!という人がほとんどだと思うが、意外な落とし穴がここにはある。

それは、「携帯利用料の延滞」だ。

近年、携帯端末の料金が高騰していることから、端末代金を一括で支払うことは少なくなり、月々の利用料と合わせて端末代金を請求するという仕組みが多くなった。

「本体(端末)代金実質0円」などのキャッチフレーズは聞き覚えがあるだろう。

これは、あくまで実質0円なのであって、実際は本体代金を分割して支払っているのだ。

そして、分割して支払う金額分を「割引」することで、実質0円を実現しているのである。

話が逸れてしまったので元に戻そう。

では何故、携帯利用料の延滞が落とし穴なのかということだが、携帯利用料を延滞するということは、同時に「本体代金の支払い」を延滞していることになるからだ。

そして、本体代金の分割支払いは「ローン」という扱いであり、携帯利用料の延滞はローンの支払いを延滞したのと同じ意味を持つのである。

クレジットカードを作る際に限らずローン関連の審査を受ける場合は、「ローンの支払い状況」は特に見られる項目だ。

そして、延滞などがあるとそれだけで審査に落ちてしまうこともあるので、十分注意が必要だ。

引き落とし口座情報の提出

ネット申し込みの一部とネット以外の申し込み方法の場合は、引き落とし口座情報を後日返送という形で提出する必要がある。

また、それと同時に「口座の銀行印」が必要になる。

近年ではキャッシュカードのみで引き落とし口座の設定ができたり、ネットバンクの口座を引き落とし口座に設定できることも増えたため、「後日書類を返送」という作業が必要ない場合も多い。

ちなみに、ネット申し込み、店舗申し込みに限らず、引き落とし口座情報を後日提出する必要があるのに、提出を忘れてしまった場合はカードが強制解約になることもあるので注意が必要だ。

また、引き落とし口座情報を提出はしているが、登録されるまでに時間がかかる場合などは、カード利用代金を一時的にコンビニで支払うこともある。

クレジットカードを作る際の注意点

在籍確認とは?

クレジットカードを作るには審査を受ける必要があると紹介したが、その審査の中で事前に知っておくべきなのが「在籍確認」だ。

在籍確認とは、申告した勤務先情報をもとにカード発行会社が勤務先に電話でコンタクトを取り、本当に本人が勤務しているかを確認することだ。

また、本人が電話対応を行った場合は、「名前」と「生年月日」を聞かれることが多いといわれている。

もし本人が外出中の場合でも、普段そこへ勤めていることがわかれば、繰り返しかかってくることはない。

注意するべきといっても、在籍確認は必ず行われるわけではなく、全体の割合からすれば20〜30%程度といわれている。

しかし、自分の意志で避けることはできないので、万が一クレジットカードを作ることを周りの人に知られたくない場合は注意が必要だろう。

一度に複数カードの申し込みはやめよう!

クレジットカードを一度に複数申し込むことはよくないとされている。

何故なら、クレジットカードを複数申し込むということは、経済状況が苦しく、カードで支払いを先送りにしたいのではないか?と思われてしまうからだ。

キャッシング枠を設けていればなおさらで、複数のカードでキャッシングをして現金を入手したいのではないか?と思われてしまうのだ。

クレジットカードの申し込み履歴は個人の「信用情報」に記録され、カード発行会社間で共有されているため、隠すことはできない仕組みになっている。

もし複数のクレジットカードをできる限り早めに入手したい場合でも、最低6ヶ月間は空けたほうがいいとされている。

何故なら、クレジットカードの申し込み履歴は6ヶ月間のみ共有されるからだ。

注意点!

申し込み履歴の共有期間が6ヶ月間のみなのは「他社のカード発行履歴」であり、自社のカードを申し込みした履歴はそれぞれのカード発行会社でほぼ永久的に記録されている。

そのため、同じカード発行会社のカードを申し込む場合は、過去全ての申し込み履歴を見られているということになるので注意しよう。

クレジットカードを作るのは簡単!

クレジットカードを作るのは簡単

今回はクレジットカードの作り方を徹底紹介したが、いかがだっただろうか?

長々と紹介をしてきたが、クレジットカードを作る上では以下のことをおさえておけばそれほど困ることはないだろう。

ココだけおさえておけばOK!
◇クレジットカードを作るための条件

  • 満18歳以上
  • 安定した収入がある

◇クレジットカードを作るのに必要なモノ

  • 本人確認書類
  • 利用代金の引き落とし口座

◇クレジットカードの申し込みでお得な方法

  • ネット申し込み
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執筆・編集

オトクレ編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

また、クレジットカードに関する情報収集のため、クレジットカード発行会社への取材・インタビューなども積極的に行い、生きた情報をお届けしています。

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