App Store & iTunes ギフトカードは、Apple関連サービスで利用できるプリペイドカード。
アプリやゲーム、音楽、電子書籍などのコンテンツを購入できる便利なカードだが、金券の一種であり換金性が高いため、クレジットカードで購入できないことが多い。
しかし、一部のオンラインショップや実店舗ではカード決済にも対応している。
また、直接クレジットカードでの支払いはできないものの、セブン-イレブンでのnanaco払いをはじめ、FamilyMartのファミペイ支払い、ミニストップなら電子マネーWAONでの購入は可能。
本記事ではiTunesカードをクレジットカードで購入する方法を紹介しよう。
目次
オンラインショップで購入できる
実店舗の多くでは、App Store & iTunes ギフトカードなどの金券をクレジットカードで直接購入することができない。
金券は換金性が高いため、クレジットカードの現金化にあたる可能性があり、クレジットカードの規約上対応できないことが多いのだ。
オンラインショップを利用すれば、クレジットカードでiTunesカードを購入することが可能だ。
Appleオンラインストア/楽天市場/Kiigo(キーゴ)でiTunesカードを取り扱っており、クレジットカードで購入可能。
なお、AmazonにもiTunesカードが出品されているが、Appleが販売している正規のものではない。本来より高い価格で販売されたり、偽物や使えないiTunesカードがある可能性も否定できないため、おすすめできない。
Appleオンラインストア
Apple オンラインストアはAppleの公式サイト。App Store & iTunes ギフトカードをクレジットカードで買うには、このサイトがおそらく一番簡単で確実だ。
アカウントを新規作成しなくてもゲストとして購入可能なので、手軽に利用できる。
Appleオンラインストアでは、プラスチックカードタイプと、メールでコードが送信されるタイプの両方のギフトカードを販売している。
Apple オンラインストアのギフトカード販売ページへアクセスし、デザインと金額、送付先情報を入力後、クレジットカード決済で完了だ。
クレジットカードは、VISA/マスターカード/JCB/アメックス/ダイナースクラブに対応。
送料無料で、一度に購入できる金額は1,000円~50,000円となっている。
楽天市場
楽天市場にはApple Gift Card 認定店があり、メールでコードが送られるタイプのApp Store & iTunes ギフトカードを扱っている。
楽天市場は、iTunesカードをクレジットカードで買うのに、一番お得な方法だ。それは、楽天ポイントのポイントアッププログラムであるSPUを利用できるからだ。※特典進呈には上限や条件があります。
SPUを活用することで、楽天市場での買い物に対するポイント付与が最大14倍となる。iTunesカードを購入も例外ではなく適用される。
ただし、楽手市場でiTunesカードを購入する場合、以下のような制限がある。
- 1枚ずつの購入。複数枚・異なる金額のカードを購入する場合は、一度購入手続きを完了してから再度購入する必要がある
- 購入金額に制限があり、初回購入~45日間は1万円まで。46日以降は1万円以上も購入可能だが上限がある
換金防止ための制限であると考えられるが、利便性でいえばAppleオンラインストアのほうが購入しやすい。
Kiigo(キーゴ)
「Kiigo(キーゴ)」はデジタルギフトコード専門の販売サイト。App Store & iTunes ギフトカードも扱っており、クレジットカード支払いにも対応している。
購入方法は、KiigoのiTunesカード販売ページから購入金額を選択し、注文手続きを行うだけ。
利用できるクレジットカードはVISA/マスターカード。3Dセキュア対応のカードでないと使用できないので注意しよう。
アカウントを取得することで、購入上限金額を3,000円から50,000円に引き上げることができる。
Kiigoでは、iTunesカードの他にもさまざまなデジタルギフトコードを購入できる。
クレジットカード購入可能な実店舗
App Store & iTunes ギフトカードは実店舗では購入できないことが多いが、なかには購入可能な実店舗もある。
それが、COSTOCO(コストコ)とApple直営店舗であるApple Storeだ。
COSTOCO(コストコ)
アメリカ生まれの会員制の大型倉庫店「COSTOCO(コストコ)」では、App Store & iTunes ギフトカードをクレジットカードで購入できる。ただし、利用できるクレジットカードはMastercardブランドだけ。
コストコでは、会員になると年会費4,840円(税込)が発生するが、常時5%割引で商品を購入でき、約1か月に1回のペースで10%割引のキャンペーンが実施されている。
iTunesカード購入のためだけに会員になるのは割に合わないが、すでに会員になっている人や、頻繁に利用しそうな人であれば、コストコでのiTunesカード購入が一番お得かもしれない。
またコストコでは、会員1名に対し非会員2名まで同伴が可能なので、コストコ会員の友人や知人に同行すれば、無料で入店できる。ただし、支払いができるのは会員のみとなっている。
Apple Store
Apple直営店舗Apple Storeでも、iTunesカードをクレジットカードで購入することができる。
Apple Storeでは、最新のApple製品を試すこともできるので、iPhoneユーザーやApple製品好きにおすすめだ。店舗数は限られているが、ショッピングに便利なエリアに出店している。
全国のApple Store
<関東エリア>
- 銀座
- 丸の内
- 新宿
- 渋谷
- 表参道
- 川崎
<中部エリア>
- 名古屋栄
<関西エリア>
- 心斎橋
- 京都
<九州エリア>
- 福岡・天神
クレカ+電子マネーならでコンビニ購入可能
コンビニでは直接クレジットカード払いはできないが、セブン-イレブンはnanaco、ファミリーマートはファミペイ、ミニストップならWAONと特定の電子マネーやスマホ決済アプリならiTunesカードをはじめとしたPOSAカードを購入することができる。
それぞれクレジットカードからチャージして利用できるため、クレカのポイント+電子マネーのポイントの取得もできる。つまり電子マネー等を経由することで、コンビニでも間接的にクレジットカード払いができるという仕組みだ。
セブン-イレブン×nanaco
電子マネー「nanaco」であれば、クレジットカードを間接的に使って、セブン-イレブンでApp Store & iTunes ギフトカードを購入することが可能だ。
この方法ではnanacoへのチャージをクレジットカードで行い、セブン-イレブンではnananco払いでiTunesカードを購入する。
電子マネーのnanacoへチャージできるクレジットカードは、「セブンカード・プラス(一体型・紐付型)」「セブンカード・プラス ゴールド(一体型・紐付型)」「セブンカード」「セブンカード ゴールド」の4種類。
一点注意しておきたいのは、nanacoはPOSAカード類の支払いはポイント付与対象外となってしまうため、最終的にはクレカ分のポイントしかつかない。
- セブンカード・プラス→nanacoチャージ(0.5%還元)
- nanaco→iTuneカード購入(還元率なし)
セブンカード・プラス公式サイトはこちら
ファミリーマート×ファミペイ
ファミペイはファミリーマートで利用できるスマホ決済アプリ。
ファミペイ支払いで0.5%還元率があり、さらにクレジットカードを紐付けてチャージすることでクレカ分の還元率も獲得できる。
利用できるクレジットカードは「ファミマTカード」を含む、JCBブランドのクレジットカードのみ。
ただし、カード会社によってポイント付与の対象外となる場合もあるため、事前に確認する必要がある。
ちなみに「ファミマTカード」はチャージ金額におうじて0.5%の還元が受けられる。(付与されるのはFamiPayボーナス)
Tカード、dポイント、楽天ポイントのいずれかの提示でさらに0.5%分のポイントも付与されるため、合計1.5%還元が受け取れる計算だ。
- ファミマTカード→ファミペイチャージ(0.5%還元)
- ファミペイ支払い(0.5%還元)
- ポイントカード提示(0.5%還元)
ミニストップ×WAON
WAONは、ミニストップで使える電子マネー。こちらもitunesカードの購入が可能。
電子マネーWAONへのチャージは、現金・ポイント・オートチャージが利用でき、オートチャージができるクレジットカードはイオンカードのみとなっている。
WAONでの支払いは200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%)付くので、イオンカードからのチャージ(1.0%)と合わせると合計1.0%還元になる。
- イオンカード→WAONチャージ(0.5%還元)
- 電子マネーWAON支払い(0.5%還元)
iTuensカード購入時の注意点
iTunesカードをクレジットカードで購入する際は、一度に大量購入してはいけない。クレジットカード会社が金券や商品券の決済に慎重になっており、換金目的として利用した場合は規約違反となるからだ。
Apple オンラインストアなどのオンラインショップでは、一度に購入できる上限金額が定められているので、その制限に従って購入すれば問題ない。
クレジットカード購入できない理由
セブン-イレブンやローソン、ファミリーマートといったコンビニエンスストアや、イオンや西友などの大手スーパーでは、iTunesカードをクレジットカードで直接購入することができない。
その理由は、主にクレジットカードの現金化を防止するためだ。オークションサイトやフリマアプリにおいて、現金化目的で金券が転売されるケースは後を絶たない。
クレジットカードの現金化は法律で禁じられているわけではないが、すべてのクレジットカード会社が現金化目的の利用を規約で禁止している。