PayPayの支払いで個人間取引ができるフリマアプリ「PayPayフリマ」。基本的にヤフオク!と同じサービス内容だが、オークション形式ではなく固定価格による取引が行われる。
また、ヤフオク!出品商品から一部条件を満たした商品も閲覧可能。出品数が少ない・ほしい商品が見つからないといった心配もなく、リリース当初から豊富な商品ラインナップを抱えているのが大きな強みだ。
フリマアプリというと、メルカリ、ラクマが先行している。そういった他のフリマアプリと比べ、PayPayフリマにどのような特徴があるのかを紹介する。
PayPayフリマ、メルカリ、ラクマの手数料を比較
フリマアプリで気になるのが各種手数料だ。PayPayフリマ、メルカリ、ラクマの手数料を下表のように比較してみた。
販売手数料 | 振込手数料 | 決済手段 | |
---|---|---|---|
PayPayフリマ | 10% | 100円(ジャパンネット銀行は無料) | PayPay・クレジットカード |
メルカリ | 10% | 200円(一律) | メルペイ・クレジットカード・各キャリア決済など |
ラクマ | 3.85% | 210円(1万円以上で楽天銀行は無料) | 楽天ペイ・クレジットカードなど |
販売手数料はラクマが最も安く設定されている。一方で、振込手数料が100円というPayPayフリマのお得さもある。
ジャパンネット銀行を利用すると振込手数料無料、PayPay残高に移行可能などの特典も多いので、フリマアプリの入門としてPayPayフリマはおすすめだ。
また、メルカリとPayPayフリマは豊富な出品ラインナップが大きな強みだ。
ポイント還元の有無
フリマアプリの中でもPayPayフリマとラクマでは、関連するスマホ決済サービスでの支払いでポイント還元を受けることができる。
PayPayフリマの関連スマホ決済サービスはPayPay。PayPay残高またはPayPayカード(旧ヤフーカード)を支払い元とすると、ポイント還元の対象となる。
PayPay残高は0.5%、PayPayカードとPayPayカード ゴールドは1.0%の基本還元率で、PayPayカード ゴールドはさらに+0.5%。これに加え、前月の利用回数・金額に応じて+0.5%となる。
ラクマの関連スマホ決済サービスは楽天ペイ。楽天キャッシュまたは楽天カードを支払い元とすると、基本還元率は1.0%。楽天カードで楽天キャッシュにチャージを行い、楽天キャッシュを支払い元とすると、還元率は1.5%となる。
最大還元率だけ見ると差がないのだが、還元率アップの条件が各々異なる。ポイント還元率という点では、自身のライフスタイルに照らし合わせてお得になりやすいほうを選ぶと良いだろう。
また、キャンペーンにより還元率がアップすることもあるので、最新のキャンペーンもチェックしてほしい。
最終更新日:2023/07/04