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PayPayカード ゴールド ソフトバンクの通信料で10%還元、PayPayポイントが1.5%で貯まる!

  • PayPayカード ゴールドは2022年11月に募集が開始された。

PayPayカード ゴールドはPayPayポイントがPayPayカードよりもさらに貯まりやすいカード。

通常の還元率が1.5%(200円(税込)ごと)と高還元率なことに加え、PayPayでの支払いで最大2.0%還元、ソフトバンクの通信料で最大10%還元になるなど、ポイントアップの特典が多い。

メリット

  • 基本還元率1.5%(200円(税込)ごと)でPayPayポイントが貯まる
  • PayPayはあと払い登録でPayPay還元率が最大2.0%に
  • ソフトバンクの通信料の支払いで最大10%還元
  • 「Yahoo! プレミアム(月508円)」が無料で利用可能
デメリット

  • 年会費が11,000円(税込)と高額

おすすめのポイント

ソフトバンクの通信料の支払いで最大10%還元

PayPayカード ゴールドの最大の特徴はソフトバンクの通信量の支払いに対して、最大10%の還元が得られる点である。

PayPayカード ゴールドは年会費11,000円(税込)が発生するが、通信料だけでみれば、月に約9,200円以上の支払いがあれば元が取れる計算。

ソフトバンクの他、ワイモバイルでも還元率がアップする特典がある。サービスや支払い方法によって還元率は異なり、以下のようになっている。

ソフトバンクワイモバイル
スマホ/ケータイ最大10%最大3%
Softbank光/Air携帯電話との合算請求最大10%
SoftBank 光/Airのみでの支払い最大1.5%
ソフトバンクでんき(おうちでんき/自然でんき)携帯電話との合算請求最大3%
ソフトバンクでんきのみでの支払い最大1.5%

スマホ/ケータイ料金の支払いは携帯電話合サービスが対象で、端末代金・オプション料・事務手数料・消費税・ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払い利用分などは一部ポイント付与の対象外となる料金がある。

また、携帯電話との合算請求については、2023年9月請求分(予定)以降に一部対象外となる料金が発生する場合がある。

なお、付与されるポイントは、PayPayポイントの場合と、ソフトバンクポイントの場合がある。ソフトバンクポイントは、1ポイント=1円相当でPayPayポイントへの交換が可能だ。ソフトバンクの各種サービスの支払いにそのまま利用することもできる。

たとえば、ソフトバンクおよびワイモバイルのスマホ/ケータイの利用料金をPayPayカード ゴールドで支払った場合に付与されるポイントは。ソフトバンクポイントとなる。

詳細な条件は、PayPayカード公式サイト「ソフトバンク/ワイモバイルサービスご利用特典」を参考にしてほしい。

基本還元率1.5%でPayPayポイントが貯まる

PayPayカード ゴールドでは、利用に応じて200円(税込)ごとに1.5%のPayPayポイントが貯まる。下位カードのPayPayカードは通常の還元率が200円(税込)ごとに1%で、これでも十分高還元率だが、ゴールドカードではさらにお得にPayPayポイントが貯められる。

ただし、通常の1.5%還元だけで年会費11,000円(税込)の元を取ることを考えた場合、年会費無料のPayPayカード1.0%還元と比較すると、差分の0.5%で元を取る計算となり、年間約200万円の利用が必要になる。

そのため、ソフトバンクの携帯利用料やPayPayでの支払いなどより高還元率になるシーンで大きく元をとっていくのがおすすめだ。

「Yahoo! プレミアム(月508円)」が無料で利用可能

PayPayゴールドカードでは、Yahoo! プレミアムが無料で利用可能になる。

ただし、ソフトバンクユーザーは、「スマートログイン」機能を設定していると、Yahoo!プレミアムが無料で使えるようになるため、実質的にソフトバンクユーザーはもともと無料で使うことが可能な機能となっている。

スマートログインとは?
スマートログインとは、ソフトバンクの電話番号とYahoo!Japan IDを連携することで、IDやパスワードを入力することなくログイン可能になる機能のこと。

ソフトバンクユーザー以外であえて、Yahoo!プレミアムを月額登録しているユーザーにとっては、508円 ✕ 12ヶ月 = 6,096円の利用料が含まれている計算となるため、メリットが大きくなる。

PayPayはあと払い登録でPayPay還元率が2.0%に

PayPayカード ゴールド(PayPayカード含む)は、スマホ決済アプリ「PayPay」の支払い方法として利用でき、PayPayポイントの還元を受けられる。

その際、最大限お得に利用するためには、PayPayカード ゴールドを「PayPayあと払い」に登録する必要がある。

PayPayあと払いとは?
あと払いとは、PayPay残高がない状態でもチャージ不要で支払うことが可能で、利用の翌月に利用料金をPayPayカードとまとめて支払う方法のこと。翌月の1回払いの場合は、手数料は無料。PayPayカードを持っていれば、最短20秒で登録が可能。

PayPayあと払いに登録すると、PayPayカード ゴールドをPayPayの支払いに使う場合、PayPayステップの特典の対象となる。

PayPayは、支払い方法ごとに設定された基本還元率に加えて、PayPayの利用状況に応じて還元率がアップする。具体的には、以下のようなPayPayステップの合計で合計還元率が決定する。

支払い方法PayPay残高PayPayあと払い(クレジット)PayPayカードPayPayカード ゴールド
基本付与分0.5%1.0%1.0%1.0%
条件達成特典+0.5%+0.5%+0.5%+0.5%
PayPayカード ゴールド特典 -+0.5% -+0.5%
適用期間の合計最大付与率1.0%2.0%1.5%2.0%

PayPayステップの達成条件は、PayPayまたはPayPayカード/PayPayカード ゴールドで以下の二つの達成が必要。

1.200円以上の支払いを30回以上
2.合計10万円以上の支払い

PayPayカード ゴールドカードの場合は、さらに0.5%の還元率がプラスされ、合計最大2.0%の還元となる。

注意点として、PayPayカード、PayPayゴールドカードがPayPayステップのポイント還元対象となるためには、クレジット(旧あと払い)利用設定が必要なので忘れずに設定しよう。

また、クレジット(旧あと払い)のPayPayカード ゴールド特典が適用されるには、PayPayカード ゴールドのクレジット(旧あと払い)利用設定が必要だ。

あと払い未登録の場合は最大1.5%還元までとなる。

注意点として、PayPayあと払いは、翌月27日の1回払いの場合は手数料無料だが、支払いが遅れた場合には、年率14.6%の遅延損害金が発生する。ただし、クレジットカードの与信枠でしか利用できないため、PayPayカードを登録していれば、基本的には支払い遅延は発生しないだろう。

ポイントの貯まり方

PayPayでの利用

PayPayでの利用では、あと払いの登録有無で還元率が変わる

【PayPay残高にチャージ:あと払いに登録しない】
・PayPay残高にPayPayカードからチャージする(あと払いを利用しない):0% 還元
※この場合、PayPayステップでもカウント対象外

【PayPayカードゴールドでPayPay支払い】
・PayPayで、支払い方法であと払いを選択:1%還元
・PayPayカード ゴールドの場合、PayPayあと払い特典として、+0.5%される。
・さらに月に200円以上30回&10万円以上利用(前月):+0.5%される。
合計:最大2.0%

同じPayPayカードの使い方でも、あと払いを使うかどうかによって、還元率が変わってくるので、必ずあと払いを設定するようにしたい。
※編集部注:PayPay残高にPayPayゴールドカードを紐付けてあと払いでチャージするケースでの還元率の詳細は現在調査中。

Yahoo!ショッピングでの利用

PayPayカード ゴールドは、Yahoo!プレミアムの特典として、Yahoo!ショッピングやLOHACOの決済で、+2%(上限5000円相当/月)が付与される。

なお、Yahoo!ショッピングでの決済での通常還元は1.5%還元ではなく1.0%となる。

通常のクレジットカード利用

通常のクレジットカードとして利用すると、200円(税込)利用ごとに1.5%の還元率でPayPayポイントが付与される。

これは非常に高還元率だが、高還元率だけを目当てにカードを使用する場合、年会費で1,1000円(税込)が発生している点は考慮したい。

PayPayポイントの使い方

PayPayカードの利用で貯まったPayPayポイントは、1ポイント=1円としてPayPayでの支払いに利用できる。

PayPayでの支払いにPayPayポイントを利用するには、PayPayアプリ内の「ウォレット」でポイントの設定を「ポイントを支払いに使う」にする必要がある。

なお、ポイントの設定は初期設定では「ポイントを貯める」になっている。

また、PayPayポイントを使ってポイント運用を行うこともできる。

やり方は、PayPayアプリ内の「ポイント運用」から、5種類のコースのうちいずれかを選ぶだけ。

1ポイントから運用可能で、いつでも出し入れができ、簡単に疑似運用体験ができる。

付帯保険、サービス、機能

旅行損害保険

海外旅行保険は、自動付帯で1億円が付帯している。

海外旅行損害保険で最高1億円(自動付帯)
国内旅行損害保険で最高5,000万円(利用付帯)

お買い物保険

空港ラウンジ

国内空港ラウンジ 無料
国内の主要空港とハワイの主要空港にて利用可能

各機能への対応

ETCカードあり 年会費無料
家族カードなし
3Dセキュア対応
Apple Pay対応
タッチ決済(非接触型カード決済)対応

カード詳細情報

年会費11,000円
還元率1.0%~1.5%
ブランドブランドロゴ
旅行保険海外旅行損害保険で最高1億円(自動付帯)
国内旅行損害保険で最高5,000万円(利用付帯)
ポイントの種類PayPayポイント

(発行会社:PayPayカード株式会社)

公式サイトを見る

PayPayカードとPayPayゴールドカードの違い

商品名PayPayカード ゴールド
(新規募集開始)
PayPayカード
ブランドJCB、Visa、MastercardJCB、Visa、Mastercard
年会費1万1,000円(税込み)永年無料
PayPayカード特典ご利用金額200円(税込)ごとにPayPayポイントを1.5%付与ご利用金額200円(税込)ごとにPayPayポイントを1%付与
PayPayあと払い特典決済時にPayPayステップの付与率に0.5%を上乗せで付与
ETCカードあり 年会費無料あり 年会費550円(税込)
家族カードなしあり
3Dセキュア対応
Apple Pay対応
タッチ決済(非接触型カード決済)対応
下記のマークがあるお店で利用可能
利用速報サービス対応
スマホ・携帯電話の通信料などの特典“ソフトバンク”で最大10%のポイント付与
“ワイモバイル”で最大3%のポイント付与
“ソフトバンク”:最大1.5%のポイント付与
または”ワイモバイル”:最大1.0%のポイント付与
SoftBank 光
またはSoftBank Airご利用料金の特典
最大10%のポイント付与最大1%のポイント付与
おうちでんきまたは自然でんきご利用料金の特典最大3%のポイント付与最大1%のPayPayポイント付与
Yahoo!プレミアムの特典全特典が使い放題!
Yahoo!ショッピング・LOHACOでのお買い物でいつでもPayPayポイントを+2%付与
旅行損害保険・海外旅行損害保険で最高1億円(自動付帯)
・国内旅行損害保険で最高5,000万円(利用付帯)
お買い物保険最高300万円
国内空港ラウンジ無料
国内の主要空港とハワイの主要空港にて利用可能
カード発行会社PayPayカード株式会社

参考:PayPayカード株式会社(ニュースリリース)

dカード ゴールド、au PAYゴールドカードとの違い

年会費と還元率を比較すると以下のとおり。

カード種類dカードGOLDauPAYゴールドカードPayPayカード ゴールド
年会費11,000円(税込)11,000円(税込)11,000円(税込)
基本還元率1%1%1%
通信料還元率10%11%10%
ポイント種類dポイントPontaポイントPayPayポイント

通信料に対する還元率はau PAYゴールドカードが1%ほど高い。

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最終更新日:2023/07/04

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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