2021年1月25日、楽天ペイの新たな支払い方法「銀行口座即時払い」がリリースされた。
楽天キャッシュを介さずに楽天銀行を利用できるサービスで、従来よりも買い物にかかる時間を短縮できる。
しかし、楽天ペイの支払い方法は非常に多く、銀行口座即時払いが追加されたことでさらにカオスとなった。
本記事では、銀行口座即時払いの概要と楽天ペイの支払い方法について解説。
どの支払い方法がお得かにも触れているので、ぜひ参考にしてほしい。
銀行口座即時払いのメリット
楽天ペイの銀行口座即時払いとは、支払いと同時に楽天銀行の口座から引き落としが行われる仕組みのこと。
従来、楽天銀行を利用した楽天ペイの支払い方法は、楽天銀行から楽天キャッシュへのチャージのみだったが、今後は以下2つの支払い方法が選べる。
- 楽天銀行から楽天キャッシュにチャージしてから決済
- 楽天ペイの決済時、楽天銀行から即座に引き落とされる
つまり、楽天キャッシュへの事前チャージが不要になったということ。
残高不足で都度チャージするといった手間も省け、利便性が向上した。
楽天ペイのさまざまな支払い方法
今回追加された「銀行口座即時払い」以外にも、楽天ペイにはさまざまな支払い方法が存在する。具体的には下記の通り。
- 楽天キャッシュ
- 楽天ポイント
- クレジットカード払い
- 楽天Edy
- 楽天ペイ内のSuica
ただし、楽天Edyと楽天ペイ内のSuicaに関してはアンドロイド端末のみ対応。
ここでは、スマホの機種に関わらず利用できる楽天キャッシュと楽天ポイント、クレカ払いの特徴やメリットついて解説する。
楽天キャッシュ
楽天キャッシュとは、楽天関連サービスで利用可能な電子マネーのこと。
事前にお金をチャージするプリペイド式で、下記のチャージ方法が用意されている。
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天ラクマ
楽天ペイでの楽天キャッシュでの支払いは、1.0%の楽天ポイントが還元される。
楽天カードでチャージした場合は、楽天カードでのチャージ時に0.5%、楽天ペイでの支払い時に1.0%のポイント還元があり、合計1.5%のポイント還元率になる。
大まかなチャージ方法は下記の通り。
- 楽天ペイのアプリで@チャージ」を選択
- 金額を設定
- チャージ方法を選択
- 完了
ラクマからのチャージのみ、ラクマアプリ上での作業が必要になるので要注意だ。
楽天ポイント
楽天ペイでは楽天ポイントを利用して支払いをすることもできる。
楽天ポイントでの支払いも、楽天キャッシュでの支払いと同様、1.0%のポイント還元がある。
期間限定ポイントも活用できるので、現金を使いたくない人におすすめだ。
クレジットカード払い
楽天ペイには、楽天カード以外にも多くのクレジットカードを支払元に設定可能。
事前チャージが必要ないので、楽天キャッシュよりもスピーディーな買い物を実現できる。
しかし、クレカ払いは楽天ペイのポイント還元の対象となっている。
クレジットカード分のポイント還元のみになる点は覚えておこう。
楽天カードでの支払いの場合も、楽天カードのポイント還元1%は適用されるが、楽天ペイでのポイント還元は対象外だ。
楽天ペイで利用できるクレジットカード国際ブランドは下記の通りだ。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- ダイナースクラブ
- Discover
即時払いはお得?お得な支払い方法
楽天ペイで最もお得な支払い方法は、楽天カードと楽天キャッシュの組み合わせで、合計で1.5%のポイント還元を得られる。
各支払い方法のポイント還元率は以下の比較表の通り。
楽天カードでチャージした楽天キャッシュ | 1.5% |
---|---|
上記以外でチャージした楽天キャッシュ | 1.0% |
楽天カード | 1.0% |
楽天ポイント | 1.0% |
銀行口座払い | 1.0% |
楽天カード+楽天キャッシュでの支払いは、楽天カードのポイント還元0.5%+楽天キャッシュ(楽天ペイ)のポイント還元1.0%の合計1.5%のポイント還元が得られる。
ただし、一度楽天キャッシュにチャージする手間がかかるため、スピードを重視する場合は楽天カードや楽天ポイント、銀行口座払いが便利だ。
特に楽天ポイントでの支払いは、期間限定ポイントの消化や、有効期限間近なポイントがあるときにおすすめだ。
どの支払い方法もそれぞれのメリットがあるので、自分のライフスタイルに応じた選択を見極めよう。
最終更新日:2021/02/15