TOP

PayPay銀行の特徴やメリット・デメリット、PayPayとの相性は?

さまざまなネット銀行があるなかで、スマホ決済PayPayと相性が良いのがPayPay銀行だ。

本記事では、PayPay銀行のメリットやデメリットについて解説するので、口座開設を検討中の人は、ぜひ参考にしてほしい。

PayPay銀行とは

PayPay銀行は、Zホールディングスと三井住友銀行のグループ会社であり、ネット銀行。その名の通り、スマホ決済のPayPayと非常に相性が良い。

もともとはジャパンネット銀行という名称で、2021年4月5日にPayPay銀行へと社名を変更した。これに伴い、サービス名の一部変更や、専用アプリのリリースなど新たなサービスが開始された。

FXや投資信託、宝くじやカードローン等のマネー関連サービスも利用しやすいネット銀行となっている。

15歳以上なら審査不要で口座開設可能

PayPay銀行は、15歳以上であれば審査不要で口座を開設できる。必要なのは、本人確認資料(運転免許証またはマイナンバーカード)とスマートフォンのみ。最短当日に口座開設ができる。

口座開設では、まず、メールアドレスを登録する。すると、登録したアドレス宛に認証メールが届くので、記載されたURLから手続きを行う。

手続きでは、お客さま情報の入力と本人確認資料の確認が行われる。手続きが完了したら、トークンアプリをダウンロードして初期設定を行う。

初期設定が完了したら、そのままPayPay銀行の各種サービスを利用可能になる。PayPay銀行の利用では、PayPay銀行アプリをインストールしておくことをおすすめする。PayPay銀行アプリでは、残高確認やカードレスに対応しているATMでの入出金・借入、振り込みを行える。

また、口座開設から最短5日で、PayPay銀行のキャッシュカードであるVisaデビットカードが到着する。デビットカードなので、Visa加盟店でクレジットカードの一回払いと同じように利用でき、利用代金はPayPay銀行口座から引き落とされる。

Web上でカード番号を発行できるネット専用のカードレスVisaデビットも利用可能で、こちらは口座開設後すぐに発行できる。

PayPayに1タップでアクセスできる

PayPay銀行はPayPayと相性が良い。PayPay銀行の口座開設を行った上で、PayPayアプリ上で本人確認およびPayPay銀行を登録することで、PayPay銀行アプリからPayPay残高へのチャージが1タップで可能になる。

逆に、PayPayアプリからPayPay残高(PayPayマネー)をPayPay銀行の口座に入金することも可能。いずれも回数無制限で手数料0円

PayPay残高の出金手数料が0円なのはPayPay銀行のみだ(2021年4月5日時点)。

PayPay銀行公式サイト

PayPay銀行の特徴・メリット

PayPayとの相性が良いことに加え、PayPay銀行には次のような特徴・メリットがある。

各種ATM手数料無料

PayPay銀行では、以下のATMと提携しており、入出金それぞれ毎月1回目が無料となっている。また、利用金額3万円以上の入出金は何回目でも無料となる。

  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • ローソン銀行
  • イーネット
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行

利用金額3万円未満で毎月2回目以降の入出金については、ゆうちょ銀行以外は165円、ゆうちょ銀行は330円となる。

セブン・ローソンATMでキャッシュカード不要

PayPay銀行では、専用アプリとQRコードを利用することで、キャッシュカードいらずでセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMを利用できる。

最短即日で口座を開設可能なので、キャッシュカードの到着を待つ必要がない。スピード感と利便性を兼ね備えたネット銀行だ。

各種キャッシュレス決済にチャージ可能

PayPay銀行は以下のキャッシュレス決済にチャージでき、PayPay以外のスマホ決済を利用している人にとっても便利な銀行だ。

  • PayPay
  • Google Pay
  • LINE Pay
  • メルペイ
  • pring
  • Kyash
  • GARIN
  • fitbit

ただし、楽天ペイやd払い、au PAYなどには対応していないので注意しよう。

PayPay銀行公式サイト

PayPay銀行のデメリット

PayPay銀行のデメリットは、大きく分けて以下の2つ存在する。

  • 他行振り込み手数料無料の条件が厳しい
  • 預金金利が低い

他行振り込み手数料無料の条件が厳しい

PayPay銀行の他行宛の振込手数料自体は高くないが、手数料が無料になる条件が少し高めに設定されている。他のネットバンキングと比較すると以下の通り。

ネットバンキングによる振り込み手数料他行振り込手数料が無料になる条件
PayPay銀行145円預金残高平均3000万円以上
楽天銀行145円残高10万円以上または取引に回数に応じてなど
イオン銀行110円イオンカードセレクトや給与の受取りなど

PayPay銀行の場合、前月の預金平均残高が3,000万円以上あれば、提携ATM入出金手数料は0円、他行への振込手数料が月5回まで無料で利用できる。

しかし他のネットバンキングに比べると、手数料が優遇される条件はやや厳しく設定されているといえる。たとえば、楽天銀行では会員ステージに応じて毎月最大5回まで手数料無料になる。

その会員ステージの達成条件も預金残高10万円以上、または取引回数5回以上で提携ATM入出金手数料は月1回まで0円、他行への振込手数料が月1回まで無料となるなど、達成条件がやさしく設定されている。

イオン銀行でも同様で、イオンカードセレクトの発行や、給与振り込み設定、積立式定期預金の口座振替の設定などでステージが決まり、手数料無料で利用できる。

利用する人の状況にもよるが、PayPay銀行で他行に振込をする場合は手数料に気を付ける必要がある。

預金金利が低い

PayPay銀行の普通預金の金利は、残高に関わらず0.001%。他のネット銀行と比較してもかなり低い数値に設定されている。

  • 楽天銀行:0.04%~
  • 住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金):0.01%

預金金利を重視する場合、PayPay銀行ではなく他のネット銀行をおすすめする。

利便性を求めるPayPayユーザーにおすすめ

本記事では、PayPay銀行の特徴・メリットやデメリットについて解説した。

最大の特徴は、PayPayとの相性が良いことだろう。また、各種キャッシュレス決済との相性も良い。

唯一PayPay残高の出金手数料0円の銀行ということもあり(2021年4月5日)、PayPayユーザーにおすすめのネット銀行だ。カードレスで利用できるので、決済から出金までスピーディーに対応できる。

一方で、他のネット銀行と比較して、手数料が高くなることがある、預金金利が低いといったデメリットも存在する。他行宛の少額の振込が多い場合や、金利を重視する場合は他のネット銀行のほうが向いているかもしれない。

自分のライフスタイルと照らし合わせて、PayPay銀行の口座を開設するかどうか検討してほしい。

PayPay銀行公式サイト

最終更新日:2022/09/14

シェア ツイート LINEに送る
シェア ツイート LINEに送る
オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

大人のクレジットカード編集部について詳しく見る