ダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ株式会社)は2026年8月3日、モバイルICOCAへのチャージにおけるポイント換算率を変更すると発表した。2026年11月2日(月)の利用分から、モバイルICOCAチャージはポイント(マイル)の加算対象外となる。
モバイルICOCAチャージがポイント・マイルの対象外に
今回の変更で、ダイナースクラブカードからモバイルICOCAへチャージしても、ポイントもマイルも一切付与されなくなる。公式のお知らせでは変更後の換算率が「ポイント(マイル)加算対象外」とだけ示されており、これまでモバイルICOCAチャージで貯まっていたポイント・マイルが、適用開始日以降はまったく貯まらなくなるということだ。
モバイルICOCAへのチャージを実質的なポイント獲得手段として使ってきた人にとっては、はっきりとした改悪にあたる。交通系電子マネーへのチャージは、他社のクレジットカードでもポイント付与の対象外とされることが多い領域であり、今回の変更もその流れに沿ったものと考えられる。ただし、公式のお知らせに変更の理由は記載されていないため、背景を断定はできない。
なお、ダイナースクラブがモバイルICOCAへのチャージや定期券購入に対応したのは2026年3月のことで、対応開始から比較的短い期間での見直しとなる。
対象カードによって適用開始日が異なる
今回の変更は、カードの券種によって適用開始日が分かれている点に注意したい。JALダイナースカードとMileagePlus系の2ブランド・3券種は、他のダイナースクラブカードよりも早い10月16日から変更が適用される。
| 対象カード | 適用開始日(利用分) |
|
2026年10月16日(金) |
| 上記以外のダイナースクラブカード | 2026年11月2日(月) |
マイルを重視して航空系のダイナースクラブカードを使っている人ほど、変更が早く始まる点は押さえておきたい。手持ちのカードがどちらに該当するかで、モバイルICOCAチャージでポイント・マイルを得られる最終日が変わってくる。
ポイントアップキャンペーンのボーナスは引き続き加算
対象外化のあとも、読者が完全にメリットを失うわけではない。2026年11月2日以降も、「モバイルICOCA for Android ポイントアップキャンペーン」のボーナスポイントは引き続き加算される。
つまり、通常のチャージ分に対するポイント・マイルは付かなくなるものの、キャンペーンの対象となる利用については別枠でボーナスが受け取れるということだ。キャンペーンの対象条件や付与内容は専用ページで案内されているため、モバイルICOCAをダイナースクラブでチャージし続ける場合は、こちらの内容を確認しておくとよいだろう。
モバイルICOCAをどう使うか
今回の変更は、モバイルICOCAへのチャージでポイント・マイルを効率的に貯めていた人にとって見直しのきっかけになる。適用開始日以降は通常チャージ分のポイント・マイルが付かなくなるため、チャージ手段としてダイナースクラブを使い続けるかどうかは、ポイントアップキャンペーンのボーナスや、他の決済手段とのバランスをふまえて判断したい。
一方で、モバイルICOCAそのものの利便性が下がるわけではなく、キャンペーンのボーナスという受け皿も残る。ポイント目当てでチャージ額を増やしていた人は、適用開始日までに使い方を整理しておくのが選択肢になる。















