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アメックスのプラチナ会員、ALL Accorの上級会員待遇に

アメリカン・エキスプレスとアコーのロイヤリティプログラム「ALL Accor」が提携を拡大し、対象プラチナカード会員がALL Accorの上級ステータス「ALL Accor Gold」にステータスマッチできる新機能が加わった。オーストラリアや日本を含む12市場で2026年から段階的に展開される予定だ。

プラチナカード会員がALL Accor Goldへステータスマッチ

今回発表されたのは、アメリカン・エキスプレスの「Consumer Platinumカード」「Small Business Services(SBS)Platinumカード」「Corporate Platinumカード」の会員を対象にした新特典だ。対象会員は自身のカード会員資格を、ALL Accorの上級会員ランクである「ALL Accor Gold」ステータスにマッチさせられるようになる。

ステータスマッチとは、あるプログラムで得た会員ランクをもとに、別のプログラムの同等クラスの会員資格を初めから付与してもらえる仕組みだ。通常はホテルの宿泊実績を積み重ねてランクアップする必要があるが、対象のプラチナカードを保有しているだけでこのプロセスを省略できる点が今回の目玉といえる。

ALL Accor Goldステータスで得られる特典

ALL Accor Goldにマッチすると、アコーグループホテルの利用時に複数の優待が受けられる。まず、滞在中の無料Wi-Fi利用と、チェックイン時のウェルカムアメニティが用意される。さらにレイトチェックアウトに対応するほか、空室状況に応じてコンプリメンタリー(無料)のルームアップグレードが提供される場合がある。加えて、宿泊のたびに獲得できるALL Accorポイントにボーナスが上乗せされる仕組みも含まれており、ホテルを頻繁に利用する会員ほど恩恵を受けやすい設計になっている。

なお、ルームアップグレードは確約された特典ではなく、あくまで空室状況次第である点には留意しておきたい。

ポイント移行の提携は継続、今回はステータス面の拡張

アメリカン・エキスプレスとALL Accorは2026年5月にも、メンバーシップ・リワードポイントをALL Accorポイントに移行できる提携をすでに発表している。今回の発表はそのポイント移行の仕組みに変更を加えるものではなく、新たに「ステータス」の面で会員特典を拡張したものだ。移行したメンバーシップ・リワードポイントは、引き続き45以上のホテルブランド、ダイニング、体験プログラム、110以上の提携パートナーで利用できる。ポイントの交換レートは地域によって異なる。

12市場で2026年から段階的に展開、日本の詳細は今後案内の見込み

この新パートナーシップは、2026年から段階的に以下の12市場でローンチされる予定だ。

  • オーストラリア
  • オーストリア
  • カナダ
  • フランス
  • ドイツ
  • 香港
  • イタリア
  • 日本
  • メキシコ
  • シンガポール
  • 英国
  • ニュージーランド

日本もローンチ対象国に含まれているが、現時点でアメリカン・エキスプレス日本法人からの詳細な開始時期や適用条件についての案内はまだ出ていない。今回の発表はグローバル本社によるもののため、日本での具体的な提供開始日やカード会員向けの手続き方法は、今後年内をめどに順次案内される見込みだ。対象カードや申し込み方法など詳細を知りたい場合は、続報を待つ必要があるだろう。

どんな人向きか

出張や旅行でアコーグループホテルを頻繁に利用する対象プラチナカード会員にとっては、宿泊実績を積まなくても上級会員特典を得られる点がメリットになりそうだ。特にルームアップグレードやレイトチェックアウトといった特典は、出張の合間の限られた時間を有効に使いたいビジネス利用者との相性がよいと考えられる。一方で、アコーグループホテルをあまり利用しない会員にとっては直接的な恩恵は小さいため、自身の旅行・出張スタイルと照らし合わせて活用を検討するとよいだろう。

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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