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PayPay(ペイペイ)とPayPal(ペイパル)は別モノ!それぞれの特徴を紹介!

スマホ決済アプリのPayPay(ペイペイ)とオンライン決済サービスのPayPal(ペイパル)はどちらも高い知名度を誇っている。

一見、名前が似ているPayPayとPayPalだが、実際はまったくの別物だということに注意しなければならない。

スペルも読み方も似ている2つの決済アプリは、検索をしても混同して出てきたりもする。

慣れない方には紛らわしいことこの上ないだろうから、それぞれの特徴を紹介していこう。

PayPay(ペイペイ)について

スマホ決済アプリのPayPayはPayPay株式会社が提供しているサービスだ。

PayPay株式会社はソフトバンクとヤフーが合同で立ち上げた会社のため、実質はソフトバンクグループといえるだろう。

PayPayはQRコードを通じて支払うQRコード決済アプリで、2通りの決済方法がある。

  • スキャン支払い:店側が提示したバーコード・QRコードをアプリで読み取る
  • コード支払い:こちら側が表示したバコード・QRコードを店側に読み取ってもらう

PayPayはQRコード決済サービスであり、金額の支払い方は3通りある。

  • PayPay残高
  • Yahoo!マネー
  • クレジットカード

事前にチャージしたPayPay残高やYahoo!マネー残高で支払うか、登録しているクレジットカードで支払う仕組みだ。

利用金額に応じたPayPayポイント付与がお得

PayPayでは、利用金額に応じて「PayPayポイント」が付与される。PayPayポイントは、PayPayでの支払いに使える。

付与対象となるのは、PayPay残高またはPayPayカード(旧ヤフーカード)で支払いをしたとき。基本還元率は0.5%で、前月の利用回数・金額およびヤフー対象サービスの利用状況により最大1.5%の還元率となる。還元率アップの詳細は以下記事を参考にしてほしい。

PayPal(ペイパル)について

PayPalとは米国のPayPal社が提供しているオンライン決済サービスだ。

利用方法はメールアドレスと紐づけしたPayPalのアカウントを作り、クレジットカードや口座情報をPayPalに登録して、PayPal経由で支払うというものだ。

登録できるクレジットカードの国際ブランドは、VISA・JCB・MasterCard・アメックス・DISCOVERとあり、登録可能デビットカードは国際ブランドがついたデビットカードとなる。

また、クレジットカード決済ならば付帯したカードごとのポイントもゲットできる。

PayPalのメリットとしてはPayPalの支払いに対応したサービスであれば、PayPalにログインするだけでそのサービスにて決済できるようになるということがある。

PayPalアカウントに登録した銀行口座情報やクレジットカード情報を使い決済ができるため、サイトごとに情報を登録する必要がなくなる。

手間がなくプライバシー保護やセキュリティ向上の面でも魅力的なツールだ。

PayPalに対応するサービスはどんどん増加しており、NetflixやHuluなどの月額課金サービスをはじめ様々なサービスで使うことができる。

PayPay(ペイペイ)とPayPal(ペイパル)はここが違う

PayPayとPayPalはスペルも読み方も似ており、口座やクレジットカードなどの支払い情報を登録するという共通点もあるが、そもそものシステムはまるで違う。

PayPayはスマホ決済アプリで、もともとはQRコード決済サービスによって実店舗での支払いがメインだ。その上で、ネット決済にも対応が広がっている。ただ、あくまでも国内利用がメインとなっている。

PayPalはオンライン決済サービスで、安全面で不安な通販サイトなどを利用する際に、PayPalを通すことでプライバシーを保護しセキュリティを向上できる。国際的に使われている決済方法でもある。

どちらも優れたサービスであることから、システムを正しく理解して利用しよう。

最終更新日:2022/04/06

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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