2020年5月4日より、宅配サービスの「Uber Eats」でスマホQR決済のPayPayが利用できるようになる。
「Uber Eats」の決済方法にPayPayが追加されるということで、全国で段階的に導入エリアを拡大予定。
具体的には、5月4日に大阪府と京都府、5月8日~5月11日に東京都・千葉県・埼玉県以外、5月15日に東京都・千葉県・埼玉県以外という順番だ。
また6月以降には、PayPayのスーパーアプリ機能である「ミニアプリ」に「Uber Eats」が追加される。
つまり、PayPay内で「Uber Eats」のデリバリーサービスが利用できるということだ。
新型コロナウイルスの影響により、現金払い以外の決済方法やオンライン飲み会などに注目され始めているが、スマホQR決済のPayPayと「Uber Eats」の連携によって、多くの人の利便性が向上する。
支払い方法まとめ
「Uber Eats」で利用できる支払い方法のまとめは下記の通り。
- 現金
- クレジットカード
- LINE Pay
- Apple Pay
上記のラインナップに、今回のPayPayが加わる形となる。
ただ、見てもらえればわかる通り、キャッシュレス決済の支払い方法は非常に少ない。
クレジットカードに対応しているものの、近頃勢いを増しているスマホQR決済にほとんど対応していないのだ。
「Uber Eats」自体のユーザー数は増えているので、PayPay以外にも、さらなる支払い方法の追加を期待したい。
※Uber Eatsで使えるクレジットカードの国際ブランドは以下のとおり。
VISA
Mastercard
JCB
American Express(アメックス)
Diners Club(ダイナースクラブ)
どの支払い方法がお得?
「Uber Eats」の利用を検討している人の中には、「どの支払い方法が最もお得か気になる」という人も多いはずだ。
結論から述べると、ポイント還元率が1%のクレジットカードの利用を強くおすすめする。
「Uber Eats」で特別に還元が付与されるキャッシュレス決済方法はない。
つまり、キャッシュレス決済自体のポイント還元率がそのままお得さに直結するため、各種条件をクリアする必要があるスマホQR決済と比較すると、手軽に活用できるクレジットカードのコスパの高さが目立つ。
- クレジットカード:手軽に1%のポイント還元を実現できる
- スマホQR決済:ポイント還元率アップのために条件アリ
実際にPayPayでポイント還元率1%を実現するためには、月の決済回数が50回を超えている必要がある。
PayPayのヘビーユーザーなら話は別だが、そうでない人の場合、クレジットカードの方が手間と時間を節約できるのでおすすめだ。
ただ、Kyashのような外部サービスとクレジットカードを連携しても、「Uber Eats」では利用できないので要注意。
還元率次第ではPayPayやLINE Payも
「Uber Eats」を利用する場合、基本的にはポイント還元率1%のクレジットカードが最もコスパの高い支払い方法になる。
しかし普段からスマホQR決済を利用している人なら、より多くのポイント還元を受けられる可能性がある点も覚えておこう。
- PayPay:決済回数50回以上+利用金額10万円以上でポイント還元率1.5%
- LINE Pay:プラチナランクなら3%のポイント還元率
上記のように、基本ポイント還元率が0.5%のPayPayでも、条件を達成すれば最大1.5%のポイント還元率を実現できる。
また、LINE Payにいたっては、最大3%ものポイント還元率になるチャンスがあり、ヘビーユーザーからすれば利用しない手はないほど魅力的なサービス内容だ。
さらに、LINE Payは基本ポイント還元率が1%というメリットもある。(Visa LINE Payクレジットカード限定)
すでにポイント還元率1%のクレジットカードを利用している人以外なら、新しくVisa LINE Payクレジットカードを発行し、LINE Payを利用するのが最もお得な支払い方法になるだろう。
最終更新日:2020/06/10