ピザーラは、1月8日から店頭・宅配の両方での注文時にスマホ決済アプリ「PayPay」が使えるようになったと発表した。
対応したのは、ピザーラ全国221店舗。2019年現在では570店舗が展開しており、今回は約半数の店舗に先行導入された形だ。
該当店舗では、宅配・実店舗でのどちらでもPayPayが利用でき、「出前館」や「LINEデリマ」といった出前アプリ経由での注文にも対応。
PayPayがピザーラに対応したことのメリット
PayPayがピザーラに対応したことのメリットは、
- 宅配到着時に現金で支払う手間がない
- 注文時にクレジットカード情報を入力する必要がない
- 手元に現金がなくても支払いができる
- クレジットカード・PayPayのダブル還元を受けられる
- 銀行口座チャージでクレジットカードを使いたくない人も使いやすい
PayPayを利用することで、ピザを受け取るときに現金の支払いが簡略化されるのが大きなメリット。
手元に現金がなくても利用できるほか、注文時にクレジットカード情報を入力する手間もなくなるので非常に楽だ。
加えて、PayPayを利用することの大きなメリットは「0.5%還元」が上乗せされることだ。
これは、クレジットカードを利用したPayPay支払いの場合、「クレジットカード還元+0.5%」が還元されることを意味する。
つまり、1%のクレジットカードを使えば1.5%。通常の現金払いよりも断然お得だ。
また、PayPayでは銀行口座からのチャージにも対応している。
クレジットカードを使いたくない人は、還元率は下がるがこちらがお得で便利だ。
PayPayでの支払い方法
PayPayでピザーラを利用するには、PayPayに対応したピザーラ221店舗を利用する必要がある。
該当店舗であれば、公式サイトでの注文時に、「現金」「クレジットカード」に加え「PayPay」が支払い方法として選べるようになる。
PayPay払いで注文した場合、宅配での受け取り時および実店舗での注文時にスマホを使ってPayPayで支払う形になる。
店員が、QRコードを記載したカードを提示するので、それをスマホで読みとって代金を入力、支払いを済ませよう。
現金の支払いや、カード情報を入力する手間無く商品の受け取りが可能となる。
PayPayとクレジットカードで二重取り
PayPayのクレジットカード二重取りについてもう少し掘り下げていこう。
PayPayに登録できるクレジットカードはVisa、MasterCardの2ブランド(Yahoo! JAPANカードのみJCBブランドも可)。
このうち、高還元を狙うなら保有コストがかからない年会費無料カードと組み合わせるのがオススメだ。
中でも特に、1.0%還元を誇る「楽天カード」や、入会後半年は還元率2倍(2.0%)になる「Orico Card THE POINT」はおすすめ。
これらと組み合わせることで、PayPay支払いが自動的に1.5%(オリコは入会キャンペーン込みで2.5%)となり非常にお得なのだ。
カード自体も、セキュリティ面やサポート共に年会費無料カードとしては質が高く、初めてのカードにも向いている。
PayPayと組み合わせるクレジットカードに迷ったら、これらを選ぶと良いだろう。
クレジットカード連動の注意点
なお、8日にPayPayは不正利用対策の一環として、過去24時間以内の利用額を2万円までに設定したと発表した。
1日のうち2万円を超えた分はクレジットカードが使えなくなってしまい、事前チャージでの残高決済しか利用できなくなるので注意が必要だ。
さらに、2018年12月21日に設定された過去30日間の利用上限5万円も引き続き適用される。
つまり、クレジットカードを利用する場合は過去24時間で合計2万円を超えない範囲かつ、過去30日間で5万円以内でのみ利用が可能となる。
不正利用対策の一環としての措置だが、前回のキャンペーンと違い高額な買い物には利用できなくなっている。
いささか使い勝手には欠けてしまうが、チャージ利用は今までどおり利用できるので2種類の決済を併用していきたい。
最終更新日:2021/09/15