TOP

PR

プロミスVisaカードのメリット・審査や特徴を解説【2024年最新】

プロミスVisaカード

プロミスのカードローンと、三井住友カードのクレジットの両方の機能が搭載されているプロミスVisaカード。また、ポイント還元を始め、さまざまな特典も付帯する。

本記事では、そんなプロミスVisaカードのメリット・デメリットや審査について詳しく解説するので、興味のある方はぜひ参考にしてほしい。

プロミスVisaカードとは

プロミスVisaカードは、プロミスでの借入と、Visa加盟店でのクレジットカード決済を1枚でこなせるカードだ。

カード券面はナンバーレス仕様でスッキリしたデザイン。カード表面・裏面いずれにもカード情報は記載されておらず、専用のアプリ「Vpassアプリ」で確認できるようになっている。

プロミスを運営しているSMBCコンシューマーファイナンスと三井住友カードは、ともにSMBCグループに属している。

プロミスVisaカードも三井住友カードが発行しているクレジットカードであり、カードとしての基本スペックは、三井住友カード(NL)と似ている。

年会費永年無料、プロミスVisaカードの基本スペック

プロミスVisaカードの年会費は条件なしの永年無料。コストを気にすることなく、カードを保有し続けられる。

クレジットカードの国際ブランドはVisaで、Visaのタッチ決済にも対応している。

Visa加盟店は世界中に多いので利用できずに困るということはあまりないが、Mastercardなど他の国際ブランドには対応していないことに注意しておこう。

ポイントの基本還元率は0.5%で、利用金額200円ごとにVポイントが1ポイント貯まる。

基本還元率は特に高くないが、ポイント還元率アップの方法が多数あるため、お得に利用できる。ポイント還元率アップの方法については後ほど詳しく解説するので、そちらもぜひ参考にしてほしい。
 
保険については、海外旅行傷害保険(最高2,000万円)が利用付帯となる。

ETCカードは発行可能だが、家族カードは付帯していない。

カードローン機能があるため、キャッシングは海外キャッシュサービスのみだ。

カードを持っていればいつでもカードローンが利用できるメリット

プロミスVisaカードでは入会時にクレジットカードの審査とカードローンの審査が段階的に行われる。先にカードローン(プロミス)の審査が行われ、それに通過すると続いてクレジットカード(プロミスVisaカード)の審査が行われる、という流れだ。

これらの審査に通ってカードを所有すれば、いつでもすぐにカードローンを利用可能になり、わざわざ別途審査を受ける必要はない。

公式サイトを見る

プロミスVisaカードがおすすめの人

プロミスVisaカードの利用がおすすめなのは、以下に当てはまる方だ。

  • クレジットカードとカードローンを両方利用したい人
  • すでにプロミス会員でクレジットカードをお得に所有したい人
  • 日常生活でお得になるクレジットカードがほしい人

では1つずつ解説する。

クレジットカードとカードローンを両方利用したい人

クレジットカードとローンカードの両方を必要とする方に、プロミスVisaカードはおすすめだ。

プロミスVisaカードは1枚でこの2つの機能を併せ持つため、別々にカードを持つ必要がない

また、カード券面に「プロミス」の文字はなく、外見は通常のクレジットカードとほぼ同じなので、カード利用時に他人に一瞬見られたとしても、カードローンを利用していることは比較的バレにくいだろう。

すでにプロミス会員でクレジットカードをお得に所有したい人

すでにプロミスを利用していて、お得なクレジットカードを探している方もいるだろう。

プロミスVisaカードの申込では、まずプロミスの審査が行われ、その後に三井住友カードの審査が行われる。そのため、申込はプロミスのWebサイトからになる。

すでにプロミスと契約している場合は、三井住友カードの審査のみで済むので、プロミス会員にとって申し込みやすいクレジットカードといえる。

日常生活でお得になるクレジットカードがほしい人

プロミスVisaカードにはポイントアップの特典が多数あり、お得に利用できる。

クレジットカードのポイント還元などの特典はカードによってさまざまで、日常生活でお得になるカード、海外旅行がお得になるカードなどがある。

プロミスVisaカードは対象のコンビニや飲食店でポイント還元がアップするのが特徴のため、日常生活でお得にカードを利用したい方に向いている。

対象の飲食店には、マクドナルドやすき家など、全国展開しているチェーン店も多く含まれているため、どの地域でも多くの方が有効活用できるだろう。

プロミスVisaカードの申込・審査基準

クレジットカードやカードローンを申し込むときに、審査を気にする方は多いだろう。

ここからは、プロミスVisaカードの申込条件や審査内容について解説していく。

申込条件

プロミスVisaカードの申込条件は「満18歳以上のプロミス会員の方(高校生は除く)」となっている。

よって、まずはプロミスの審査に通って会員となってから、カードの申込みをする流れだ。

カードローンのプロミスの申込条件は「年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方」であり、年収に関する条件が付けられている。

満18歳以上であれば学生でも申し込めるが、19歳以下はプロミスの審査で収入証明書の提出が必要になる。
※ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込み不可。※収入が年金のみの方も申し込み不可。

プロミスの審査後、三井住友カードの審査がある

プロミスの申込みは、プロミスのWebサイト・アプリからできる。プロミスの審査に通過したら、プロミスVisaカードの申込みを行い、三井住友カードの審査を受ける。

プロミスは申し込みから融資開始まで最短3分とされているが、三井住友カードは一週間程度かかる。

審査期間が長い分、三井住友カードの審査のほうが厳しいと考えられる。
※プロミスの最短3分融資については、申込の時間帯や審査状況により希望に添えない場合あり。

電話による在籍確認が行われる可能性

プロミスは原則電話による在籍確認はないが、三井住友カードは場合によって行われるケースがある。職場に在籍確認の電話がかかってきたら、確実に対応しよう。

なお、電話については事前に申込者に同意を得たうえでの連絡となる。さらに担当者の個人名または三井住友カードを名乗るなどの配慮があるため、カードローンであることがバレることはほとんどないだろう。

公式サイトを見る

高還元率になる機会が多いのも大きなメリット

プロミスVisaカードは、三井住友カード(NL)など三井住友カードの主要なカードと同様、基本還元率は0.5%だ。しかし、条件を満たすことで還元率の大幅アップが頻繁に実現できる。

たとえば、対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済を利用すると最大7%、さらに他の還元率アップの条件と合わせると最大12%還元になることもある。

還元率アップの特典を上手に活用して、Vポイントをどんどん貯めていこう。

対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済でポイント最大7%還元

普段から対象のコンビニや飲食店を利用する方には見逃せない特典だ。

対象のコンビニや飲食店でスマホのVisaタッチ決済を利用すると、最大7%のポイント還元を受けられる。対象の店舗は下記のとおりだ。

【対象の店舗】
セイコーマート※1、セブン-イレブン、ポプラ※2、ミニストップ、ローソン※3、マクドナルド、モスバーガー※4、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店※5、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、かっぱ寿司
※1:タイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストアも対象。
※2:生活彩家も対象。
※3:ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフも対象。
※4:モスバーガー&カフェも対象。 ※5:ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象。

ポイント加算の対象外となるケースに注意

この特典を活用する際には、下記の点に注意しておきたい。

  • iD、カードの差し込み、磁気取引での支払いは対象外
  • 一部対象外の店舗がある
  • 一定金額を超えるとポイント加算にならないケースがある

*最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
*商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
*iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
*一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
*ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

まず、Visaのタッチ決済で支払うことが必要で、決済端末にカードを差し込んでの支払いや、電子マネーiDでの決済は対象にならない。

また、一部ポイント加算の対象にならない店舗も存在し、商業施設内の店舗などが対象外となる傾向のため、気を付けたい。

また、一定金額(原則1万円)を超えるとタッチ決済ではなく、決済端末にカードを差し込んでの支払いが必要となる。その場合の支払い分は、ポイント加算の対象とならない。

コンビニで1万円超の買い物をするケースは多くないと思われるが、飲食店を大人数で利用すると1万円を超える可能性はあるので注意しよう。

家族の登録で対象のコンビニ・飲食店で最大+5%還元

プロミスVisaカードでは「家族ポイント」の制度も利用できる。

対象となる家族を登録することで、対象のコンビニ・飲食店での支払いの際、利用金額200円(税込)につき最大+5%のポイント還元を受けることが可能だ。

前述のコンビニ・飲食店でのタッチ決済で最大7%還元と合わせると、最大12%還元が実現することになる。

家族として登録できるのは家族ポイント対象カード(三井住友カード各種、プロミスVisaカード)の本会員であり、家族会員ではないことに注意しよう。

また、以下のような代表者(主会員)の二親等以内の家族のみ登録ができ、三親等以上は対象外だ。

  • 一親等:本人の子どもや父母、配偶者の父母
  • 二親等:本人の孫や祖父母、本人または配偶者の兄弟姉妹

家族は最大9人まで登録できるが、6人以上登録したとしても最大+5%還元が上限となる。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでタッチ決済を利用すると最大5%還元

USJのパーク内のお店では、三井住友カードのVisaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスで決済すると、200円(税込)の利用につき5%のポイント還元を受けられる。

プロミスVisaカードもこの特典の対象に含まれるため、USJを訪れたときにはぜひ積極的に活用したい。

ただし、オンラインストアやWEBチケットストアでの支払いは対象外だ。

また、一定金額(原則は税込1万円)を超えるとタッチ決済を利用できず、通常のクレジット決済となる。この場合も5%還元の対象外となるので注意しよう。

Vポイントチャージで0.25%還元

Vポイントを管理できる「Vポイント」アプリで支払うと、利用金額の0.25%が自動的に残高にチャージされる。

チャージ方法はクレジットカードの他、Vポイントでチャージすることも可能だ。

よって、貯まったVポイントをチャージすることで、さらにポイントが還元される仕組みとなっている。

毎月1日から月末までの利用金額が集計され、翌月10日ごろにVポイントアプリの残高にチャージされる。

なお、Vポイントアプリの残高にも有効期限はあるが、通常のVポイントとは異なることもおさえておきたい。

通常の有効期限はアプリの初回登録から5年間だが、以下2点の条件を満たすと自動的に期限が更新される。

  • 有効期限付きの含む12カ月前から有効期限前月の25日までに、利用またはチャージがあること
  • 本人確認が完了していること

定期的に利用やチャージをしていれば、その都度期限が延びていくことになるため、期限を気にする必要がなくなる。

ココイコ!エントリーで対象ショップでポイントやキャッシュバック特典

「ココイコ!」とは、事前にエントリーをしてから対象となる街中のお店でショッピングをすると、通常より多くのポイントまたはキャッシュバックを受け取れる特典だ。

三井住友カードの保有者なら誰でも無料で利用でき、プロミスVisaカードも対象に含まれる。

対象のショップは常時100ショップ以上あり、多種多様なジャンルのお店が含まれる。その一部を紹介すると下記のとおりだ。

百貨店京王百貨店(+0.5%)、タカシマヤ(+1%)、東武百貨店(+1%)
家電ビックカメラ・ソフマップ(+0.5%)、ジョーシン(+0.5%)
書籍紀伊國屋書店(+0.5%)、ブックファースト(+0.5%)

ココイコ!を上手に利用するコツは、普段から利用するお店が対象かを確認して、見逃さずにエントリーすることだ。

三井住友カードのホームページにココイコ!の対象店が掲載されているので、事前にチェックしてみよう。

人によっては「スペシャルオファー」 が提示されることがあり、通常よりさらにピントやキャッシュバックを受け取れる。

スペシャルオファーは、ログインしてココイコ!のページを訪れると、トップ画面に表示されることがある。ココイコ!のページを定期的にチェックしてみよう。

ポイントUPモール経由のネットショッピングで+0.5~9.5%還元

プロミスVisaカードでネットショッピングをするなら、ポイントUPモールを経由するのがおすすめだ。

サイトにログインし、楽天市場など対象ショップへのリンクからアクセスして買い物をするだけで、通常のポイントに+0.5%~9.5%が追加で還元される。

ポイントUPモールに掲載されているショップとポイント還元率の例を以下で紹介する。

  • 楽天市場:+0.5%
  • Yahoo!ショッピング:+0.5%
  • じゃらんnet:+1%
  • さとふる(ふるさと納税サイト):+1.5%
  • 大丸松坂屋:+1.5%
  • VAIO STORE:+3%
  • ニッセンオンライン:+3%
  • アディダス オンラインショップ:+4%
  • オイシックス:+2%
  • ノートンストア:+9.5%

総合ネット通販から専門店まで、有名なお店が数多く含まれている。日常的な買い物でも、特別な機会の買い物でも活用できるだろう。

プロミスアプリ&カードローン返済でもVポイントが貯まる

Vポイントを貯める方法として、プロミスアプリの利用とローンの返済もある。

まず、プロミスアプリにログインするだけで10ポイントがもらえる。

ポイント獲得は月に1回までと限られているが、楽にポイントを獲得できるので便利だ。ログインポイントが反映されるまでは2日程度かかるので、すぐ付与されなくても焦らず待とう。

次に、毎月の返済において、利息200円ごとに1ポイントを獲得できる(遅延利息を除く)。たとえば利息の支払いが3,000円なら、15ポイントを獲得可能だ。

利息の支払いはできるだけ少なく抑えるべきではあるが、負担を若干軽くできる特典といえる。

公式サイトを見る

対象サブスク支払いで最大10%還元など学生はさらにお得

三井住友カードには「学生ポイント」という仕組みがあり、該当する会員が対象のサブスクや携帯などの料金を三井住友カードで支払うと、追加でポイントが還元される。

プロミスVisaカードにも、この学生ポイントが適用される。この章では学生ポイントについて詳しく解説する。

学生ポイントの対象となる会員

このプログラムの対象となる会員は、本会員としてカードを保有し、職業を「学生」と申告している方だ。学生ポイントの対象期間は、卒業予定年の12月末日までとなる。

たとえば2024年3月に卒業する場合、2024年12月末日までの利用分が、学生ポイントの対象だ。卒業を迎えても、年内は学生ポイントの特典を享受できることになる。

なお、カードを家族会員として保有する場合、その他職業(副業)で「学生」と申告している場合は対象外だ。

サブスクの支払いで最大+9.5%

学生ポイントの特典1つ目は、対象となるサブスクサービスの支払いで最大9.5%のポイント還元だ。

以下の対象サービスをプロミスVisaカードで支払うと、通常のポイントに加え、利用金額200円(税込)あたり+9.5%が還元される。

  • Amazonオーディブル
  • Amazonプライム(Amazonプライム会費、Prime Student会費もポイント対象)
  • DAZN(DAZN for docomoも対象)
  • dアニメストア
  • dTV
  • Hulu
  • U-NEXT
  • LINE MUSIC

なお、LINE MUSICでポイント加算を受けるには、以下の方法でカードを登録する必要がある。

  1. カードをLINE Payアカウントに登録する
  2. LINE MUSICの支払い方法を選択する際、1で登録したカードを指定する

サブスクサービスで普段から動画やアニメなどを楽しんでいる方も多いだろう。サブスク料金は原則として毎月支払う固定費なので、Vポイントを追加で確実に獲得できてお得だ。

携帯電話の料金支払いで最大+1.5%

学生ポイントの2つ目の特典は、対象の携帯電話の代金の支払いで最大+1.5%のポイントが加算されることだ。

対象サービスはau、povo、UQ mobile、docomo、ahamo、SoftBank、LINEMO、Y!mobile、LINEモバイル、y.u mobileだ。

携帯電話料金に関する特典は他のクレジットカードでも見かけるが、大手キャリアのみで格安料金プランが対象外にされているケースもある。

それと比較して学生ポイントは、povoやahamoなどの格安料金プラン、UQモバイルやY!mobileなどのサブブランドの利用者も特典を享受できるのでお得だ。

LINE Payの決済で最大+2.5%

学生ポイントには、LINE Payの決済に使うと最大+2.5%のポイント還元の特典もある。

LINE PayはPayPayなどと同じスマホ決済(QRコード決済)で、コンビニやドラッグストアなど幅広い場所で利用可能だ。

ポイント加算を受けるには、LINE Payの「チャージ&ペイ」で支払う必要がある。チャージ&ペイは、LINE Payアカウントに三井住友カードを登録して支払う方法だ。

通常のチャージと異なり、事前にLINE Pay残高をチャージする必要はないので便利だ。

分割払いの手数料が実質無料

三井住友カードで分割払い・あとから分割払いで支払うと、分割払いで発生した手数料が全額ポイント還元される。

旅行や家電など、まとまった額の支払いが厳しいときに便利なのが分割払いだ。手数料が実質無料になるお得な特典を活用して、スマートに買い物をしよう。

学生ポイントの注意事項

お得な学生ポイントだが、注意事項もいくつかあるので事前に知っておこう。

まず、サブスク・携帯料金・QRコード決済によるポイント加算は、合計で毎月1カードにつき30,000ポイントが上限だ。

分割払い・あとから分割腹払いによるポイント加算は、合計で毎月カードにつき50,000ポイントが上限となる。

携帯料金のポイント加算は、携帯電話料金(通信料金)の月額利用料金の支払いが対象で、その他サービスは対象とならない場合がある。

サブスクのポイント加算は月額料金や年額料金の支払いが対象であり、サブスクサービス内でのショッピングなどはポイント加算の対象外になることもある。

カードの付帯保険を選ぶことも可能

海外旅行にまったく行かない方にとっては、海外旅行傷害保険が付帯してもほとんど意味はないだろう。

そこで三井住友カードでは「選べる無料保険」というサービスを用意しており、以下の保険へ無料で変更することが可能だ。

  • 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
  • ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定)
  • 持ち物安心プラン(携行品損害保険)

「選べる無料保険」の対象カードには、プロミスVisaカードも含まれている。ここからは、各プランについて詳しく解説する。

日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)

こちらのプランは、日常生活でのケガや賠償に備えることのできる保険だ。

他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりしたことで、損害賠償責任を負った場合の損害の補償を受けられる。

傷害・後遺障害では5万円、個人賠償責任では最高20万円の補償を受けられる。

日常生活で他人にケガをさせる可能性として大きいのは、自転車の利用時だ。通勤や通学で自転車を頻繁に利用する方に向いている。

また小さなこどもは、お店などでいろいろな物を触って壊してしまう恐れがある。小さなこどもがいる家庭も、賠償責任に備えて加入しておくのも良いだろう。

ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))

交通事故でケガを負った場合に補償を受けられるプランで、交通事故による入院や手術の費用について補償を受けられる。

日常的に自転車に乗る方、交通事故に備えたい方に向いている。

補償金額は傷害入院補償の場合、1日あたり1,000円で、支払限度日数は60日だ。

また傷害入院保険金の支払対象期間(60日間)中に手術を受けた場合、入院中の手術であれば10,000円、それ以外の手術の場合は5,000円が支払われる。

なお、このプランで受けられる補償は、交通事故によるものに限定されている。その他の理由で入院しても、補償は受けられない。

持ち物安心プラン(携行品損害保険)

カメラ・衣類などの身の回りの持ち物について、盗難・破損・火災などの被害にあった場合に補償されるプランだ。

さまざまな場所のレジャーを安心して楽しみたい方、持ち物の盗難に備えたい方に向いている。

携行品損害の場合、最大3万円(免責3,000円)の補償を受けられる。

免責とは自己負担のことで、1事故あたり3,000円を負担する必要がある。たとえば損害が20,000円の場合、3,000円を差し引いた17,000円が支払われる。

別の保険で備えておくこともおすすめ

ここまで3つの補償プランについて解説してきたが、補償額が十分ではないと感じる方も多いだろう。

いずれのプランもカードのランクごとに補償額が異なり、プラチナなど上位のランクであれば補償額が高くなる。

プロミスVisaカードは一般ランクであり、年会費無料であることから補償額は比較的少ない。手厚い補償を受けるためには、別途保険に加入して備えておくこともおすすめだ。

公式サイトを見る

Vポイントの使い方

クレジットカードをお得に活用するなら、ポイントの使い方についても把握しておこう。

プロミスVisaカードの場合、Vポイントの有効期限は獲得月から2年間だ。2年を過ぎたポイントは自動的に失効してしまうので、期限までに有効に消費しておきたい。

会員サイトまたはアプリの「Vpass」でポイント管理ができるので、活用するのがおすすめだ。

ここからは、Vポイントの使い道について詳しく紹介する。

1ポイント=1円として使える

Vポイントをもっとも手軽に消費する方法は、1ポイント=1円で買い物に使うことだ。Vポイントを買い物で消費する方法として、以下の3つがある。

  • Vポイントアプリ
  • Visaプリペ
  • かぞくのおさいふ

いずれもVポイントを残高にチャージして、買い物ができるサービスだ。

Vポイントアプリ

Vポイントアプリは、貯まったVポイントをショッピングで簡単に利用できるアプリだ。

Vポイントアプリの残高にチャージすることで、Visaのタッチ決済または電子マネーiDの対応加盟店で利用できる。Visa加盟店ならネットショッピングでも利用可能だ。

Vポイント1ポイント=1円として交換でき、交換手数料などは発生しない。

Vポイントだけでは支払代金に足りない場合、銀行口座やクレジットカードからチャージして残高を増やすことができるため、少額のポイントも消費しやすい仕組みだ。

スマホのApple PayまたはGoogleウォレットに設定すると、タッチするだけでスマートに支払える。

Visaプリペ

Visaプリペとは、三井住友カードが発行している年会費無料のプリペイドカードだ。プリペイドカードはクレジットカードと違い、事前にチャージしてから支払う。

Visaプリぺは審査がなく、誰でもインターネットで申込みができる。満6歳以上(小学生)以上の方が利用できるため、子どもに利用させることも可能だ。

Vポイント付与対象の三井住友カードでチャージすると、さらに0.25%のVポイントが還元される。

Visaプリぺを使える場所は、Visaの加盟店・Visaのタッチ決済の加盟店・iDの加盟店・Apple Payに対応したアプリやネットショップだ。

カードの残高上限は30万円で、1日のチャージ上限は30万円、月間のチャージ上限は100万円ということもおさえておこう。

かぞくのおさいふ

かぞくのおさいふとは、家族で家計管理をするのに向いているVisaプリペイドカードだ。

本会員と家族会員で利用し、アプリで家族の残高を管理し、足りない時もお互いの残高からすぐチャージできる。たとえばお小遣い分をチャージし、現金の代わりに子どもに持たせて使わせることができる。

利用通知はアプリ・メールで届き、家族の利用を見守る機能もある。夫婦の家計管理や、実家の両親の見守りとして利用することも可能だ。

カードデザインは8種類で、子ども用の可愛いデザインから、大人向けのシンプルなデザインもある。

かぞくのおさいふには、Vポイントの他にクレジットカードやインターネットバンキングでチャージできる。

かぞくのおさいふを利用できる店舗はVisa加盟店で、Apple PayやGoogle Payに設定するとiD加盟店でも利用できる。

キャッシュバック

チャージする方法に続くVポイントの2つ目の使い方は、キャッシュバックを受けることだ。Vポイントをクレジットカードの利用代金に充当することができる。

キャッシュバックは1ポイント=1円単位でできるため、わずかなポイントも無駄にすることなく活用できる。

交換したポイントが支払金額を超えた場合はキャッシュバックの繰越残高となり、翌月に繰り越される仕組みで、現金が口座に振り込まれることはない。

繰越残高の有効期限は3カ月間で、期限後は失効してしまうので注意しよう。

銀行・証券サービスで利用

Vポイントは、銀行や証券サービスで使うことも可能だ。

1点目に、三井住友銀行の口座を持っていると、Vポイントを振込手数料に充当することができる。

オンラインバンキングである「SMBCダイレクト」で振込をするときに「ポイント利用による割引」を選ぶと利用できる。 1ポイント=1円換算で、3割引・5割引・全額割引のいずれかを選択可能だ。

2点目としてSBI証券において、Vポイントを投資信託の買付に利用できる。

通常の特定口座・一般口座のほか、一般NISAも対象だ(つみたてNISAとジュニアNISAは除く)。対象となる銘柄は、SBI証券で取り扱うすべての投資信託で制限はない。

1ポイントを1円分として金額指定で買付ができるが、積立買付や口数買付には利用できないことに注意しよう。Vポイントだけでは足りない場合、現金との併用もできる。

景品・他社ポイントに交換

他社のクレジットカードのポイントと同じように、景品に交換する使い道もある。

景品は家電から食品、商品券まで多彩なラインナップがある。すでに欲しいアイテムが決まっている場合に便利だ。

景品の数は非常に多いため、商品券や他社ポイントについて一部を紹介する。

  • すかいらーくご優待券1,000円分(1,500ポイント)
  • QUOカード1,000円分(1,500ポイント)
  • VJAギフトカード5,000円分(5,500ポイント)
  • nanacoポイント(1P→0.8P)
  • 楽天ポイント(1P→0.8P)
  • Tポイント(1P→0.8P)
  • dポイント(1P→0.8P)

優待券や他社ポイントへ交換すると、Vポイントの価値が落ちてしまうケースが多い。

ポイントで損をしたくないと考えるなら、前述のVポイントアプリなどを活用するのがおすすめだ。

プロミスVisaカードのセキュリティ対策

クレジットカードでは、スキミングやフィッシングなどの被害を心配する方もいるだろう。

プロミスVisaカードには、安心して利用できるようセキュリティに関する機能もあるので紹介しよう。

ナンバーレスデザインなので番号流出のリスクを減らせる

カードの券面はナンバーレス仕様で、カード番号や有効期限などの情報は一切印字されていない

カードを使う時に他人に見られたとしても、券面からは何の情報も得られないため、盗み見を心配することなく利用できる。

公共料金の引き落としやインターネット通販の利用などでカードの情報が必要な時は、アプリですぐ確認できるため、使い勝手も問題ない。

紛失・盗難時の利用停止・再発行は24時間対応

カードの発行元である三井住友カードでは、カードの紛失・盗難に関する問合せを、24時間体制で受け付けている。

また、紛失や盗難にあった場合は、WEBサイト「Vpass」で手続きをすれば、カードの利用停止と再発行を依頼できる。

一度利用を止められたカードは、まったく利用できない状態になるので、停止した後は不正利用の心配はない。

ただし、カードを再発行するとカード番号が変更されるため、カード情報を登録している利用先にて変更手続きが必要になる。

カード不正利用発生時の補償

三井住友カード会員規約にて、不正利用による損害の補償を受けられることが明記されている。

カード利用停止を手続きした日の60日前からさかのぼって補償を受けることが可能だ。

それ以前の期間については対象外となるため、紛失や盗難などにあった際には、速やかに手続きをしておこう。

プロミスVisaカードのデメリット

プロミスVisaカードにはポイントアップやナンバーレス仕様などのメリットがある一方、下記のようなデメリットもある。

  • プロミス・三井住友カードの両方で審査があるので時間がかかる
  • 国内旅行傷害保険が付帯しない
  • 支払いの管理が複雑になりがち
  • 家族カードが発行できない

プロミス・三井住友カードの両方で審査があるので時間がかかる

プロミスVisaカードを発行するには、プロミスと三井住友カードの2つの審査をパスする必要がある。

即日発行はできず、すぐにカードを使いたい方には向いていない。

なお、カードローンを急いで利用したい場合は、プロミス単体で申し込むほうが早い。

プロミスはインターネットで申込みでき、融資開始まで最短3分となっている。

国内旅行傷害保険が付帯しない

プロミスVisaカードには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯する一方、国内旅行傷害保険は付帯していない。

国内旅行をする機会が多く、万が一の備えが必要な場合は、他のクレジットカードや保険でカバーしておこう。

ただし、そもそも年会費無料のクレジットカードには、国内旅行傷害保険が付帯しないケースが多い。

▼年会費無料で国内旅行傷害保険が付帯していないカードの例

  • 三井住友カード(NL)
  • 楽天カード
  • JCB CARD W
  • エポスカード

上記のような代表的な年会費無料カードにも、国内旅行傷害保険は付帯していない。

よってこの点については、それほど大きなデメリットではないだろう。

支払いの管理が複雑になりがち

プロミスVisaカードでは、クレジットカードのショッピング枠とカードローン枠で返済日・返済方法が異なる

三井住友カードの返済日は下記のいずれかだ。

  • 10日:毎月15日に締切り、翌月10日に自動引落し
  • 26日:毎月月末に締切り、翌月26日に自動引落し

クレジットカードは、口座からの自動引き落としのみで、その他の返済方法は利用できない。

一方でカードローンであるプロミスでは、毎月5日・15日・25日・末日のいずれかを選べる。

給料日などは会社によって異なるが、月中のどのタイミングであるとしても、支払いやすい仕組みだ。返済方法についても、以下から選べる。

  • インターネット返済
  • 口座振替
  • スマホATM
  • コンビニ・提携ATM
  • プロミスATM
  • 銀行振込

インターネット返済は、会員サイトにて返済する仕組みで、自宅で好きなタイミングに支払いができる。ATMに出向く必要がなく、土日や夜間でも返済ができて、手数料は無料だ。

このように、プロミスVisaカードのクレジットカード枠とカードローン枠では、返済日や返済方法に大きな違いがある。

混乱しないように、それぞれをきちんと管理しながら利用することが大切だ。

家族カードが発行できない

プロミスVisaカードは、家族カードに対応していない。

家族もクレジットカードが必要な場合、カードとしての機能が似ている三井住友カード(NL)がおすすめだ。

対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaタッチ決済で最大7%還元、家族の登録で最大+5%還元、学生ポイントなどの特典を利用できる。

家族ポイントがあるため、家族で特典の対象になる三井住友カードを登録すると、Vポイントを効率的に貯めていくことが可能だ。

その他のカードローン付きクレジットカードの比較

プロミスVisaカード以外にも、カードローンとクレジットの機能が一体化したカードがある。

Tカードプラス(SMBCモビット next)と、ACマスターカードだ。ここでは、3枚のクレジットカードの機能や特徴を比較していく。

プロミスVisaカード・Tカードプラス(SMBCモビット next)・ACマスターカードの比較表

プロミスVisaカードTカードプラス
(SMBCモビット next)
ACマスターカード
年会費永年無料永年無料永年無料
国際ブランドVisaMastercardMastercard
最短即日発行
基本還元率0.5%
●対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaタッチ決済で最大7%
0.5%
●Tポイント加盟店で1~0.5%
0.25%
ETCカード初年度:年会費無料
2年目以降:年会費550円(税込)
※前年に一度でもカード利用があれば無料
初年度:年会費無料
2年目以降:年会費550円(税込)
※前年に一度でもカード利用があれば無料
その他のポイントアップ特典対象となる家族の登録で最大+5%還元
付帯保険海外旅行傷害保険:最高2,000万円
or選べる無料保険
カードローン金利公式サイトをご確認ください3.0~18.0%10~14.6%
総利用枠クレジットカード:~100万円
カードローン:~500万円
クレジットカード:最大80万円
カードローン:最大800万円
クレジットカード:最大300万円
カードローン:最大800万円
※クレジットカードとカードローンの利用合計上限:800万円

いずれも年会費が永年無料で、保有コストを気にせずに利用できるクレジットカードだ。

プロミスVisaカードの特徴についてはすでに解説してきたため、それ以外の2枚について詳しく見てみよう。

Tカードプラス(SMBCモビット next)|Tポイントをお得に貯めることができる

Tカードプラス SMBCモビットnext

▼Tカードプラス(SMBCモビット next)おすすめポイント

  • 返済0.5%のTポイントが貯まる
  • Vポイントとの統合で貯める・使えるお店が増える可能性がある

クレジット・カードローン・Tポイントの機能が1枚にまとまったクレジットカード。発行は三井住友カード株式会社。

カードローンは、モビットを原則として24時間365日利用できる。

Tポイントが貯まりやすいのが特徴で、Tポイント加盟店でクレジットカード払いをすると、Tポイントを二重取りできる。

またモビットの返済でも、利息分200円あたりTポイントが1ポイント貯まる仕組みだ。

※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります。

Tポイントは、2024年春を目途に三井住友カードのVポイントとの統合が発表されている。

Tポイントは日本における共通ポイントの先駆けのような存在ではあるが、近年では楽天ポイントやdポイントなどに押されつつあった。

Yahoo!がTポイントとの連携をストップし、PayPayポイントを推進する方針を打ち出したことからも、Tポイントの伸び悩みがうかがえた。

しかし今回のVポイントとの統合によって、Tポイントの名称は変わるものの生き残りを図ろうとしている。

今回の統合により、ポイントを貯める・使えるお店が増える可能性は高い。

ACマスターカード|最短即日でカード発行が可能

ACマスターカード

▼ACマスターカードおすすめポイント

  • 最即日でカードを受け取れる
  • 利用額の0.25%が自動でキャッシュバックされる

ACマスターカードは、消費者金融であるアコムが発行しているクレジットカードで、ACとはアコムのことを意味する。

ACマスターカードの大きな特徴は、最短で即日発行を受けられることだ。

自動契約機の「むじんくん」のコーナーで、その場でカードを受け取れるため、すぐにカードを使ったショッピングやキャッシングができる。

「むじんくん」の設置場所については、アコムのホームページに掲載されている。

最短即日発行が可能ではあるが、クレジットカードとしての審査は行われる。場合によっては審査で落ちたり審査に時間がかかったりする可能性があり、必ず即日発行となるわけではないことはおさえておこう。

ACマスターカードのもう1つの特徴は自動キャッシュバックで、利用代金の0.25%に相当する金額が自動的にキャッシュバックされる。

ポイントの有効期限切れを心配する必要がなく、ポイントを交換するのが手間に感じる方にも向いている。

その一方で、プロミスVisaカードなどに比べるとポイントに関する特典は乏しく、海外旅行傷害保険なども付帯しないのがデメリットだ。

ポイントを貯めることをあまり重視せず、すぐに使えるクレジットカードを必要としている方におすすめといえる。

申込・審査に通るための注意点

プロミスVisaカードの審査に通るか心配な方のために、審査に関する注意点について解説する。

ここで解説することは、プロミスVisaカードに限らず、すべてのクレジットカード・カードローンに共通する。

正しい情報を申告する

カードの新規発行を申し込む時には、さまざまな情報を正確に入力することが重要だ。

申込者の中には審査を有利にするため、職業や年収などを偽るケースもある。

しかし、カード会社には申込みに関する過去の莫大なデータが蓄積されており、怪しいと思われる情報をある程度見抜くことができる

カード会社からの信頼を落とさないため、すべて真実の情報を申告するようにしよう。

また、故意でなくとも、誤字脱字や間違った情報も審査落ちの原因となる。

氏名・生年月日・住所などの基本情報についても、入力した情報を慎重に見直すのがおすすめだ。

短期間に複数回の申込を行わない

クレジットカードの審査落ちとなる原因として、短期間での複数申込みも挙げられる。

多くのカードを申し込むと、お金に困っているのではないかとカード会社から疑われてしまう。

カードの申込みの情報は、個人の信用情報機関に登録されている。クレジットカード会社は必要な時に信用情報をチェックできるため、申込みの履歴をごまかすことはできない。

申込みの情報は6カ月で消えるケースが多いため、 一度カードを申し込んだ後に半年以上空けてから申し込んでみるのもおすすめだ。

既存のクレジットカード、カードローンの支払いを遅延しない

信用情報には、クレジットカードやカードローンの利用状況が毎月記載されていく。

返済遅延の情報が記載されていると、申込者の信用性が低いと判断され、カードの審査で不利になる。他に利用しているクレジットカードやローンは、期日どおりに返済しよう。

なお、盲点となりがちなのが、携帯電話料金だ。端末の分割払いもローンの一種であり、支払い遅延は信用情報に記載される。毎月の携帯電話料金も、遅れることなく期日に支払おう。

申込みからカード発行までの流れ・手順

ここではプロミスVisaカードを発行するまでどのような手続きが必要なのか、流れや手順を解説するので、申込みをするときの参考にしてほしい。

プロミスに申し込む

プロミスのカードローン会員でない場合、まずカードローンに申し込む。

インターネットで24時間365日申込みを受け付けているので、土日や夜間でも申込みが可能だ。

本人確認書類が必要になるため、運転免許証やマイナンバーカードなどを手元に用意しておこう。

カードローンの審査を受ける

申込み手続きが完了すると、申請した情報を基にプロミスで審査が行われる。

プロミスは融資開始まで最短3分とされており、審査結果はメールまたは電話で通知される。

カードローンの契約をする

審査に無事通過したら、カードローンの契約手続きを行う。

契約方法はインターネット・来店・郵送から選べるが、インターネットが便利だ。

契約手続きが終われば、カードローンは利用できるようになる。

プロミスVisaカードに申し込む

プロミスVisaカードの申込みは、プロミス公式サイトやアプリにログインしてから行う。

プロミスのときと異なり、利用代金の支払い口座の入力が必要になるので、口座の情報を手元に用意しておくのがおすすめだ。

三井住友カードの審査を受ける

カードの申込みが完了すると、三井住友カードにて審査が行われる。

プロミスは最短即日に審査結果が出るが、三井住友カードはクレジットカードを受け取れるまでおよそ1週間かかる。

すぐに連絡が来なくても、気長に待とう。

カードが発行される

審査に通過すると、カードを発送する旨のメールが届く。

メールが届いてから原則として最短5営業日後にカードが発送され、自宅にプラスチックのカードが届く。

なお、本人限定受取郵便で届くため、本人以外の家族などが代理で受け取ることはできない。

本人が受け取るときに、顔写真付きの本人確認書類を提示する必要がある。

よくある質問

ここからは、プロミスVisaカードについてよくある質問と回答を紹介する。

プロミスVisaカードの申し込み条件は?

プロミスVisaカードでは申し込み条件を「満18歳以上のプロミス会員の方(高校生は除く)※20歳未満の方は保護者の同意が必要です。」としている。

なお、カードローンであるプロミスの申込条件は「年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方。」だ。働いていて収入を得ている方であれば、申込みができる。
※ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込み不可。

年会費無料のカードであること、ゴールドカードなどではないことからも、とくに高い年収は必要ではないと考えられる。

学生でもプロミスVisaカードに申込めますか?

満18歳以上であれば、学生の方でも申込みは可能だ。ただし、20歳未満は保護者の同意が必要だ。

また、プロミスの申込条件を参照すると、安定した収入が求められる。アルバイトなどで毎月働いて、定期的に収入を得ていることが必要だ。

審査時に電話による在籍確認はありますか?

プロミスの審査は、原則として在籍確認なしではあるものの、審査の結果しだいでは確認が必要になる場合があるとされている。

その場合、事前に申込者へ同意を得たうえでの電話連絡となる。突然職場に電話がかかってくるようなことはないから安心してほしい。

在籍確認というと、カードローンの借金が職場の人間にバレるのではないかと心配する方もいるだろう。

個人専用の電話番号を持っている場合は、その番号にかけるよう伝えればよいので、特に心配する必要はない。

個人の番号がない場合は職場の電話にかかってくるが、その場合も、担当者個人名または三井住友カード名義を名乗るなどの配慮がある。

自分以外の職場の人間が電話対応をしたとしても、それだけでカードローンの利用がバレる可能性は低いだろう。

どうしても心配な場合は「三井住友クレジットカードの在籍確認の電話がある」と伝えておくのがおすすめだ。クレジットカードで在籍確認があることは広く知られており、借金を怪しまれる可能性はほとんどない。

すでに三井住友カードのクレジットカードを持っていても、申し込めますか?

プロミスVisaカードは、その他の三井住友カードとあわせて複数保有できる

三井住友カード(NL)やOliveなどをすでに持っている方も、プロミスVisaカードに申し込める。

カードを複数枚持つことで、以下のように利用シーンなどによってカードを使い分けることができる。

  • 日常用と旅行用でカードを分ける
  • 電気・ガスなどの固定費と、買い物などの変動費でカードを分ける
  • ネット通販専用のカードをつくる

カードを分けて使うことで、利用状況や家計の問題点を把握しやすくなり、家計改善につなげることが可能だ。

申込にはどんな書類が必要ですか?

どのような場合でも必要となるのは、本人確認書類金融機関の口座情報だ。

本人確認書類は、以下のうちいずれかを提出する必要がある。

  • 運転免許証(経歴証明書も利用可)
  • パスポート(2020年2月3日以前に申請・発行され、住所欄に現在の自宅住所が記載されているもの)
  • 健康保険証+1点(住民票の写しなど)
  • マイナンバーカード(通知カードは利用不可。提出時には個人番号が記載されている箇所をマスキングする)
  • 在留カード・特別永住者証明書

上記の書類に記載されている住所と現在の住所が違う場合、追加で以下のいずれかの書類も必要になる(発行日から6カ月以内のもの)。

  • 公共料金の領収書(電気・水道・ガス・NHK)
  • 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
  • 国税や地方税の領収書、または納税証明書
  • 社会保険料の領収書

なお、希望金額や審査によっては収入証明書類が必要な場合もあり、具体的には下記のようなケースだ。

  • 希望の借入額が50万円を超える場合
  • 希望の借入額と他社の利用残高の合計が100万円を超える場合
  • 申込み時の年齢が19歳以下の場合

上記に該当する場合、収入証明書類として、次の中から1点を提出することになる。

  • 源泉徴収票(最新のもの)
  • 確定申告書(最新のもの)
  • 税額通知書(最新のもの)
  • 所得(課税)証明書(最新で、収入額と所得額の記載があるもの)
  • 給与明細書(直近2か月分)+賞与明細書(直近1年分)
    ※賞与明細書がない場合は、直近2か月分の給与明細書のみ

プロミスVisaカードでETCカードは作れますか?

プロミスVisaカードでもETCカードを発行可能で、初年度は年会費無料だ。

前年度に一度でも利用があれば翌年以降も年会費無料になるため、定期的にETCを利用する方なら、実質的に無料で利用できる。

利用が一度もない場合は翌年に550円(税込)の年会費がかかることに注意しよう。

プロミスVisaカードのカードローンの利用はいつからできますか?

プロミスのカードローンは、審査に通って契約手続きを済ませれば、すぐ利用できるようになる。

インターネット振込なら、会員サービスにログインして手続きをすれば、最短10秒で指定口座まで振り込んでもらえる。
※最短10秒振込(瞬フリサービス)を受けるには、原則24時間振込対応している金融機関の口座が必要。また、各金融機関のメンテナンス時間等は振込を受けられない場合がある点に注意。

また、スマホATMはセブン銀行またはローソン銀行で、スマホだけで借入・返済ができる。

プロミスのアプリでATMに表示されるQRコードを読み込み、暗証番号などの入力をするだけで利用できる。

このようにカードなしで借入ができるサービスが複数あるため、カード到着を待たなくてもローンは利用可能だ。

プロミスVisaカードは機能面で優れていてポイントも貯めやすい

プロミスVisaカードの特徴や、利用するメリットなどについて解説してきた。

三井住友カードのクレジットカードと、プロミスのカードローンの2つの機能を1枚で利用することができる。

Vポイントを貯めやすいのも特徴で、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaタッチ決済で最大7%還元、家族登録で最大+5%といった特典がある。

貯まったVポイントは、Vポイントアプリなどを使うと、日常の買い物に利用できるので便利だ。

プロミスVisaカードをスマートに活用して、Vポイントを貯めてみてはいかがだろうか。

公式サイトを見る

オトクレでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しております。
シェア ツイート LINEに送る
シェア ツイート LINEに送る
オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

大人のクレジットカード編集部について詳しく見る