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アメックス、ポイント交換先にJALとカンタス航空を追加。ANAマイルとどちらがお得?

アメリカン・エキスプレス(以下アメックス)のポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」に、日本航空(JAL)とカンタス航空が追加された。

これにより、2020年10月13日から「JALマイレージバンク」と「カンタス・フリークエントフライヤー」へのポイント以降が可能となった。

メンバーシップ・リワードのポイント移行パートナー数は、今回の日本航空とカンタス航空をあわせて17社に。

今まで以上にポイント交換の選択肢が増えたことで、アメックスの対象カードの利便性向上が期待できる。

ポイント移行の条件

JALマイレージバンクおよびカンタス・フリークエントフライヤーへのポイント移行レートは以下の通り。

  • JALマイレージバンク:3,000ポイント=1,000マイル
  • カンタス・フリークエントフライヤー:2,000ポイント=1,000マイル

有料のメンバーシップ・リワード・プラスに登録済みのユーザーは以下のようになる。

  • JALマイレージバンク:2,500ポイント=1,000マイル
  • カンタス・フリークエントフライヤー:1,250ポイント=1,000マイル

いずれもマイルの移行手数料・上限は設定されておらず、即日移行にも対応。ただし、移行するための最小ポイント数は存在するので注意しよう。

メンバシップ・リワード・プラスとは

メンバーシップ・リワード・プラスとは、アメックスのポイントプログラムであるメンバーシップ・リワードの上位プランのこと。

年間参加費として3,300円(税込)を支払うと、下記のような特典が利用できる。

  • ポイントの有効期限が無期限に(通常は3年間)
  • ボーナスポイントプログラムに申し込み可能
  • マイル移行レートアップ

プラチナ、ビジネス・プラチナカード会員の場合、メンバーシップ・リワード・プラスに無料で登録できる。

※メンバーシップ・リワードのポイント有効期限は3年間だが、1度でもポイント交換を行うと無期限になる。

メンバーシップ・リワードの対象カード

JALマイレージバンク、カンタス・フリークエントフライヤーの対象となるクレジットカードは下記の通り。

  • アメリカン・エキスプレス®・カード
  • アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード
  • アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・カード
  • アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード

また、下記のクレジットカードはカンタス・フリークエントフライヤーのみ対象。

  • アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・カード
  • アメリカン・エキスプレス ®・スカイ・トラベラー・プレミア・カード

他にも、メンバーシップ・リワードに登録している大規模・中堅企業向けコーポーレートカードも対象となっている。

JALマイルとANAマイルどちらへの移行がお得か

ANAマイルおよびJALマイルのマイルメンバーシップ・リワード・プラスにおけるそれぞれの移行レートは下記の通り。

  • ANAマイル:1,000ポイント=1,000マイル
  • JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル

たとえば、日本とハワイを往復する特典航空券(エコノミークラス)の場合、それぞれに必要なマイル数はANAが35,000マイル、JALが40,000マイル(2020年10月15日時点)。

シーズンによって多少変動するが、基本的にはANAマイルと交換したほうがお得だ。

JALマイレージバンクではキャンペーンを開催中

JALマイレージバンクでは、2020年11月15日までの期間限定でキャンペーンを開催している。

メンバーシップ・リワード・プラスに登録している場合は2,500ポイント=1,250マイル、未登録でも3,000ポイント=1,250マイルで交換可能だ。

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執筆・編集

オトクレニュース編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

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