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Pontaポイントの貯め方・使い方徹底解説2024!期間限定ポイントの使い方、おすすめのクレジットカードなど

Pontaポイントは、株式会社ロイヤリティ マーケティングが運営するポイント。

ローソンやリクルート系サービスを始めとして、多くの提携店でポイントを貯め、使うことのできる共通ポイントだ。QRコード決済のau PAYでも利用できる。

本記事ではPontaポイントについて、貯め方と使い方、その特徴や注意点、また合わせて使いたいおすすめのクレジットカードを徹底解説する。

Pontaポイントの貯め方

加盟店で貯める

Pontaポイントは、加盟店においてPontaカード・Pontaアプリの提示・利用で貯めることができる。Pontaカード、Pontaアプリの発行は無料。

加盟店により、100円または200円につき1ポイントが貯まり、1ポイント=1円相当なので還元率は0.5%~1.0%。代表的な加盟店を以下に紹介する。

コンビニ・スーパーローソン、ローソンストア100、ライフなど
グルメ・飲食ケンタッキー・フライド・チキン、ココス、すき家、はま寿司、ピザハット、ビッグボーイ、モリバコーヒーなど
ガソリンスタンド・レンタカー昭和シェル石油、オリックスレンタカー、日産レンタカー(*1)など
音楽・映像・ゲームゲオ(GEO)、HMV、三洋堂書店など
家電ビックカメラ、コジマ、ソフマップなど

*1:ポイントを貯めるのみで、使うことはできない。
※2020年6月時点

ローソン、リクルート系サービスの利用がお得

Pontaポイントの提携店として代表的なのがローソンだ。

利用金額と利用時間によって以下のようにポイントが貯まる(※2020年7月7日より利用時間に応じて貯まるポイントが変更になった)。

0:00~15:59  → 200円(税抜)ごとに1ポイント
16:00~23:59 → 200円(税抜)ごとに2ポイント

1ポイント=1円として1円単位で利用できるため、小さなポイントも買い物に使える。

また、リクルート系のネットサービスである、じゃらん、ホットペッパービューティー、ポンパレモールなどでポイントが貯まり、利用できるのも特徴だ。

たとえば、ホットペッパービューティーやじゃらんなどは予約した上で来店・利用すると、数日後にPontaポイントが付与される。

利用金額が大きい分、貯まるPontaポイントも多くなりやすい。ちなみに筆者は美容院を毎回ホットペッパービューティーで予約し、その度に80~100ポイントを受け取っている。

予約のために美容院に電話する手間が省けてPontaポイントも貯まるので、お得なサービスだ。

au Payで貯める

スマホ決済アプリau Payでは、利用金額に応じてPontaポイントを貯まり、au PAYでの支払いに使うことができる。

Pontaカード提示によるポイント付与に加えて、au Pay(コード支払い)利用200円(税込)ごとに1ポイントのPontaポイントが付与されるのだ。

また、ローソンでの利用では200円(税込)ごとに6ポイントが貯まるキャンペーンが開催されている(2021年4月1日~期間未定)。

貯まったポイントはau Pay残高にチャージしてau Pay(コード支払い)での決済に充てることができる。

Suicaで貯める

2022年3月22日より、au PAYアプリ(Android版)とSuicaが連携を開始した。

これにより、au PAYアプリ(Android版)上でSuicaの新規発行またはモバイルSuicaとの連携が可能になり、au PAYアプリ(Android版)上でSuicaへのチャージできるようになった。

au PAYからSuicaへのチャージでは、200円ごとに1ポイントが貯まる。つまり、Suica利用に合わせてPontaポイントを貯めることができる。

ローソンのボーナスポイント対象商品を買う

ローソンをよく利用する人におすすめなのが、ボーナスポイントの対象商品を購入すること。お店の棚で「20P」「30P」などのカードが付けられている商品のことだ。

Pontaカードを提示して買うだけで、通常とは別にボーナスポイントがもらえる。

対象商品は定期的に入れ替わるので、見逃さないようにチェックしよう。ローソンの公式サイトにも情報が掲載されている。

他社ポイントから交換する

提携している他社ポイントをPontaポイントに交換することで、まとまったポイントが手に入りやすくなる。

貯まっているがあまり使っていないポイントがあるなら、Pontaポイントへ集約してみてはいかがだろうか。

なお、Pontaポイントはリクルート系サービスと関係が深く、リクルートポイントと100ポイント単位・1:1の等価での相互交換ができる。

Pontaポイントに交換できる他社ポイントと交換レートまとめ

ポイント名Pontaポイントへの交換レート
LINEポイント1P→0.9P
パッチョポイント(東京ガス)1P→1P
Vポイント(三井住友カード)1P→0.8P
Oki Dokiポイント(JCB)1P→4P
三菱UFJポイント1P→4P
DCハッピーポイントプレゼント1P→4P
MUFGグローバルポイント1P→4P
オリコポイント1P→1P
永久不滅ポイント(セゾンカード)1P→4.5P
Gポイント1P→1P
PEXポイント1P→1P
ポイントタウンポイント1P→1P

※2020年6月時点

提携クレジットカードを利用する

Pontaポイントカード機能が付いたクレジットカードがいくつか発行されており、そのなかでおすすめのカードを本記事の最後に紹介する。

クレジット利用によるポイントもPontaポイントで貯められ、カード提示によるポイントと二重取りできるのがメリットだ。

電気・水道・ガスなどの公共料金の引き落としをPonta提携のクレジットカードに設定すれば、毎月の固定費の支払いでPontaポイントが貯まる。

ポイントの使い方

加盟店で使う

Pontaポイントのオーソドックスな使い方は、Pontaポイントをそのまま買い物で利用すること。

Pontaポイントは、たとえば以下の店では、Pontaポイントを貯める・使うが両方可能。これ以外にも利用できる店は多い。

Pontaポイントが使えるお店の例

コンビニ・スーパーローソン、ローソンストア100、ライフなど
グルメ・飲食ケンタッキー・フライド・チキン、ホットペッパーグルメ、すき家、ピザハットなど
ネットショッピングau PAYマーケット(au Wowma!)、Oisix×Pontaポイント、サンプル百貨店、ポンパレモールなど
トラベルじゃらんnet、Hotel.jp、ルートインホテルズ、JAL ABCなど

※2020年6月時点

他社ポイントに交換する

Potaポイントは以下のように他のポイントに交換も可能だ。

交換先のポイント名交換レート
JALマイレージバンク1P→0.5マイル
中部電力ミライズのカテエネポイント
CDエナジーダイレクトのカテエネポイント
1P→1ポイント

JALのマイルに交換できるのはメリットだが、交換レートが50%でポイントは半減する。

このデメリットをカバーするには、1マイルあたりの価値が高くなる利用方法をすることが重要だ。

JALのマイレージプログラムではさまざまなマイルの利用方法があるが、マイルの価値はそれぞれ異なる。

もっともおすすめなのは、特典航空券に交換することで、1マイルの価値は2円前後~20円以上にもなる。

交換するには国内線は片道5,000マイルから、国際線は片道7500マイルからが必要だ。

au PAYにチャージする

Pontaポイントの利用方法として、スマホ決済アプリであるau PAYの残高にチャージができることも見逃せない。au PAYとPontaの提携により、2020年5月から可能となった使い道だ。

au PAYはキャンペーンを開催することも多く、上手に使えばお得な買い物ができる。主な利用可能店舗を下記に紹介する。

au PAYが利用できるお店の例

コンビニ・スーパーセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラなど
スーパーサミット、東急ストア、天満屋など
ドラッグストアウエルシア、サンドラッグ、ツルハドラッグ、スギ薬局、ココカラファインなど
家電量販店ヤマダ電機、ビックカメラ、ジョーシン、エディオン、ノジマ、ソフマップなど
飲食店松屋、サンマルクカフェ、フレッシュネスバーガー、牛角、魚民、鳥メロなど

※2020年6月時点

セブン-イレブンでも対応しているため、au PAYを通せば、コンビニ三大チェーンのどこでもPontaポイントを使ってショッピングができるようになる。

ローソンのお試し引換券に交換する

ローソンではお試し引換券というシステムがあり、新製品を中心にお得なポイント数で引き換えることが可能だ。

過去に実施されたお試し引換券の事例

  • ハーゲンダッツバー バニラチョコレートマカデミア(税込319円):150P
  • カルビー ピザポテト(税込184円):60P
  • キリン氷結 レモフル500ml(税込210円):80P

Pontaポイントは1P=1円のため、商品価格を考えるとかなりお得に購入できることが分かる。

お試し引換券は、ローソンアプリか店頭のロッピーで手続きすれば入手可能だ。

ただし各商品で引換券の上限数が決まっているため、上限に達すると終了になる。

引換券の内容や開始日時は、ローソンアプリやローソン公式サイトでチェックできる。

特典商品と交換する

貯まったポイント数に応じて、さまざまな商品に交換することも可能だ。

ポンタのオリジナルグッズ、家電、食品、生活雑貨など多様なジャンルから選べる。

たくさんの商品のなかから、公式サイトのランキングに入っている人気商品を一部紹介する。

  • ポンタのぬいぐるみ(大):3,180P
  • くまモン×Ponta オリジナルカード:715P
  • 宮崎牛 すき焼きセット:3,610P
  • レコルト プレスサンドメーカー:4,950P
  • ジェットストリーム ピュアモルト 3機能ペン:1,080P
  • 今治タオル モンファボリ フェイスタオル:550P

ポイント運用

楽天ポイントやTポイントなど、ポイント運用サービスを提供する企業が増えたが、Pontaポイントも運用に回すことができる。

Pontaポイントは、「StockPoint for CONNECT」サービスを通じて運用に使うことができ、100種類以上の銘柄が用意されている。

「StockPoint for CONNECT」は、大和証券グループから誕生した「CONNECT」という証券会社が運営するスマホで使えるサービス。

運用ポイントからPontaポイントの交換手数料は1%で、運用ポイントが1株以上になると株式に交換して株主になることもできる。

Pontaポイントの活用に役立つサービス

Ponta WEB

Ponta WEBは、会員向けWebサービス。会員登録してログインすれば、Pontaポイントの利用状況をすぐに把握できる。

またPontaカードがなくても利用登録が可能で、オンラインで発行してもらえる。

登録手順

  1. 「会員登録を始める」をクリック
  2. リクルートIDを入力(ない場合は新規発行できる)
  3. 手持ちのPontaカードのIDを入力(ない場合は新規発行できる)
  4. 誕生日・電話番号を入力
  5. リクルートIDの氏名・住所などを入力
  6. Pontaカードの情報を確認
  7. メールニュースなどの配信設定
  8. 各種規約を確認し、情報を登録して完了

リクルートIDがない場合、上記2.でメールアドレスを入力・送信する。

届いたメールに記載されたURLにアクセスすれば、リクルートID付きでPonta WEBへの登録手続きを続行できる。

Pontaカードがない場合もオンラインでIDの新規発行ができ、後からカードを郵送してもらえる。

Pontaカードはローソンなど提携店舗に行けば無料でもらえるが、店舗に取りに行けない人はこの方法で登録しよう。

Pontaポイントを商品に交換する場合、Ponta WEBの登録が必須のため、忘れずに登録しておこう。

Apple Payと連携

Pontaカードをデジタルでさらに便利に活用したい人は、iPhoneやApple Watchで使えるApple Payに登録しよう。

カードを別に持つことなく、デバイスをかざすだけでPontaポイントを貯めたり使ったりできる。

ポイントカード機能はPontaアプリやローソンアプリにもあるが、Apple Payならアプリを立ち上げる必要がないのがメリットだ。

店頭で「ポイントカードはお持ちですか」と聞かれたら「iPhoneで」と伝えよう。iPhoneの上部をリーダーにタッチすればポイントを貯められる。

応用技として、ローソンではポイントカードの提示と決済を、Apple Payの1回タッチで両方とも同時に完了させることも可能だ。

店頭で「Apple Payで」と伝え、リーダーにiPhoneを1回かざすだけで完了する。

なおこの方法を使うには、Apple Payにクレジットカードも登録する必要があるので、事前に準備しておこう。

Pontaポイント利用時の注意点

ポイント付与のタイミング

付与タイミングは利用店舗・サービスにより異なる

Pointaポイント付与のタイミングは、提携店やサービス内容によって異なる。

たとえば、ローソンでは即時反映となるが、ポンパレモールでは20日後になるなど、時間がかかる場合もある。ネットショッピングは時間がかかりやすい。

ポイントの付与タイミングは、Pontaポイント公式サイトの提携店・サービス紹介ページにそれぞれ記載されているので、気になる場合は確認してほしい。

ボーナスポイントの付与はキャンペーンにより異なる

キャンペーンでのボーナスポイントについては、付与タイミングがキャンペーンページに別途記載されている。

ポイントの有効期限

Pontaポイントの有効期限は、おおむねポイントの最終加算・利用日から1年となっている(詳しくは後述)。

ポイントを貯めたり使ったり何かしらアクションをしていれば、実質的に無期限になる仕組みだ。

リクルートポイントとの違い

Pontaポイントと混同されやすいのが、リクルート関連サービスで貯まり、使えるリクルートポイントだ。

一部共通するところもあるのだが、利用者の登録状況によって有効期限や貯まる・使えるサービスが異なるので以下を参考にしてほしい。

有効期限

利用者の状況Pontaポイント有効期限リクルートポイント有効期限
Ponta会員ID登録済+
Ponta webにリクルートID登録済
最終利用(ポイント加算日または利用日)から1年間最終のポイント加算日から12か月後の月末
Pontaカード所持+
リクルートID未登録
最終利用(ポイント加算日または利用日)から1年間
Ponta会員ID未登録+
リクルートID登録済
最終のポイント加算日から12カ月後の月末最終のポイント加算日から12か月後の月末

※2020年6月時点

ポイントが貯まる・使えるサービス

利用者の状況Pontaポイントリクルートポイント
Ponta会員ID登録済+
Ponta webにリクルートID登録済
Ponta・リクルートの連携サービス双方で、貯まる・使えるリクルートの連携サービスのみ貯まる・使える
Pontaカード所持+
リクルートID未登録
Pontaのサービスのみ貯まる・使える
Ponta会員ID未登録+
リクルートID登録済
リクルートの連携サービスのみ貯まる・使えるリクルートの連携サービスのみ貯まる・使える

※2020年6月時点

上表のように、Ponta会員ID登録、リクルートID登録、Pontaカード所持についての利用者の状況によって、Pontaポイント・リクルートポイントの利用可否と有効期限が分かれている。

Pontaポイントとリクルートポイントの両方をフル活用するためには、Ponta会員IDを登録した上で、リクルートIDを取得、Pointa webに登録すると良い。

リクルートポイントには期間限定ポイントがある

Pontaポイントに期間限定ポイントはないが、リクルートポイントには期間限定ポイントがある。

リクルートの期間限定ポイントは、通常ポイントとは違い、主にキャンペーンで付与されるもので用途が限定されている。

代表的なのが、じゃらん限定・ポンパレモール限定といったポイントで、他にも、リクルートポイントの参加サイトのみで使えるポイントもある。

期間限定ポイントを入手したときは、どこで使えるのか、いつまで使えるのか必ず確認しよう。

また期間限定ポイントは、Pontaに交換できないので要注意だ。当然、Ponta加盟店で利用することはできない。

Pontaポイントがたまるおすすめクレジットカード

Pontaポイントを大量に貯めたい人に向けて、おすすめのクレジットカードを3枚紹介する。

数千ポイントもらえるなど、新規入会のキャンペーンを開催していることもあるので、最新情報をチェックしてみてほしい。

リクルートカード

リクルートカード

年会費無料、基本のポイント還元率が1.2%と、コスパに優れてポイントも貯まりやすいのがリクルートカードだ。

カード利用で貯まるのはリクルートポイントなので、簡単にPontaポイントに交換できる。

じゃらんnetやポンパレモールなど、リクルートのサービスを利用することが多い人におすすめだ。

リクルートカード公式はこちら

ローソンPontaプラス

ローソンPontaプラス

ローソンを日常的に利用する人なら、ローソンPontaプラスをチェックしておきたい。

年会費無料であり、ローソンの利用で以下のようにポイントが最大12倍になる。

ローソンで200円(税抜)利用ごとのお買上げポイント
0時~15時59分16時~23時59分
いつでも2ポイント4ポイント
毎月10日・20日4ポイント8ポイント
毎月10日・20日+
ローソンアプリエントリー
6ポイント12ポイント

ローソン以外では、200円(税込)につき2ポイント付与で還元率1.0%なので、普段から高還元率のカードでもある。

ローソンPontaプラス公式はこちら

シェルPontaクレジットカード

昭和Shellポンタ

自動車を運転することが多い人には、シェルPontaクレジットカードがおすすめだ。

出光昭和シェルのサービスステーションで給油をすると1Lにつき2ポイントが貯まるため、よく給油をする人ほどお得になる。

Ponta提携店なら、Pontaポイント・クレジットポイントの二重取りが可能だ。

年会費は1,250円だが、出光昭和シェルのサービスステーションで年に1回利用するだけで無料になるので、実質的に年会費無料で利用できるといえる。

シェルPonta公式はこちら

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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