ネット証券最大手のSBI証券で、2021年11月よりPontaポイントの運用がスタートすると発表された。
取引実績に応じてPontaポイントが貯まったり、投資信託の買付に利用したりできるようになる。
SBI証券といえば、すでにTポイント運用に対応していることで有名。結論から言えば、TポイントもPontaポイントも貯まる条件や使える条件は同じなので、普段から貯めているポイント方のポイントを活用する方が良さそうだ。
Pontaポイント運用のサービス概要
SBI証券のPontaポイント運用とは、投資信託の買付にPontaポイントを利用できるサービスのこと。
取引実績やサービスの利用等でPontaポイントを貯めることもできる。
Pontaポイントを設定する
SBI証券で利用するポイントに関しては、Pontaポイント以外にTポイントが存在する。
Pontaをメインポイントに設定するには、サービス開始後にポイント設定画面よりPontaポイントを選択する。
TポイントとPontaポイントの併用はできない。
2つのポイントを合算して利用することはできないので覚えておこう。
ポイントの加算条件
Tポイントと同様、SBI証券で取引をしたり、サービスを利用したりすることでPontaポイントを貯められる。
具体的には以下の通り。
国内株式現物取引 (国内株式手数料マイレージ) | スタンダードプラン及び現物PTS取引の月間手数料1.1%相当のポイント |
投資信託取引 (投信マイレージ) | ・対象投資信託の月間平均保有額1,000万円未満なら年率0.1%相当のポイント ・対象投資信託の月間平均保有額1,000万円以上なら年率0.2%相当のポイント |
金・プラチナ取引 (金・プラチナ・銀マイレージ) | スポット取引及び積立買付の月間合計手数料1.0%相当のポイント |
新規口座開設 | 一律100ポイント |
国内株式入庫 | 1回の移管入庫につき100ポイント |
ポイント付与率に関しては、Tポイントと同様の水準に設定されている。
ポイントの利用方法
貯まったPontaポイントは、SBI証券の投資信託を買い付ける際に利用できる。
金額指定の買付が対象になっており、積立買付やジュニアNISA口座などは対象外なので要注意。
レートは1ポイント=1円相当で、最低1ポイントから、上限なしという設定だ。
三井住友カードとの連携も
SBI証券では、積立可能な投資信託を三井住友カードで購入できるサービスもスタートしている。三井住友カードで購入すると、購入金額に対して0.5%のVポイントが付与される。
ほかにも三井住友カード経由でSBI証券を口座開設した場合に限るが、貯まったVポイントを投資信託の買付に利用することも出来る。
とはいえ、口座開設の条件が三井住友カードを経由する必要があり、やや特殊なので、多くのユーザーにとっては、PontaポイントやTポイントを活用するのが第一の選択肢になるだろう。
Pontaポイントを貯める方法
Pontaポイントを貯めるならば、おすすめはローソンPontaプラスカードの利用だ。
提携店で貯める
Pontaポイントを貯める最もオーソドックスな方法は、提携店で買い物をすることだ。
- ケンタッキーフライドチキン
- すき家
- ローソン
- ライフ
- セカンドストリート
- ビックカメラ
- ジョーシン など
コンビニや飲食店をはじめ、家電量販店など様々なジャンルの店舗がラインナップされている。
ただ、ポイント還元率に関しては対象店舗ごとに異なるので要注意。
参考までにローソンの場合、0:00~15:59の間は200円=1ポイント、16:00~23:59の間は200円=2ポイントに設定されている。
ローソンPontaプラスカードを使う
ローソンPontaプラスカードとは、Pontaポイントがお得に貯まるクレジットカードのこと。
ローソンのPontaポイント還元率は通常0.5%~1.0%だが、本カードを利用することで、1.0%~2.0%まで引き上げることができる。
具体的には、0:00~15:59の間で200円=2ポイント、16:00~23:59の間は200円=4ポイントまでアップする仕組みだ。
また、ポイント還元率アップ以外にも、映画チケットが300円引きになったり、ホテルや旅館が8%引きになったり、お得な会員優待が豊富に用意されている。
年会費無料で発行できるので、1枚持っておくと安心なカードだ。
その他Pontaポイントを貯める詳しい解説もあるので、参考にしてほしい
最終更新日:2024/05/14