クレジットヒストリー作るのにほどよいクレジットカードのひとつとして、ACマスターカードがあげられる。最短即日発行が可能で、審査も比較的優しいとされるのがその理由だ。
しかし、付帯サービスやポイント還元などが弱い部分もあるため、ある程度利用した後、ほかのカードを使いたいということもあるだろう。
クレジットカードの所有は、基本的に日常的に使う枚数にとどめ、むやみやたらに解約や新規申込をすることはおすすめできない。
利用頻度が減ったカードでも、損にならないのであればそのままもっておいたほうが良いが、ライフスタイルの変化などで将来的に使う機会がないとなった場合、解約を考えることになる。
本記事では、ACマスターカードを解約する方法と、解約する際に気を付けておきたいポイントについて紹介していく。
目次
解約方法は電話もしくは店頭
ACマスターカードの解約方法には、「電話による解約」と「自動契約機(むじんくん)による解約」の2種類がある。解約までの流れはそれぞれ以下の通りだ。
電話のほうが自動契約機(むじんくん)まで出向く手間はかからないが、自宅などで電話がかけづらい場合は自動契約機(むじんくん)を利用すると良いだろう。
電話で解約する
アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)に電話をしよう。受付時間は平日9:00~18:00。
カード番号や会員番号の確認があるため、手元にACマスターカードを用意して電話をしよう。
電話がオペレーターに繋がったら、そこで解約したい旨を伝える。解約理由や今後の対応についてオペレーターからいくつか質問をされるので、正直に答えれば問題ない。
以上で解約の手続きは完了。電話さえスムーズにつながれば10分とかからないので、時間のない人や店舗が近くにない人におすすめだ。
自動契約機(むじんくん)で解約する
営業時間内に自動契約機(むじんくん)のへ行き、画面操作で「受付開始>会員の方>お問い合わせ、ご相談ボタン」から、備え付けの電話で問い合わせを行う。
そこで解約したい旨を伝えよう。以降は電話での解約手続きと同様だ。
解約時の注意点
解約は簡単だが、解約前あるいは解約後に注意すべき点があるので確認しておこう。
解約前に返済を完了させる
ACマスターカードには通常のクレジット機能の他に、キャッシングの機能などもついている。解約をする際にはこれらの返済がすべて完了していることが前提となっている。
解約したからといって借金がゼロになるわけではないし、そもそも解約の手続きを進めることができない。
すぐにカードを解約したい場合は、残っている返済を一括で支払わなければいけなくなる。場合によっては数十万、数百万という金額が発生することもある。
そうならないためにも、日頃から計画的な利用と返済を心がけ、完済した上で解約の手続きに進みたい。
公共料金の引き落としなどの設定変更
電気やガス、水道代といった公共料金や、携帯代などをクレジットカード経由で引き落とす設定にしている人も少なくないだろう。
クレジットカードを解約した時点で、引き落としはでいなくなるため、解約後に引き落とし日があると料金を支払うことができない。
特に携帯料金の支払いに関しては、本体料金も合わせて月々支払っている場合、支払い遅延により信用情報に残ってしまう。
次のクレジットカードを発行する際にもかなり不利な状況となってしまうため避けなければならい。
解約の際は、そのカードがなにに使われているかを把握し、必要に応じて契約変更の手続きをするなどして、そのカードでの支払いがない状態にしてから解約するようにしよう。
再発行には審査が必要
ACマスターカードを解約したのち、何らかの理由でもう一度発行したいとなった場合、再び審査を通過しなければならない。
一度審査に通っているからといって、再発行でも必ず発行できるかというとそうとは限らない。
ACマスターカードの利用があまり適切でなかったり、他のカードで信用情報に傷を作ってしまっていた場合などは、審査に落ちてしまうことも十分に考えられる。
そのことを理解した上で、本当に解約して問題ないかを決定して欲しい。
解約後のカードはしっかり処分を
電話で解約の手続きを進めた場合、手元にはクレジットカードがそのまま残ることになる。もう利用ができないカードだからといって、そのままゴミ箱に捨てるようなことは絶対に避けよう。
ACマスターカードにはICチップが内蔵されており、そこには利用履歴や個人情報などが入っている。これを悪意のある第三者に見られてしまうのは非常に危険だ。
捨てる際は、ハサミで細かく切断し、ゴミとして出す時も複数回に分けて出すなど、カード情報がわからなくなるようにひと手間入れることが大切だ。
解約の適切なタイミングは?
ACマスターカードの解約自体は簡単だが、支払い残高や公共料金の設定など、解約前後で注意すべき点がある。
また、新規発行後にすぐ解約するのもよくない。怪しい挙動としてカード会社に記録されてしまう。利用がなかったとしても、発行後、最低1~2年は所有したほうが無難だ。
ACマスターカードの解約前は、なるべくそのカードを利用しないようにしたほうが良い。日常的に利用していると、どうしても返済などが溜まりがちになってしまう。
乗り換えにおすすめのカード
ACマスターカードを解約した後、代わりにおすすめのカードを紹介しておこう。それが、「ライフカードCh(有料)」だ。
年会費は5,500円(税込)となっており、ACマスターカードの年会費無料に比べると高いが、その差を補ってあまりある魅力がライフカードCh(有料)にはある。
一つは審査の優しさ。公式サイト上でも審査が通りやすいことを公言しており、クレジットカードの審査に対して不安を持っている人の最後の砦とまで言われているぐらいだ。
そこに加えて、一般的なクレジットカードにあるポイントシステムや、海外旅行保険といった付帯サービスもしっかりとついてくる。
ACマスターカードの魅力の一つでもあった審査の通りやすさはそのままに、クレジットカードを持っていることでできることが大幅に増加したカードと言える。
現代社会において、クレジットカードは最低でも一枚は持っておきたいアイテムだ。ACマスターカードを卒業した後は、ライフカードCh(有料)を選択肢の一つとして持っておこう。
ライフカード有料(Ch)
年会費 | 5,500円(税込) |
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還元率 | 0.5%〜 |
ポイントの種類 | LIFEサンクスポイント |
ブランド |