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【アコム】ACマスターカードはデメリットだらけ?上手な付き合い方

Unhappy Man At The Desk

ACマスターカードというクレジットカードは、消費者金融大手のアコム株式会社が発行している、珍しいカードだ。

ただ、一般的なクレジットカードにあるような銀行系、信販系といったものに比べ、消費者金融系というカテゴリー上、「なんとなく怖い」「信用できない」と思う人も多いのではないだろうか。

実際、ACマスターカードの情報を調べてみれば、デメリットの部分にフォーカスを当てた記事を見かけることも少なくない。

確かに、一括支払いができない「リボ払い専用」や、ポイントシステムがないなど他のカードと比べても使いにくい点が上げられる。

しかし、それらのデメリットは本当にデメリットなのだろうか。

本記事では、ACマスターカードのデメリットを細かく分析し、それらと上手に付き合っていく方法を考察する。

デメリット

早速、ACマスターカードで主にデメリットとして挙げられているポイントについて見て行こう。

ただし、デメリットの部分だけでなく、それを補う仕組みやサービスについても同時に解説していく。

1.支払いがリボ払いのみ

クレジットカードの支払いについては、一括か分割、リボ払いかといった複数の方法から選べるケースが多い。

しかしACマスターカードの場合、支払い方法はリボ払い一択となっており、選択肢が少ないのがデメリットとなる。

またリボ払いに関しては、金利が高めに設定されているため、一括払いよりも最終的な支払い額が高額になってしまう点がネックだ。

ただし、リボ払いの支払い額は自由に設定することが可能になっている。

この支払い額を、毎月の利用限度額と同じにしておけば、実質一括払いと同じような使い方ができるため、支払い期間が延びて金利が加算されることはない。

リボ払いのみというのは、デメリットとして語られることの多いポイントだが、この方法を使えばほぼ完全に上のデメリットを相殺することができる。

2.ポイントシステムがない

クレジットカードの目玉と言っても過言ではないのがポイントシステムだ。

カード利用によってポイントが貯まり、それを希望のサービスなどと交換できるシステムで、クレジットカードを使うことの最大のメリットになっている。

そして、このポイントの還元率の高低が、クレジットカードを選ぶ際の基準になっているケースも少なくないだろう。

しかし、残念ながらACマスターカードにはこのポイントシステムが搭載されておらず、そこをデメリットとして挙げる場合が多い。

ただ、ACマスターカードにはポイントシステムこそないものの、自動キャッシュバック機能が搭載されている。

これは、毎月の利用額の0.25%がキャッシュバックされるというものだ。

還元率だけで見ればあまり大きな数字ではないかもしれないが、多くのクレジットカードのポイントには有効期限があり、指定期間に交換しないと無効になってしまうこともある。

せっかくある程度のポイントを貯めていたのに、交換するのを忘れていて無駄にしてしまったという人も多いだろう。

ポイントを交換する手間を掛けず、さらには自動でキャッシュバックが貰える。

そのシンプルな使い心地は、デメリットではなくメリットと言っても差し支えないのではないだろうか。

3.付帯サービスがない

クレジットカードの多くには、旅行の際の怪我などを補償してくる旅行保険や、カードで買った商品の破損や盗難を補償するショッピング保険、空港ラウンジの利用など、カードを持っている人だけが受けられるさまざまなサービスが付帯する。

ACマスターカードにはこれらの付帯サービスが一切ない。

そこが大きなデメリットとして語られることも少なくない。

確かに他のカードにはある機能が備わっていない、というのはデメリットに他ならないが、一方で考えられるのが、それらのサービスを使う機会がそこまで多いのか、ということだ。

旅行保険や空港ラウンジの利用などは、そもそも旅行に行かなければ使う機会もないサービスである。

いくらたくさんのサービスが付帯していたとしても、生活の中で使う機会がなければ、宝の持ち腐れだ。

そういう意味では、付帯サービスがないACマスターカードは、シンプルで機能がわかりやすいカードとして、そこまで大きなデメリットとなるものではないと考えられるかもしれない。

4.低いステータス性&ランクアップなし

上で紹介した付帯サービスの部分と繋がるポイントでもあるのだが、クレジットカードの中には、限られた人だけが所有することを許される上位クラスのカードが存在する。

上位カードであればあるほど、高いステータス性を誇り、さまざまなサービスが付いてくるのだが、このカードの入手方法は、基本的には下位カードを積極的に利用していくことでランクアップを目指していくのが主流だ。

ACマスターカードにはこうしたランクアップの仕組みがなく、カードそのもののステータス性も低い。

しかし、この部分に関しても、普段からそうしたサービスを享受できるような生活をしていない限り、大きなデメリットとなることはないだろう。

メリットもある

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ACマスターカードのデメリット部分と、その中にある「実は…」な部分について解説してきたが、ここからはACマスターカードのメリットについても紹介していこう。

1.最短即日発行が可能

ACマスターカード最大のメリットと言っても過言ではないのが、審査と発行のスピードが極めて早いことだ。

通常のクレジットカードであれば、早くても1週間、長ければ数週間という期間が審査に掛かる。

そのまま無事発行されればまだ良いのだが、万が一審査に落ちてしまった場合などは、待たされていた数週間分のショックは計り知れない。

ACマスターカードの場合、審査を最短30分で済ますことができ、またカードの発行も自動契約機であればその場で可能という手軽さがある。

クレジットカードを作りたいと思い、その日のうちにクレジットカードを入手できるというのはそうそうあるものではなく、ここは強力なメリットと言えるだろう。

2.審査基準が他社と異なる

加えて、消費者金融をバックに持っているACマスターカードであるため、その審査の基準も独自のものが用いられており、他のクレジットカードに比べて審査に不安がある方でも通る可能性があるという特徴がある。

クレジットカードは申請した人の社会的地位やクレジットヒストリーなどを元に審査を行うとされているが、ある程度の年齢に達しながらもクレジットヒストリーを積み上げられていない人などは審査に落ちやすいとされている。

そうした部分もACマスターカードであれば柔軟に対応してくれるケースが多いようで、他の審査では落ちてしまったが、ACマスターカードの審査は無事通ったという話も少なくない。

ネット通販や海外旅行など、クレジットカードの利用を求められるシーンは年々増えてきているため、カードを入手しやすい、というのも大きなメリットの一つと考えられる。

3.キャッシングも利用可

アコムならではのサービスとも言えるが、キャッシングの利用限度額が多めに設定されていることだ。

審査結果によって上下はするが、キャッシング枠の上限額は800万円(※800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額)となっており、非常に心強い存在と言える。

もちろん、キャッシングの利用に際しては金利が発生するため、好き放題に使って良いものではないが、思わぬ出費を迫られた際の最後の砦となってくれるため、賢く使うようにしていきたい。

特徴を正しく理解し、上手に活用していこう

一昔前であれば、消費者金融=怖い、というイメージもあったかもしれないが、近年では大手銀行の傘下に入るなど、アンダーグラウンドな要素はほぼない。

ACマスターカードに関しても、リボ払いやキャッシングの金利など、すべて法率の範囲内であり、ともすれば銀行のそれよりも安く上がるケースもある。

今回紹介したように、一般的にデメリットと言われているものでも、使い方や考え方によってはメリットとなり得るものも少なくない。

目先の情報に惑わされるのではなく、自分自身がどのようにカードを使っていくのかをしっかり考えながら、そのカードが本来持っているメリットをしっかりと見抜けるようになってほしい。

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執筆・編集

オトクレ編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

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