大手消費者金融「アコム」のカードローンで人気の「30日間金利0円サービス」だが、2019年10月14日より適用条件が緩和された。
以前は返済期日「35日ごと」で契約したユーザーが対象だったが、条件が緩和された後はアコムの利用が初めての全ユーザーが対象となる。
ただし無担保カードローン以外のクレジット・借換えローンなどは、「30日間金利0円サービス」の対象外なのは変わらない。
また30日間というのは「契約日の翌日」から数えた日数であり、借入日からではない。
金利0円適用期間終了の翌日から通常金利が適用されるので注意。
アコムのカードローンの貸付条件
ここではアコムのカードローンについて基本的な貸付条件を解説する。
- 返済期日:1回の支払につき35日以内または毎月払い
- 担保:不要
- 連帯保証人:不要
また申し込みから借入までの流れは下記の通り。
- インターネット、店頭窓口、自動契約機などから申し込み
- 必要書類の提出
- アコムによる審査
- 借入
一般的なカードローンの流れと一緒なので、難しい手続きなどは必要ない。
返済方式には注意が必要
アコムのカードローンは返済方式に定率リボルビング方式を採用している。
定率リボルビング方式とは、「借入金額×一定お割合」をもとに毎回の返済金額が決定するのが特徴。
例)借入金額が10万円で実質年率が18.00%の場合、一定の割合が3%だとすると10万円×3%=3,000円となり、毎回の返済金額は3,000円以上となる。
つまり理論上は借入金額の元金が0円にならず、返済を終了するためには適切なタイミングで一括返済をする必要があるのだ。
アコムのカードローンを利用するうえで重要な要素となるので、借入を検討している人は覚えておこう。
実際の金利計算の例
また実際の具体例も気になると思うので、下記の返済例のシミュレーションを記載する。
例)実質年率18.00%で10万円を借入し、30日ごとに1万円ずつ返済する場合
回数 | 返済金 | 元金 | 利息 |
---|---|---|---|
1 | 10000円 | 8521円 | 1479円 |
2 | 10000円 | 8647円 | 1353円 |
3 | 10000円 | 8775円 | 1225円 |
4 | 10000円 | 8905円 | 1095円 |
5 | 10000円 | 9037円 | 963円 |
6 | 10000円 | 9170円 | 830円 |
7 | 10000円 | 9306円 | 694円 |
8 | 10000円 | 9444円 | 556円 |
9 | 10000円 | 9583円 | 417円 |
10 | 10000円 | 9725円 | 275円 |
11 | 9018円 | 8887円 | 131円 |
実は三菱UFJフィナンシャルグループの傘下
アコムのカードローンを検討している人の中には、消費者金融に抵抗感を感じるケースも多い。
しかしアコムは三菱UFJフィナンシャルグループの傘下であり、母体が非常にしっかりしている企業なのだ。
ネガティブなイメージとはかけ離れたクリーンさを持ち、お金に困っている人にとって助けとなる可能性も高い。
「すぐにでもお金が必要になった」「だけど怪しいところからはお金を借りたくない」という場合には、アコムのカードローンをおすすめする。
最終更新日:2019/11/05