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【アコム】ACマスターカードがよくわかる!申し込み方法、審査条件、評判

解説

ACマスターカードは、三菱UFJフィナンシャル・グループのアコム株式会社が発行するクレジットカード。

最大の特長は、最短即日発行が可能な点と、申込条件・審査の間口が広いこと。

発行できる場所が多く、土日祝も発行可能など、急いでクレジットカードが必要な人にとって助かるカードだ。

申込条件・審査では、派遣社員、パート・アルバイトなどでも、安定した収入があれば申込対象となる。

他のカードでは条件を満たさなかった人でも申込ができるケースも多い。

注意点としては、リボ払い専用のため、手数料を抑えるために支払い方法を工夫する必要がある。

支払い方法の仕組みを理解して活用すれば、手数料を無料にすることも可能だ。

消費者金融系のカードということで不安に思う人もいるかもしれないが、支払い方法にさえ気を付ければ、一般的なカードと機能面では変わらない。

また、プライバシーへの配慮もしっかりしている。

本記事では、申込方法から申込条件・審査、メリットと注意点など、ACマスターカード利用にあたって必要なことを網羅していく。

最短即日発行可能なカード

ACマスターカード

ACマスターカードは、一度券面の変更をおこなっている。もともと「Master Card」の文字とロゴのみで使いやすいデザインだったが、券面変更はさらにシンプルなデザインとなった。

また、ICチップが搭載されたのもポイントだ。これにより、セキュリティが強化され、暗証番号入力端末(PINパッド)の利用が可能になった。

ACマスターカード最大の特徴が、最短即日での発行が可能という点だ。

クレジットカードには最短即日発行が可能なものがいくつかあるが、そのなかでもACマスターカードは発行がしやすい。

その大きな理由が、カードを発行する「自動契約機(むじんくん)」が全国600カ所以上(2019年4月時点)にあるという点だ。

自動契約機(むじんくん)の営業時間は9:00~21:00(※一部除く)で、年中無休(※年末年始除く)であり、土日祝でも利用できる。

クレジットカードの即日発行は、インターネット申込で店頭受け取りという形が一般的だが、受取に対応する店舗数が限られていたり、営業時間が限られていたりすることも多い。

その点、ACマスターカードでは発行しやすい体制が整っている。

申込方法と受取までの手順

アコム公式サイトでは「3秒診断」というサービスを提供している。

3秒診断では、以下の3項目を入力して「診断開始」ボタンをクリックすることで、事前シミュレーションができる。

  • 年齢
  • 年収(総支給額)
  • カードローン他社お借入状況

※クレジットカードでのショッピング、銀行での借入を除く

いくつかのパターンで試してみたところ、ここで重視されているのは、年収の額よりも、年収に対する他社借入状況であるようだ。

年収が低くても、他社借入がなければ「借入できる可能性が高い」と診断される傾向にある。

ACマスターカードの申込から受取までの手順は次の通り。

  1. インターネットから事前申込
  2. 審査の連絡
  3. カード受取

ステップごとに詳細を見ていこう。

インターネットから事前申込

ACマスターカードは、インターネットから事前申込を行うことで、契約手続きにかかる時間を短縮できる。

事前申込で入力が必要な項目は次の通り。

お客さま情報

お客様情報

氏名の入力で、旧姓の有無を選択できるのがやや特徴的だ。

ご自宅情報

ご自宅情報
「住居種類」に関する選択肢は以下の通り。

  • 自己所有一戸建て
  • 自己所有マンション
  • 家族所有一戸建て
  • 家族所有マンション
  • 賃貸一戸建て
  • 賃貸マンション
  • 賃貸公団住宅
  • 賃貸公営住宅
  • 社宅一戸建て
  • 社宅マンション
  • 社宅アパート
  • 社宅寮

お勤め先情報

お勤め先情報1
お勤め先情報2

「職種」に関する選択肢は以下の通り。いずれかに当てはまれば申込可能だ。

  • 正社員・自営業
  • 嘱託・契約・派遣社員
  • アルバイト(パート)
  • 期間工

「収入形態」に関する選択肢は以下の通り。「安定した収入」の判断に影響すると考えられる。

  • 固定給
  • 一部歩合給
  • 完全歩合給

「保険証種類」に関する選択肢は以下の通り。保険証種類について申告するのは珍しい。

  • 社会保険
  • 組合保険
  • 共済保険
  • 日雇保険
  • 船員保険
  • 国民健康保険
  • 社名入国保

企業によっては、「勤務先電話番号」を入力後、「かんたん勤務先照会」で企業情報が自動で入力される。

自動入力されない場合は、いったん電話番号を入力してから「かんたん勤務先照会」を押すと、詳細を入力する欄が出て来る。

後に出てくるが、「審査結果通知・お申し込み内容確認の連絡先」を「勤務先」とする場合は、「勤務先電話番号」と「休日」の入力を忘れないようにしよう。

なお、アコムでは原則、電話による在籍確認を行っていない。勤務先への電話が必要な場合も、事前に申込者の同意を得た上で、「アコム」の社名は出さず、担当者の個人名で電話がかかってくる。

その他

その他

最後に「暗証番号」を設定したら、入力項目は完了となる。

申込後、本人確認書類をアップロードもしくはスマホアプリにより提出することができる。

自動契約機(むじんくん)やFAX、郵送での提出も可能だが、カード発行を急ぐ場合、申込時に提出したほうが良い。

また、以下に該当する場合は収入証明(源泉徴収票または給与明細書など)も必要となるので気を付けよう。

  • アコム利用で50万円以上の契約を行う
  • 他社を含めた借入総額が100万円を超える

審査の連絡

申込後、最短30分で電話にて審査結果の連絡がある。

実際に申込をした人の話によると、この電話で、申込時に入力した情報との照合確認が行われるようだ。

いずれも基本的な情報なので忘れることはないと思うが、慌てずに答えよう。

また、電話受付時間についてアコムに問い合わせたところ、申込順に順次対応となるため、明確な時間は案内できないとのことだった。

ただ、即日発行を希望の場合、自動契約機の営業時間内に発行手続きができるよう、逆算して申込を行うと良いだろう。

電話連絡の際は「アコム」の名前ではなく、担当者の個人名で連絡があるので、勤務先や自宅の固定電話への連絡でも安心だ。

カード受取

審査に問題なく通れば、カード発行となる。

カードの発行は、店舗もしくは自動契約機(むじんくん)で可能。

アコム公式サイトの「店舗・ATM案内」ページより検索可能だ。

検索条件の「マスターカード発行機あり」にチェックを入れて検索すると良い。

なお、自動契約機(むじんくん)を利用する場合、電話連絡があった際にそのことを伝えよう。

受取時にも本人確認などを行い、問題なければ無事カードが発行される。

審査基準・申し込み基準

ACマスターカードの即日発行と並ぶ大きな特徴が、申込と審査の間口の広さだ。

申込基準からわかること

ACマスターカードの申込条件は「安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」

「安定した収入と返済能力」というと、ある程度の年収が必要なように思われる。

また、正社員ではない場合、たとえばパート、アルバイトなどはこれに当てはまるのか疑問に思うかもしれない。

調べてみたところ、ACマスターカードの「安定した収入と返済能力」というのは、何らかの仕事をしており、収入の高さよりも少額でも毎月収入があることが重要だと考えられる。

そのため、パートやアルバイトでも申込が可能だ。

たとえば、アルバイトで収入のある学生、パートで収入のある主婦でも申し込むことができ、審査に通る可能性もある。

申込の入力画面では「職種」の選択は以下のようになっていた。このいずれかに当てはまれば申込は可能だろう。

  • 正社員・自営業
  • 嘱託・契約・派遣社員
  • アルバイト(パート)
  • 期間工

正社員と自営業が区別されていないので、自営業だからといって不利になることもなさそうだ。

ただし、収入形態として以下の選択があり、「安定した収入と返済能力」の判断に影響することが考えられる。

  • 固定給
  • 一部歩合給
  • 完全歩合給

他のカードの申込条件

参考に、ACマスターカード以外のクレジットカードの申込基準をいくつか見てみよう。

一般的にクレジットカードの審査は、銀行系>信販系>流通系>消費者金融の順で厳しいと言われる。

そこで、それぞれのジャンルで利用者の多い、三井住友カード(銀行系)、Orico Card THE POINT(信販系)、楽天カード(流通系)の申込基準をあげてみた。

またこの他に、ステータスカードとして有名なアメックスのプロパーカード、アメリカン ・エキスプレス・カードの申込基準も見てみる。

他のカードでは、申込条件は詳しく定められていないことも多く、年齢程度しかわからない。

しかし、カードごとに審査で重視されるポイントが異なるので、その点もあわせて考えてみよう。

楽天カード(一般)

楽天カード

  • 18歳以上(高校生を除く)
  • 楽天会員の登録

楽天カードは、年会費無料高還元率、ACマスターカードと同様に、申込や審査のハードルが低いと言われるカードだ。

楽天グループが発行するカードであり、楽天関連のサービスでお得になることもあり、年齢の他に楽天会員の登録済であることが申込条件となる。

収入に関しては申込条件では触れられていないが、一定の年収が必要と言われている。

ただし、本人に収入がなくとも、配偶者・世帯主に一定の収入があれば審査に通る可能性があるようだ。

JCB CARD W

JCB CARD W

  • 18歳以上39歳以下
    ※ご本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生除く)

JCBオリジナルシリーズのなかでも、年会費無料で還元率1%というコスパの良さで人気のあるカードだ。

申込条件として「18歳以上39歳以下」とあり、若い世代を対象としたカード。また、世帯に一定の年収があることも重視される。

若い世代向けのカードということで、申込条件を満たし、支払い遅延などがなければ審査を通りやすいと考えられる。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)

  • 満18歳以上の方(高校生は除く)

日本国内ではVisaのプロパーカード的立ち位置である三井住友カード。一定のステータス性があり、信用力を感じさせるカードだ。

申込条件に記されているのは年齢のみだが、カードの性質から、収入の有無・収入額・クレヒスすべてが万遍なく確認されると考えられる。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(アメックス・グリーン)

アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス・グリーン)

  • 20歳以上で定職がある方(パート・アルバイトの方は不可)

ステータスカードとして有名なアメックスのプロパーカード。

前述の3つのカードと違い、年齢の他に定職に就いていることが申込条件として記され、パート・アルバイトは不可となっている。

審査基準としては、定職に就いているだけでなく、職種や年収額も影響すると考えられ、クレヒスももちろん重要だ。

審査で不利になる点

パート・アルバイトでも良いので何か仕事に就いており、少額でも毎月収入がある場合、ACマスターカードに申込ができ、審査に通る可能性もある。

しかし逆に、次のようなケースでは審査に通る可能性が低くなる。

専業主婦(夫)、無職

本人に収入のない専業主婦(夫)の場合、配偶者・世帯主に収入があったとしても審査に通ることは難しい。

また、無職の場合、年金受給者であっても審査に通ることは難しいようだ。

カード会員本人が何らかの仕事に就いて、少額でも良いので毎月収入を得ているということが、ACマスターカードの審査では重視される。

他社借入金額が大きい

年収に対する他社借入金額が大きい場合、審査に通ることは難しい。

目安となるのが、年収の3分の1だ。

この金額を超える、またはこの金額に近い借入金額がある場合は、まず審査には通らないだろう。

貸金業法では、個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される「総量規制」という仕組みが定められており、これが目安となっている。

クレジットヒストリーが悪い

一般的にクレジットカードの審査では、クレジットヒストリー(クレヒス)と呼ばれる、信用機関に記録されたクレジットの利用履歴の照会がおこなわれる。

クレヒスには、過去5年間のクレジット利用履歴が記録されている。

このクレヒスの照会で、過去に多数の支払い遅延、大幅な支払い遅延があると、審査に落ちやすくなる

申込時点でまだ支払いをおこなっていない遅延がある場合は、確実に審査に落ちるので、クレジット関連の支払いは済ませてから申込をおこなおう。

その場合、遅延発生直後ではなく、少し期間を設け、継続してきちんと支払いをおこなっている記録を積んでから申し込むことが望ましい。

また、「異動情報」の記載といって、いわゆるブラックリスト入りした状態では、審査に通ることはない。

異動情報は、支払い遅延を繰り返す、大幅な支払い遅延があるなど、悪質なクレジットの利用をおこなった場合に記載される。

クレヒスには、クレジットカードだけでなく、ローンや携帯電話料金の支払いなども記録されるので注意しよう。

また、クレジットカードの申込についても過去半年分記録されるので、同時もしくは短期間に複数枚のカードに申し込むのは避けよう

利用上限額の決まり方

上限額

ACマスターカードは、ショッピングだけでなくキャッシング(カードローン)も利用可能だ。

特徴的なのが、カードの利用上限額はクレジッカードの「利用限度額」(ショッピング枠)とカードローンの「契約極度額」(キャッシング枠)のどちらか高い方になるということだ。

たとえば、利用限度額が30万円で契約極度額が50万円だった場合、カードの利用上限額は50万円になる。

ACマスターカードのショッピング枠は10万円~300万円で、審査により決定する(※300万円はショッピング枠利用時の限度額)。

キャッシング枠は上限額800万円で、利用者の希望の範囲内で決まる(※800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額)。

このことから考えると、ACマスターカードの利用上限額は、理論上、最大800万円となる。

一般的なクレジットカードに比べると、かなり高い利用上限額となるのだ。ただし、支払いはリボ払いとなるので、計画的に利用しよう。

キャッシングができる場所

国内でキャッシングが利用できる場所と時間は次の通り。

  • 自動契約機(むじんくん): 9:00~21:00(年中無休(※年末年始は除く))
  • カードローンコーナー:店舗により営業時間が異なる
  • アコムのATM:24時間 ※毎週月曜 午前1:00-5:00は定期点検のため利用不可
  • 提携ATM(セブン銀行・E-net・ローソン・イオン銀行)店舗により営業時間が異なる※毎週月曜 午前1:00-5:00は定期点検のため利用不可

また、事前に利用申込書を提出することで、海外キャッシングも利用可能。

マスターカード提携の「シーラス(Cirrus)」マークがついたATMで利用でき、現地通貨を引き出すことができる。

その他のメリット

メリット

即日発行可能で申込・審査の間口が広いのは、ACカードの最も大きなメリットだ。

だが、ACマスターカードにはその他にもメリットと言える点がある。

利用金額に応じてキャッシュバック

一般的にクレジットカードを利用するメリットのひとつが、ポイント還元だ。

ACマスターカードにポイント還元はないが、2017年3月からスタートしたのが、キャッシュバック型のサービスだ。

これは、利用金額の0.25%が、カードの請求額から還元分が差し引かれるというもの。

還元率は高くないが、これまでポイント還元がなかったことを考えると、お得さが増したと言えるだろう。

ショッピングデスク

ACマスターカードには、旅行保険は付帯していない。

そのため、海外旅行時にはあまり出番がないと思われるかもしれないが、覚えておきたのがショッピングデスクのサービスだ。

ショッピングデスクは、海外のショッピングに関してサポートを受けられる専用デスク。

窓口は日本国内にあり、海外からは国際電話を利用して電話をかけることになる。

また、ACマスターカードは、国際ブランドがマスターカードということで、世界の多くの国と地域に加盟店があり、ショッピング利用に困ることは少ないだろう。

プライバシーなど利用者への配慮

ACマスターカードは、アコムが発行するカードということで、消費者金融のイメージからネガティブな印象を持たれることもあるかもしれない。

そのため、そういった点の配慮もきちんとなされている。

まず、券面に「アコム」の文字はなく、シンプルなデザインとなっているため、店頭でも出しやすい。

店頭での利用時は「一回払い」と伝えれば、自動的にリボ払いで支払いが行われる。

また、すでに説明したが、申込~審査の際の電話や、その他の電話でも、「アコム」の名前は出さず担当者の個人名で電話をかけてもらえる。

さらに、利用明細の郵送は行われず、Web上で確認する形にできる。

支払い方法はリボ払いのみ

リボ払い

ACマスターカードの利用で一番注意すべき点が、このカードがリボ払い専用のカードということだ。

クレジットカードでは一般的に、一回払い・分割払い・リボ払い・ボーナス払いなど支払い方法にいくつかの選択肢がある。

しかしACマスターカードの支払い方法は、「元利定率リボルビング方式」(通称リボ払い)のみとなっている。

「元利定率リボルビング方式」は、支払い金額に手数料が含まれ、毎回の支払いが一定の金額に抑えられるメリットがある。

一方で、手数料の負担が大きくなりやすく、支払いが終わらない状態に陥りやすいというデメリットもある。

そうならないためにも、リボ払いを利用するときは、その仕組みを十分に理解することが重要だ。

手数料無料にする方法

通常、リボ払いは手数料が発生する支払い方法だが、ACマスターカードを利用しながら手数料がかからない方法がある。

それは、「毎月20日までのクレジットの利用分を、翌月6日までに一括で支払う」というもの。

後述するが、ACマスターカードのリボ払いには、3つの支払い方法があり、このうち「35日ごと」の支払い方法で、この手数料無料の方法が使える。

この方法はアコム公式サイトにも記載されている正式なものなので、ACマスターカードを利用するときにぜひ思い出していただきたい。

リボ払いの3つの支払い方法

ACマスターカードのリボ払いには、「35日ごと」「毎月指定期日」「口座振替」の3つの支払い方法がある。

前述の通り、「35日ごと」の支払いでは、手数料を無料にする方法がある。

また、いずれの支払い方法でも、「リボ払いの設定金額を高く設定して、常に一括払いになるようにする」という方法で、手数料を極力抑えることができる。

「35日ごと」および「毎月指定期日」では、24時間年中無休で利用でき、振込手数料などもかからないインターネットバンキングの利用がおすすめだ。

35日ごと

新規利用分を毎月20日で締切る。

翌月7日から起算して35日以内を第1回目の支払いとする。

以降は支払いをした日の翌日から起算して35日以内とする。

毎月指定期日

あらかじめ設定した毎月の支払い日までに支払いを行う。

初回支払い期日は新規利用分を毎月20日で締切り、翌々月の支払い日が第1回目となる。

ただし、毎月支払い日が21日以降の場合、第1回目の支払期日は締切日の翌月となる。

口座振替

口座振替により自動引き落とし。

事前に登録した金融機関より毎月6日に引き落としがある。

金融機関休業日の場合は翌営業日となる。

繰り上げ返済

余裕があれば早めに期日前の繰り上げ返済を行うことで、手数料を抑えることができる。

繰り上げ返済には次の方法がある。

  • アコム店頭に出向いて支払う方法
  • アコムATM・提携ATMから振込
  • アコム指定の銀行口座に振込
  • インターネット「Pay-easy(ペイジー)」利用

ただし、ATMを利用すると1万円未満で110円、1万円以上で220円の手数料がかかるので、気になる場合は他の方法を利用しよう。

手数料はいくらになるか

アコム公式サイトにおいて、ACマスターカードのショッピング枠利用分の貸付利率(実質年率)は、10.0~14.6 %と記載されている(2018年10月現在)。

キャッシング枠利用時の貸付利率(実質年率)は3.0~18.00%。

年率の幅について問い合わせたところ「契約限度額によります」との回答で明確な答えは得られなかったが、高いほうの年率で考えておくと支払い計画を立てやすい。

消費者金融が発行しているクレジットカードということで高い利息がかかりそうなイメージを持つ方もいるかもしれないが、一般的なクレジットカードと同程度の利率となっているので安心してほしい。

利用時の注意点

注意点

ACマスターカードを利用する場合、支払い方法がリボ払いという点にもっとも注意してほしいが、以下についても申込前に知っておきたい。

追加カードは発行できない

クレジットカードによっては、ETCカード、家族カードなどの追加カードを発行できるものがある。

しかしACマスターカードでは、こういった追加カードの発行には対応していない。

たとえば楽天カードは、年会費無料で審査の基準も比較的低く、ETCカード・家族カード共に発行できるので、追加カードを希望する場合はこういった他のカードを検討しよう。

電子マネー搭載・追加なし

ACマスターカードには電子マネーは搭載されておらず、追加での発行にも対応していない。

急ぎでカードが必要な人におすすめ

ここまでACマスターカードについてさまざまな面から解説してきたが、本カードをおすすめするとすれば、やはり急ぎでカードが必要な人だろう。

ショッピングだけでなく、キャッシングを利用したいという人にも役立つ。

ただし、リボ払いについてきちんと理解した上で利用しよう。

もし、急ぎでカードが必要だが、2~3日程度なら余裕があるという場合は、他の即日発行や翌日発行が可能なカードも検討してみてほしい。

ポイント還元や旅行保険などがメリットのカードもあるので、自身の目的やライフスタイルに合ったカードを選ぼう。

評判・口コミ

イイコミ
  • カードの発行がとても早くできたので凄く便利だと思いました。とにかく急にクレジットカードが必要となった時だったので、審査面の柔軟さは便利だと感じました。(30代 男性 会社員)
  • キャッシングの支払い方法が選べ、一回払いやリボ等自身のお財布に合わせる事ができるのが良かったです。(20代 男性 会社員)
  • 利用額に応じて現金でキャッシュバックがあるのが良かったです。ポイント還元よりもお得度は高いです。(30代 男性 会社員)
ワルコミ
  • 各種の旅行傷害保険やショッピング保険などが付いておらず、少額の利用目的になってしまうのがやや心許ないかもしれません。(30代 男性 会社員)
  • 一般的にクレジットカードはリボ払いにするかどうかを選べますが、このカードはリボ払い専用になっているのが良くないと感じました。(30代 男性 会社員)
  • クレジットカードならではの特典は全くありませんし、紛失時の補償もありません。(50代 男性 会社員)

※上記「イイコミ・ワルコミ」は弊社が独自にカード利用者から調査・収集したものです。


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執筆・編集

オトクレ編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

また、クレジットカードに関する情報収集のため、クレジットカード発行会社への取材・インタビューなども積極的に行い、生きた情報をお届けしています。

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