【アコム】ACマスターカードのリボ払い金利、利息、手数料と返済方法のシミュレーション!

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ACマスターカードの金利、手数料、返済方法

ACマスターカードはリボ払い専用カードのため、ショッピング・キャッシング共に残高はリボ払いとなるのが特徴である。

リボ払いは1回あたりの支払金額は少ないが、合計で返済する金額が多くなる仕組みとなっっている。

今回はACマスターカードを利用する上で重要なリボ払いの金利、利息、手数料、返済方法のシミュレーションについて徹底的に解説する。

ACマスターカード公式サイト

手数料、利息、金利は何%か?

アコム公式サイトにおいて公表されているACマスターカードの利率は、「手数料率/実質年率10.0~14.6 %」との記載になっている。

ただしこれはショッピング利用分のみのこと。(2019年1月現在)

キャッシングの利率はショッピングの利率とは異なり、契約限度額が1~800万円で、実質年率3.00~18.00%となっている。

なお、少ない数字の年率が適用されるケースはどんなときなのか、コールセンターに問い合わせたところ「契約限度額によります」との回答しか得られなかった。

一般的には高い方の利率が適用されると考えておくのが無難だろう。

ACマスターカードの金利は高いのか?

例えば、JCBカードのような一般的なクレジットカードの場合、ショッピングリボ払いは「実質年率8.04~18.00%」、キャッシングリボ払いは「実質年率15.00~18.00%」となっている。

消費者金融発行カードということで高い利息がかかりそうな怖いイメージを持つ方もいるかもしれないが、一般的なクレジットカードと同程度の利率設定となっている。

リボ払いの仕組み

リボルビング払いとは毎月一定金額を利息とともに支払っていく方法である。

リボルビング払いは複数の方式があるが、このカードに定められている返済方式は「元利定率リボルビング方式」となっている。

ACマスターカードは、ショッピング利用代金の返済は、「元利定率リボルビング方式」(通称リボ払い)を利用することが会員規約によって定められている。

1回の返済金額を軽くすればするほど、最終的に支払う利息金額が多くなる支払い方法のため注意が必要である。

「定率」とは、利用残高に対してあらかじめ決められた割合の金額が、1回あたりの返済金額として決められる仕組みのこと。

また、「元利」方式とは、返済金額に利息分が含まれることをいう。

リボ払いの返済例
例えば、10万円の利用残高で返済の定率を10%に設定したとする。

返済金額は1万円だが、支払う1万円には利息も含められる

利息を年率14.6%とした場合、30日後に返済する利息は1,200円となる。

つまり、実際には8,800円しか元金が返済できていないことになる。

2回目の返済のときには利用残高91,200円に対して同じ計算式が当てはめられる。

支払金額は9,120円、そのうち利息は1095円で、返済できた元金は8,025円となる。

この方式では利用残高(元金)の減りが遅く、毎月利息が課せられていく方式なのだ。

このため、余裕があるときには返済金額を増額したり、残高がある程度まで減ったら、全額を一括で繰り上げ返済をしたりするなどして、できるだけ早く利用残高をなくす工夫が必要になる。

ACマスターカードを利用するにあたってはとても大切なことなので、必ず覚えておこう。

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利息を少しでも減らすには「繰り上げ返済」

これまでに述べたように、ACマスターカードのショッピング利用金額は自動的にリボ払いとなる。

ショッピング利用分の初回の引き落とし日までは利息がかからないが、それ以降は利用残高に応じて返済完了まで毎日「実質年率10.0 ~14.6 %」の利息が発生する

またキャッシング(カードローン) 利用分には、利用日の翌日から「実質年率3.00 ~18.00 %」利息が発生する

利息の発生をできる限り少なく利用する方法は、利用したあとできるだけ早く返済してしまうことである。

なお、リボ払い専用カードの中には繰り上げ返済ができずに、確実に利息を支払わなければならない仕組みになっているカードも存在する。

しかし、ACマスターカードの場合、毎月の自動引き落とし日を待たずに「繰り上げ返済」をすることができるのは大きな利点である。

繰り上げ返済は以下のような方法で行う。

  1. アコム店頭に出向いて支払う方法
  2. アコムATMやアコムと提携しているATMから振り込む方法
  3. アコム指定の銀行口座に振り込む方法
  4. インターネットで「Pay-easy(ペイジー)」を利用してアコムに返済する方法

銀行口座に振り込む方法とペイジーは、インターネットを利用すればいつ・どこからでも手続きが可能だ。

数日でも早く返せるということは、その分支払う利息も少なくて済むということになる。

また、ショッピング利用分の1回あたりの返済金額を高く設定して、常に一括払いになるような使い方をすれば、利息を支払わずに利用することも可能になる。

借金地獄になることはあるのか?

結論から言うと、返済の仕組みを理解せずに、月々の負担をできるだけ少なくすることだけを考えていると、その可能性はあり得る

特に、「定率」方式のリボルビング払いでの返済の場合、たとえ残高が数千円まで減ったとしても、その数千円に対して毎回一定の割合で利息がかかる

そのため、自動引き落としのまま放置しておくと、完済まで非常に長い期間がかかり、利息も多く発生することになる。

例えば、残高が一括で払い額の3,000円まで減ったとしても、定率5%での返済のため、返済金額は150円うち利息は36円となる。

このような金額を毎月自動引き落としで返済し続けるのは現実的ではない。一括返済してしまうのが理想だ。

なお、一括返済は利用者側から申し出ない限り自動的に適用されることはない

延々と借金返済が続くことにならないよう、自分を守るためにもよく覚えておこう。

返済金額のシミュレーションが可能

アコムのホームページには、このような疑問を解決する「ご返済シミュレーション」サイトが用意されている。

支払回数を指定して毎回の支払金額を調べるだけでなく、支払金額を指定すると完済まで何回かかるか、利息はいくらになるかなども確認することができる。

例えばキャッシング(カードローン)の場合、100万円利用して年率18 %、3年(36回)で返済したい場合、上記サイトを利用して計算すると毎月の返済金額は36,152円になる。

ショッピング利用の場合は、実際には毎月追加利用が発生していくのが普通であるため、計算は複雑になる。

年率も14.6%。シミュレーションサイトでは15%か18%の選択しかない。

以下にいくつかのパターンで例を挙げてみよう。

ショッピングリボ払いの返済プラン例

利息が含まれた返済金額を毎月支払いしていくことになるが、返済額のうち利息はいくらになるのだろうか。

アコムの公式サイトの利息計算式は、以下のようになっている。

利息= 借入残高×借り入れ利率÷365日(うるう年は366日)×ご利用日数

なお以下は、1年を365日とし、借入日から30日ごとに返済した場合の金額の目安である。借入日や返済日などが異なれば実際の金額とは異なる場合もある。

利用金額10万円、返済の定率割合を10.0%とした場合: 利息総額5,831円

期間(ヶ月目)利用残高(円)
利用残高-返済元金
利息(円)
利用残高×0.146÷365日×30日
返済元金(円)
設定金額-利息
支払金額(円)
1100,000かからない10,00010,000
290,0001,0808,92010,000
381,0809739,02710,000
472,0538659,13510,000
562,9187569,24410,000
653,6746459,35510,000
744,3195329,46810,000
834,8514199,58110,000
925,2703049,69610,000
1015,5741879,81310,000
115,761705,7615,831

実質年率14.6%の場合の、月々の返済額と利息額(シミュレーション)

利用金額50万円、リボ設定の定率の割合を5.0%とした場合: 利息総額67,370円

期間(ヶ月目)利用残高(円)
利用残高-返済元金
利息(円)
利用残高×0.146÷365日×30日
返済元金(円)
設定金額-利息
支払金額(円)
1500,000かからない25,00025,000
2475,0005,70019,30025,000
3455,7005,46919,53125,000
4436,1695,23419,76625,000
5416,4034,99720,00325,000
6396,4004,75720,24325,000
7376,1574,51420,48625,000
8355,6714,26820,73225,000
9334,9394,02020,98025,000
10313,9593,76821,23225,000
11292,7263,51321,48725,000
12271,2393,25521,74525,000
13249,4942,99422,00625,000
14227,4882,73022,27025,000
15205,2182,46322,53725,000
16182,6812,19222,80825,000
17159,8731,91923,08125,000
18136,7921,64223,35825,000
19113,4341,36223,63825,000
2089,7961,07823,92225,000
2165,87379124,20925,000
2241,66450024,50025,000
2317,16420617,16417,370

50万円を2年かけて返すプランだが、この方法だと約6万7千円余計に返済する必要がある。


利用金額100万円、リボ設定の定率の割合を5.0%とした場合: 利息総額134,735円

期間(ヶ月目)利用残高(円)
利用残高-返済元金
利息(円)
利用残高×0.146÷365日×30日
返済元金(円)
設定金額-利息
支払金額(円)
11,000,00050,00050,000
2950,00011,40038,60050,000
3911,40010,93739,06350,000
4872,33710,46839,53250,000
5832,8059,99440,00650,000
6792,7999,51440,48650,000
7752,3139,02840,97250,000
8711,3418,53641,46450,000
9669,8778,03941,96150,000
10627,9167,53542,46550,000
11585,4517,02642,97450,000
12542,4776,51043,49050,000
13498,9865,98844,01250,000
14454,9745,46044,54050,000
15410,4344,92645,07450,000
16365,3604,38445,61650,000
17319,7443,83746,16350,000
18273,5813,28346,71750,000
19226,8642,72347,27750,000
20179,5872,15547,84550,000
21131,7421,58148,41950,000
2283,3231,00049,00050,000
2334,32341234,32334,735

利用金額300万円、リボ設定の定率の割合を4.0%とした場合: 利息総額537,303円

期間(ヶ月目)利用残高(円)
利用残高-返済元金
利息(円)
利用残高×0.146÷365日×30日
返済元金(円)
設定金額-利息
支払金額(円)
13,000,000120,000120,000
22,880,00034,560 85,440120,000
32,794,56033,535 86,465120,000
42,708,09532,497 87,503120,000
52,620,59231,448 88,552120,000
62,532,04030,384 89,616120,000
72,442,42529,310 90,690120,000
82,351,73528,221 91,779120,000
92,259,95527,120 92,880120,000
102,167,07526,005 93,995120,000
112,073,08024,877 95,123120,000
121,977,95723,735 96,265120,000
131,881,69322,581 97,419120,000
141,784,27421,411 98,589120,000
151,685,68520,229 99,771120,000
161,585,91419,031100,969120,000
171,484,94517,820102,180120,000
181,382,76516,593103,407120,000
191,279,35815,353104,647120,000
201,174,71114,097105,903120,000
211,068,80812,826107,174120,000
22 961,63411,540108,460120,000
23 853,17310,239109,761120,000
24 743,412 8,921111,079120,000
25 632,333 7,589112,411120,000
26 519,922 6,239113,761120,000
27 406,161 4,874115,126120,000
28 291,035 3,492116,508120,000
29 174,528 2,095117,905120,000
30 56,623 680 56,623 57,303

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利用金額多いほど利息の金額が大きくなる

一般的なクレジットカードと、消費者金融が発行元のカードの違いがお分かりいただけただろうか。

上記のシミュレーションでわかる通り、利用金額多いほど、そして返済期間が長いほど利息の総額が高くなる

1回あたりの返済金額を抑えたとしても、利息の支払いが多ければ結局は損をすることになる。

利用限度額が高く設定されたばかりに、上限額いっぱいまで利用し、月々の返済額を低く設定してしまうと、非常に高額の利息を支払うことになる。

目先の返済額だけをとらわれず、全体でいくら支払うのかを常に意識することが必要となる。

ただし、ショッピングとキャッシングがどちらも利用できるのはメリットであることには変わりはない。

ぜひ上手に、かつ安全に利用していただきたい。

ショッピングとキャッシングどちらも利用可能

ACマスターカードが他のカードと大きく違うところは、「ショッピング利用分」と「キャッシング利用分」を完全に分けて考える必要があることである。

それぞれの引き落としに別々の口座が設定されることで、支払い(返済)もそれぞれ別に行う仕組みだ。

利息の利率も異なるので注意が必要である(詳しくは後述する)。

ACマスターカードはMastercardブランドのため、世界中の加盟店で利用することができる。

利用金額の支払い方法はリボルビング払いのみで、基本的に毎月の口座自動引き落としとなる。

1回目の支払い後の残高からは、全額返済が終わるまで利息がかかってくる。(詳しくは後述する)

リボ払いのカードは月々の返済金額が一定で、毎月の負担金額が同じということがメリットだ。

しかし、利息も同様に継続してかかってくる。

そのため、利息が決まる仕組みや、完済期間がいつになるかをよく理解しておく必要がある。

記事の後半で実際のシミュレーションも紹介するので、参考にしていただきたい。

キャッシングがメインの利用方法?

通常のクレジットカードはショッピング利用がメインで、キャッシング機能がそもそもつかない場合も多い。

しかし、ACマスターカードはどちらかというとキャッシング機能がメインである点も特徴である。

一般的なクレジットカードのキャッシング機能は利用可能額上限が低めであるのに対し、公式サイトで「カードローン」と呼ばれていることもあり、ACマスターカードのキャッシング機能は、限度額が高く設定される傾向にある

具体的に、上限額は最大800万円までとなっている(実際の限度額は審査結果次第)。
※800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額。

前述したとおり、返済完了まで利息がかかることは要注意ではあるが、このカードを持てば必要なときにいつでも現金を入手できるのは心強いだろう。

海外旅行中の現地通貨の入手にも便利

Mastercardブランドのクレジットカードに、キャッシング(カードローン)機能がついているアコムACマスターカード。

キャッシング機能は日本国内だけでなく、事前に海外キャッシング利用申込書を提出すれば、世界中のマスターカード提携の「シーラス(Cirrus)」マークがついたATMで利用でき、現地通貨を入手することができる

cirrus

一般的には、クレジットカードで海外キャッシング利用枠をつけるのはハードルが高い場合もある。

しかし、ACマスターカードならば、独自の審査基準を設けており、即日発行も可能年会費無料繰り上げ返済可能というメリットがある。

さらにマスターカードの日本円換算レートは、VISAやアメックスよりも若干良い場合が多い。

海外旅行をよくする方には、「海外キャッシング専用カード」としても使える1枚となるだろう。

ちなみに、海外での利用中に困ったことがあった場合には、日本語で「ショッピングデスク」を利用できる安心サポートもついている。(窓口は日本国内にあり、海外からは国際電話を利用することになる)

付帯サービスがないのはデメリット

海外で便利に使えると聞くと、期待するのが旅行保険などの「カード付帯サービス」だろう。

一般的なクレジットカードには、利用金額に応じてポイントがついて利用金額の一部として還元されたり、海外旅行保険が自動付帯したり、提示するだけで割引サービスを受けられたりするサービスがついているカードも多い。

しかし、ACマスターカードには上記のような付帯サービスは一切ついていない。

ただし、ポイント還元ではないが、自動キャッシュバック方式で利用額に対して0.25%の還元を受けることができる。

ACマスターカードはどういうカード

発行元が消費者金融アコムということもあり、クレジットカードの中では独自の審査基準をもけているという特徴がある。

また、年会費が永年無料で利用できること、自動契約機「むじんくん」で即日発行も可能という点で人気となっている。

このカードは現在の支払い能力を重視して審査が行われる点が特徴となっている。

そして、ACマスターカードには大きく分けてショッピングキャッシングの使い道がある。

ショッピングは通常のクレジットカードと同様で買い物の支払に使うことだ。

キャッシングは現金を借りることができるサービスとなっている。

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執筆・編集:池田星太

大人のクレジットカード編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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