知らないと損する!アコムマスターカードの金利、利息、手数料と返済方法とシミュレーション

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アコムACマスターカードは、消費者金融のアコムが発行するクレジットカードである。今回は知らないと損するアコムマスターカードの金利、利息、手数料と返済方法とシミュレーションについて徹底的に解説したので、是非最後まで読んで欲しい。

アコムACマスターカードは、発行元が消費者金融ということもあり、クレジットカードの中では比較的審査が通りやすい。また年会費が永年無料で利用できること、自動契約機「むじんくん」で即日発行も可能という点で人気となっている。

このカードは現在の支払い能力を重視して審査が行われる点が特徴となっており、例えば、過去に支払遅延などをしてしまって一般的なクレジットカードの審査には通らないような人でも、審査に通る可能性が高いと言われている。

比較的気軽に持てる点は大きなメリットであるが、上手に利用するためには、このカードの特徴や機能を知ることが重要である。詳しく見ていってみよう。

クレジットカードとキャッシングの違い。カードローンと違うのか?

まずは、通常のクレジットカードの機能と比較したときの違いを知っておく必要があるだろう。

アコムACマスターカードが他のカードと大きく違うところは、「ショッピング利用分」と「キャッシング利用分」を完全に分けて考える必要があることである。

2つ別々の口座が設定されることで、支払い(返済)もそれぞれ別に行う。かかる利息の利率も異なるので注意が必要である(詳しくは後述する)。

このカードは、通常のクレジットカードと同様、世界中のマスターカード加盟店で、ショッピングの支払いに利用することができる。

利用金額の支払い方法はリボルビング払いのみ。基本的に毎月の口座自動引き落としとなる。1回目の支払い後の残高からは、全額返済が終わるまで毎日利息がかかってくる。この仕組みについても詳しくは後述する。

リボ払いのカードは月々の返済金額が一定で、いくら使っても毎月の負担金額が同じということがメリットのように感じられるが、利息も同様に継続してかかってくる。そのため利息額が決まる仕組みや完済期間が決まる仕組みをよく理解しておく必要がある。

記事の後半で実際の金額のシミュレーションもご紹介するので参考にしていただきたい。

通常のクレジットカードはショッピング利用がメインでキャッシング機能はつかない場合も多いが、このカードはどちらかというとキャッシングの機能の方がメインである点も特徴である。

一般的なクレジットカードのキャッシング機能は利用可能額上限が低めであるのに対し、アコムACマスターカードにつくキャッシング機能は、公式サイトでも「カードローン」と呼ばれていることもあって限度額が高く設定されている。その額は最大800万円まで可能となっている(実際の限度額は審査結果次第)。

※※800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額。

前述したとおり、返済完了まで利息がかかることは要注意ではあるが、このカードを持てば必要なときにいつでも現金をいつでも入手できる点を心強いと思われる方も多いだろう。

一括払い、分割払い

アコムACマスターカードの場合、お店でショッピングの支払いに利用する際の「支払い」と、利用代金をアコムに返済する「支払い」の二つがある。この違いもぜひよく覚えておこう。

まずはお店での支払い。お店のスタッフに支払い回数をたずねられてもこのカードでは「一回払い」しか利用できない。
分割払いやボーナス一括払い等も利用できない。

アコムへの利用代金の支払いは、毎月20日にひと月の利用分が集計され、翌月6日に支払う(返済する)ことになるが、これは分割払いであるリボ払いをすることになる。

返済方法(元利定率リボルビング方式)

このカードの特徴のひとつでもあるが、ショッピング利用代金の返済は「元利定率リボルビング方式」を利用することが会員規約によって定められている。(通称リボ払い)

リボルビング払いとはおおまかに言うと、ひと月の利用合計金額が大きくなったとしても、毎月少しずつの金額を利息とともに支払っていく方法である。

リボルビング払いは複数の方式があるが、このカードに定められている返済方式は「元利定率リボルビング方式」。1回の返済金額の負担を軽くしようとすればするほど、支払う利息金額が最も膨らみやすい方式のため注意が必要である。

定率」とは、利用残高にあらかじめ決められた割合(このカードの場合は4.2% 以上)の金額が、1回あたりの返済金額として決められる。また「元利」方式とは、その返済金額に利息分が含まれることをいう。

例えば、10万円の利用残高で返済の定率を10%に設定したとする。

返済金額は1万円だが、支払う1万円には利息も含められる。利息は、年率14.6% の場合30日後に返済するとして1200円。実際には8,800円しか返済できていないことになる。

2 回目の返済のときには利用残高91,200円に対して同じ計算式が当てはめられる。支払金額は9,120円、そのうち利息は1095円。返済できたのは8,025円。返済金額に利息をプラスして支払っていく方法と比べ、利用残高の減りが遅く、減らない残高には再び利息が課せられていく方式だということにお気づきだろうか。

このため、余裕があるときには返済金額を増額したり、残高がある程度まで減ったら、全額を一括で繰り上げ返済をしたりするなどして、できるだけ早く利用残高をなくす工夫が必要になる。このカードを利用するにあたってはとても大切なことなので、必ず覚えておこう。

利息の金利は何%が適用されるのか?

アコム公式サイトのアコムACマスターカードの利率は「手数料率/実質年率10.0 ~14.6 %」との記載になっている。ただしこれはショッピング利用分のみのこと。

カードローンの利率はこれとは別で、「契約限度額が1~100万円のときは、実質年率3.00~18.00%」「契約限度額が100~800万円のときは、実質年率3.00~15.00%」となっている。

なお、少ない数字の年率が適用されるケースはどんなときなのか、コールセンターに問い合わせたところ「契約限度額によります」との回答しか得られなかった。一般的には高い方の利率が適用されると考えておくのが無難だろう。

例えばJCBカードのような一般的なクレジットカードの場合、ショッピングリボ払いは「実質年率8.04~18.00%」、キャッシングリボ払いは「実質年率15.00~18.00%」となっている。

消費者金融発行カードということで高い利息がかかりそうな怖いイメージを持つ方もいるかもしれないが、実は一般的なクレジットカードと同じぐらい、ショッピングリボに関しては低い額の設定となっている。

海外旅行中の現地通貨の入手にも便利

マスターカードブランドのクレジットカードにカードローン(キャッシング)機能がついているアコムACマスターカード。

キャッシング機能は日本国内だけでなく、事前に海外キャッシング利用申込書を提出すれば、世界中のマスターカード提携の「シーラスCirrus 」マークがついたATMで利用でき、現地通貨を入手することができる。

cirrus

近頃は特に審査が厳しくなってきており、一般的なクレジットカードで海外キャッシング利用枠をつけるには、なかなか難しいものである。しかし、このカードなら即日発行も可能で審査がゆるい、年会費無料、繰り上げ返済ができるというメリットがある。

さらにマスターカードの日本円換算レートは、VISAやアメックスよりも若干良いことが多い。

海外旅行によく行く方には「海外キャッシング専用カード」としても使える1 枚となるだろう。

ちなみに、海外での利用中に困ったことがあった場合には「ショッピングデスク」を日本語で利用できる安心サポートもついている。(窓口は日本国内にあり、海外からは国際電話を利用することになる)

ただし「カード付帯サービス」は一切ついてない

海外で便利に使えると聞くと、つい期待してしまいそうなのが「カード付帯サービス」。

一般的なクレジットカードには、利用金額に応じてポイントがついて利用金額の一部として還元されたり、海外旅行保険が自動付帯したり、提示するだけで割引サービスを受けられたりするサービスがついているものであるが、このカードにはこのようなサービスは一切ついていない。

審査がゆるいことや年会費が無料であることを考えればもっともなことではあるのだが、念のため知っておこう。

利息を少しでも減らす方法(繰り上げ返済する)

アコムACマスターカードのショッピング利用金額は基本的にはリボ払いで、ショッピング利用分の初回の引き落とし日までは利息がかからないが、それ以降は利用残高に返済完了まで毎日「実質年率10.0 ~14.6 %」の利息がかかってくる。

またキャッシング(カードローン) 利用分には、利用日の翌日から「実質年率3.00 ~18.00 %」利息がかかってくることになる。

これらの利息をできるだけかけずに利用する方法は、利用したあとできるだけ早く返済してしまうことである。

なお、リボ払い専用カードの中には繰り上げ返済ができずに、確実に利息を支払わなければならない仕組みになっているものもあるのだが、このカードの場合、毎月の自動引き落とし日を待たずに「繰り上げ返済」をすることができるのは大きな利点ある。

繰り上げ返済をするには、

  1. アコム店頭に出向いて支払う方法
  2. アコムATMやアコムと提携しているATMから振り込む方法
  3. アコム指定の銀行口座に振り込む方法
  4. インターネットで「Pay-easy(ペイジー)」を利用してアコムに返済する方法

などがある。

銀行口座に振り込む方法とペイジーは、インターネットを利用すれば、たとえ海外・旅行中でも帰国まで待たなくても手続きが可能なことになる。数日早く返せるということは、その分支払う利息も少なくて済むということである。

また、ショッピング利用分のリボ払いの設定金額を高く設定して、常に一括払いになるような使い方をすれば、利息を支払わずに利用するようなことも可能になる。

借金地獄になることはあるのか?

返済の仕組みを理解しようとせずに、月々の負担をできるだけ少なくすることだけ考えていると、その可能性はあり得る。

特にこのカードに採用されている「定率」方式のリボルビング払いでの返済の場合、たとえ残高が数千円まで減ったとしてもその数千円に対して毎回一定の割合がかけられて弁済金が決まる。そのため、自動引き落としのまま放置しておくと、完済まで果てしない期間がかかり、利息もかかり続けてしまうことになる。

例えば残高が3000円まで減ったところでも、定率5%ということは返済金額は150円、うち利息は36円。このような金額を毎月自動引き落としで返済し続けるのは現実的ではない。一括返済してしまおう。

なおこの一括返済は、利用者側から申し出ない限りはできない。延々と借金返済が続くことにならないように、自分を守るためにもよく覚えておこう。

実際のところは、初回の利用残高に定率がかけられ1回の返済の金額が決められ、その後も毎月同じ金額を支払ういわば定額方式とミックスしたような返済プランとなる。

最大上限の支払い回数にした場合、最低支払い額はいくらになるのか?

アコムのホームページには、このような疑問を解決する「ご返済シミュレーション」サイトが用意されている。

支払回数を指定して毎回の支払金額を調べるだけでなく、支払金額を指定すると完済まで何回かかるか、利息はいくらになるかなども確認することができる。

例えばカードローンの場合、100万円利用して年率18 %、3年(36回)で返済したい場合、上記サイトを利用して計算すると毎月の返済金額は36,152円になる。

ショッピング利用の場合は、実際には毎月追加利用が発生していくのが普通であるため、計算は複雑になる。年率も14.6%。シミュレーションサイトでは15%か18%の選択しかない。以下にいくつかのパターンで例を挙げてみよう。

ショッピング利用をリボ払いしたときの返済プランの例

利息が含まれた返済金額を毎月支払いしていくことになるが、返済額のうち利息はいくらになるのだろうか。

アコムの公式サイトの利息の計算式は、以下のようになっている。

利息= 借入残高×借り入れ利率÷365日(うるう年は366日)×ご利用日数

なお以下は、1年を365日とし、借入日から30日ごとに返済した場合の金額の目安である。借入日や返済日などが異なれば実際の金額とは異なる場合もある。

利用金額10万円、リボ設定の定率の割合を10.0%とした場合: 利息総額5,831円

期間(ヶ月目) 利用残高(円)
利用残高-返済元金
利息(円)
利用残高×0.146÷365日×30日
返済元金(円)
設定金額-利息
支払金額(円)
1 100,000 かからない 10,000 10,000
2 90,000 1,080 8,920 10,000
3 81,080 973 9,027 10,000
4 72,053 865 9,135 10,000
5 62,918 756 9,244 10,000
6 53,674 645 9,355 10,000
7 44,319 532 9,468 10,000
8 34,851 419 9,581 10,000
9 25,270 304 9,696 10,000
10 15,574 187 9,813 10,000
11 5,761 70 5,761 5,831

実質年率14.6%の場合の、月々の返済額と利息額(シミュレーション)

利用金額50万円、リボ設定の定率の割合を5.0%とした場合: 利息総額67,370円

期間(ヶ月目) 利用残高(円)
利用残高-返済元金
利息(円)
利用残高×0.146÷365日×30日
返済元金(円)
設定金額-利息
支払金額(円)
1 500,000 かからない 25,000 25,000
2 475,000 5,700 19,300 25,000
3 455,700 5,469 19,531 25,000
4 436,169 5,234 19,766 25,000
5 416,403 4,997 20,003 25,000
6 396,400 4,757 20,243 25,000
7 376,157 4,514 20,486 25,000
8 355,671 4,268 20,732 25,000
9 334,939 4,020 20,980 25,000
10 313,959 3,768 21,232 25,000
11 292,726 3,513 21,487 25,000
12 271,239 3,255 21,745 25,000
13 249,494 2,994 22,006 25,000
14 227,488 2,730 22,270 25,000
15 205,218 2,463 22,537 25,000
16 182,681 2,192 22,808 25,000
17 159,873 1,919 23,081 25,000
18 136,792 1,642 23,358 25,000
19 113,434 1,362 23,638 25,000
20 89,796 1,078 23,922 25,000
21 65,873 791 24,209 25,000
22 41,664 500 24,500 25,000
23 17,164 206 17,164 17,370


利用金額100万円、リボ設定の定率の割合を5.0%とした場合: 利息総額134,735円

期間(ヶ月目) 利用残高(円)
利用残高-返済元金
利息(円)
利用残高×0.146÷365日×30日
返済元金(円)
設定金額-利息
支払金額(円)
1 1,000,000 50,000 50,000
2 950,000 11,400 38,600 50,000
3 911,400 10,937 39,063 50,000
4 872,337 10,468 39,532 50,000
5 832,805 9,994 40,006 50,000
6 792,799 9,514 40,486 50,000
7 752,313 9,028 40,972 50,000
8 711,341 8,536 41,464 50,000
9 669,877 8,039 41,961 50,000
10 627,916 7,535 42,465 50,000
11 585,451 7,026 42,974 50,000
12 542,477 6,510 43,490 50,000
13 498,986 5,988 44,012 50,000
14 454,974 5,460 44,540 50,000
15 410,434 4,926 45,074 50,000
16 365,360 4,384 45,616 50,000
17 319,744 3,837 46,163 50,000
18 273,581 3,283 46,717 50,000
19 226,864 2,723 47,277 50,000
20 179,587 2,155 47,845 50,000
21 131,742 1,581 48,419 50,000
22 83,323 1,000 49,000 50,000
23 34,323 412 34,323 34,735

利用金額300万円、リボ設定の定率の割合を4.0%とした場合: 利息総額537,303円

期間(ヶ月目) 利用残高(円)
利用残高-返済元金
利息(円)
利用残高×0.146÷365日×30日
返済元金(円)
設定金額-利息
支払金額(円)
1 3,000,000 120,000 120,000
2 2,880,000 34,560 85,440 120,000
3 2,794,560 33,535 86,465 120,000
4 2,708,095 32,497 87,503 120,000
5 2,620,592 31,448 88,552 120,000
6 2,532,040 30,384 89,616 120,000
7 2,442,425 29,310 90,690 120,000
8 2,351,735 28,221 91,779 120,000
9 2,259,955 27,120 92,880 120,000
10 2,167,075 26,005 93,995 120,000
11 2,073,080 24,877 95,123 120,000
12 1,977,957 23,735 96,265 120,000
13 1,881,693 22,581 97,419 120,000
14 1,784,274 21,411 98,589 120,000
15 1,685,685 20,229 99,771 120,000
16 1,585,914 19,031 100,969 120,000
17 1,484,945 17,820 102,180 120,000
18 1,382,765 16,593 103,407 120,000
19 1,279,358 15,353 104,647 120,000
20 1,174,711 14,097 105,903 120,000
21 1,068,808 12,826 107,174 120,000
22 961,634 11,540 108,460 120,000
23 853,173 10,239 109,761 120,000
24 743,412 8,921 111,079 120,000
25 632,333 7,589 112,411 120,000
26 519,922 6,239 113,761 120,000
27 406,161 4,874 115,126 120,000
28 291,035 3,492 116,508 120,000
29 174,528 2,095 117,905 120,000
30 56,623 680 56,623 57,303

まとめ

一般的なクレジットカードと消費者金融が発行元のカードの違いがお分かりいただけただろうか。返済方法のしくみと利息がかかることには注意しなければならないものの、利用しやすいメリットもかなりあるカードであることには変わりはない。ぜひ上手、かつ安全に利用していただきたい。

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執筆・編集:大人のクレジットカード編集部

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