三井住友カードとSBI証券のクレカ積立「三井住友カード つみたて投資」の利用者が2026年9月に200万人を突破し、記念の抽選キャンペーンが11月10日(火)まで行われている。あわせて2026年春から始まったOlive利用者向けの付与率上乗せ特典も整理しておきたい。
「三井住友カード つみたて投資」の利用者が200万人を突破
三井住友カードとSBI証券は、クレジットカードで投資信託を積み立てる「三井住友カード つみたて投資」の利用者が2026年9月に200万人を超えたと発表した。サービス開始は2021年6月で、約5年での到達となる。
仕組みはシンプルで、SBI証券で投資信託の積立を設定し、決済方法に三井住友カードを選ぶと、毎月の積立額がカード払いになる。毎月100円から設定でき、証券口座へ入金する手間がかからない。積立金額に対してVポイントが付与され、付与率は通常最大4.0%、後述の「資産運用特典」の適用で最大6%となる。
付与率が実際にどれくらいの価値になるかを月5万円の積立で試算すると、仮に付与率1.0%なら月500ポイント、4.0%なら月2,000ポイント、6.0%なら月3,000ポイントに相当する。年間では順に6,000ポイント、24,000ポイント、36,000ポイントとなり、同じ金額を積み立てても、カードの種類や条件によって受け取れるポイントに大きな差が出る点は押さえておきたい。
11月10日締切分で5万円以上の積立を設定すると抽選対象に
200万人突破を記念した「クレカ積立200万人突破記念キャンペーン!1等10万ポイントが当たる!」は、2026年9月18日(金)から11月10日(火)まで実施されている。対象はSBI証券の三井住友カード仲介口座を持つ人で、エントリーが必須だ。エントリーはキャンペーン終了日まで受け付けている。
抽選の対象になる3つの条件
抽選の対象になるには、次の条件をすべて満たす必要がある。
- キャンペーンにエントリーしていること
- SBI証券で三井住友カードのVポイント認証(Vpass/SMBC IDの登録)を済ませていること
- 2026年11月10日(火)の積立設定締切分で、クレジットカード決済による投信積立を合計5万円以上設定し、11月14日頃に合計5万円以上の積立分がカード利用として計上されること
ポイントは「11月10日締切分の設定額」で判定されることだ。すでに積立を設定している人でも、合計額が5万円に満たなければ条件を満たさない。現在の設定額を確認し、足りない場合は締切までに増額しておく必要がある。反対に、設定後に積立をキャンセルして利用額が5万円を下回ると対象外になる。
設定額10万円とメール配信登録で口数が増える
抽選口数を増やす方法も2つ用意されている。クレカ積立の設定金額が合計10万円の場合は抽選口数が2口追加され、「三井住友カードレター」の配信を「可」に登録すると1口追加される。基本の口数に対して最大3口の上乗せとなる計算だ。
設定額を10万円まで増やすかどうかは、口数アップのためではなく、あくまで自分の投資計画に照らして判断したい。一方でメール配信の登録は費用がかからないため、配信を受け取ることに抵抗がなければ手軽に口数を増やせる方法といえる。
当選者2,000名のうち約9割は200ポイント
賞品は以下の3種類で、ポイントの付与は2027年1月末の予定となっている。
| 等級 | 賞品 | 当選者数 |
| 1等 | 100,000ポイント | 10名 |
| 2等 | 1,000ポイント | 200名 |
| 3等 | 200ポイント | 1,790名 |
当選者は合計2,000名で、そのうち3等の1,790名が全体の約9割(89.5%)を占める。1等の10名は当選者全体の0.5%にあたり、利用者200万人という規模を考えると、当選そのものを期待して積立額を決めるより、「普段どおりの積立で条件を満たせるなら参加しておく」程度の位置づけが現実的だろう。賞品のポイント総額は計155万8,000ポイントとなる。
対象外になるケースに注意したい
キャンペーンの対象外となるカードは、銀聯カード、ビジネスカード(対象商品を除く)、コーポレートカード、デビットカード、プリペイドカード、家族カード、ETCカード、iDだ。家族カードで積立をしている場合は対象にならない点に注意したい。
また、判定時点や付与時点で証券口座を解約している場合、仲介口座を変更している場合、Vポイント認証を解除している場合、カードを退会している場合や会員資格が停止されている場合も対象外になる。ポイント付与は2027年1月末の予定のため、それまでは口座やカードの状態を維持しておく必要がある。
特に気をつけたいのが仲介口座の変更だ。後述するOliveの「資産運用特典」を受けるための「Olive資産運用サービス」に申し込むと、SBI証券口座が株式会社Oliveコンサルティングの仲介口座に変更される。キャンペーンは判定時点で他の仲介口座へ変更された人を対象外としているため、期間中に同サービスへの申込を検討している人は、キャンペーンの対象から外れる可能性がある点を事前に確認しておきたい。
Olive口座の残高で付与率が最大0.5%上乗せされる

キャンペーンとは別に、2026年4月からは「Olive限定上乗せプラン」が始まっている。Oliveアカウント契約口座(円普通預金)の残高に応じて、クレカ積立の通常ポイント付与率(通常、最大4.0%)が最大0.5%上乗せされる仕組みで、2026年4月10日(金)積立設定締切分(5月買付分)から適用されている。
積立に使うカードがOliveフレキシブルペイでなくても、Oliveアカウント契約口座を持っていれば対象になる点が特徴だ。月5万円の積立で0.5%上乗せされた場合、月250ポイント、年3,000ポイント相当の差になる。
なお、この上乗せプランは次に紹介する「資産運用特典」と重複しては適用されない。
資産運用特典は最大6.0%、ただし条件は高額資産向け

2026年5月からは、株式会社Oliveコンサルティングによる「資産運用特典」も始まった。適用されると、クレカ積立の付与率が通常最大4.0%から最大6.0%へ、最大2%上乗せされる。月5万円の積立なら、4.0%の月2,000ポイントに対して6.0%では月3,000ポイントとなり、年間では1万2,000ポイント相当の差になる計算だ。
ただし対象条件は厳しい。毎月8日(銀行休業日の場合は前営業日)時点で、次のすべてを満たす必要がある。
- Oliveアカウントを保有している
- Olive資産運用サービスに申し込んでいる(SBI証券口座が必要で、申込によりSBI証券口座がOliveコンサルティングの仲介口座に変更される)
- 「Olive残高」が3,000万円以上、かつ三井住友銀行の円普通預金残高が500万円以上、かつSBI証券の残高が500万円以上
Olive残高3,000万円以上という条件から、実質的には多額の金融資産を持つ層に向けた特典といえる。多くの利用者にとっては、通常の付与率に加えてOlive限定上乗せプランの最大0.5%が現実的な上乗せ手段になるだろう。
どんな人が参加を検討するとよいか
今回のキャンペーンは、すでに三井住友カード仲介口座でクレカ積立を月5万円以上設定している人であれば、エントリーとVポイント認証の確認だけで参加できる。追加の負担がほとんどないため、該当する人はエントリーを忘れないようにしたい。
積立額が5万円に届いていない人は、抽選のために無理に増額する必要はない。当選者の約9割は200ポイントであり、増額は自分の資金計画や投資方針に合う範囲で判断するのがよいだろう。
また、Olive資産運用サービスへの申込を考えている資産規模の大きい人は、仲介口座の変更がキャンペーンの対象判定に影響する可能性がある。付与率の上乗せ(最大6.0%)とキャンペーンのどちらを優先するか、申込のタイミングを含めて検討しておきたい。















