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ソラチカカードを3年間使って感じたメリット・デメリット

ソラチカカード(正式:ANA To Me CARD PASMO JCB)は、ANAマイルを貯めるクレジットカードとしては、最強のクレジットカードの一つだろう。実際に筆者はソラチカカードを3年間使い倒してきたので、その魅力から弱点まで余すことなく紹介したい。

3つの手段でポイントが貯まる

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
まずはソラチカカードの基本スペックをおさらいしておこう。

  1. JCBのポイント(クレジットカードの利用)
  2. 東京メトロのメトロポイント(東京メトロの乗車)
  3. ANAマイル(ANAカードとして利用)

このカードを持つ対象となる方は、この3つを使う方というのがまず第一条件だろう。
それぞれのポイントについて貯まり方や役割を一度整理したいと思う。

1.JCBのポイント(クレジットカードの利用)

200円につき1 J-POINTが貯まる。
貯まった1 J-POINTは1マイルか2マイルに交換することができる。

・1マイルコース:無料
・2マイルコース:移行手数料5,000円/年

2マイルコースを選択するかどうかは、移行手数料を吸収できるだけのJ-POINTがあるかがポイントになる。

一応、1,000 J-POINT=1,000 メトロポイントに移行できるが、これはメリットがないので利用しない。

1 J-POINTは、通常のJCBカードと同じように、ギフト券などに交換することも可能で、この場合の還元率は0.5%となる、

2.東京メトロのメトロポイント(東京メトロの乗車)

乗車ごとに以下のポイントが貯まる。

平日5ポイント
土日祝は15ポイント
※定期区間は除く

メトロポイントは100ポイントにつき90マイルで移行できる。

東急、小田急、京王などもクレジットカードはあるが、乗車時におけるポイントの活用としては一番上ではないだろうか。

【筆者の例】
メトロポイント

通勤以外の利用でもこれだけ貯まるのは魅力ではないだろうか。

3.ANAマイルとして利用

入会時と継続時に1,000マイルがもらえる。
1マイルの価値は特典航空券に交換できることを考慮すると2円以上の価値があると考えられるため、この時点で年会費分は吸収できる。

毎回のANA搭乗時に10%のボーナスマイルが貯まる。

空港などにあるANAカードマイルプラス提携店で購入すると、J-POINTとは別に100円につき1マイルが貯まる。

ANAマイルへの移行

移行はタイミングが重要

J-POINTはカードの券種によって有効期限が変わってくるが、ソラチカカードは2年間となっている。ANAマイルの有効期限は3年間となっているため、できる限りJ-POINTで維持して、2年間が経過する直前にANAマイルへ移行すると良い。

【各ポイントの有効期限】
・J-POINT:2年間
・ANAマイル:3年間

1マイルコースに限って自動的にマイルに移行する自動移行コースも選択できるが、こちらは選択肢ない方がいい。

1マイルコースか2マイルコースか

年会費分は継続ボーナスの1000マイルで元が取れていると考えて、移行手数料5000円を考慮した場合ポイント数で計算してみると2500 J-POINTが分岐点になる。

・1マイルコース:無料
・2マイルコース:移行手数料5,000円/年

【どちらが得かの分岐は2500 J-POINT以上あるかどうか】
2500 J-POINT ✕ 1マイルコース = 2500マイル
2500 J-POINT ✕ 2マイルコース ー 5000円(2500マイル相当) = 2500マイル

移行対象は通常獲得ポイントのみ

JCBのクレジットカードは、通常の獲得ポイントとは別に、J-POINTボーナスと呼ばれるポイントアップシステムがある。

J-POINTボーナスでは、年間利用額に応じて、翌年に利用額に応じたボーナスポイントが付与される。

利用額に応じてボーナスがもらえる「J-POINTボーナス」

JCBゴールドは、J-POINTボーナスにおいてプレミアム会員として扱われます。

J-POINTボーナスは、当年の利用金額50万円(税込)ごとに、
通常ポイントとは別でボーナスポイントが進呈されるサービスです。
達成した翌月に自動で付与されます。

集計期間は毎年12月16日~翌年12月15日の1年間。
期間内の累計利用金額が50万円を超えるごとに、ボーナスポイントが段階的に加算されていきます。

会員区分50万円達成で以降50万円ごと(~250万円)300万円達成で以降50万円ごと(上限なし)
一般会員+500pt+1,500pt+1,500pt+1,500pt
プレミアム会員+1,000pt+2,000pt+6,000pt+2,500pt

こちらの獲得ポイントはANAマイルの自動移行対象外となっているため、手動で移行手続きする必要がある。

ANAマイルを特典航空券に変える

貯まったANAマイルは、片道500マイルから交換が可能。距離とシーズンによって、必要なマイル数は変わってくるが、例えば、レギュラーシーズンの東京沖縄間の特典航空券であれば、以下のマイルがhつようになる。

【片道】
L 7,000
R 9,000
H 10,500

外部リンク:特典航空券必要マイル数

ANAマイルの有効期限にも注意

ANAマイルは取得してから3年間が有効期間となり、それを過ぎると失効してしまう。

3年間で特典航空券に必要な5000マイルを貯められない場合は、このカードを持つことはおすすめしない。

そもそもANAマイルを貯める必要があるのかから考え直してもいいだろう。このタイプの方であれば、ANA系のカードではなく、年会費無料の高還元率系のクレジットカードを申し込んだ方が良い。

PASMOとしての機能

ソラチカカードには、PASMOとしての機能が付帯しており、カードの裏面には定期券情報も表示できるようになっている。

定期券の購入

東京メトロの券売機で定期券をソラチカカードを使って購入することで、メトロポイントとJ-POINTが2重で貯まる。

メトロポイント:1000円につき5ポイント(5円相当、マイルへの移行を考慮すると4.5マイル)
J-POINT:200円につき1ポイント(1円相当、または1マイル or 2マイル相当)

メトロポイントとJ-POINTを共にマイルへ移行することを考えると、1000円につき最大で14.5マイルが貯まる計算になる。

この場合の還元率は1.45%ということになる。(1マイルを2円相当と考えれば、2.9%相当)

注意点として、乗車ごとで貯まるメトロポイントは定期券区間外が対象となっている。

オートチャージ

ソラチカカードは、PASMOチャージの時点でJ-POINTが付与される。

ポイント付与という観点では、2マイルコースであれば1%のポイント還元があると考えられる。
PASMOは東京メトロの乗車以外での利用ではポイントは付与されない。

オートチャージは初期設定では、2000円以下になったら、自動的に3000円チャージする設定となっている。

オートチャージの設定は、駅の多機能券売機で、チャージ判定条件(1,000円~10,000円)とオートチャージ金額(1,000円~10,000円)を設定することができる。

ちなみにこの駅の多機能券売機は、クレジットカードの更新のタイミングでPASMOの引き継ぎも行えるスグレモノである。

ソラチカカードで感じたデメリット

このように日常的に役に立ちまくる立ちまくるソラチカカードだが、使いみちに迷うシーンもある。

私の場合、職業柄ソラチカカードの他に保険が充実したアメックスゴールドやJCBプラチナカードなども保有している。

例えば、海外旅行などに行く時に、どのカードで決済するかどうかを迷うのだ。特に筆者はANAユーザーなので、海外でもANAの直行便を利用ることが多い。

ソラチカカードはANAの航空券購入で10%のボーナスマイルがつくのだが、海外旅行保険の面では1000万円までの利用付帯の保険しか付帯していない。

そのため、結果的にANAの海外航空券は別のクレジットカードで決済することも多いのだ。

ソラチカカードに保険機能が充実したゴールドカードでもあれば喜んで契約したい気持ちである。

海外旅行で補償のいい他のカードで航空券を買いたいため、結局ボーナスマイルの25%を活用することができない。

東京メトロでポイントがたまる。

かつては存在したソラチカルート

こちらは蛇足になるが、以前はソラチカカードの東京メトロのANAマイルへの移行レートの高さを利用したソラチカルートと呼ばれるマイル獲得方法が存在した。

ソラチカルートについては詳しく記述した関連記事もあるので、興味がある方はこちらも読んでみると良いだろう。

まとめ

ということで、この記事を執筆している時点でもソラチカカードは筆者の移動系クレジットカードとしてメインカードに位置している。

以前に比べて東京メトロを利用する機会が減ったものの、それでも往復の特典国空券を毎年獲得できるくらいのマイルは獲得できている。

筆者の場合は、他にも使いたいクレジットカードが多く、カードの利用を集中できていないが、ソラチカカードに、カードの利用を集中させるのもおすすめだ。

この記事で魅力を感じた方は是非申し込んでみて欲しい。

ソラチカカード 公式サイト 【PR】

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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