マイルは、フライトだけでなく日常生活のなかでも貯めることができる。
コツコツとマイルを貯めて、海外旅行に行くのを楽しみにしているという人も多いだろう。
クレジットカードのなかには、カード利用で貯まったポイントをマイルに移行できたり、直接マイルを貯めたりできるカードもある。
クレジットカードを積極的に利用することで、通勤や通学、日々の買い物などでマイルを貯めていくことができるのだ。
マイルを貯めることを目的とする場合、年会費無料もしくはできるだけ年会費の安いカードで、ポイント還元率や移行レートが良いカードが理想ANAマイルが効率的に貯まるクレジットカードを紹介する。
その中でも、20代向けのカード、学生向けのカード、そして交通系ICカード一体型のカードから、おすすめのカードをひとつずつ紹介する。
それぞれの特徴を押さえて、自分に合ったカードを見つけてほしい。
ANAマイルが貯まる20代向けカード
ANA JCBカード ZERO
申込条件が一般的なカードと異なるものの、ANAクレジットカード唯一の年会費無料カード。
18歳〜29歳の社会人の方が「一生のうちで5年間」だけ持てるカードのため、ブラックカードやプラチナカードとは違った意味でプレミアムなカードと言える。
ANAマイルへの移行を自動で行ってくれるため、18歳〜29歳の社会人で旅行や出張が多く、マイルが貯めたい方に最適だ。
こんな人におすすめ
・18歳〜29歳以下の学生でない方
・ANAマイルを貯めたい
・やっぱり年会費無料がいい
3つのおすすめポイント
・ショッピングでマイルが貯まる
カード利用1,000円(税込)につき1ポイントのOki Dokiポイントが貯まる。貯まったポイントは「ANAマイル移行サービス」によりマイルへ移行できる。
マイルへの移行は「マイル自動移行コース 5マイル」となっており、手間をかけずに自動でマイルへ移行が可能。
・電子マネーでマイルが貯まる
楽天Edy機能を搭載しており、楽天Edyによる支払いで200円につき1~2マイルが貯まる。
普段から電子マネーをよく使う場合はお得にマイルが貯まる。
・ボーナスマイルがお得
搭乗ごとに区間基本マイレージ+10%のマイルが貯まる。ただし、入会ボーナスマイルなどの特典はない。
なお、航空会社提携カードにしては珍しく旅行傷害保険が付帯していないため、旅行をよくする方は注意が必要である。
ANA JCBカード ZERO
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.5% ※ポイント交換レート:1ポイント=10マイル ※ボナースポイント交換レート:1ポイント=3マイル |
電子マネー | 楽天Edy、QUICPay、Pitapa |
学生でもANAマイルが貯まるカード
ANA JCBカード(学生)
学生限定だからこそのお得な機能が満載!定期的に旅行に行く学生は作っておいて損はないカード。
年会費無料(在学中のみ)、10マイルコースが無料、ボーナスポイントなどANAカードの中でも屈指のお得さを誇る。
楽天Edyが付いているので、普段使いにも便利なのがうれしい。
こんな人におすすめ
・学生の方
・ANAマイルを貯めたい
・やっぱり年会費無料がいい
3つのおすすめポイント
・ショッピングでマイルが貯まる
カード利用1,000円(税込)につき1ポイントのOki Dokiポイントが貯まる。貯まったポイントは「ANAマイル移行サービス」によりマイルへ移行できる。
さらに、交換レートが優遇される「10マイルコース」が手数料無料となっており、効率よくマイルを貯めることができる。
・電子マネーでマイルが貯まる
楽天Edy機能を搭載しており、楽天Edyによる支払いで200円につき1~2マイルが貯まる。
普段から電子マネーをよく使う場合はお得にマイルが貯まる。
・ボーナスマイルがお得
入会ボーナスとして1,000マイルがもらえるほか、毎年カード継続ごとに1,000マイルがプレゼントされる。
さらに、卒業後、ANAカード(一般)への自動切り替えで「卒業マイル」が2,000マイルもらえるため、学生時代に加入しておけば卒業後もお得だ。
また、ANA・提携航空会社便に搭乗するごとに、区間基本マイレージ+10%のマイルがもらえる。
ANA JCBカード ZERO
年会費 | 在学中無料 |
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還元率 | 0.5% ※ポイント交換レート:1ポイント=10マイル ※ボナースポイント交換レート:1ポイント=3マイル |
旅行保険 |
交通系ICカードでもANAマイルが貯まる
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ANAと東京メトロの提携カード。
初年度年会費無料で、次年度より2,200円(税込)がかかる。
定期券をはじめ、日常で使う地下鉄の乗車でポイントが貯まる。
クレジットカードの利用に応じで通常のポイント、東京メトロのメトロポイントPlus、ANAマイル3つのポイントが同時に貯まるカードだ。
東京メトロで通勤・通学を行う人や、定期券、交通系ICカード、クレジットカードを1枚にまとめたい人におすすめだ。
こんな人におすすめ
・ANAマイルを効率的に貯めたい
・東京メトロに乗る機会が多い
・オートチャージ・定期券も使いたい
3つのポイント
・ANAマイルが効率的に貯まる
クレジトカードの利用に応じてANAマイルが貯まりやすいのが特徴。ANAカードマイルプラス提携店やANAグループの利用では直接ANAマイルを貯めることができる。
さらに、ボーナスマイル+10%や更新時の1000マイルプレゼントなども含めると、年会費以上のメリットがある。
・東京メトロに乗るだけでポイントが貯まる。
メトロポイントPlusに対応しているので、東京メトロに乗るだけで自動的にポイントが加算される。
また、メトロポイントPlusはANAマイルに移行可能なので、お得にANAマイルを貯めることが出来る。
・オートチャージ・定期券にも対応
カード券面の裏に定期券の情報を記載する枠があり、定期券としても利用することが出来る。定期券の支払いにもポイントがつく。
オートチャージにも対応しているので、日常的な支払いをPASMOで行う場合に便利だ。他の交通系ICカードと相互利用を行っているため、全国で利用することが出来る。
ソラチカカード
年会費 | 初年度無料 次年度より2,200円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
旅行保険 | 海外:1,000万円(自動付帯) |
ANA VISA Suica
クレジット、マイレージ、Suicaの3つの機能を搭載したカード。
初年度年会費無料で次年度より2,200円(税込)がかかる。
通勤・通学でJRを利用する人や、定期券とクレジットカードを1枚にまとめたい人におすすめだ。
こんな人におすすめ
・ANAマイルが貯めたい
・Suicaを良く利用する
・定期券購入・オートチャージでもポイントを貯めたい
3つのポイント
・ANAマイルが貯まりやすい
クレジットカードの利用ポイントに加え、全日空のフライト搭乗時のボーナスマイルや、ANAカードマイルプラス提携店などでマイルが貯まるので、他のクレジットカードでマイルを貯めるよりはるかに効率的にマイルが貯まる。
・Suicaチャージでもポイントが貯まる
ANA VISA SUICAカードはJR東日本とも連携しているので、Suicaチャージでクレジットカードポイントを貯めることが出来るのだ。
・定期券の購入でポイントが貯まる
ANA VISA SUICAカードはオートチャージや定期券の購入でもポイントがつくので、通勤・通学で普段使っている定期券や移動の支払いでも漏れなくポイントを貯めることが出来る。
ANA VISA SUICAカード
年会費 | 2,200円(税込) |
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還元率 | 0.5%~1.0% |
旅行保険 | 国内・海外:最高1,000万円(自動付帯) |
年会費無料のカードでマイルを貯めよう
マイルを貯める場合、効率的にマイルが貯まることの他に、できる限りコストをかけないことも大切だ。
年会費無料のカードでマイルが貯まるのであれば、使ってみて損はないと言えるだろう。
学生や20代で使えるカードもあるので、若い方にも積極的に使ってみてほしい。
また、今回紹介したカードは、通勤・通学、買い物など、フライト以外でも効率的にマイルが貯まるものだ。
日常生活のなかで効率的にマイルを貯めて、旅行に活用してほしい。