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JQCARD エポスゴールドカード6つのメリットとANAマイルに交換する方法


JQ CARD エポスゴールドカード(以下、JQエポスゴールド)とは、JR九州とエポスカードが提携して発行するクレジットカード。

主に、九州にある商業施設「アミュプラザ」において最大10%OFFなどの特典が得られるほか、新幹線のチケットが安く購入できるなどメリットが多数ある。

基本的には、九州在住者に恩恵の多いカードだが、日々の買い物でマイルを貯めるいわゆる「陸マイラー」にも注目されている。

その理由は年会無料かつ手数料なしで、高レートでマイルに交換することができるからだ。

マイル以外にもさまざまな特典が受けられるため、かなりコスパのいいカードとなっている。

その理由を紹介しよう。

JQ CARD エポスゴールド6つのメリット

JQエポスゴールドカードは、基本、エポスゴールドカードと同等のスペックを保持する。

しかし、マイル交換や貯まるポイントなど一部においてJQエポスゴールドしかない特典もあるのでチェックしておこう。

高レートでANAマイルに交換

何よりJQエポスゴールドで人気の理由は高レートでANAマイルに交換できる点だろう。

詳細は後述するが、年会費無料で手数料なしで1対0.7の割合でマイル交換が可能だ。

これはJQエポスゴールドだけができる特権といえる。

年会費無料で持てるゴールドカード

年会費無料でゴールドカードが持てる点も注目したい。

そのまま入会すると年会費5,000円(税込)が発生するが、エポスカード、またはJQエポスカードで一定額以上利用すると、年会費無料になるゴールドカードへのインビテーション(招待)が届く。一度、年会費が無料になったら年間の利用額が少なかろうと永年無料となるのだ。

直接申し込んだ場合でも、年間50万円以上りようすれば、翌年以降も永年無料になる点も覚えておこう。
もちろん、ゴールドカードになると無料で空港ラウンジを利用することが可能。

海外旅行傷害保険がアップ

通常のエポスカード、またはJQエポスの場合、最高3,000万円補償の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)する。

これがゴールドカードになると、最高5,000万円補償(利用付帯)と補償額が上がる。

なお、エポスカードの海外旅行傷害保険は以前は自動付帯だったが、2023年10月1日以降は利用付帯となり、補償額が上がっている。

選べるポイントアップショップで最大3倍

基本的な還元率は0.5%と決して高いとはいえないが、「選べるポイントアップショップ」を登録すると還元率が1.5%までアップ。

3つまで登録でき、登録可能なショップの数は300以上。コンビニ・スーパーのほか、電気・ガス・水道など公共料金も対象なので、いつもの支払いでも還元率を上げることができる。

アミュプラザで会員限定セール開催

九州各地にある商業施設「アミュプラザ」において、お得にお買いものができる。こちらもJQエポスカードだけの特典だ。

「アミュプラザ博多」「アミュエスト」「博多デイトス」「デイトスアネックス」

  • いつでも5%OFF(もしくは3%OFF)
  • 年に数回 10%OFF

「アミュプラザくまもと」「アミュプラザおおいた」

  • カード発行後1ヶ月間・毎週日曜日は5%OFF
  • 年に数回10%OFF

「アミュプラザみやざき」

  • カード発行後1ヶ月間&毎週日曜日5%OFF

「アミュプラザ長崎」

  • カード発行後1ヶ月間・毎週日曜日(企画時除く) 5%OFF

ボーナスポイントで還元率最大2.5%

年間の利用金額に応じて以下のボーナスポイントがもらえる。

  • 50万円以上:2,500pt
  • 100万円以上:10,000pt

例えば、選べるポイントアップショップで年間100万円利用すると、最大で2.5%還元が受けられる計算になる。

基本還元率(0.5%) + 選べるポイントアップショップ(1.0%) + ボーナスポイント(1.0%)=合計2.5%

選べるポイントアップショップで、公共料金など毎月一定の支払いが発生する利用先を登録し、支払いを集約することで上記の還元率は実現できる。

通常、1.0%が高還元率カードと言われている中で、年会費無料で最大2.5%を受けられるところを見ると、かなりコスパのいいカードというのが分かるだろう。

JQエポスゴールドは「JRキューポ」が貯まる


上述した内容はJQエポスゴール、エポスゴールドいずれのカードでも受けられる特典だが、貯まるポイントに違いがある。

エポスカードは「エポスポイント」に対し、JQエポスは「JRキューポ」が貯まる。

「JRキューポ」はSUGOCAにチャージしたり、アミュプラザでショッピングチケットに1:1で交換することが可能となっている。

また他社ポイントにも以下のレートで交換が可能。

交換レート
TポイントJRキューポ500→500pt
PontaJRキューポ500→500pt
GポイントJRキューポ1000→1000pt
永久不滅ポイントJRキューポ1000→200pt
エポスポイントJRキューポ1000→1000pt
ビックポイントJRキューポ1000→1000pt
JALマイルJRキューポ1000→500マイル
ANAマイルJRキューポ1000→500マイル

基本はJRキューポがたまるが、エポスポイントにも同等レートで交換もできる。

また、エポスポイント、Tポイント、Gポイントは逆も1:1で交換できるので、各社クレカのポイントをJRキューポに集約することもできる。

JRキューポの有効期限は2年間

一点、気をつけたいのが、JQエポスゴールドで貯まるJRキューポの有効期限は2年間という点だ。

通常のエポスゴールドで貯まるエポスポイントに有効期限はないが、JQエポスゴールドではリミットがあるため、当面ポイントを使う予定がない場合は、
とりあえずエポスポイントに交換しておくことをおすすめする。

JRキューポの有効期限は、加算日の2年後の月末となっている。

高レートでANAマイルに還元する仕組み

JQエポスゴールドのメリットを理解したうえで、効率よくANAマイルに交換する方法を紹介する。

JQセゾンルートで1対0.7

JRキューポをANAマイルに交換するには、まず永久不滅ポイントを経由する必要がある。

それには事前に「JQセゾンカード」を作る必要がある。

  • JRキューポ1,000→永久不滅ポイント200で交換
  • 永久不滅ポイント200→600ANAマイル

貯まったJRキューポは「JQセゾンカード」を経由して、永久不滅ポイントに交換し、さらにANAマイルに交換するという仕組みだ。

ただし、この場合の交換比率は1対0.6にしかならないが、上記に加えさらに「みずほマイレージクラブカード/ANA」を利用すると、1対0.7まで上がる。

【みずほマイレージクラブカード/ANA限定】

  • 永久不滅ポイント100→350ANAマイル

みずほマイレージクラブカード/ANAはみずほ銀行の「みずほマイレージクラブ」と「ANAマイレージクラブ」が一体化した年会費無料のカード。

他のカードに比べ、優遇レートで永久不滅ポイントをANAマイルに交換する特典がついているのが特徴だ。

つまり、それぞれのポイントでANAマイルに変換してみると交換レートは以下のようになる。

  • JRキューポ1,000→500ANAマイル(1対0.5)
  • 永久不滅ポイント200→600ANAマイル(1対0.6)
  • 永久不滅ポイント(みずほマイレージクラブカード/ANA)100→350ANAマイル(1対0.7)

「みずほマイレージクラブカード/ANA」を利用すると、かなり交換レートがよくなることが分かる。

JQエポスゴールドはどこで発行できる?

JQエポスカードまたはエポスカードを発行


JQエポスゴールドを発行すには、まずJQエポスカード、またはエポスカードのいずれかを発行する必要がある。

直接ゴールドカードを申し込むことも可能だが、年会費5,000円(税込)が発生するため、やはり一般カードから順を追って使うほうが得策だ。

ネットで申し込みして(九州ならアミュプラザ、関東ならマルイ店頭でも可能)、順調に利用額を上げていくとゴールドカードのインビテーションが届く。

インビテーションが届く基準として、年間利用額50万円以上のショッピング利用が条件となっている。

他にも、ゴールドカード会員の家族がいる場合は紹介してもらうことで年会無料で持つこともでき、さらにファミリーボーナスポイントもついてくる。

エポスカードは新規発行が必要

はじめらかJQ エポスカードを持っていてインビテーションが来た場合は、そのまま切り替えすることでJQエポスゴールドカードが届く。

しかし、エポスカードの場合、インビテーションが来た際は、まず先にJQエポスカードを新規発行する必要がある。

JQエポスカードの到着後に、「エポスNet」でゴールドのインビテーションを受けJQエポスゴールドに切り替えるという流れなのだ。

インビテーションには切り替え期限があるので、受けたらただちに行動に移したほうがいいだろう。

エポスゴールドからJQエポスゴールドの切り替えは九州でしかできない

もっとも注意しておきたい点は、仮にエポスゴールドを発行してしまった場合、エポスゴールドからJQエポスゴールドへの切り替えは簡単ではないということ。

郵送は受け付けておらず、九州各地にある商業施設「アミュプラザ」内の「JQ CARD EPOSカウンター」でしか切り替えができないのだ。

九州以外在住の方は容易ではないため、一般カードからインビが来た際は確実にJQエポスカードを事前発行しておこう。

エポスカードは基本一人につき一枚しか発行できない

これもありがちだが、エポスゴールドを既に持っていると、別でJQエポスカードを発行することは不可能だ。

エポスカードは基本一人につき一枚までとなっている。

アミュプラザでの切り替え方法


最後に、アミュプラザでJQエポスゴールドに切り替えする流れを紹介する。

手続きは非常に簡単。

アミュプラザ内にある「JQ CARD EPOSカウンター」に直接行き、申し込みをすることでその場で発行してくれる。

空いているときは10分程度で完了してしまう。

必要なのは、エポスゴールドカードと身分証明書。

発行の際に、4桁の暗証番号が必要になるので覚えておこう。


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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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