2020年12月より、エポスポイントを利用した資産形成サービスがリリースされる。
丸井グループの子会社であるtsumiki証券がリリースするサービスで、エポスポイントによる投資信託の購入できるようになる。
本記事では、「エポスポイント×tsumiki証券」に加えて、他のポイント投資サービスについて解説する。
サービスの特徴
「エポスポイント×tsumiki証券」の投資サービスで抑えておくべき特徴は下記の2つ。
- 100エポスポイントから投資可能
- 4つの商品から自由に購入可能
100エポスポイントから投資可能
今回発表されたtsumiki証券の資産形成サービスでは、最低100エポスポイントから投資信託を購入可能。
エポスポイントは、丸井グループのクレジットカードである以下いずれかで貯めることができる。
- エポスカード:ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント)
- エポスゴールドカード:ポイント還元率(100円=1ポイント)
たとえばエポスゴールドカードの場合、1万円分カードを利用すればポイント投資ができる仕組みだ。
ポイント投資の上限は設定されていないので、100ポイント以上であれば自由に利用できる。
4つの商品から自由に購入可能
tsumiki証券で用意されている投資信託の商品ラインナップは下記の通り。
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド:分散安定型
- セゾン資産形成の達人ファンド:世界成長型
- コモンズ30ファンド:国内安定型
- ひふみプラス:未来応援型
ひとつの商品に絞る必要はなく、複数の商品にポイントを振り分けたり、4商品すべてを購入したりも可能で、さまざまなユーザーニーズに対応できる。購入するタイミングも自由だ。
tsumiki証券の口座開設が必要
今回の資産形成サービスを始めるためには、tsumiki証券で口座を開設する必要がある。手順は下記の通り。
- tsumiki証券の公式サイトにエポスNet IDでログイン
- 口座開設に必要となる質問に回答
- スマホで必要書類を撮影+アップロード
- 郵便物の受け取り(約1週間)
- 投資スタート
必要書類としては、マイナンバーカード(もしくは通知カード)と本人確認書類が必要となる。
またエポスカードの引き落とし口座が本人名義かどうかもチェックしておこう。
tsumiki証券とは?
tsumiki証券は株式会社丸井グループの子会社であり、運営する投資サービス。
クレジットカード(エポスカード)で購入できる、つみたてNISA対象の投資信託の販売を行っている。
商品は4種類で、積立分の金額はカード利用分に加算され、エポスボーナスポイント獲得に有利だ。
クレジットカードではじめるポイント投資
エポスカードのtsumiki証券以外にも、クレジットカードを利用したポイント投資は存在する。代表的なのが以下のカードやポイントだ。
- クレディセゾン
- 楽天カード
- Tポイント
クレディセゾン
セゾンカードを発行するクレディセゾンには、永久不滅ポイントを活用したポイント運用サービスが存在する。
大きく分けて「投資信託コース(6種類)」と「株式コース」の2つがあり、株式コースでは実際の銘柄と連動した投資運用を体験できる。
運用口座にポイントをチャージする際は、100ポイント単位になる。
楽天カード
楽天カードや楽天関連サービスの利用で貯まる楽天ポイントは、楽天証券でポイント投資に利用することが可能だ。
投資の対象としては、投資信託、国内株式(現物)、バイナリーオプションの3種類が用意されている。
すべてポイント投資が対象ではないが、条件を満たせば、楽天ポイントのポイントアッププログラムである「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象にもなる。
Tポイント
Tポイントは加盟店での買い物やクレジット機能付きTカードの利用で貯めることができ、投資にも利用できる。
Tポイント投資の最大の特徴は、1ポイント=1円分から始められる点。
また、株や投資信託、FXや仮想通貨など、商品ラインナップが幅広いのも魅力的だ。
「どの投資方法が自分に向いているのかわからない」という人は、Tポイント投資を試してみるのもいいだろう。
最終更新日:2022/04/08