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エポスカードの審査に落ちないために知っておくべき5つのこと

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若者向けファッションビルを展開する丸井グループの発行するクレジットカードが、エポスカードだ。

年会費無料で即日発行してもらうことができ、割引や優待などの特典も充実しているので人気が高い。

しかし、便利なクレジットカードのため発行したいものの、審査に通るか不安を感じている人もいるのではないだろうか。

ここでは、エポスカードの審査基準や審査に落ちないためのコツなどを紹介していく。

審査で見られるポイント


クレジットカードの審査で見られる3つの観点として、「3C」というものがある。

その観点は以下の通りだ。

  • Capacity(資力)
  • Character(性格)
  • Capital(資産)

それぞれについて詳しく見ていこう。

Capacity(資力)

資力とは、収入などクレジットカードの返済能力を見る観点である。

職業や勤務先、雇用形態、勤続年数、年収、借入額などがその対象で、安定した収入があることが重視される。

Character(性格)

性格とは、返済日に延滞なく返済する人物であるかどうかを判断する観点である。

主に、クレジットヒストリーと呼ばれるクレジットカードの利用履歴から判断される。

クレジットヒストリーは信用情報機関に登録されており、クレジットカードの利用額や返済状況、過去5年間の返済の延滞情報などが管理されている。

Capital(資産)

資産とは、担保となり得るものの所有状況を確認する観点である。

自宅などの不動産を所有している場合は、返済時の担保として考えられるので審査上有利に働きやすい。

以上の3つの観点の中でも、審査では「クレジットヒストリー」が最も重視されている。

信用情報に延滞などの事故情報が記録されることを「ブラックリストに載る」と言い、どれだけ年収が高い場合でも審査に通過できる可能性が低くなってしまう。

事故情報は5年間記録されるため、クレジットヒストリーが原因で審査に落ちてしまった場合はこの履歴がクリアになるまで待つ必要があるだろう。

なお、信用情報はそれぞれの機関に申請することで、1,000円程度で照会することもできる。

日本の信用情報機関は以下の3つで、不安がある場合は問い合わせてみるとよい。

  • CIC(株式会社シー・アイ・シー):信販会社、クレジットカード会社
  • JICC(株式会社日本信用情報機構):信販会社、消費者金融、流通・銀行・メーカー系カード会社、金融機関など
  • 全国銀行個人信用情報センター:金融機関

審査基準


では、エポスカードの審査基準はどのように設定されているのだろうか。

公表されている申し込み条件としては以下の2点だ。

  • 満18歳以上の方(高校生を除く)
  • 未成年の方は親権者の了解が必要

収入に関する条件がないため、収入の少ない主婦やアルバイト、パート、学生でも申し込むことができ、比較的審査基準は甘いと言える。

口コミ情報などからは、年収100万円以上あれば審査に通過しやすくなっているようだ。

年収300万円以上なら、クレジットヒストリーに問題さえなければ普通に審査を通過できるだろう。

エポスカードは一般カードの中でも取得難易度が低めのため、クレジットカードを発行したいという場合は申し込みにチャレンジしてみるとよい。

審査の流れ

スマホ
エポスカードの申し込みはWEBもしくはマルイの店頭で行うことができる。

WEBから申し込んだ場合、申し込みしてすぐにメールで審査結果が届くことも多いようだ。

店頭で申し込んだ場合も、スムーズにいけば30分以内で審査から発行まで完了できる。

審査結果の通知が来ない場合は、公式サイトの「エポスカード発行状況照会」で進捗を確認できる。

「受付番号と生年月日」もしくは「氏名と生年月日と電話番号」で照会できるため、気になる場合はチェックしよう。

WEBから申し込んで審査に通過した場合、マルイ店頭か自宅配送でカードを受け取ることができる。

マルイ店頭であれば最短当日に受け取ることができ、審査結果のメールが到着してから1週間以内にマルイのエポスカードセンターに足を運ぼう。

その際、以下の3つの持ち物が必要になるので準備を忘れないように。

  • 審査結果メール(携帯電話の画面またはプリントアウトしたもの)
  • 本人確認書類(運転免許証などの顔写真付きの公的書類)
  • キャッシュカード

自宅配送であれば、1週間程度で簡易書留にて郵送されるので届くのを待とう。

審査に落ちるパターン


審査が厳しくないとされるエポスカードだが、落ちてしまうパターンも存在する。

その主な原因を解説していこう。

個人情報が正しくない

エポスカードの申し込み時に基本的な属性情報や仕事に関する情報などを記載するが、その際にミスがあれば審査を通過できない可能性がある。

記載ミスであったとしても、存在しない電話番号や勤務先企業名を書いてしまうと、虚偽の申告だと思われてしまうのだ。

過去に金融事故がある

過去に返済の延滞などの金融事故を起こし、クレジットヒストリーに履歴が記載されている場合は審査に通過することが難しい。

クレジットカード会社は建て替えたお金を正しく返済してくれるかどうかを重視しているので、金融事故はとくに重視されるのだ。

年収が基準を満たしていない

エポスカードは自身の収入がない主婦や学生でも申し込めるが、それは生計を維持する配偶者や家族という後ろ盾があるからだ。

しかし本人が無収入で、収入のある家族もいないという場合は、返済能力の問題から審査に落ちてしまう可能性が高い。

多重申し込みをしている

エポスカードに限ったことではなく、クレジットカードは同時期に複数のカードに申し込んでいると審査が厳しくなるという特徴がある。

同時期に複数枚カードが必要なほどお金に困っていると考えられ、返済能力に疑問を持たれてしまうからだ。

クレジットヒストリーにはカードの申し込み履歴が6か月間保持される。

お得なクレジットカードを発見するとついすぐに申し込みたくなるが、同時には申し込まず、6か月以上期間をあけるようにしよう。

キャッシングやローンの借入額が多い

他社のキャッシングやローンで多数借り入れている場合、返済能力がないと判断されて審査に落ちる可能性がある。

多額の借り入れがある場合は、申し込み前に借り入れ件数を整理したり返済を済ませたりして、クレジットヒストリーをクリアにしてから申し込むようにしよう。

審査に落ちないためのコツ

女性「グー」ポーズ
重大な金融事故を起こしておらず、年収が少ないといった理由で審査に落ちることが心配な場合は、次に紹介するコツを踏まえてエポスカードに申し込もう。

キャッシング枠を希望しない

クレジットカードを用いてお金を借りられるキャッシングの枠を限りなく少なく希望することで、審査通過の可能性を引き上げることができる。

キャッシング枠を希望しないとお金の借り入れができなくなるため、返済延滞といったカード会社のリスクが低減されるからだ。

そのため、エポスカードを申し込む際はキャッシング枠を0円もしくは10万円で希望しておこう。

正しい年収を記載する

正しい年収を記載することも重要である。

手取りの年収を書いてしまう人も多いが、会社から支給されるボーナスを含めた額面の年収を記載するので問題ない。

勤続1年以上の場合は、源泉徴収などを参考に昨年の年収を記載しよう。

勤続1年未満の場合は推測で記載するので大丈夫だ。

なお、少なく書きすぎるのも問題であるが、年収を多く書きすぎても虚偽の申告となってしまうので駄目である。

実際の年収と大きな齟齬が出ないよう注意して記載するよう注意してほしい。

キャンペーンの時期に申し込む

エポスカードの入会キャンペーンを実施している時期は、カードやマルイの利用者を増やしたいと考えられるため、審査に通過する可能性が高まると思われる。

キャンペーンの時期はポイントプレゼントの特典などもあるため、審査通過以外にもメリットが大きい。

定期的に公式サイトをチェックして、キャンペーン実施時期を見極めよう。

エポスカードは審査に通りやすい


年会費無料のエポスカードは、比較的審査が甘く取得しやすいクレジットカードだと言えるだろう。

年収が少ないアルバイトやフリーター、主婦や学生でも審査に通過しやすいので、初めてのクレジットカードにもおすすめだ。

審査ではとくにクレジットヒストリーが重視されるので、過去に返済延滞などがあった場合は注意が必要だ。

エポスカードの審査期間は数分で完了することもあり、マルイの店頭で申し込むと最短30分で即日発行することも可能だ。

なお、他のクレジットカードにも同時に複数申し込んでいる場合、審査の目が厳しくなってしまうため6か月以上は期間をおいて申し込むべきである。

審査通過の可能性を引き上げるためには、キャッシング枠を希望せず、正しい年収を記載し、キャンペーン時期を狙うとよい。

マルイや提携店での割引・優待特典が多数受けられるエポスカードを発行して、日ごろのショッピングをお得に楽しもう。

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執筆・編集

田ノ浦 有紀

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

また、クレジットカードに関する情報収集のため、クレジットカード発行会社への取材・インタビューなども積極的に行い、生きた情報をお届けしています。

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