ACマスターカードは、アコムが発行するクレジットカードだ。
年会費無料で即日発行可能、独自の審査基準により審査に不安な方にもおすすめのカードだが、支払い方法はリボ払いのみとなっている。
リボ払いでは毎月一定の金額を返済することになるので、資金に余裕のない時にも使いやすい。
しかし、その一方で金利がかかるため返済総額が膨れやすいというデメリットがある。
そこで検討してほしいのが、リボ払いを実質一括払いにすることだ。
ここでは、ACマスターカードで実質一括払いにするための方法について解説していく。
目次
ACマスターカードを実質一括払いにする方法
リボ払い専用のACマスターカードを、通常の一括払いに変更することはできない。
しかし、次に紹介する2種類の方法を使えば、実質的に一括払いとできるのだ。
リボ支払額を限度額に設定する
ACマスターカードのリボ払いは、自分が設定した金額を毎月支払っていく仕組みとなっている。
例えば、毎月の支払額を3万円に設定していたとしよう。
その場合、当月に2万円しか利用しなければその分を一度に支払うことになる。
5万円利用した場合は、その月は3万円を支払い残りの2万円分に金利手数料が上乗せされて、翌月以降に支払っていくことになるのだ。
つまり、設定金額を超えるとリボ払いの手数料が発生してしまうことになるので、限度額以内であれば手数料がかからないということになる。
この仕組みを活用して、ACマスターカードの限度額いっぱいに支払金額を設定しておこう。
そうすれば、利用金額の超過分が発生しないので、実質一括払いとしてカードを利用できるようになるのだ。
毎月20日までの利用金額を翌月6日までに支払う
もう一つの手法が、ACマスターカードの締め日と支払日のギャップを有効活用するものである。
ACマスターカードは利用期間が前月の21日から当月の20日までとなっている。
締め日は当月の20日となるが、21日から翌月6日までは手数料がかからない期間なのだ。
翌月7日以降よりリボルビング残高となって手数料がかかりはじめる。
つまり、この手数料がかからない期間に全て返済を終わらせれば、手数料がかからず実質一括払いとなるのだ。
そのため、毎月20日までの利用金額は翌月6日までに支払うようにするとよい。
なお、ACマスターカードの支払期日は「35日ごと」か「毎月指定日」(口座振替・口座振替以外)を選択できる。
毎月指定日で口座振替の場合は、翌月6日払いとなる。また、毎月指定日よりも15日以上前に入金を行うと、前月の追加入金扱いとなり、支払期日は更新されないので注意しよう。
ACマスターカードの限度額を引き上げる方法
ACマスターカードの利用限度額を引き上げるためには、電話で手続きを行う必要がある。
また、以下の条件の場合は収入証明書の提出が求められる場合もあるので覚えておこう。
- 利用限度額が50万円以上になる場合
- 前回の提出から3年以上経過している場合
増額の申し込みは「アコム総合カードローンデスク」に連絡する。
アコム総合カードローンデスク
0120-629-215
受付時間:平日9時~18時
オペレーターにACマスターカードの利用限度額の増額を伝えると、対応してもらえる。
その際、個人情報の確認の他、ショッピング枠とキャッシング枠どちらを増額するのか、なぜ増額したいのかといった質問がなされる可能性がある。
不審に思われると対応してもらえなくなるリスクがあるため、嘘はつかず、正直に答えることをおすすめする。
また、増額を申請した際は再度審査が行われる。返済の延滞などはせず、問題なく利用していれば希望が通る可能性が高い。
なお、審査の際は以下の点に注意しておくことをおすすめする。
利用実績を積んでから申し込む
ACマスターカードに限らず、クレジットカードの利用限度額を増額する場合は、利用実績があるかが重視される。
定期的にカードを利用して正しく返済することを繰り返せば、しっかりとした実績を作ることができる。
なお、毎月支払う家賃や光熱費といった固定費をクレジットカード決済にすると、何もせずとも優良な利用実績を作ることが可能だ。
信用情報に傷をつけない
ACマスターカードで返済を延滞しないことだけでなく、他社のクレジットカードやカードローンでも延滞は起こさないようにすべきだ。
延滞などの金融事故があった場合、信用情報に傷がつき5~10年は記録が残ることになる。
その期間は利用限度額増額などの審査に通りづらくなってしまうため、十分に気を付けてほしい。
借入総額をできる限り少なくする
アコムやその他金融会社から高額の借入があると、多重債務とみなされて審査に落ちる可能性が高い。
ACマスターカードのリボ払いで多額の買い物をしている場合も、完済に時間がかかるため審査が不利になりやすいようだ。
無理のない範囲で各借入を繰り上げ返済して、借入総額を少なくしてから申し込むことをおすすめする。
リボ払いのデメリット
ACマスターカードはリボ払い専用カードである。
リボ払いは支払金額が定額なので家計に負担がかかりづらく、余裕のある時は繰り上げ返済できるという柔軟性もある。
メリットのあるリボ払いだが、一方で正しく使わなければデメリットが大きくなってしまう。
ACマスターカードを賢く利用するためにも、リボ払いのデメリットを再確認しておこう。
利息が膨らみやすい
クレジットカードの分割払いに比べて、リボ払いは金利が高く設定されているケースが多い。
リボ払いは定額で支払っていくため、返済期間が長くなりやすい。それだけカード会社は利用者からお金を回収するのに時間がかかるので、金利を高めに設定しないと割が合わなくなってしまうのだ。
金利や利息について十分把握した上で利用すれば問題ないが、その辺りの知識があいまいなままに利用すると、多額の利息がかかり返済に苦しんでしまう可能性がある。
そこで前述の実質一括払いを利用すれば、利息や手数料がかからないので借金の心配もない。
支払い残高が膨れ上がりやすい
定額で支払いを行えるというのは、買い物に対する心理的なハードルを下げやすい。
お金にシビアな人であれば、自分が今どれだけの支払い残高を抱えているのかを把握しているだろう。
しかし、お金にルーズな人は支払い残高を気にせず買い物を続けてしまう傾向があるのだ。
支払い残高の感覚がなくなると、思わぬ額にまで膨れ上がり返済に苦しんでしまうことになる。
お金の管理が苦手という人は、なおさら実質一括払いにして支払い残高を膨らませないようにすべきだろう。
リボ払いを実質一括返済するメリット
ACマスターカードでリボ払いを実質一括払いにするメリットは、どのようなものがあるのだろうか。具体的に見ていこう。
手数料がかからない
まず、手数料がかからなくなるというのが最大のメリットだ。
例えば100,000円を毎月5,000円ずつ支払うリボ払いの場合、返済にかかる期間は20か月になる。
そこに約15%の金利がかかると、手数料だけで10,000円以上支払わなければならなくなる。
さらに、手数料が加算されるので返済期間も伸びることになるのだ。
この例を単体で見ると、それほど大きな問題がないと感じる人もいるかもしれない。
しかし、毎月カードを利用して買い物をすれば、それだけ支払い残高が増えて手数料もかさむようになるのだ。
このように、手数料で無駄な出費をなくすためにも、実質一括払いは有効である。
収支の管理がしやすくなる
定額のリボ払いは確かに毎月の出費が明確になり収支を管理しやすくなるが、一方でいつまで支払い続けなければならないか不透明になりやすい。
その点、実質一括払いを利用すれば毎月利用金額を完済できるので、使いすぎた翌月は節約するといったような見立てが立てやすくなる。
返済が長期化して将来的に苦しみたくないという場合は、実質一括払いの方法を試してみるとよい。
リボ払いと一括払いを組み合わせて利用する
実質一括払いにする場合、翌月6日までに支払うことになるので、支払いサイクルが短くなってしまう。
手数料はかからないものの、支払いサイクルが短くなることで家計が苦しくなることもあるかもしれない。
そのような心配があるのであれば、毎回必ず実質一括払いにするのではなく、余裕のない時はリボ払いも組み合わせて利用するとよいだろう。
金銭事情に応じて柔軟に支払い方法を選択できるという点でも、ACマスターカードは非常に使い勝手のいいカードであるといえる。
ACマスターカードを賢く利用しよう
リボ払い専用のACマスターカードは、使い方次第で実質一括払いにすることができる。
リボ払いの限度額をいっぱいに設定し翌月に持ち越さないようにするか、手数料が無料の期間である翌月6日までに支払うかだ。
限度額を引き上げるには電話での申し込みが必要で、審査もされるので利用実績を積んでから挑戦することをおすすめする。
リボ払いは便利な支払い方式ではあるが、使い方を誤ると思わぬ落とし穴にはまってしまう。
返済期間が延びることで利息や手数料が膨れ上がり、返済総額が高額になってしまうことだ。
実質一括払いを利用すれば、手数料が無料で返済していけるので安心である。
ただし、支払いサイクルは本来の35日間より短くなってしまうので、金銭事情が厳しい時にはリボ払いも活用すべきだろう。
その時の状況に応じて柔軟に支払い方法を選べるACマスターカードは、日々の買い物の心強い味方となってくれるはずだ。
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