セブンイレブン、6月からクレジットカード「かざす」だけの決済を導入。非接触決済のメリットとデメリットとは

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セブンイレブンでは2020年6月より、「かざす」だけで支払いが完了する非接触決済(NFC)の導入を開始する。

Visa、Mastercard、JCBはもちろんアメックスやダイナースクラブにも対応しており、合計5社の非接触決済が利用できるようになる予定だ。

現在日本では、QRコードのスマホ決済やクレジットカードなどがキャッシュレス決済が一般的。

しかし海外では非接触決済のユーザーが多く、オリンピックなどで訪日外国人が増加可能性の高い夏に向けて、セブンイレブンは環境を整備するといった意図がある。

具体的には全国20,964の店舗で導入することで、よりスピーディーかつ安全なキャッシュレス決済による支払いが実現する。

非接触決済(NFC)のクレジットカードとは

そもそも非接触決済(NFC)とは、「Near Field Communication」の略で、日本語に直すと近距離無線通信という意味だ。

ICチップを利用することで通信できる仕組みになっており、キャッシュレス決済では専用端末にスマホやカードを「かざす」だけで支払いが完了する。

実際に非接触決済に対応しているかどうかは、iPhoneならiPhone7以降、Androidならおサイフケータイ、クレジットカードならアンテナを右に傾けたようなマークが刻印されているかでチェックできわかりやすい。

また全国どこでも非接触決済に対応しているというわけでもなく、店舗側がNFCを導入していることも重要。

例えばVisaの場合は「Visaのタッチ決済」、Mastercardなら「Mastercardコンタクトレス」に対応しているかどうかカギとなる。

つまり今回のセブンイレブンのように、全国規模かつ国際ブランドを問わずNFCの非接触決済を導入してくれると、ユーザーの利便性が非常に向上する結果に。

実際にセブンイレブンではアメックスの「American Express Contactless」、JCBの「JCB Contactlass」にも対応しているので、どのクレジットカードを選んでも非接触決済を利用できるのは魅力的だ。

メリットとデメリット

非接触決済(NFC)のメリットは何といってもスピーディーさ。

「かざす」だけで支払いが完了するので、他のキャッシュレス決済と比較しても買い物にかかる時間を短縮できる。

さらにNFCは安全性の通信高い技術なので、キャッシュレス決済と相性がいいという側面も。

しかし今後日本でも確実に増えていくNFCも、現時点で導入している店舗は日本に多くない。

日本では同じ非接触決済でもNFCではなく「nanaco」や「楽天Edy」に利用されているFeliCaが主流だからだ。

海外では非接触決済に対応している店舗が多く旅行時に役立つが、利用に踏み切るにはタイミングを見計らう必要がある。

これからは「かざす」だけの決済方法が主流になるか?

日本ではスマホ決済やクレジットカードが主流の中、欧州、アメリカ、シンガポールなど主要な国々では鉄道でも使える非接触決済が一般的。

さらにNFCは決済以外にも利用できる技術で、パソコンにスマホを近づけるだけで動画を転送できたり、健康器具のデータを専用アプリに送ったりすることが可能になる。

そういった可能性や背景を考慮してか、三井住友カードは2019年3月から発行するVISAのカードすべてに、非接触決済である「Visaのタッチ決済」を搭載。

他にも各国際ブランドが着々と非接触決済を展開しており、東京2020オリンピックや増加するインバウンド対応で需要が増える中、さらなる飛躍が期待できる。

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執筆・編集:ニュース編集部

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