ステータスカードと呼ばれるクレジットカードのなかでも独自の存在感を放つ「ラグジュアリーカード」。
前編では、カードを使いこなすことで年会費以上の体験を得られることを紹介した。
後編の本記事では、一般に高還元率といわれるカードよりもお得なラグジュアリーカードのポイント還元率や、気になる審査に焦点を当てる。
また個人カードだけでなく、経営者のビジネスカードとしてこのカードが非常におすすめであることを紹介する。
前編と同様、ラグジュアリーカード オンラインセールス&マーケティング本部長 児玉朋雄 氏に伺った。
【前編】コンシェルジュなど特典の活用が鍵!噂の「ラグジュアリーカード」担当者に年会費以上に使いこなす技を訊いてきた」はこちら
目次
いつでもどこでも高還元率
ラグジュアリーカードはハイステータスカードでありながらポイント還元率が高く、さらに一般的に高還元率といわれるカードに比べて、非常に優れたポイントプログラムを実施している。
ラグジュアリーカードのポイントプログラムは個人カード・ビジネスカード共通で2019年4月に更新された。
2019年10月時点で、チタンは1%、ブラックは1.25%、ゴールドは1.5%となっている。
「『○○円利用につき○○ポイント』という表現ではなく、○○%という還元率をカード会社がはっきりと発信しているのは珍しいことだと思います」。(児玉氏)
「○○円利用につき○○ポイント」というポイントプログラムでは、ポイントの貯まり方は同じでもポイントを何かに交換するときに、交換レートがいつの間にか下がっているということがある。
例えば以前は1,000ポイントで1,000円のギフト券に交換できたのに、いつの間にか900円分のギフト券になっていたというものだ。
しかし過去の交換レートというのは調べてもなかなか出てこないことが多いため、釈然としないながらも交換するというそんな経験のある人は意外と多いのではないだろうか。
「ラグジュアリーカードなら、いつでもどこでも安心してポイントを貯め、使っていただけます。」(児玉氏)
使い分けが面倒ならこのカードに一本化
クレジットカードをお得に使う方法として、使う場所やポイントに応じてカードを使い分ける方法がよく紹介される。
しかし最初は使い分けるつもりでカードを作っても、結局、慣れたカードばかり使ってしまっているという人は実は多いのではないだろうか。
「わざわざカードを使い分けなくても、いつでも平均以上のポイントが還元されるというのは、ラグジュアリーカードが支持される点のひとつだと思います」。(児玉氏)
公共料金、納税、チャージにもおすすめ
ラグジュアリーカードはショッピング利用のほか、事業費・経費での利用や公共料金や納税、チャージなどでもポイントが付与さる(*2)。
*2:nanacoとEdyのみチャージ時にポイントが付与されない。
特に納税をクレジットカードで行う場合、決済手数料として0.8%が自己負担になるが、ラグジュアリーカードは還元率1.0~1.5%なので最終的に0.2~0.7%のポイントが還元されるのだ。
消費者還元、QUICPayやApplePayにも対応
ラグジュアリーカードも、2019年10月1日から行われているキャッシュレス・消費者還元事業の対象になっているので、その点でも積極的に使いたいところ。
そのほか、QUICPayやApple Pay利用でもポイントが貯まる。
若くても持てる? 審査条件について
ラグジュアリーカード会員には富裕層といわれる人々が多い一方で、年収がそこまでではない若い人でも会員になっている人もいる。
年収が一千万円ないと所有できないという噂を聞くことがあるが、そういったことはないようだ。
「例えば時計や自動車などで、40代前後の収入が高い方がもつことが多いブランドでも、そのブランドが好きで頑張って買う20代の方はいますよ。ラグジュアリーカードもライフスタイルや価値観に応じて、そういった価値を感じていただけるのであれば、ぜひ楽しんでいただきたいです」。(児玉氏)
審査では信用力が一番重要
一般的にクレジットカードの審査で重視されるのは年収よりもクレジットスコア、つまり支払いの信用力だ。
年収が影響するのはご利用可能枠になる。そして、正直さも重要だ。
申込時に記入する情報を正直に答えることが、一番クレジットスコアを高めることになる。
ラグジュアリーカードの審査は、発行元のアプラスの基準をもとにカードに合わせてカスタマイズされているそうだ。
経営者向けビジネスカードにイチオシ
児玉さんは、経営者にこそラグジュアリーカードを強くすすめたいと言う。ラグジュアリーカードは個人カードのほか、経営者向けのビジネスカードも発行している。
「クレジットカードをビジネスで使う場合、まず年会費を経費計上できる点が大きいです。ラグジュアリーカードの場合、利用可能枠が高額という点もメリットです。さらにどこで出しても恥ずかしくないデザインというところも評価していただいています」。
経費をクレジットカード払いでまとめることで、経費処理が効率化される。
またラグジュアリーカードの特徴であるコンシェルジュサービスは、ビジネスカードのサービスとしても魅力的だ。
「ぜひコンシェルジュを秘書代わりに使っていただきたいと思います。ブラックの年会費は10万円ですが、これを月ごとに換算すると月1万円以下になります。その価格で秘書代わりに使えるデスクがあるというのは、とてもお得なのではないでしょうか」。
Mastercardだから世界中で使いやすい
ビジネスカードというとアメックスも人気がある。しかしアメックスブランドは、使えない店もそれなりにあるので注意が必要。
できれば複数のビジネスカードをもっておきたいところだ。
その点ラグジュアリーカードは国際ブランドがマスターカードなので、国内・海外の多くの国・地域で問題なく使える。
「ビジネスカードが使えないと個人カードや現金で立て替えることが増え、経費処理が煩雑化したり、経費計上をし忘れたりということが起きてしまいます。また利用金額の上限を考えると、ビジネスカードは複数枚持っておいたほうがよく、その1枚にラグジュアリーカードを持っておくと安心です」。(児玉氏)
ビジネスカードだけの特典も検討中
ビジネスカードと個人カードのデザインは一緒だが、ビジネスカードには会社名を入れることができる。
また年会費はかかるが、追加カードを4枚まで発行可能。
現在は個人カード・ラグジュアリーカードの特典は共通しているが、今後、ビジネスカード会員限定の特典なども検討されているとのこと。
ビジネスカードに迷っている人はぜひラグジュアリーカードを検討してほしい。
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