上質な空間とコーヒーを楽しめるコーヒーチェーン、スターバックス。
スターバックスでは、クレジットカードの活用、またスターバックスカードやスタバが提供する各種サービスを利用することでお得に支払いができる。
本記事では、そんなスタバ節約術を紹介する。話題の中目黒ロースタリーで使える方法もあるので参考にしてほしい。
目次
スタバの最強節約術3選
1. スターバックスカードにクレジットカードチャージ
スターバックスでは専用プリペイドカード「スターバックスカード」を発行している。クレジットカードでこのスターバックスカードにチャージして、スターバックスカードで支払うことで、よりお得に支払いができる。
スターバックスカードは、無料会員サービス「My Starbucks」に登録することで、利用に応じて「Star(スター)」を獲得できる。詳細は後述するが、このStarを貯めることでドリンクやフードと交換できるのだ。
クレジットカードでスターバックスにチャージする際には、クレジットカードのポイントも貯まるので、ポイントの二重取りとなる。
高還元率カードでポイント二重取り
チャージには、還元率の高いカードを利用しよう。以下におすすめのカードを紹介する。
JCB CARD W | スターバックスカードチャージでポイント10倍、還元率5.5% |
dカード | スターバックスカードチャージで100円につき3ポイント加算、合計4ポイントが貯まり、還元率4.0% |
エポスカード | スターバックスカードチャージでポイント2倍、200円につき2ポイントが貯まり、還元率1.0% |
ANAカード | 通常のポイント付与(1,000円につき1ポイント=5マイル)とは別に、スターバックスカードチャージで100円につき1マイルが貯まる |
2. LINEスターバックスカードにLINE Payでチャージ
コミュニケーションアプリLINEでは、ウォレット機能でさまざまなポイントカードを作成・管理できる。その対象のカードのひとつに「LINEスターバックスカード」がある。
LINEスターバックスカードは、LINEのスマホ決済サービス「LINE Pay」もしくはスターバックス店頭でチャージを行い、スターバックスカードと同様に店舗で利用できる。
すでにスターバックスカードを持っている場合も、LINEアプリ内で新たに発行して残高を移行することも可能だ。
LINEスターバックスカードでも、スターバックスカードと同様にMy Starbucks登録でStarを獲得できる。
LINE Pay払いでポイント二重取り
LINE PayでLINEスターバックスカードにチャージすることでLINEポイントを貯めることができるので、ポイントの二重取りとなる。
LINE Payでは独自のポイントプログラム「LINEポイントクラブ」を実施しており、過去6カ月のポイント獲得数に応じてランクが決定、ランクに応じたポイント還元率が設定される。
なお、ポイント還元の対象となるのはVisa LINE Payクレジットカードでのチャージ&ペイのみなので注意しよう。
3. Starを集めて商品と交換
スターバックスでは「My Starbucks」という無料会員サービスにてポイント制度「Starbucks Rewards™(スターバックスリワード)」を実施している。
このポイント制度では、登録済のスターバックスカード54円(税込)利用につき1個の「Star(スター)」を獲得できる。
「My Starbucks」にはCreen Star/Gold Starという2つの会員ランクがあり、Starを250個以上集めると、GreenからGoldへ昇格できる。
ゴールドでStarを150個集めると「Reward eTicket」1枚を発行できる。「Reward eTicket」は、770円(税込)までのドリンクやフードと交換可能だ。
クーポン発行までに合計21,600円(税込)の利用が必要な計算だが、ドリップコーヒー トールサイズ(税込330円)で計算すると約66杯分となり、ヘビーユーザーであれば達成可能ではないだろうか。
なお、一年間でStarが250個集まらないとStarはゼロにリセットされるので注意しよう。「My Starbucks」ではこの他に、ドリンクチケットのサプライズプレゼントや新商品の先行購入などの特典がある。
スターバックスの割引制度
支払い方法で得をする以外に、各種割引サービスを利用することでスターバックスをお得に利用することもできる。
2杯目のドリップコーヒーに割引適用
スターバックスでは「ドリップコーヒー(カフェミストを含む)」を注文した場合、購入当日に限り、レシート提示で2杯目のドリップコーヒーに割引が適用される。
割引後の価格は、ドリップコーヒーは165円(税込)、カフェミストは220円(税込)。Web登録したスターバックスカードで支払いをすると、ドリップコーヒーが110円(税込)、カフェミストは165円(税込)。
割引を受けるには1杯目のレシートが必要になるため、1日数回利用する可能性があるときはレシートをなくさないよう気を付けよう。レシートには「One More Coffee」という表示とその金額が記されている。
タンブラー持参で「マイボトル割」
スターバックスでは、タンブラーやマグカップを持参してそれにドリンクを入れてもらうと、通常価格から20円割引になる「マイボトル割」を実施している。
スターバックス専用のタンブラーでなくても割引は受けられるが、スターバックスでタンブラーを購入すると無料でドリンクを1杯注文できるチケットをもらえる(タンブラーに入るサイズ・種類のドリンクが対象)。
ただし、スタバ専用タンブラーはトールサイズ用(350ml)で1,500円~するため、元を取るためには何度も利用する必要がある。
たとえばドリップコーヒー・トールサイズ(330円)で計算すると、タンブラー購入時の無料1杯(330円分)+マイボトル割59回分(20円×59回=1,180円分)で元が取れることになる。
コスパだけを重視するなら、専用タンブラーではなく安いタンブラーを購入するのがおすすめだ。ちなみに、タンブラー持参による割引はタリーズ(30円引き)や上島珈琲(50円引き)でも実施されているので、合わせて利用することでお得度が増す。
ルミネ内のスタバ店舗で割引
ルミネ内にあるスタバ店舗の場合、ルミネカードを使うことでつねに5%割引になる。また、年に数回10%割引のセールも開催され、期間中はスターバックスも10%割引で利用できる。
よく利用するスタバ店舗がルミネ内にある人にはおすすめだ。
当たりレシート
スタバヘビーユーザーなら経験があるかもしれないが、商品購入時に不定期で「カスタマーボイスレシート」と呼ばれる長いレシートをもらうことがある。
これはアンケート付きのレシートで、回答すると無料でドリンクを注文できるのだ。通称「当たりレシート」と呼ばれている。新メニューの開始日には確率が高くなるという噂もある。
コンビニ商品のキャンペーン
コンビニやスーパーなどで販売されているスタバ商品で、スタバ店舗で利用できる最大500円分のギフト券が当たるキャンペーンが定期的に行なわれている。
コンビニやスーパーのスタバ商品を愛用している人は、チャレンジしてみると良いだろう。
「LINE Pay」や「LINEギフト」のキャンペーン
「LINE Pay」や「LINEギフト」では、スタバ店舗を対象としたポイント還元や割引キャンペーンなどが不定期に行なわれ、なかには20%OFFや50%OFFとなる場合もある。
「LINEギフト」は友達に贈るだけでなく自分で利用することも可能なので、キャンペーン開催中はぜひチェックしておこう。
その他キャッシュレス決済対応状況
交通系電子マネーに対応
スターバックスでは2021年1月6日から、全国の店舗で交通系電子マネーが使えるようになった。対象の交通系電子マネーは以下の9種類。
- Kitaca
- Suica
- PASMO
- TOICA
- manaca(マナカ)
- ICOCA
- SUGOCA
- nimoca
- はやかけん
QRコード決済への対応も進んでいる
スターバックスでは、2021年1月27日より、LINE Pay、PayPayへの対応を開始した。
それまでは基本的にQRコード決済が利用できなかったスターバックスで、利用者の多い2つのQRコード決済が利用できるようになったのは利便性の面で大きい。
また、今後、他のQRコード決済にも対応が進む可能性もあるので、チェックしておきたいところだ。
タッチ決済への対応可否
スターバックスではクレジットカード払いには基本的にほとんどの店舗で対応しているが、タッチ決済には対応していない。
また、Apple Pay、Google Payには非対応。ただし、モバイルスターバックスカードへの入金は、Apple Payおよびおサイフケータイで可能だ。
※2020年10月時点の情報
中目黒ロースタリーで使える節約術
中目黒ロースタリーは、東京の中目黒にオープンした特別なスタバ店舗。正式名称は「STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO」。
4つのフロアがあり、通常のスタバ商品以外に、ここでしか味わえないスタバ商品やカクテル、グッズなども販売している。また、体験型のイベントも開催される。
中目黒ロースタリーでは、本記事で紹介した節約術のうち、以下のように使えるものと使えないものがある。
利用可
- スターバックスカード/LINEスターバックスカード
- 登録済スターバックスカード利用によるStar獲得
- Starbucks Reward eTicketの利用
利用不可
- 専用タンブラー購入時のドリンクチケット取り扱い
- 他店舗のOne More Coffeeレシート
- 他店舗のカスタマーボイスレシート
まずはスターバックスカードへのチャージから
スターバックスをお得に利用する節約術をいろいろと紹介してきたが、まず実践してほしいのが、「スターバックスカード」への高還元率クレジットカードによるオンラインチャージ、またはオンラインLINEスターバックスカードにLINE Payでチャージする方法だ。
利用頻度に関わら必ずお得になる節約術なので、月1回程度でもスターバックスを利用する人なら利用してほしい。