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楽天期間限定ポイントのお得な使い方ガイド!ポイント投資やカード支払いに使える?

キャンペーンなどで楽天の期間限定ポイントを獲得したが、「どう消費しようか迷っている」「いつの間にか有効期限が過ぎていた」と悩んでいる人は多いと思う。

期間限定ポイントは通常ポイントに比べて使い道がやや限定されており、毎月の楽天カードの支払いや投資などに使うことができない。

そこで本記事では、楽天の期間限定ポイントを上手に使う方法を解説する。

通常ポイントと期間限定ポイントの違い

楽天ポイントの通常ポイントと期間限定ポイントの違いは下表の通り。

通常ポイント期間限定ポイント
獲得方法楽天サービス利用が主キャンペーン・セールが主
有効期限1年(期間内に1度でもポイント獲得があれば延長)あり(獲得方法により長さが異なる)
使い道制限なし投資・ポイント交換・カード支払い充当などは不可
利用の優先順位期間限定ポイントの後に消費される通常ポイントより先に消費される
期限の早いものから消費される

通常ポイントも期間限定ポイントも有効期限があるが、通常ポイントは実質有効期限なしといえる仕組みになっている。

期間限定ポイントは使い道に制限があり、投資や提携ポイントへの交換、カード請求額への充当などはできない

一方で、楽天サービスでの利用や金券・ギフト券・チケットとの交換などは可能。詳しくは後述するので参考にしてほしい。

なお、通常ポイントと期間限定ポイントでは、期間限定ポイントのほうが優先して消費される。

そのため、期間限定ポイントが使える使い道であれば、特に手続きはしなくても、「楽天ポイント使用=期間限定ポイントから消費」となる。

期間限定ポイントを上手に使い切る方法

1ポイント=1円として買い物に使う

楽天市場で使う

楽天市場では、楽天ポイント(期間限定ポイント・通常ポイント)を1ポイント=1円から利用できるため、無駄なく期間限定ポイントを活用できる。

楽天市場には多種多様なサイトがあるので、「とりあえず期間限定ポイントを消費したい」という人におすすめだ。

楽天ポイントカード加盟店で使う

楽天ポイントカードの加盟店でも、楽天ポイント(期間限定ポイント・通常ポイント)を1ポイント=1円として利用できる。

楽天ポイントカード加盟店には、街中の実店舗とネットショップとがある。

いずれも支払いは簡単で、実店舗であればカードを提示して「楽天ポイントで支払います」と伝えるだけ。ネットショップであれば、支払い方法選択の際に楽天ポイントを選択すれば良い。

楽天ポイントカードのスマホアプリもあり、ダウンロードしてログインすれば利用できる。また、楽天のスマホ決済サービス「楽天ペイ」アプリにも楽天ポイントカード機能がある。

楽天ペイで使う

楽天ペイとはスマホ決済アプリの1つで、楽天ポイント(期間限定ポイント・通常ポイント)を1ポイント=1円として残高に充当しショッピングに利用できる。

スマホ決済アプリはキャンペーン実施が話題だが、楽天ペイも全店5%還元など期間限定キャンペーンを実施することがあるので、チェックしておくと良いだろう。

その他の楽天サービスで使う

楽天市場以外にも、以下のような楽天のサービスで楽天ポイント(期間限定ポイント・通常ポイント)を1ポイント=1円として利用できる。

  • 楽天ブックス:本の通販サイト。ゲームやブルーレイディスクなども取り揃えている。スーパーセールなどの対象になることも多い。
  • 楽天デリバリー:ネット注文で料理が届く出前・宅配のサイト。有名チェーン店やローカル店など対象店舗も多い。ポイントアップキャンペーンが開催されることもある。
  • ラクマ:楽天のフリマアプリ楽天IDをそのまま利用でき、新たに個人情報を一から登録する必要がない。キャンペーンが実施されることも多いので要チェック。

楽天サービスの利用料金・手数料に充てる

楽天トラベル

旅館やホテルの宿泊の予約サイトである楽天トラベルでも期間限定ポイントが利用できる。

ただし使用できるポイント単位が細かく規定されていることに注意が必要だ。

100ポイント以上100ポイント単位 ・国内宿泊予約
・国内日帰り
・国内レンタカー
・宿泊+レンタカーのセット
100ポイント以上1ポイント単位・ANA楽パック(航空券+宿泊)
・JAL楽パック(航空券+宿泊)
・楽パック+JR北海道
・高速バス
・海外航空券

また以下のケースだと、楽天ポイント自体利用することができない。

  • 電話予約センターでの予約
  • 国内航空券
  • 往復JR+宿泊
  • 楽パック(海外航空券+宿泊)
  • 海外ホテル
  • 海外レンタカー

楽天モバイル

格安SIM・スマホを取り扱う楽天モバイルでも、期間限定ポイントを支払いに利用できる。

大手の携帯キャリアで契約していて通信費をもっと安くしたい方は、一度乗り換えを検討してみる価値があるだろう。

現時点(2020年2月)での楽天モバイルの主力プランは「スーパーホーダイ」であり、内容は下記のとおりだ。

プランSプランM
月間データ容量2GB6GB
通常の月額料金2,980円3,980円
楽天会員割での月額料金(1年目)1,480円2,480円
プランLプランLL
月間データ容量14GB24GB
通常の月額料金25980円6,980円
楽天会員割での月額料金(1年目)4,480円5,480円

各プランには、10分間のかけ放題が含まれていることも踏まえると、大手キャリアより大幅に安いことが分かる。

楽天会員なら、1年間限定ではあるが、毎月1,500円の割引が適用されるのでさらにお得だ。

また楽天モバイルでは格安SIMに加え、第4の携帯キャリアとして2020年4月より事業をスタートする予定となっている。

エリア限定ではあるのものの、月額3,278円(税込)で使い放題となる内容なので、興味のある人はチェックしておこう。

楽天でんき

毎月の電気料金支払いに楽天ポイントを利用でき、固定費の節約につながる。また、楽天ユーザーには下記のようなメリットがある。

  • 楽天ユーザーなら200円ごとに楽天ポイント1ポイントが貯まる
  • 楽天カードでの支払いにすれば100円ごとに1ポイントが貯まる
  • 新規契約で楽天ポイントが2,000ポイントもらえる

楽天でんき以外の電力会社から切り替えても使う設備はそのままなので、既存の送電網などを利用でき、新たに工事などが発生することは一切ない。

電気料金がやや複雑だが、公式サイトではシミュレーション機能が用意されている。

楽天銀行(振込手数料)

ネットバンクである楽天銀行では、他の金融機関への口座振込において、楽天ポイントを手数料に充てることができる。

  • 振込額3万円未満:168円
  • 振込額3万円以上:262円

なお楽天銀行にはランク制度があり、ランクごとに口座振込で手数料が無料になる回数が設けられている。

■ランク別・振込手数料の無料回数(ひと月あたり)


ベーシック0回
アドバンスト1回
プレミアム2回
VIP3回
スーパーVIP3回

この回数を消費してしまったときに、期間限定ポイントを活用してみてはいかがだろうか。

なお各ランクには、ATM利用手数料の無料回数がある、楽天ポイント獲得倍率が増えるといった特典もある。

ランクは、口座の残高や取引の回数によって決まる仕組みだ。

Rakuten TV

楽天が運営する動画配信サービスのRakuten TVでも、期間限定ポイントを使える。

映画・ドラマ・アニメなど、およそ18万本のコンテンツを配信。価格体系は、1本ごとのレンタル、パックレンタル、購入、定額見放題の3種類から選べる。

楽天ミュージック

楽天ミュージックは音楽の配信サービスで、6,400万曲以上もの楽曲を提供している。

利用料金は、定額の場合は月額980円で、競合のApple Music、Spotify、Amazon Musicなどとほぼ同程度だ。

楽天ミュージックアプリでは、1日10曲聴くと5P、1週間で5日以上マイプレイリストから5曲以上聴くと10Pがもらえる特典もある。

初回30日間は無料なので、試しに利用してみるのも良いだろう。さらに、楽天カード・楽天学割・ママ割のいずれかを利用している方は、初回90日間が無料となりお得だ。

楽天マガジン

楽天ポイントを使って雑誌の読み放題をしたいなら、楽天マガジンを利用しよう。初回31日間は無料で利用できる。

450誌以上が月額380円で読み放題で、ファッション・ライフスタイル・グルメ・トラベル・スポーツ・ビジネスなど幅広いジャンルの雑誌に対応。

1契約で5台までのデバイスが使えるので、スマホ・タブレット・パソコンなど複数で読めるのもメリットだ。

楽天写真館

楽天写真館は、写真のプリント、オリジナルのフォトブック作成ができるサービス。

写真プリントはL版・1枚あたり12円で、1,000円以上であれば送料無料だ。

金券・ギフト券、チケットと交換・購入する

ギフトカード・商品券などとの交換

楽天市場での利用以外にも、期間限定ポイントは金券やギフト券を購入する際にも活用できる。

具体的には下記のような種類が用意されており、交換後も使い道に困る心配はない。

  • JCBギフトカード
  • VISAギフトカード
  • 全国百貨店共通商品券
  • ジェフグルメカード

実際にJCBやVISAのギフトカードは、利用できる店が多いので使いやすいし、金券ショップに持ち込めば買い取ってもらうことも可能だ。

いずれも人気のギフトカードのため、店にもよるが額面金額の95%以上の高額で買い取りをしてもらえることが多い。

またジェフグルメカードは全国共通のお食事券で、多数の飲食店で取り扱われており使い道も豊富。食事の支払いに使い、お釣りを受け取れるのもメリットだ。

ただ1ポイント=1円で利用できる楽天市場と比較すると損をする可能性があるので、「楽天市場にほしい商品がない」という人におすすめだ。

ディズニーチケットもおすすめ

楽天市場では、ディズニーリゾートのペアチケット(1DAYパスポート)も数多く販売されている。

定価よりそれほど高くないうえに、送料無料としている店舗も。家族やカップルでディズニーランドやディズニーシーへ出かけたいときに利用してみてはいかがだろうか。

楽券

楽券とは、街なかのお店で利用できるデジタルチケットを販売しているサイトのこと。

現時点(2020年2月)では、以下のお店で利用できるチケットが売られている。

  • すき家
  • 上島珈琲
  • 串かつでんがな
  • 銀座椿屋珈琲店

対象店は少ないが、自宅や職場の近くに店舗がある場合はチェックしてみるといいだろう。

例えばすき家の牛丼並盛のチケットは店舗と同額で、送料もかからないので、ジェフグルメカードを購入して使うよりお得だ。

ただし楽券にも有効期限があるので、失効しないよう早めに利用することをおすすめする。

楽天ふるさと納税で使う

お得に地方の特産品を手に入れたい人は、ふるさと納税を利用するのもおすすめ。

ふるさと納税とは寄付金による税制の1つで、自分が選んだ自治体に寄付することで返礼品がもらえる仕組みになっている。

さらに寄付金の2,000円を超える分については、所得税の還付・住民税の控除を受けることも可能。。

ワンストップ特例制度を利用することで、確定申告をしなくても寄付金控除を受けられるため会社員でも利用しやすい。

期間限定ポイントが使えないサービス

楽天関連の多くのサービスで期間限定ポイントを利用できるが、なかには対象外となっているサービスもある。

楽天カードの利用料金

楽天ユーザーのなかで、楽天カードの保有者でもある方は多いだろう。

利用料金に期間限定ポイントを充当できると便利だが、残念ながら現段階では不可能となっている。

しかし通常ポイントなら充当可能。1P=1円から利用でき、会員専用サイトである楽天e-NAVIから簡単に手続きができる。

楽天証券

楽天の期間限定ポイントは、投資関連のサービスには利用できない。

楽天証券はネット証券のなかでも人気の業者の1つだが、残念ながら期間限定ポイントを投資に充てることはできない。

楽天証券の手数料の安さは業界トップクラスで、SBI証券とほぼ互角となっている。

また楽天グループらしく、下記のようにポイントが貯まる仕組みが数多く用意されているのも特徴だ。

  • 株式取引の超割:手数料の1%をキャッシュバック
  • 楽天銀行との連携(ハッピープログラム)でポイント付与
  • 投信積立を楽天カードで決済するとポイントバック
  • 投信の月末残高に応じてポイントバック

期間限定ポイントは使えないものの、コストを抑えながら投資をするなら、要チェックの証券会社だ。

楽天Edy

楽天EdyはSuica・nanacoなどと並んで、幅広い店舗で利用できる電子マネーとして有名だ。

しかし楽天Edyの残高にチャージできるのは通常ポイントのみとなっている。

期間限定ポイントをリアル店舗で消費したいなら、先述したように楽天ポイントカード加盟店か楽天ペイを利用するのがおすすめだ。

ANAマイルへの交換

通常の楽天ポイントは、ANAマイルへ交換できるが、期間限定ポイントは対象外だ。

しかも通常ポイントでも、ANAマイルへの交換レートは50%であり、交換するとポイントは半減してしまう。

このデメリットをカバーするには、1マイルあたりの価値が高くなる利用方法を実行する必要がある。

国内線の特典航空券の場合、時期や路線にもよるが、おおよそ1マイルあたり1.5円~3円の価値となる。

希望する特典航空券の必要マイル数と、購入する場合の代金を調べ、1マイルあたりの価値を計算して判断すると良いだろう。

なおANAマイルを本格的に貯めたいなら、楽天ポイントからの交換を考えるよりも、ANAカードを活用するのがおすすめだ。

ポイント運用

楽天ポイントクラブには、ポイント運用のサービスもある。

手持ちの楽天ポイントを運用に回すことができるサービスだが、期間限定ポイントは対象外だ。

運用できるのは100Pからなので、ポイントが少なくても手軽に投資を体験できる。

多額の投資はできず、楽天証券を利用するまでにはいかないが、試しに小さな投資をしてみたい方におすすめだ。

楽天Kドリームス

Kドリームスは、楽天が運営する競輪の車券販売サイト。

ネットで競輪投票ができ、レース出走表、オッズ情報など予想情報も掲載されている。

Kドリームスの利用には、「デルカ」という電子マネーの登録が必要だが、楽天の通常ポイントをデルカにチャージすることが可能だ。

期間限定ポイントは、デルカへのチャージは不可となっている。

家族間でのポイント移動

楽天カードには、家族間でポイントを移動できる制度がある。

本会員と家族会員、家族会員同士でのポイントの移行が可能だ。

しかし、移行できるのは通常ポイントのみとなっている。

期間限定ポイントは家族にプレゼントできないので、本人が消費することが必要だ。

楽天カード公式サイトはこちら

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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