2019年10月28日(月)より、楽天スーパーポイントで国内株式の購入が可能になることが発表された。
国内株式(単元株)の購入においてポイントが利用できるのは業界初となり、購入代金はもちろん取引手数料にも活用可能。
2017年に楽天スーパーポイントで投資信託が購入できるサービスを開始しており、今回は「ポイント投資」の範囲をさらに拡大させる形となる。
楽天証券の集計(2019年8月1日~2019年8月30日)によると、現在投資信託を購入するユーザーの約8割がポイントを利用している。
さらに楽天証券で投資信託をはじめて購入するユーザー数は約3倍(2017年7月と2019年8月の比較)に増加。
楽天グループの強みを活かしたサービスに力を入れていることが、顧客基盤の拡大につながっているようだ。
1ポイント1円から利用可能!サービスの詳細
今回の楽天スーパーポイントを利用したサービス内容は下記の通り。
- サービス内容:国内株式取引(PTS夜間取引を含む)、買い注文時の購入代金、取引手数料の全額または一部に楽天ポイントが利用可能
- ポイント利用単位:1ポイント=1円
- 対象銘柄:国内株式 現物取引の取り扱い銘柄
- 対象ポイント:楽天ポイント
- 対象口座:特定口座、一般口座、NISA口座(ジュニアNISA口座は対象外)
国内株式であれば、1ポイント=1円から買い注文の購入代金や手数料に利用できる。
ポイント利用設定方法
今回の投資に楽天スーパーポイントを利用設定する方法は下記の通り。
- ポイントコースを「楽天スーパーポイントコース」に設定
- 利用方法を選択
また利用方法には「すべて使う」「毎日上限 〇〇ポイント」「毎月上限 〇〇ポイント」の3通りから選択可能。
例えば「毎日上限 1,500ポイント」を設定した場合は、現物買付代金から1,500ポイントが消費されることになる。
- 保有ポイント5,000ポイント:現物買付代金から1,500ポイントの利用
- 保有ポイント1,000ポイント:現物買付代金から1,000ポイントの利用
上記のように、保有ポイントが設定した上限より少ない場合は所持分のみの利用になる点は要注意。
期間限定ポイントは対象外
楽天スーパーポイントには利用期間が設定された期間固定ポイントが存在する。
今回の投資の際に期間固定ポイントを利用することはできないの注意しておこう。
また他にも投資に利用できないポイントは存在し、具体的には下記の通り。
- 他のポイントから交換した楽天ポイント
- 他のポイントから交換した楽天証券ポイント
つまり他社ポイントから移行した楽天ポイントを投資に利用することはできないので覚えておこう。
ポイント投資のメリット
現金ではなくポイントを利用して投資をする場合は下記のようなメリットがある。
- 自己資金の負担を減らして手軽に投資ができる
- 毎月のポイントを無駄にしない
一見ハードルが高そうな投資を手軽に体験できるのが一番のメリットだ。
また現金ではなくポイントを使うことで、自己資金の負担が減少する点も魅力的。
さらにポイントの使い道に悩んで困っている人の場合、投資に利用すれば1円の無駄もなく活用することができる。
ただしいくらポイントを利用しているといっても、元本割れなどリスクがあることは事実。
現金ではない分リスク管理が甘くなることが予想されるが、せっかく貯めたポイントを無駄にしないためにも投資に知識に軽く勉強してみることをおすすめする。
投資初心者におすすめ
楽天スーパーポイントは他のポイントサービスと比較しても非常に貯めやすい仕組みになってる。
ポイントで投資と聞くと「そんなにポイントが貯まらないから実際はうまくいかない」と思うかもしれないが、楽天スーパーポイントなら心配無用。
手軽に貯められて低リスクで投資できる、まさに投資初心者におすすめできるサービスだ。