年会費無料で高還元率のクレジットカードとして人気の楽天カード。
楽天グループのサービスをよく使う人はもちろん、はじめてクレジットカードを作る人にもおすすめだ。
申込・審査の基準が比較的低いため、審査に不安がある人、はじめてクレジットカードを作る人にもおすすめできる。
申込はWeb受付のみで、楽天会員への登録が必要だ。新規入会でポイントが付与されるキャンペーンが頻繁に開催されているので、申込みの際はチェックしよう。
本記事では、楽天カードの申込方から審査を通るための基準とポイント、さらにお得なキャンペーンについて解説する。
目次
楽天カード申込の流れ
カード利用には楽天会員登録が必要
楽天カードを利用するためには、楽天会員に登録する必要がある。会員登録は無料。
楽天会員になると、楽天会員IDが発行され、パスワードを登録する。
楽天会員IDとパスワードでログインした上で楽天カードに申し込むと、申込フォームに氏名や住所などの会員情報が反映された状態で申込を進められる。
会員未登録の場合は、カード申込の流れのなかで楽天会員に登録することになる。
実際の申込画面とともに流れを解説
楽天カードの申込はWeb申込のみの受付となっており、店頭や郵送、電話での申込には対応していない。
申込からカード到着までの流れは以下の通り。
1.楽天カード公式サイトにアクセス
※新規入会キャンペーンの内容は時期によって異なるので注意。
2.楽天会員登録済の場合は「楽天会員の方」、未登録の場合は「楽天会員でない方」をクリック
ここからは、楽天会員の申込を前提として説明していく。
カード申込の手順はほぼ同じだが、「楽天会員でない方」ボタンからはそのまま申込フォームに飛び、必要事項を入力するなかで楽天会員登録も行う流れになる。
3.楽天会員ID・パスワードを入力してログインする
ここで楽天会員登録を行うこともできる。
すでにログイン状態になっている場合は、「楽天会員の方」をクリックするとそのまま次の(4)の画面になる。
4.申し込みたい楽天カードを選んでクリック
5.基本情報を入力
楽天会員としてログインしている場合、次の項目には楽天会員情報が反映されている。誤りや変更がないか確認しよう。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 郵便番号
上記に加えて、次の項目を入力する必要がある。
- 住所詳細
- 家族構成
- 世帯人数
- 居住状況
- 居住年数
- 住宅ローンもしくは家賃の支払い有無
- 就業・就学状況
- 預貯金額
- 請求書送付先
- カード入会後の利用目的
- 他社からの借入金額
- Edy機能付帯希望
- Edyオートチャージ設定希望
- 楽天Edyからのお知らせ受け取り希望
- 利用代金支払い口座の選択
- 暗証番号
6.勤務先情報を入力
次の項目を入力する。
- 勤務先名
- 勤務先所在県名
- 勤務先電話番号(外線)
- 勤務年数
- 職種
- 職業
- 業種
- 運転免許証等の確認
7.口座情報を入力
(5)で選択した利用代金支払い口座についての情報を入力する。カード到着後に設定することも可能。
楽天会員未登録の場合は、ここで楽天会員情報の登録も行う。
8.規約に同意・入力内容確認の上、申込完了
ここでは、次の2つの規約に同意を行う。
- WEB明細サービス利用規約:利用代金請求明細書の内容を楽天e-NAVI上に掲載するサービス(月額使用料無料)
- WEB書面サービス利用規約:契約内容に関する案内を郵送の代わりに楽天WEBサイトで案内するサービス
WEB明細サービス利用規約については、同意せずに申し込むこともできるが、その場合、明細書発行費用84円(税込)が発生する。
審査の基準
楽天カードの入会条件は「満18歳以上の方(主婦、アルバイト、パート、学生も可)※高校生は除く」。
専業主婦やアルバイト、パート、学生も可と明記されており、申込・審査のハードルが比較的低いカードとされている。
審査基準は公表されていないが、楽天カードに申し込んだ人の体験談や口コミでは、年収100万円程度のフリーターや派遣社員、期間工、収入が不安定なトレーダー、年金受給者や60歳以上の人でも審査に通ったという話も見受けられる。
ただし、過去にクレジットカードやローンで金融事故を起こしている人は要注意だ。
楽天カードの審査では、クレジットヒストリーと呼ばれる信用情報を重視している。
どれだけ年収が高く安定した職業についていても、過去に支払い遅延や自己破産などの経験があると、審査に通過することが難しくなる。
支払い遅延はクレジットカードだけでなく、携帯電話の割賦販売や奨学金も対象となるので気を付けよう。
また、多重債務者やリボ払いの未払残高が多い人も審査で不利になりやすい。
一方で、一般的にクレジットカードの審査で不利と言われる、カードの利用歴が一切ない「スーパーホワイト」と呼ばれる人は、楽天カードの審査では大きく不利にはならないとされている。
一般的に、30代以上でスーパーホワイトの場合、過去に何らかの問題があったとみなされクレジットカードの審査に通過しづらくなってしまう。
しかし楽天カードでは、他の条件に大きな問題がなければ、40代、50代のスーパーホワイトであっても審査に通過したという例が見られる。
楽天カードは、長年クレジットカードを使ってこなかった人が、クレジットヒストリーを積み上げたいというときの最初の1枚としても最適と言える。
審査~発行までにかかる時間
楽天カードの審査は、早い場合は申込から10分程度で審査通過の通知メールが届くこともあるようだ。
審査が早い場合としては、次のような条件が挙げられる。
- 公務員・正社員などで安定した収入がある人
- クレジットカードの利用実績があり、支払い遅延などの問題がない人
一方で、個人事業主やフリーターなど収入が安定していない職業の場合、返済能力を慎重に審査するため1週間程度かかることもあるようだ。
また、職業に関わらず、過去にクレジットカードやローンの滞納などで金融事故を起こしている場合も審査に時間がかかり、審査落ちの可能性もある。
カードの発行スピードは1週間~10日間とされており、審査が早く完了することで発行も早まる。
審査に通りやすくなるポイント
上記の審査の基準を踏まえた上で、楽天カードの審査において、以下の点に気を付けることで審査に通りやすくなるとされる。
携帯電話より固定電話
電話番号は携帯よりも固定電話の方が高く評価される傾向にある。
固定電話を持っている場合はそちらの電話番号を入力するようにしよう。
職業の選択
職業入力では、できる限り「無職」の入力を避けたい。
ただし、無職でも実家暮らしで世帯収入に問題がなく、返済能力が認められればカードが発行される可能性は高い。
また、大学生・専門学生はアルバイトをしていても「学生」と入力、主婦はパートをしていても「主婦」と入力することをおすすめする。
専業主婦の場合は配偶者が審査対象となるので、配偶者の収入に問題がなければ審査に通過するのは難しくない。
年収は手取りでなく税込
年収欄は、手取りの年収ではなく必ず「税込の年収」を記載しよう。
勤続年数が1年未満の場合や、正確な年収が分からない場合は、想定される年収を入力して問題ない。
預金はすべての口座を
預貯金額は一つの口座の金額だけでなく、保持しているすべての口座の合計金額を記入しよう。
収入がない人や収入が低い人の場合、預貯金額が重視される。
合計金額を入力することで審査通過の可能性を高めることができる。
キャッシング枠をつけない
クレジットカードで現金を借りる「キャッシング枠」を希望しないことで、審査に通る確率を上げることができる。
なお、キャッシングは年収の3分の1までを借り入れられるという仕組みなので、収入のない学生や専業主婦はキャッシング枠がつけられない。
審査状況の照会
楽天カードの審査状況はWeb上で確認することができる。
まず、申込完了時に届くメールに記載のURLもしくは楽天カード公式サイトの「カードお申し込み中の方」より、確認ページへアクセスしよう。
アクセスしたページには、「カード申し込み受けつけID」「生年月日」「電話番号の下4桁」の入力欄があり、これらを入力して「発行状況の確認」を押すと審査状況の照会ができる。
入会するならこの時期がお得
楽天カードでは、頻繁に入会キャンペーンを行っており、入会のタイミングに気を付けることで、お得にポイントを獲得できる。
2016年・2017年の実績でいうと、新規入会で8,000ポイントがもらえるキャンペーンが年4~5回開催された。
楽天スーパーセールが行われる前月の2・5・8・11月はキャンペーンが実施される傾向にある。
また、新規入会で7,000ポイントがもらえるキャンペーンも、月1回程度実施されてきた。
タイミングは毎月バラバラではあったが、こまめにキャンペーン情報をチェックしてタイミングを逃さないようにしたい。
その他、それ以外の期間のほとんどは、新規入会で5,000ポイントがもらえるキャンペーンが行われている。
楽天カードを作ろう
年会費無料で高還元率のカードとして人気の楽天カード。
申込・審査の基準が比較的低く、多くの人が発行しやすいクレジットカードだ。
一般的なクレジットカードでは審査に通りにくい、学生や専業主婦、フリーターなども楽天カードでは審査に通る例が多い。
また、クレジットカードの利用履歴のない「スーパーホワイト」の人でも審査に通りやすいと言われ、クレジットカードヒストリーを積むための最初のカードとしてもおすすめだ。
ただし、どれだけ年収が高く安定した職業についていても、過去にカードやローンの支払い遅延があるなど、信用情報に問題があると審査に大きく不利になってしまう。
申込は楽天カード公式サイトから。楽天会員への登録が必要となる。
申込みの際は、開催中のキャンペーンをチェックしよう。
楽天カードでは、新規入会でポイントがもらえるキャンペーンがほぼ常時行われている。
年に4~5回は8,000ポイント、月に1回は7,000ポイント、その他の期間も5,000ポイントはもらえる。
はじめてカードを作る人、審査に不安がある人、楽天グループのサービスをよく利用する人など、ぜひ楽天カードを検討してみてほしい。
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