車を乗る機会が多い人にとって欠かせないのがETCカード。
楽天カードにはクレジットカードに付帯して発行できる楽天ETCカードが存在する。
通常、楽天ETCカードを発行するには年会費500円(税抜)が発生するが、特定の楽天会員ランクもしくは特定の楽天カードであれば年会費無料となる。
そこで本記事では、楽天ETCカードを年会費無料で発行する方法を簡潔に解説する。
「ドライブが趣味」「車をよく使う」といった人に役立つ情報をまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。
楽天会員ランクがプラチナ、ダイヤモンドなら無料
楽天会員ランクがプラチナもしくはダイヤモンドの場合、次のように通常500円(税抜)の楽天ETCカードの年会費が無料になる。
- ETCカード申込時点にプラチナorダイヤモンド会員:初年度年会費無料
- ETCカード年会費請求月にダイヤモンドorプラチナ会員:次年度年会費無料
年会費請求月は楽天ETCカード入会月の翌月となる。楽天ETCカードを無料で発行できても、次の年会費請求月に条件を満たしていないと1年間の年会費が発生するので注意しよう。
楽天会員ランクは毎月2日00:00までに切り替わり、切り替え後のランクで判定される。
なお、楽天カードのなかでも、楽天イーグルスカード、ヴィッセル神戸オフィシャルサポーターズカードV-style、HOME’Sメンバーズカードは、プラチナ会員・ダイヤモンド会員であってもETCカードの年会費が無料にはならない。
楽天会員ランクの基準
楽天会員ランクは、楽天カード利用などに応じて付与される楽天スーパーポイントの獲得回数と獲得ポイント数などによって決定する。
プラチナ会員・ダイヤモンド会員の具体的な条件は下表の通り。
プラチナ | ダイヤモンド | |
---|---|---|
獲得ポイント(過去6ヶ月) | 2000ポイント以上 | 4000ポイント以上 |
ポイント獲得回数(過去6ヶ月) | 15回以上 | 30回以上 |
その他 | – | 楽天カード保有 |
楽天会員ランクは毎月2日00:00までに切り替わるため、楽天会員ランクを維持するためには、継続的な楽天スーパーポイントの獲得が必要だ。
楽天カードや楽天関連サービスを利用することで大幅なポイントアップが可能なので、実は、上記の条件は楽天ユーザーにとってはそこまで難しいものではない。
現在の自分の楽天会員ランクは「楽天PointClub」ページにログインした状態で確認できるので、定期的にチェックしておこう。
ゴールドカード以上はETCカード無料
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードに付帯する楽天ETCカードであれば、楽天会員ランクに関係なく年会費が無料になる。
楽天ゴールドカードは、年会費2,000円(税抜)のカードで、次のような特徴がある。
- 楽天市場での利用でポイント5倍
- 最高補償額2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
- 対象の国内空港ラウンジが年2回まで利用無料
- 2021年4月1日より、SPUにおける楽天ゴールドカードのポイント倍率が+4倍→+2倍に改定されます。 詳細はこちらの記事をご確認ください。
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)と年会費はやや高いが、次のような特典・サービスが充実しており、さらにポイントも貯まりやすい。
- 楽天市場での利用でポイント5倍
- 最高補償額5,000万円の国内・海外旅行傷害保険が付帯
- プライオリティ・パス無料
- 対象の国内空港ラウンジが無料
- 任意の楽天サービスでポイント2倍
また、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードの他にも、楽天ビジネスカードは1枚目の楽天ETCカードの年会費が無料で、2枚目以降が500円(税抜)となる。
2枚目以降については、楽天会員ランクがプラチナ・ダイヤモンドであっても年会費が発生する。
最終更新日:2021/01/15