マクドナルドでは、現金以外に、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を利用できる。
本記事では、マクドナルドで使えるキャッシュレス決済手段をまとめるとともに、おすすめの決済方法について解説する。
決済方法によってポイントを貯めたり、ポイントアップが可能になったりするので、ぜひ活用してほしい。
目次
マクドナルドで利用できるキャッシュレス決済手段
マクドナルドでは、現金以外の決済手段として、クレジットカード、電子マネー(交通系電子マネー含む)に対応している(2022年5月時点)。2017年から2018年にかけて、利用できるキャッシュレス決済手段が拡充された。
クレジットカードは主要国際ブランドに対応
マクドナルドでは、以下の国際ブランドのクレジットカードに対応している(一部店舗で利用できない場合あり)。主要な国際ブランドのカードはすべて利用できる。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス(アメックス)
- ダイナースクラブカード
- ディスカバー
NFC対応
NFCとは、非接触ICカードインターフェースの規格としてISOで規定された国際標準の無線通信技術。NFCが搭載された携帯電話やクレジットカードを決済端末にかざすだけで支払いが完了する。
マクドナルドでは、「Visa/Mastercard/JCB/アメリカン・エキスプレス」のNFCによる非接触決済サービスに対応している。
交通系電子マネー含む各種電子マネーに対応
マクドナルドでは、以下の電子マネーに対応している。
- iD
- 楽天Edy
- WAON
- nanaco
- QUICPay
交通系電子マネー
- Kitaca(キタカ)
- Suica(スイカ)
- PASMO(パスモ)
- TOICA(トイカ)
- manaca(マナカ)
- ICOCA(イコカ)
- SUGOCA(スゴカ)
- nimoca(ニモカ)
- はやかけん
ちなみに、交通系電子マネーの提供元は下記の通り。これら9つエリアは、現在は相互利用可能となっているので、いずれか1つで全てのエリアで利用できる。
Kitaca:JR北海道/Suica:JR東日本/PASMO:首都圏私鉄/TOICA:JR東海/Manaca:名古屋私鉄/ICOCA:JR西日本/SUGOCA:JR九州/Nimoca:西日本鉄道/はやかけん:福岡市交通局
マクドナルドで貯まるポイント
マクドナルドでは、dポイントや楽天ポイントなどの提携している共通ポイントを貯めることができる。
dポイント
dポイントは、NTTドコモが運営するポイント。マクドナルドはdポイントの加盟店であり、決済時にdポイントカードまたはdカードを提示すると、200円(税込)につき1ポイントのdポイントが貯まる。
なお、dカードはクレジットカードで、カード利用100円(税込)につき1ポイントのdポイントが貯まる。そのため、マクドナルドでdカードを利用すると、100円(税込)につき合計2ポイントのdポイントを貯めることができる。
楽天ポイント
楽天ポイントは、楽天が運営するポイント。マクドナルドは楽天ポイントの加盟店であり、マクドナルドでの決済を楽天ポイントで行うと、200円(税込)につき1ポイントの楽天ポイントが貯まる。
おすすめの支払い方法
マクドナルドでおすすめの支払い方法は、以下に紹介する、マクドナルドでのポイントアップが可能なクレジットカードだ。
カード名 | 三井住友カード(NL) | セゾンパールアメックス | 楽天カード | dカード |
---|---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 初年度無料 年1回以上利用で翌年度も無料 | 無料 |
通常還元率 | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 1.0% |
マクドナルドでの最大還元率 | 7% | 3% | 1.5% | 1.5% |
その他 | 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元 | QUICPay加盟店で2%還元 | 楽天市場で大幅ポイントアップ | dポイント加盟店でお得 |
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、三井住友カードが発行する年会費永年無料のナンバーレスカード。通常、利用金額200円(税込)ごとにVポイントが1ポイント貯まり、還元率は0.5%。
対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元。
*最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
*商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
*iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
*一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
*ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
*Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
セゾンパールアメックス
セゾンパールアメックス(セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード)は、クレディセゾンが発行するクレジットカード。初年度年会費無料、年1回以上の利用で翌年度も年会費無料となる。
通常のカードの他に、オンライン決済やQUICPay加盟店で使えるナンバーレスのデジタルカードがある。また別途、カード番号・有効期限の記載のないナンバーレスカードが届き、IC付のクレジットカードとして利用可能。
セゾンパール・アメックスの通常の還元率は0.5%だが、QUICPay加盟店でApple Payまたはセゾン・UCカードQUICPayを利用すると、ポイント還元率が通常の4倍の2%となる。
楽天カード
楽天カードは楽天が発行するカード。年会費無料、通常の還元率が1.0%という高還元率カードで、楽天市場では大幅なポイントアップが可能。
カード利用に応じて貯まる楽天ポイントは、楽天ポイント加盟店で1ポイント=1円として利用可能。
前述の通り、マクドナルドで楽天ポイントでの決済を行うと、200円(税込)につき1ポイントのポイントが貯まる。
dカード
dカードはNTTドコモが発行するカード。年会費無料、通常の還元率が1.0%という高還元率カード。ドコモユーザーやd払い利用者に特におすすめのカードだ。
前述の通り、マクドナルドでdカードを提示すると、200円(税込)につき1ポイントのdポイントが貯まる。これに加え、dカード決済で100円(税込)につき1ポイントのdポイントが貯まり、ポイントの二重取りが可能。
モバイルオーダーの決済方法・注意点
マクドナルドでは、公式アプリによるモバイルオーダーが可能だ。モバイルオーダーでは、以下のようにアプリ上で注文から決済までを行い、指定の店舗・場所で商品の受け取りができる。
- 利用店舗・商品を選ぶ
- 受け取り方法を選ぶ
-駐車場(パーク&ゴー)/ドライブスルー/指定テーブル(テーブルサービス) - 「受け取りに進む」ボタンを押し、商品を受け取る
モバイルオーダーの決済では、クレジットカードとQRコード決済の利用が可能だ。
対応しているクレジットカードの国際ブランドは、Visa/Mastercard/JCB/ダイナースクラブカード。アメックスには対応していない。
また、モバイルオーダーでは、dポイント・楽天ポイント加盟店としてのポイントは貯まらないので、これらのポイントを貯めたい場合は注意しよう。
マクドナルドの実店舗ではQRコード決済が利用できないが、モバイルオーダーであれば以下の決済を利用できる。
- PayPay
- d払い
- 楽天ペイ
- au PAY
- LINE Pay
QRコード決済は、「dカード×d払い」、「楽天カード×楽天ペイ」、「auPAYカード×au PAY」というように、特定のクレジットカードと組み合わせることでポイントがアップするので活用しよう。
デリバリーの決済方法・注意点
マクドナルドでは、以下のデリバリーサービスを利用できる。各サービスごとに対象エリアがあるので、利用の際は確認してほしい。
- マックデリバリーサービス
- Uber Eats
- 出前館
マックデリバリーサービスの決済方法は、現金とクレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/ダイナースクラブ)、マックカードの利用が可能。注意点として、クレジットカードは使えるが、dポイント・楽天ポイントは利用できない。マックカードは、1枚500円のマクドナルドの商品券だ。
Uber Eatsで利用できる決済方法は、各種クレジットカード、デビットカード、 LINE Pay や Apple Pay 、PayPay 、現金。
出前館で利用できる決済方法は以下の通り。
- クレジットカード:Visa/Mastercard/JCB/アメックス/ダイナースクラブ
- スマホ決済:LINE Pay/PayPay/Apple Pay
- 携帯キャリア決済:d払い/auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い
- その他:Amazon Pay/請求書払い/ポイント決済
店舗決済はクレジットカード、モバイルオーダーはスマホ決済がおすすめ
マクドナルドの店頭で決済を行う場合、本記事で紹介したような、マクドナルド利用時にポイントがアップするクレジットカードや、ポイントの二重取りがdけいるクレジットカードを利用するのがお得だ。
一方、モバイルオーダーを利用する場合は、ポイントアップやポイント二重取りができないことが多いため、スマホ決済(QRコード決済)を利用して、スマホ決済の支払い元に相性の良いクレジットカードを設定することでお得になる。
デリバリーサービスは、サービスごとに利用できるエリアや決済方法が異なるため、利用できるなかでお得な方法を選ぼう。なお、マクドナルドのデリバリーサービスのなかでは出前館が対応している決済方法が多く、決済の面では使いやすい。