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「クレジットカード」「スマホQR決済」「電子マネー」の違いは?主要キャッシュレス決済を比較!

現金不要で決済ができるキャッシュレス決済。

キャッシュレス決済には、クレジットカードのほかにスマホQR決済や電子マネーなどがある。

その種類は増え続けており、なにを使ったら良いかわからないという声も聞く。

本記事では、主要なキャッシュレス決済の特徴をまとめると共に、おすすめのキャッシュレス決済について解説する。

代表的なキャッシュレス決済

キャッシュレス決済とは、現金を使わない決済方法のこと。現在、代表的なキャッシュレス決済というと以下の3種類がある。

クレジットカード

後払いのキャッシュレス決済。分割払い・リボ払い・ボーナス払いなどもあり、大きな金額が利用しやすい。世界中で利用できる。ポイント還元や、独自の特典・保険などが付帯する。

スマホQR決済

スマートフォンアプリを通じてQRコード・バーコードの読み取りで決済を行う。本人確認はあるが審査はない。ポイント還元のあるサービスも多い。送金や割り勘ができるサービスもある。

電子マネー

電子マネーカードに現金をチャージして決済を行う。本人確認や審査はなく、誰でもカードを発行できる。ポイントが還元される電子マネーもある。

クレジットカード

クレジットカード
キャッシュレス決済のなかでも代表的なのがクレジットカード。2020年時点で日本でもっとも普及しているキャッシュレス決済の方法で、カードの種類も非常に多い。

世界中に加盟店をもつ国際ブランドと呼ばれる会社が決済機能を提供しており、加盟店がある国・地域であれば世界中で利用が可能。

クレジットカード最大の特徴は「後払い」という点だ。一部異なるクレジットカードもあるが、基本的には毎月の締め日と支払日に基づく後払いで、銀行口座から利用金額が引き落とされる。

一括払いのほか、分割払いやボーナス払い、リボ払いなどの支払い方法があり、大きな買い物にも利用しやすい。

ほとんどのクレジットカードにはポイントプログラムがあり、カード利用金額に応じたポイントが付与され、賞品や提携ポイント・マイルとの交換、キャッシュバックなどに利用できる。

また、クレジットカードには独自の特典やサービス、保険などが付帯するものが多く、決済以外の場でも活躍する。

メリット

  • 加盟店があれば世界中で利用できる
  • 後払いで大きな買い物にも利用しやすい
  • ポイントの利用方法が豊富
  • 特典や保険などが付帯する
デメリット

  • 基本的に18歳未満、高校生は申し込めない
  • 審査があり、利用できる人が限られている

おすすめクレジットカード

楽天カード

楽天カード一般アメックス

年会費:無料
ポイント還元率:1%
国際ブランド:VISA/MasterCard/JCB

高いポイント還元率やキャンペーンで人気のクレジットカード。年会費無料で誰にでもおすすめできる。

通常の還元率が1.0%と高還元率な上、SPU(スーパーポイントアッププログラム)というポイントプログラムにより、楽天市場で利用するとポイントが最大3倍となる。※特典進呈には上限や条件があります。

なお、SPUでは、楽天関連サービスを組み合わせることで、楽天市場利用時のポイントが最大14倍まで増加する。

また、最高補償額2,000万円の海外旅行保険が利用付帯している。

楽天カードの公式サイト

JCB CARD W

JCB CARD W

年会費:無料
ポイント還元率:1%
国際ブランド:JCB

JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズでありながら、年会費無料でポイント還元率が通常の2倍というお得なカード。申込はWeb限定・39歳以下限定。

JCBオリジナルシリーズパートナーの店舗ではポイントが2~10倍となり、効率的にポイントを貯めることができる。ポイントの使い道も幅広い。

最高補償額2,000万円の海外旅行保険が利用付帯する。

JCB CARD Wの公式サイト

エポスカード

エポスカード

年会費:無料
ポイント還元率:0.5%
国際ブランド:VISA

年会費無料、インターネットから申し込み、最寄のマルイ店舗でのカード受取にすることで最短即日発行が可能。急いでクレジットカードがほしいときにも助かるカードだ。

ポイント還元率は特別高いわけではないが、マルイで年4回、会員限定の10%割引セールが開催されるほか、優待の対象店舗が10,000店舗以上と非常に多いのが特徴。

また、利用付帯で最高3,000万円補償の海外旅行傷害保険が付帯している。

エポスカードの公式サイト

スマホQR決済

PayPay公式ロゴ
スマホ決済アプリとは、スマートフォンに専用のアプリをインストールして、QRコード・バーコードの読み取りにより決済を行うキャッシュレス決済サービス。お得なキャンペーンで利用者を伸ばしている。

最大の特徴はその決済の手軽さ。カードすら不要でスマホひとつで決済が完了する。

利用開始時に本人確認などはあるが、クレジットカードのような審査はないので利用できる人も多い。利用履歴の確認も簡単だ。

スマホQR決済の利用金額の支払方法はサービスによって異なるが、あらかじめチャージしておいた残高からの支払いや、登録しておいたクレジットカードや銀行口座での支払いなどがある。

利用金額に応じたポイント還元があるスマホQR決済サービスも多い。支払い方法をクレジットカードにすることで、カードのポイントとの二重取りが可能になる。

スマホQR決済のポイントは支払いに使うのが基本だが、提携サービスで利用できる場合もある。

また、加盟店での決済以外に、サービスによっては個人間送金や割り勘も可能。

メリット

  • 利用者も加盟店も導入が簡単
  • 支払方法にいくつかの選択肢がある
  • ポイントが還元されるサービスが多い
  • 個人間送金・割り勘ができるサービスがある
デメリット

  • 日本のサービスは基本的に日本国内でしか使えない
  • スマホの電池切れ、電波の状況が悪いなどで利用できないことがある

おすすめスマホQR決済

PayPay

ソフトバンクとヤフーの合弁会社が運営するスマホQR決済。

ポイント還元があり、PayPayカードもしくはPayPay残高による支払いで還元率0.5~1.5%となる。

PayPayカードで支払いをした場合、基本は1.0%で、前月の利用回数・金額が条件を達成すると+0.5%となる。

また、大型キャンペーンが頻繁に行われているので見逃さないようにしたい。

加盟店での決済以外に「わりかん」機能があり、現金での割り勘の手間を省くことができる。

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LINE Pay

コミュニケーションアプリ「LINE」のウォレットから利用開始できるスマホQR決済。LINEユーザーにとってはなじみやすいサービスかもしれない。

LINEポイントポイントクラブというポイント制度があり、過去6カ月のLINEポイント獲得数に応じてランクが決まり、特典が付与される。

特典の一つとして、LINE Pay決済をVisa LINE Payクレジットカードで支払った際のポイント還元があり、ランクに応じて還元率が1.0~3.0%と変動する。

通常、Visa LINE Payクレジットカード以外の支払方法はポイント還元の対象外となる。

キャンペーンを利用すればさらなるポイントアップも可能。

LINE Pay公式サイト

Visa LINE Payクレジットカード 公式

楽天ペイ

楽天会員情報と紐づいて利用することのできるスマホQR決済。楽天ユーザーにとって使いやすいサービス。

楽天ペイでは利用金額に応じて楽天スーパーポイントが貯まる。還元率はキャンペーンによって変動があるため、キャンペーン情報を参照してほしい。

楽天カードでの支払いでポイントアップがあるほか、楽天カードではチャージも可能。

楽天ペイ公式サイト

電子マネー


電子マネーとは「お金をデータとして使用する」仕組み。基本的には専用の電子マネーカードを発行し、現金をチャージすることで使用可能となる。

クレジットカードでのチャージが可能な電子マネーもあり、オートチャージを利用できるものや、クレジットカード一体型でクレジットカード払いとなる電子マネーもある。

電子マネーカードは誰でも発行することができ、キャッシュレス決済のなかでは一番利用できる人が多い決済方法といえる。カードを端末にかざすだけで決済が完了するので会計がスピーディー。

電子マネーによってはポイント還元のあるサービスもある。クレジットカードでのチャージが可能な電子マネでは、ポイントの二重取りが可能。

メリット

  • 基本的に誰でも利用できる
  • カードを端末にかざすだけで決済が完了する
  • サービスによってはポイント還元がある
デメリット

  • 海外では利用できない
  • 電子マネーによっては使える場所が少ない

おすすめ電子マネー

Suica

首都圏の人にとってはおなじみの、JR東日本が運営する交通系の電子マネー。首都圏のみならず日本全国で利用できる。

全国のJR・私鉄の乗車時に利用できるほか、コンビニや自動販売機、スーパーやレジャー施設などさまざまな店舗・施設で利用できるようになっている。

JRE POINT WEBサイトで登録を行うことで、Suica加盟店でのSuica利用金額に対して0.5%~1%のポイント還元が行われる。

ただし、電車やバスなど交通機関の利用に対してはポイントはつかない。

JRE POINT WEBサイト

ユーザー別おすすめキャッシュレス決済

電子マネーは学生、60代以上でも簡単に使える

電子マネーは本人確認や審査なしで簡単に電子マネーカードを発行でき、スマートフォン不要で現金チャージが可能。

そのため、クレジットカードの申込・審査条件を満たさない人や、スマートフォンをもっていない人でも簡単に利用できる。

Suicaのような交通系電子マネーを想像するとわかりやすいかもしれない。

スマホQR決済は20代、主婦でも気軽に使える

スマホQR決済は、本人確認はあるが審査なしで利用できる。またクレジットカード払いの他にも、銀行口座やATMからのチャージ、ポイント利用などによる支払いが可能だ。

このため、クレジットカードをもっていない人でもスマートフォンさえあれば気軽に利用できる。

スマホQR決済はキャンペーンをうまく活用することで高いポイント還元を受けることができる。

コンビニやドラッグストア、個人店など日常的に利用する店に加盟店が広がっているので、少額利用でもこまめにポイントを貯めていけばまとまった額になるはずだ。

クレジットカードは20代以上の定収のある人におすすめ

クレジットカードは申込に審査があるため、誰でも気軽に利用できるわけではない。

審査の厳しさはカードごとに違うので、比較的審査に通りやすいカードもあるが、基本的に本会員か世帯主がなんらかの仕事をしており、定収入があることは必要だ。

クレジットカードは、ポイント還元があるだけでなく、カードによって旅行保険や提携店舗での優待、そのほかさまざまな特典・サービスが付帯する。

また、ほかのキャッシュレス決済に比べると利用限度額が大きく、さらに分割払いやボーナス払いなどを利用することで大きな買い物にも利用しやすい。

一番のおすすめはクレジットカード

キャッシュレス決済の方法を比較して、ユーザー属性を問わず一番のおすすめを挙げるとすれば、現時点(2019年4月26日時点)ではクレジットカードになる。

国内外問わず多くの加盟店があり、ポイント還元もあり、さらにさまざまな特典・サービスが付帯する。発行に審査は必要だが、それに見合う価値は十分にある。

ただ、クレジットカードに加えてスマホQR決済も利用することで、ポイントの二重取りにより最も効率的にポイントを貯めることができる。

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執筆・編集

オトクレニュース編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

また、クレジットカードに関する情報収集のため、クレジットカード発行会社への取材・インタビューなども積極的に行い、生きた情報をお届けしています。

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