SBI証券との提携により、2020年6月17日に投資信託などのファイナンシャルサービスの提供を開始した高島屋。
改めて、高島屋で使えるキャッシュレス決済の種類などが気になった人も多いのではないだろうか。
そこで本記事では、クレジットカードやスマホ決済、電子マネーを中心に、高島屋で利用できるキャッシュレス決済を解説する。
決済の種類ごとに貯まるポイントや、おすすめのクレジットカードなども紹介しているので、気になる人は参考にしてほしい。
高島屋で使えるクレジットカード
高島屋は、次の国際ブランドのクレジットカードに対応している。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメックス
- ダイナースクラブ
- ディスカバー
- 銀聯
五大国際ブランドに加え、ディスカバーや銀聯にも対応しているので、手持ちのクレジットカードが使えないということはまずないだろう。
タカシマヤクレジットカードならお得
タカシマヤでは、タカシマヤやタカシマヤグループで高還元率となるタカシマヤクレジットカードを発行している。
通常のポイント還元率は0.5%だが、タカシマヤでは一般カードが8%、ゴールドカードなら最大10%になる。高島屋グループの専門店などでも1~3%とお得に利用できる。
- タカシマヤカード(一般):タカシマヤ各店での利用で8%還元
- タカシマヤカード(ゴールド):タカシマヤ各店での利用で8%または10%還元(10%は年間で税別100万円以上の利用が条件)
高島屋での利用に特化しているので、普段から高島屋を利用する機会が多い人は、効率的にポイントを貯めることが可能だ。
高島屋で使えるスマホ決済
高島屋が対応しているスマホ決済は下記の通り。
- PayPay
- LINE Pay
- 楽天ペイ
- d払い
- au PAY
- メルペイ
- J-Coin Pay
- Alipay
- WeChat Pay
メジャーなスマホ決済を始め、J-Coin PayやAlipay、WeChat Payなど幅広いサービスに対応しているのが特徴。
J-Coin Payは、みずほ銀行が提供する銀行口座直結のスマホ決済サービスで、みずほ銀行の他、全国の多くの地方銀行で利用できる。
Alipay、WeChat Payは中国で主流のスマホ決済で、訪日中国人客の利用ニーズが高い。
スマホ決済は、クレジットカードやキャンペーンなどをうまく活用することで、ポイント還元率アップやポイント二重取りなどお得度が増すので、積極的に活用していきたい。
利用可能な電子マネー
高島屋では、食料品フロア(一部除外品、除外売場あり)で各種電子マネー、Apple Pay、Google Payの利用が可能。
対応しているサービスは下記の通り。
- Suica
- PASMO
- PiTaPa
- 楽天Edy
- iD
- QUIC Pay
- Apple Pay
- Google Pay
JR西日本のICOCAや西鉄のnimocaには対応していないので、関西や九州では注意しよう。
しかし、多くのユーザーを抱えるSuicaを導入している点は、消費者的にはかなり魅力的だ。
高島屋で貯まるポイント
高島屋では、高島屋独自のタカシマヤポイントの他に、2種類のポイントを貯めて、使うことができる。
それがdポイントとPontaポイントだ。
dポイント
dポイントとは、ドコモ関連のポイントでd払いなどの利用でも貯めることができる。
dポイントクラブという関連サービスはもちろん、無印良品ネットストアや高島屋オンラインストアなど、使い道に困る心配はない。
Pontaポイント
Pontaポイントは、コンビニチェーンのローソンが展開するポイント制度。
ライフやローソンなどで利用できるので、日常的な買い物にポイントを活用したい人におすすめだ。
SBI証券とも提携、金融事業での収益化を狙う
2020年6月17日より、高島屋では投資信託といったファイナンシャルサービスの提供を開始している。
SBI証券と提携することで実現したサービスで、金融事業での収益化が狙いだ。
日本橋高島屋S.C.本館8階には専用カウンターを設置しており、アドバイザーによる資産形成の相談などが可能。
高島屋が今まで築いてきた信頼を武器に、若年層の獲得も視野に入れている。
金融業界自体はすでにレッドオーシャンだが、百貨店という立場を活かしながら、ユーザーに寄り添ったサービスを提供することで差別化を図る予定だ。