セブンカード・プラスはセブンイレブンやセブン&アイ系列の店舗で200円(税込)利用につき2ポイントが貯まり、還元率1.0%となる。
200円未満の利用ではポイントが貯まらないが、セブンイレブンなどコンビニでは少額の利用も多く、ポイントが貯まらないこともあり得る。
そこで本記事では、実際にセブンカード・プラスを使ってみた場合、還元率がどうなるのかを試してみることにした。
今回はセブンカード・プラスに25,000円をチャージし、約1ヶ月使ってみて実際の還元率を検証した。
目次
セブンカード・プラスの特徴
セブンカード・プラスは、セブンイレブン、デニーズ、イトーヨーカドーなどのセブン&アイホールディングス系列において200円(税込)利用につき2ポイントが貯まり、還元率1.0%となる。
1.0%ということは1,000円使った場合10円相当のポイントが得られるという計算である。一見小額に思えるが、長く使っていくとすぐに1,000円分くらいのポイントを貯まる。
一般的なクレジットカード(例えば三井住友カード)などの還元率は0.5%なので、セブンカード・プラスはこの2倍の還元率が得られるということになる。
セブンカード・プラスで貯まるポイントはnanacoポイントなので、貯まったポイントはそのまま買い物に利用することが出来るのもうれしいメリットだ。
ポイント還元の仕組み
セブンカード・プラスで1.0%還元を得るには二つの方法がある。
1.nanacoにクレジットカードからチャージし、チャージしたnanacoカードで支払う
nanacoへのチャージは200円ごとに1ポイントのポイントを貯めること出来る。
さらにnanacoで支払をすると200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まる。
合計すると200円につき2nanacoポイントが貯まる計算になる。
2.クレジットカードとしてそのまま支払う
直接のクレジットカード支払いでも、200円(税込)につき2nanacoポイントが貯まる。
セブンカード・プラスはセブンイレブンなら1万円以下、イトーヨーカドーなら3万円以下まではサインなしで簡単に決済することができる。
使ったお店、買った商品
今回セブンカード・プラスを使った店舗はセブンイレブン、デニーズの2つの店舗でのみ利用した。
筆者の済むエリアではイトーヨーカドーやSOGOなど他の店舗が近くに存在しなかったためだ。
セブンイレブンで主に購入したもの
コーヒー、サンドイッチ、おにぎり、弁当、スイーツ、ジュース、ビール、雑誌、お菓子
使ってみると分かるが、98円や68円など100円に満たない端数が結構出てくるのでポイントがうまく貯まるか不安だった。
デニーズで主に注文したもの
モーニングセットやご飯とメインディッシュがセットになったもの
実際の還元率の計算
さて、セブンカードを25000円チャージして、1か月生活した結果貯まったポイントは
実際に貯まったnanacoポイントは231ポイント
クレジットカードのポイントは125ポイント
合計が356ポイントだった。つまり還元率は1.42%となった。
※記事執筆当時は、nanaco払い100円(税抜)につき1ポイントが貯まっていたが、2019年7月1日より200円(税抜)につき1ポイントとなった。
実際に使ってみて分かったこと
ポイントは税抜の価格に付与される
これは使ってみてはじめて実感があったのだが、nanaco利用のポイントは税抜価格に対して付与される。
つまり支払いが「600円(税込)」だった場合、一見3ポイントが付与されるように見えるが、税抜価格は600円未満となるため、実際に付与されるのは2ポイントだ。
ポイントを貯めるときは、ぎりぎりポイントが貯まらないということがないよう注意したい。
特定商品の購入で付与されるポイントが大きい
これは特にセブンイレブンで言えることだが、セブンイレブンでは特定の商品を購入することでnanacoポイントがプラスで付与されるキャンペーンを不定期で行っている。
無理に指定の商品を購入しなくても、普段購入する商品にもボーナスポイントが設定されており、キャンペーンポイントが付与されることが多かった。
お茶を買いたいときに、特にこだわりがなければ、ポイント付与キャンペーンがついているお茶を選ぶことが多くなる。
還元率を大きく押し上げた要因は、このボーナスポイントであるといってもいいだろう。
セブンカード・プラス詳細ページ
セブンカード・プラス公式サイト