セゾンカードデジタルとセゾンパール・アメックスデジタルの違いを比較【プロの目線】

2020年11月にクレディセゾンから登場したセゾンカードデジタルについて、編集長でもある池田がプロの目線でデジタルカードの特徴を比較していきたい。

新クレディセゾンカードがアプリで発行可能に

2020年11月にクレディセゾンから、クレジットカードをアプリに発行するセゾンカードデジタルが登場した。

従来のクレジットカードとの違い

従来のクレジットカードほうに、審査後カードが到着するのを待つのとは異なり、審査後アプリで先に「セゾンPortal」アプリ上でデジタルカードが発行され、物理カードがあとから到着するという、ユーザーにとって利便性の高いカードになっている。

まずは従来のクレディセゾンカードとデジタルカードの違いを比較してみよう。

即日発行可能ですぐに使える

特に注目したいのが、最短5分でカードが使えるようになるという点。従来まで物理カードが届くまで1週間程度を要していたが、審査通過後すぐにアプリで番号が発券されるため、最短で5分で利用可能になると謳っている。

なお最短5分で発行できるのは、既存のクレディセゾン会員となっており、非会員の場合は入力する情報が多くなるため、さらに時間がかかる。

カードは完全ナンバーレス

今回登場した2券種の物理カードは、共にカード番号が表面に印字されていないカード自体にカード番号、有効期限、セキュリティコードといった番号が表裏ともに表示されていない。

公式サイトによれば、国内初ということだ。

還元率は最大2%

今回デジタルカードとして発券されるセゾンパール・アメリカン・エキスプレスデジタルは、QUICPayでの支払いに限り、2%の還元率が得られる。

年会費実質無料レベルで2%還元が得られるのは非常に大きな魅力といえそうだ。

デジタルカード2券種の違い

今回発券されるデジタルカードは以下の2券種。

・SAISON CARD DIGITAL（セゾンカードデジタル）
・SAISON PEARL AMERICAN EXPRESS ®CARD Digital（セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードデジタル）

この2券種についてさらに詳しく見ていく。

特に大きな違いとしてはやはりセゾンパール・アメリカン・エキスプレスデジタルがQUICPayで最大2%還元が得られる点。特にこだわりが無ければセゾンパール・アメリカン・エキスプレスの発行がおすすめ。

アメックス＋JCB＋QUICPay加盟店で利用可能

国際ブランドアメリカン・エキスプレスという点で、利用可能店舗は大丈夫か心配になるかもしれないが、国内では国際ブランドJCBと相互連携している関係で、日常的な利用で困ることはない。さらにApple Payを利用することでQUICPay＋加盟店でも利用可能であることを考えれば、利用可能範囲はかなり広い。

3%還元といえば、Visa LINE Payカードが2021年4月30日までの期間限定で3%還元となっているが、その後に使いたいクレジットカードとして、最有力のクレジットカードと言えそうだ。

SAISON PEARL AMERICAN EXPRESS ®CARD Digital公式サイト

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