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teppayが本日開始、NewDays5%OFFやビックカメラ4%上乗せ

モバイルSuicaのアプリで使えるコード決済「teppay」が、2026年10月20日にサービスを開始した。基本の還元率に加え、今日から始まるNewDaysのキャンペーン、11月4日から始まるビックカメラの上乗せ、12月25日の判定から変わるJRE BANKの特典まで、時系列で何がいつ得になるのかを整理する。

teppayの基本還元は残高払い0.5%、ビューカード連携払い1%

JR東日本は10月20日、teppayのサービス開始を発表した。teppayはモバイルSuicaのアプリ内で使えるコード決済で、Suicaの上限額である2万円を超える買い物や、家族や友人とのteppay残高の受け渡しができる。11月2日からは新しいテレビCMの放映も始まる。

サービスの概要や残高の上限、送金機能、11月4日から始まる20%還元キャンペーンの詳細は、10月7日の記事で解説している。

まず押さえておきたいのは、キャンペーンを除いた普段の還元率だ。teppay残高で支払うと支払い金額の0.5%分のteppayポイントが、ビューカードを連携して支払うと1%分のJRE POINTがつく。ビューカードを持っている人は、事前にチャージしなくても連携払いで支払え、還元率も残高払いの2倍になる計算だ。

支払い方法 付与されるポイント 還元率
teppay残高払い teppayポイント 0.5%
ビューカード連携払い JRE POINT 1%

ただし、リリースには「ポイント付与のない利用箇所もある」と注記されており、すべての支払いで上記の還元率が適用されるわけではない。teppay残高はモバイルSuicaへのチャージや、定期券・グリーン券・おトクなきっぷの購入にも使えるが、どの利用が付与対象かはリリースに明記されていない。

JCBのSmart Code加盟店170万か所以上でも使える

JCBは同日、teppayがJCBのコード決済スキーム「Smart Code」の加盟店で使えるようになったと発表した。Smart Codeマークのある場所は170万か所以上(2026年3月末時点)にのぼる。teppayはJR東日本グループの商業施設やteppayマークのある店に加え、このSmart Codeマークのある店でも使える。駅の外の店でも使える場面が開始初日から一定数確保されているということだ。

ネットの支払いは「teppay JCB プリカ」で

アプリ内で発行できるJCBブランドのバーチャルプリペイドカード「teppay JCB プリカ」も同日から発行が始まった。teppay残高を使って、タクシーや飲食店のモバイルオーダーなど、国内のJCBオンライン加盟店で支払える。お店でコードを見せる以外の場面にもteppay残高の使い道が広がる形だ。なお、11月4日からの20%還元キャンペーンはteppay JCB プリカでの決済が対象外となっている。

今日から使えるキャンペーンと、11月以降に始まるキャンペーン

teppayの開始に合わせ、JR東日本グループ各社でキャンペーンや特典が順次始まる。始まる時期がそれぞれ違うため、まずはスケジュールを一覧にした。

時期 内容
10月20日~11月30日 teppay×NewDays おトクパス(総額5,000円以上の利用で5%OFFクーポン)
11月4日~12月25日 ビックカメラ×teppay 最大15%還元キャンペーン(キャンペーン分は4%)
11月4日~12月25日 みんなでteppay!20%ポイント還元
12月25日の判定から JRE BANK優待割引券(4割引)の判定条件にteppay利用を追加

今日から:NewDaysで総額5,000円使うと5%OFFクーポン

開始当日の10月20日から始まったのが「teppay×NewDays おトクパス」だ。11月30日までにNewDaysでteppayを使って合計5,000円(税込)以上買い物をすると、2027年1月15日から3月31日まで何度でも使える「NewDays 5%OFFクーポン」がもれなくもらえる。

1回5,000円ではなく、期間中の総額で判定

この条件は1回の会計ではなく、期間中の「お買い上げ総額」で判定される。たとえば500円の買い物を10回すれば5,000円に届く。駅のNewDaysで飲み物や軽食を買う習慣がある人なら、約6週間の期間中に無理なく達成できる金額だろう。teppay残高払いとビューカード連携払いのどちらでも対象になる。

もらえるクーポンは1回きりの割引ではなく、有効期間中に何度でも使える点が大きい。クーポン期間中にNewDaysで合計1万円使えば500円分の割引になる計算で、利用頻度が高いほど価値が増す。

クーポンの利用はNewDaysアプリとコード入力が必要

クーポンを使うにはNewDaysアプリのダウンロードが必要だ。さらに、2026年12月中旬ごろから2027年1月6日までの期間に、アプリへクーポンコードを入力しなければならない。条件を満たしても、この入力期間を逃すとクーポンを使えないため、年末年始に忘れないよう注意したい。

また、5%OFFクーポンはすべての商品に使えるわけではない。たばこ、雑誌・書籍・新聞、郵券類、Suicaカード、チケット類、プリペイドカード、公共料金などの収納代行、Suicaチャージ、カプセルトイ、レジ袋などは対象外となる。たばこや雑誌をよく買う人は、割引の恩恵が想定より小さくなる可能性がある。

11月4日から:ビックカメラで1会計2万円以上なら4%上乗せ

11月4日から12月25日までは「ビックカメラ×teppay 最大15%還元キャンペーン」が実施される。teppayに「ビックカメラSuicaカード」を連携し、ビックカメラで1会計20,000円(税込)以上の買い物をすると、ビックポイントが最大4%上乗せされる。

「最大15%」のうち、キャンペーンで増えるのは4%

キャンペーン名は「最大15%還元」だが、15%すべてがキャンペーンによるものではない。リリースに掲載された内訳を書き起こすと次のとおりで、通常付与分や利用特典、アプリ提示特典などの普段から受けられる還元が11%分を占める。

内訳 付与率 付与ポイント
通常付与分 8% ビックポイント
通常の利用特典 0.5% JRE POINT
通常の利用特典 0.5% ビックポイント
通常のアプリ提示特典 2% ビックポイント(アプリ提示で付与)
キャンペーン付与分 4% ビックポイント
合計 15%

つまり、このキャンペーンで新たに得られるのは4%分だ。アプリ提示による2%もアプリを提示しなければ付かないため、15%を受け取るにはビックカメラのアプリを提示することも前提になる。

条件はビックカメラSuicaカードの連携、上限は5,000ポイント

条件はteppayに「ビックカメラSuicaカード」を連携していることとされている。teppayに別のビューカードを連携している人は、カードの連携状況を確認しておきたい。

キャンペーン分の付与は1人5,000ポイントまでで、4%で計算すると対象の買い物が合計125,000円に達したところで上限に届く。一部対象外の店舗・商品があるほか、ポイント付与が上限に達した場合は期間中でも予告なく早期終了することがある。年末商戦に合わせて大きな買い物を予定しているなら、終了時期にも注意しておきたい。

20%還元と合わせた「最大35%」は3種類のポイントの合算

リリースでは、同時期に実施される「みんなでteppay!20%ポイント還元」と合わせると最大35%分のポイントになるとしている。ただし、この35%はビックポイント、JRE POINT、teppayポイントという種類の異なるポイントを足し合わせた数字だ。1つのポイントに35%分がまとめて付くわけではなく、それぞれ使える場所や有効期限が異なる。

また、20%還元キャンペーンは1人5,000ポイントが上限で、対象となる支払い25,000円分で上限に届く。キャンペーンの対象となった場合でも、20%分がフルに乗るのは合計25,000円までの買い物で、たとえば10万円の家電を買っても20%分は5,000ポイント(購入額の5%相当)にとどまる。高額な買い物ほど、合算した還元率は35%から遠ざかる点は理解しておきたい。

11月4日から:みんなでteppay!20%ポイント還元

ビックカメラに限らず、11月4日から12月25日までは対象店舗でteppayを使うと利用金額の20%がteppayポイントで還元される。押さえておきたいのは、事前エントリーが必要なこと、11月4日開始であること、上限が1人5,000ポイントであることの3点だ。詳しい条件は前述の10月7日の記事を参照してほしい。

12月25日判定から:JRE BANKの4割引券にteppay利用が条件追加

ビューカードが楽天銀行の銀行代理業者として提供する「JRE BANK」でも、teppayに関わる特典が加わる。

teppayへの累計5,000円チャージで4割引券を1枚

JRE BANKの「JR東日本プログラム特典」では、条件を満たすと「JRE BANK優待割引券(4割引)」がもらえる。2026年12月25日の判定日から、この判定条件にteppayの利用が追加される。

具体的には、資産残高などの条件に応じて、JRE BANK口座からteppayへの累計5,000円以上のチャージによる口座引落があると、4割引券が1枚進呈される。これまでのビューカードの引落や給与受取といった条件に加えて、teppayの利用でも割引券を受け取れるようになるということだ。判定は6月と12月の各25日終了時点で行われ、割引券の有効期限は進呈月を含む6か月後の末日まで。定期券・回数券・Suicaは割引の対象外となる。

若年層の特例は0~24歳に拡大

判定条件を満たさない場合でも受け取れる若年層向けの特例について、対象年齢がこれまでの16~24歳から0~24歳に広がる。JRE BANKの特典ページによると、特例では資産残高20万円以上で割引券が1枚、これに加えてteppayへの累計3,000円以上のチャージによる口座引落があると2枚もらえる。2026年12月25日の初回判定に限り、teppayのチャージ条件は累計1,000円以上に引き下げられている。

対象年齢の下限がなくなったことで、子ども名義の口座でも条件を満たせば割引券を受け取れるようになる。初回判定に限ってはteppayへの累計1,000円のチャージで2枚目の条件を満たせるため、資産残高20万円の条件さえ満たしていればハードルはかなり低い。

JRE BANKからのチャージでJRE POINT 1~3ポイント

JRE BANK口座からteppayへ残高をチャージすると、JRE BANKプラスのステージに応じてJRE POINTが1~3ポイント付与される。teppayのチャージ元は金融機関口座やビューカード、現金などから選べるが、JRE BANKを使っている人にとっては同行口座からチャージする理由の1つになる。

使い始める前に知っておきたいSuicaとの違い

teppayはモバイルSuicaのアプリで使えるが、Suicaと同じ感覚で使うと戸惑う場面がある。

1つ目は、使える店が違う点だ。Suicaなどの交通系電子マネーが使える店と、teppayが使える店は異なる。いつもSuicaで払っている店でも、teppayのコード決済に対応しているとは限らず、teppayマークまたはSmart Codeマークがあるかを確認する必要がある。

2つ目は、teppay残高のままでは電車に乗れない点だ。乗車に使うには、teppay残高からモバイルSuicaへのチャージが必要になる。

3つ目は、すべての利用でポイントが付くわけではない点だ。ポイント付与のない利用箇所があり、キャンペーンにもそれぞれ対象外の店舗や商品、支払い方法が設定されている。

今すぐ動くべき人、11月まで待ってよい人

駅のNewDaysをよく使う人は、今日から11月30日までの利用が来年のクーポンにつながるため、開始直後から使い始める意味がある。総額5,000円という条件は、日常の小さな買い物の積み重ねでも十分に届く水準だ。

ビックカメラで家電の買い替えを考えている人は、11月4日以降に買い物を回すとキャンペーン分の4%を上乗せできる。ただし、ビックカメラSuicaカードを持っていて、それをteppayに連携していることが前提になる。上限や早期終了の可能性があるため、上限まで使う予定があるなら12月下旬まで待たない方がよいだろう。

JRE BANKの利用者は、12月25日の判定に向けてteppayへの累計5,000円以上のチャージを済ませておくと、4割引券を受け取れる可能性が広がる。0~24歳の家族がいる家庭なら、初回判定は累計1,000円のチャージで足りる。

一方で、普段の還元率はteppay残高払いで0.5%、ビューカード連携払いで1%と、キャンペーンを除けば特別に高いわけではない。キャンペーン期間が終わった後も使い続けるかどうかは、普段使う店がteppayに対応しているか、ビューカードを持っているかで判断するのが現実的だ。

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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