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PayPayスクラッチくじ、コーナンと松屋ネット注文で最大全額戻る

PayPayは2026年10月1日から、コーナングループと松屋のオンライン注文サービスを対象にした2つの「PayPayスクラッチくじ」を同時に実施する。特典の等級は同じだが、条件は最低決済額、期間、対象決済、当選確率の示し方で大きく異なるため、違いを押さえてから使い分けたい。

2つのPayPayスクラッチくじの条件を比較

どちらも1等は決済金額の100%、2等は5%、3等は0.5%のPayPayポイントが戻る仕組みで、付与上限も1回・期間合計ともに100,000ポイントと共通している。一方で、くじを引くための最低決済額と期間、当選確率の開示の仕方がまったく違う。まずは主要な条件を並べて確認しておきたい。

項目 コーナングループ 松弁ネット・松弁デリバリー・松屋モバイルオーダー
期間 2026年10月1日(木)0:00〜10月14日(水)23:59(2週間) 2026年10月1日(木)0:00〜10月31日(土)23:59(1か月)
最低決済額 1回3,000円(税込)以上 800円(税込)以上
対象決済
  • PayPay残高
  • PayPayポイント
  • PayPayクレジット
  • PayPayデビット
  • PayPay残高
  • PayPayポイント
  • PayPayクレジット
当選確率 具体的な数値の記載なし(1等〜3等は同率ではなく、1等ほど低く設定) 2回に1回の確率で1等〜3等のいずれかに当選
特典
  • 1等:決済金額の100%
  • 2等:決済金額の5%
  • 3等:決済金額の0.5%
  • 1等:最大で決済金額の100%
  • 2等:最大5%
  • 3等:最大0.5%
付与上限 1回・期間合計ともに100,000ポイント 1回・期間合計ともに100,000ポイント

最低決済額は3,000円と800円で約4倍の差

最も大きな違いは、くじに参加するためのハードルだ。コーナンは1回3,000円以上の支払いが必要で、ホームセンターでのまとめ買いや工具・園芸用品などの購入が前提になる。松屋のオンライン注文は800円以上で対象になるため、弁当1〜2食分の注文でも条件を満たせる可能性がある。

3等の0.5%で換算すると、3,000円の支払いなら15ポイント、800円なら4ポイントとなり、下位等級の還元はどちらもわずかだ。2等の5%でも3,000円で150ポイント、800円で40ポイントにとどまる。実質的な狙いは1等の全額還元であり、その意味では「くじを引ける回数を増やしやすいかどうか」が使い分けのポイントになる。

期間はコーナン2週間、松屋1か月

コーナンのくじは10月14日(水)で終了し、期間は2週間しかない。松屋のネット注文は10月31日(土)まで1か月続く。コーナンでの買い物予定があるなら、前半の2週間に寄せて計画しておく必要がある。

当選確率を明示しているのは松屋のみ

松屋のくじは「2回に1回の確率で1等〜3等のいずれかに当選」と、何らかの等級に当たる確率が示されている。ただし、必ず2回に1回当たるわけではないとの注記があり、1等〜3等の確率もそれぞれ異なる。コーナンのくじは、1等から3等の当選確率が同率ではなく1等ほど低いことが示されているのみで、はずれを含めた当選確率の数値は公表されていない。どちらも1等の当選確率そのものは示されておらず、全額還元に当たるかどうかは運次第である点は共通している。

コーナングループのくじは7ブランドの店舗が対象

コーナン商事が主催するくじで、対象店舗はコーナン、コーナンPRO、コーナンストック、キャンプデポ、gardens umekita、ビーバートザン、ビーバープロの7ブランドだ。一般向けのホームセンターだけでなく、プロ向け店舗やアウトドア用品のキャンプデポも含まれるため、DIYやキャンプ用品の購入予定がある人にとっては対象になりやすい。

対象決済はPayPay残高、PayPayポイント、PayPayクレジット、PayPayデビットの4種類で、PayPayデビットも対象に含まれる点は松屋のくじとの違いだ。一方、PayPay商品券や他社カード利用券、PayPayクレジット以外のクレジットカードでの支払いは対象外となる。PayPayカードをPayPayアプリに登録して支払う場合も、PayPayクレジットとして利用しなければ対象にならない。

松屋のくじはネット注文・デリバリー限定

松屋のくじの対象は、松弁ネット(松弁ネットミニアプリを含む)、松弁デリバリー、松屋モバイルオーダーの3サービスだ。店頭でのPayPay払いは対象外となり、オンラインで注文・決済する経路のみがくじの対象になる。普段から店頭でPayPay払いをしている人は、注文方法をモバイルオーダーなどに切り替える必要がある。

対象決済はPayPay残高、PayPayポイント、PayPayクレジットの3種類で、キャンペーンページの対象決済にPayPayデビットは挙げられていない。デビットで支払っている人は、残高払いかPayPayクレジットに切り替えることを検討したい。PayPayカードで支払う場合も、PayPayクレジット以外は対象外となる。

ポイントの付与時期と使える範囲に注意

当選したポイントは、原則としてくじの対象となる支払い(またはくじを削った日)の翌日から起算して30日後に付与される。すぐに使えるわけではなく、付与は11月以降になる点を踏まえておきたい。

また、付与されるPayPayポイントは出金・譲渡ができず、利用先はPayPayとPayPayカードの公式ストアに限られる。1等で全額相当が戻っても現金と同じように扱えるわけではないため、次のPayPay払いに充てる前提で考えるのが現実的だ。付与上限は1回あたり・期間合計ともに100,000ポイントなので、高額な買い物で1等に当選した場合も10万ポイントを超える分は戻らない。

くじを引く回数を増やしたいなら松屋、まとまった買い物ならコーナン

2つのくじは特典の等級こそ同じだが、性格は大きく異なる。松屋のオンライン注文は800円以上という低いハードルと1か月の期間があり、2回に1回は何らかの等級に当たることが明示されている。昼食や夕食を松弁ネットや松屋モバイルオーダーで注文する習慣がある人なら、日常の食事の延長で複数回くじを引けるだろう。ただし、1回の決済額が小さいため、1等に当選しても戻る金額は数百円から千円程度にとどまりやすい。

コーナンは3,000円以上という条件と2週間の短い期間があり、当選確率の数値も示されていない。その代わり、決済額が大きくなりやすいホームセンターでの買い物は、1等に当選した場合の戻り額が大きい。家電や工具、キャンプ用品など、もともと購入を予定していた高額品をこの2週間に合わせて買うと、くじの恩恵を受けやすくなる。

いずれのくじも、くじのために不要な買い物や注文を増やすと、はずれや下位等級だった場合に支出だけが増える。もともと予定していた買い物や食事の支払いを、対象の決済方法と注文経路に寄せる使い方がよいだろう。

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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