2021年5月6日より、東京都税の支払い方法に5種類のスマホ決済が追加される。
従来はPayPayとLINE Payのみ対応していたが、今後は7種類のスマホ決済から好きなサービスを選ぶことが可能だ。
本記事では、どのスマホ決済で東京都税を支払うと最もお得かを解説。ぜひ参考にしてほしい。
東京都税のスマホ決済支払い
東京都税の一部は、スマホ決済での支払いに対応している。
具体的な支払い方法はスマホ決済ごとに異なるが、基本的には納付書をスマホで読み取る仕組みだ。
ここでは、東京都税の支払いに利用可能なスマホ決済を掘り下げていく。
対象のスマホ決済
東京都税の支払いに利用可能なスマホ決済は以下の通り。
- PayPay
- LINE Pay
また、2021年5月6日からは、以下のスマホ決済も利用できるようになる。
- au PAY
- d払い
- J-Coin Pay
- PayB
- モバイルレジ
合計7種類のスマホ決済をカバーし、決済手数料も必要ない。
対象の税金
スマホ決済の対象となる東京都税は以下の通り。
- 自動車税種別割
- 固定資産税・都市計画税(土地・家屋)(23区)
- 固定資産税(償却資産)(23区)
- 不動産取得税
- 個人事業税 など
また、法人都民税・法人事業税等の申告税目に関しては、申告書を提出した後、都税事務所等で発行された納付書(バーコード付き)が必要になる。
申告時の納付書では、スマホ決済での支払いに対応していないので要注意だ。
支払い上限
スマホ決済で東京都税を支払う場合、納付書1枚当たりの上限金額が決まっている。
基本的には30万円で、au PAYのみ25万円なので覚えてこう。
おすすめの支払い方法は?
ここでは、東京都税の支払い方法でポイントの高還元を目指す方法を解説する。
PayPayは0.5〜1.5%
PayPayで東京都税を支払った場合、ポイント還元率は0.5%~1.5%になる。以下のように、前月の決済回数・利用金額によって還元率が変わる。
- 基本ポイント還元率:0.5%
- 前月の決済回数(100円以上)が50回以上:+0.5%
- 前月利用金額が10万円以上:+0.5%
ポイントの付与上限に関しては、1か月間で15,000ポイント。支払いに際して手数料は必要ない。
LINE Payは最大1.0%
LINE Payを利用する場合、チャージ&ペイ利用で0.5%のポイント還元となる。
また、LINEクレカの還元率は1.0%。ただし、ポイント還元対象は支払い金額5万円分までなので要注意。
請求書の支払いに際して、手数料は必要ない。
d払いはポイント還元なし
d払いも東京都税の支払いに対応しているが、ポイント還元対象外。
ポイント還元を狙う場合、他のスマホ決済をおすすめする。
au PAYはクレカチャージで2重取りが可能
au Payで東京都税を支払った場合、200円につき1ポイント(0.5%)還元される。
また、au PAYはクレカチャージによるポイント2重取りが可能。
au PAYゴールドカードでチャージすれば1.0%の特典がある。
au PAY支払い時のポイント還元率と合わせると、1.5%還元となる。
請求書の支払いに際して、手数料は必要ない。
まとめ
本記事では、東京都税とスマホ決済にまつわる情報について解説した。
結論、東京都税をスマホ決済で支払う場合、最もおすすめなのはau PAY。
au PAYゴールドカードと組み合わせるだけで、最大1.5%のポイント還元率を実現できる。
また、スマホ決済にこだわらないのであれば、常時1.0%還元のLINEクレカもおすすめだ。
最終更新日:2023/06/23