第2弾100億円キャンペーンで話題のバーコード決済アプリ「PayPay」において、2019年2月25日よりモバイルTカードの表示が可能になった。
従来モバイルTカードは「Tポイント」アプリを別途開く必要があったが、これからは「PayPay」アプリを起動するだけでポイントを貯めることができる。
「PayPay」アプリでモバイルTカードを利用する方法は下記の通り。
- 「PayPay」アプリを起動しPayPayに登録する
- Yahoo!Japan IDと連携する
- 「PayPay」アプリの「お支払い方法の管理」→「モバイルカードTカードを表示する」を選択する
- モバイルカードTカードの表示を有効にする
連携行は手軽に完了するので、モバイルTカードとPayPayを利用しているユーザーは利用しない手はない。
モバイルTカードとは?
「Tポイント」アプリをダウンロードすることで、スマートフォンがTカードとして機能するアプリサービスのこと。
会計時にスマホのバーコード画面を開き、レジで読み込んでもらうと利用金額に応じたポイントが貯まる。
一般的なTカードと比較した際の特徴やメリットは下記の通りだ。
【特徴】
Tカード・・・カードタイプで、機能はポイントを貯めて使うこと
モバイルTカード・・・アプリタイプで、ポイントを貯める他におサイフケータイ機能も利用可能(Androidなどおサイフケータイ搭載端末のみ)
【メリット】
Tカード・・・財布からカードを取り出すだけなので仕組みがシンプル
モバイルTカード・・・カードを持つ必要がなく、貯まったポイントをすぐに確認できる
一般的なカードタイプのTカードは、仕組みがシンプルでスマホがなくても利用することができる。
しかし、何ポイント貯まっているかを確認するためには、「Tポイント」アプリのダウンロードが必要。
それならば「Tポイント」アプリとTカードの機能を合体させたモバイルTカードの方がおすすめだ。
ファミマでの使い勝手が向上
モバイルTカードが「PayPay」アプリ内で表示できるようになったので、Tポイントが貯められるPayPay加盟店での使い勝手が良くなった。その中でもファミリーマートは最も恩恵を受ける店舗の1つ。
また会計時にPayPay決済を選択すれば、わざわざ「Tポイント」アプリを起動する必要がなくなったので、レジでの会計がシンプルかつスムーズになるだろう。
落語会でもPayPayが利用可能に!
今回のモバイルTカードの表示や先日発表された松屋での導入に続き、落語会でもPayPayを利用した支払いが可能になった。
導入を決定した落語家「林家木りん」さん(林家木久扇のお弟子)はその意図をインタビューで、「落語という伝統文化の中に新しい風を吹き込めたらなぁー、と思いまして」と回答している。
インタビューを行ったPayPayサイドも、林家木りんさんの「チケット予約時のPayPay決済」や「PayPay」投げ銭というアイデアに関して前向きな姿勢を見せていた。
このようにPayPayのようなバーコード・スマホ決済アプリの波が、落語という歴史ある文化と融合する段階まで来ている。
その中でもPayPayは先導者的な立ち位置で、これからもユーザーの利便性はもちろん、今までは思いつきもしなかったジャンルに進出していくだろう。
さらに過熱さを増していくキャッシュレス化ブームを肌で感じるためにも、今のうちにPayPayに触れておくことをおすすめする。
最終更新日:2021/09/15