2月7日、三菱UFJニコスはDCカード会員向けに「Apple Pay」のサービス対応を開始した。
これにより、Apple Payアプリ上でDCカードを登録することで、スマホ決済が利用できるよになった。
2016年には同社の「MUFGカード」が先駆けてApple Payに対応しており(アメリカン・エキスプレス・カード、JCB、銀聯(ぎんれん)を除く)、「NICOSカード」についてはサービス提供の準備が整い次第改めて発表するとしている。
「Apple Pay」は、iPhoneで使えるスマホ決済サービスだ。
「iD」「QUICPay」「Suica」の3つの電子マネーに対応しており、これらを一台のiPhoneでまとめて利用できる。
手元にある電子マネーカードやクレジットカードをApple Payに登録することで、簡単に利用可能だ。
DCカードはApple Pay上では「QUICPay」に紐付けされ、利用可能となる。
iPhone(Appple Pay)による「スマホ決済」が可能に
これまで、DCカードは「楽天Edy」「モバイルSuica」「nanaco」などの「おサイフケータイ」対応のAndroid端末とICカード式の電子マネー「nanaco」「SMART ICOCA」のみに対応していた。
よって、iPhoneでApple Payを頻繁に利用するユーザーにとって、DCカードの使い勝手はいまひとつ物足りない状況だったと言える。
今回「Apple Pay」に対応したことによって、DCカードはAndroid系のスマホ端末とiOS系つのスマホ端末両方のユーザーのスマホ決済をカバーできるカードとなった。
さらに、本来はQUICPayが搭載されていないDCカードでもQUICPayによる決済が可能になるのも大きなメリットと言える。
他社カードのApple Pay対応状況
現在Apple Payは三井住友カード、セゾンカードなどをはじめ、さまざまなクレジットカードが対応しており、今後はさらに各社が対応を強化していくと推測される。
対応していないクレジットカードは「ダイナースカード」「JAL JCBとJAL Suicaカードを除いたJALカード」「UCカード」「NICOSカード」など一部のみ。
DCカードをお得に使う
DCカードでApple Payを使うなら、還元率1.5%の「DCカード Jizile」がおすすめだ。
リボ払い専用カードだが、これだけの高還元率は珍しく、年会費無料なのもうれしい。
DCカードは電子マネーチャージによるポイントが貯まらないのがネックだが、1.5%の還元率であればあまり気にならないだろう。
リボ払い専用という点は、毎月の返済方法を一括払いに設定にすれば、通常のクレジットカードと同じ感覚で利用できる。
また、DCカードは、銀行系のカードで信頼性も高い。年会費の割引制度などもあるので、利便性が増した今検討してみるのも良いだろう。
最終更新日:2018/10/03