2020年4月1日より、ダイナースクラブカードがApple Payに対応することが発表された。
ダイナースクラブカード、TRUST CLUBカードが対象になっており、全国に約113万台存在するQUICPayの加盟店で利用可能になる。
また、オンラインショップやネット通販でもApple Payを利用でき、外出先でもより手軽にショッピングを楽しめるようになった
国際ブランドの中で唯一電子マネーが利用できなかったダイナースクラブだが、今回Apple Payに対応したことで、利便性の大幅な向上を期待できる。
利用可能店舗がさらに増えて「使いにくい」は解消
ダイナースクラブでは、2019年7月からコンパニオンカードをリリースしている。
これによりMasterCard加盟店でもダイナースクラブカード利用できるようになったのだ。
今回のApple Pay対応により、全国113万台のQUICPay導入店舗でも利用可能になったので、以前のような使いにくさは大幅に解消されている。
コンパニオンカードサービスとは
コンパニオンカードサービスとは、ダイナースクラブカードとは別で国際ブランドマスターカードのクレジットカードを無料で発行してくれるサービス。
ダイナースクラブカード会員は「TRUST CLUB プラチナマスターカード」、ダイナースクラブプレミアムカード会員なら「TRUST CLUB ワールドエリートカード」が無料で付帯する。
また、Mastercard優待特典プログラムも利用できるので、国際線の手荷物無料宅配や有名レストランでの優待も可能。
もちろん、「TRUST CLUB プラチナマスターカード」「TRUST CLUB ワールドエリートカード」の2枚ともApple Payに対応している。
利用可能店舗がかなり拡大される形になるので、積極的に活用していこう。
ApplePayに対応したダイナースカード一覧
今回以下の券種をはじめとしたダイナースクラブが発行するすべての個人カードがApple Payに対応している。
・ダイナースクラブカード
・ダイナースクラブプレミアムカード
・ANAダイナースカード
・その他、提携ダイナースクラブカード
・その他、提携ダイナースクラブプレミアムカード
また、以下の券種はApplePayに対応していない
・ダイナースクラブ コーポレートカード
・ダイナースクラブ コーポレートコンパニオンカード
・ETCカード
ダイナースクラブカードとは
そもそもダイナースクラブカードとは、国際ブランドのダイナースクラブが展開するクレジットカードのこと。
最もスタンダードなカードの種類は、社名と同じ「ダイナースクラブカード」と呼ばれ、年会費は24,200円(税込)に設定されている。
日本初のクレジットカードとしても有名で、信頼性やステータス性が高いのが特徴だ。
他にも、グルメや旅行関連に強いといった魅力があり、最高1億円の海外旅行傷害保険など充実した内容になっている。
また、他のクレジットカードのよに一律の限度額が存在せず、カードユーザーごとに個別の地用可能枠を設定するシステムを採用。
柔軟性に優れたサービスなので、海外出張や高額な買い物をするときにおすすめだ。
しかし、年齢制限が27歳からになっており、学生が最初の1枚として発行することは難しい。
その他サービス内容
ダイナースクラブでは会員限定のイベントを多数開催している。
具体的には、俳優や映像作家を招いてのトークショー、旬の料理を味わう会食会、元旦の初日の出フライトなどさまざま。
さらに、高級料亭の予約代行や会員限定のおもてなしサービスもあるので、食にこだわりたい人にもおすすめのクレジットカードだ。
最終更新日:2020/04/08